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【綺麗な花には】幻想のポイズン16【毒がある】
[949]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/30(金) 00:10:45 ID:??? どうやらアリスらの話によると、このシェスターという青年はかなりの日本フリークらしい。 藍が来るまではパルスィやヤマメの衣装を見て興奮し、妖夢を見てはサムラーイ!と興奮していたというのだ。 シェスター「これは日本のバケツだね!」 キスメ「!!」←><という表情をしている 藍「……それで、実力は?」 妖夢「かなり高いです。 っていうか、高くなければ送り返してるところです」 キスメを持ってご満悦の表情なシェスターを見つつ、藍と妖夢は密かに会話。 妖夢の話によると藍が来るまでの間のテストでシェスターは予想以上の技術を見せていたのだという。 特にドリブルなどは文句の付け所の無いレベルであり、これでより一層中盤は強化されたという話だ。 パルスィ「パルパルパルパル!! 私、アリス、藍、そしてシェスターで中盤を完全に支配! 妖夢としっとマスクで得点し、ヤマメとキスメが守りきる! 素晴らしい……実に素晴らしいわ!!」 シェスター「助っ人として呼ばれたからには、ちゃんと仕事はするつもりさ! 任せてくれ!」 藍「……ふむ。 これはかなり僥倖だな。 来週に開かれるという大会、優勝を狙えるかもしれん」 パルスィ「狙えるかも、じゃないわ! 狙うのよ! ……いいえ、優勝するの!!」 パルパルパルパル!と高らかに声を上げるパルスィ。 それにどこかお調子者の気があるシェスターも同調し、藍とアリスもやれやれと溜息を吐きながら同意。 ヤマメ、キスメの二人ももしかしたら本当に優勝できるかもしれないと手を取って喜び合う中……。 しっとマスク「おのれシェスター……! 貴様のせいでこの世界(チーム的な意味で)の俺(の立ち位置)が破壊されてしまった!」 妖夢(……変な男がまた増えた) 今までハーレム状態だったしっとマスクは一人滝のような涙を流し。 妖夢はこれからまた気疲れをするのだろうな、と溜息を吐くのだった。
[950]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/30(金) 00:11:12 ID:??? 一方それとは同じ頃、紅魔館の地下図書館では紅魔ルナダイヤルズのキャプテン・十六夜咲夜。 そして参謀であるパチュリーに、メンバーの小悪魔、美鈴。 助っ人として呼び出された、三杉淳の面々が揃って次回の大会に備えての会議をしている。 反町が去った後、この館の主であるレミリアにも顔を会わせた三杉。 今でこそ没落してしまったものの、元はお坊ちゃんだった事もあってかそれなりの立ち振る舞いが出来たらしく。 レミリアにはそこそこ気に入られ、正式にこのチームに助っ人として迎えられたのだった。 美鈴「よろしくお願いします、三杉さん」 小悪魔「是非とも次の大会では勝ちましょう」 三杉「ああ、よろしく。 僕としても尽力させて貰うつもりだ」 紅魔館にも、当然ながら竹林カップの開催の知らせは既に届いている。 永遠亭に住む永琳が心臓病を治す鍵を握っていると知っている三杉としては、大会で活躍をし。 永琳に認められ、気に入られようという思いが当然ながらあった。 パチュリー「相手もそれなりに気難しい奴だしね……それなりの働きをして、アピールしなさい」 三杉「勿論だよ」 咲夜「さて、それでは具体的な今後のチーム運用に関しての方策を検討しましょう」 ホワイトボードの前に立ち、マジックペンでルナダイヤルズの主力選手の名前を書いていく咲夜。 このルナダイヤルズの主戦力といえば、当然ながら圧倒的な力を持つパチュリーと咲夜の二人。 しかし、パチュリーは体の関係上ハーフでしか出場が出来ない。 咲夜「問題はどうやって勝ちに行くか。 今まではパチュリー様を後半に温存、或いは前半で点を取り逃げ切りの戦法を使っていましたが……」 パチュリー「三杉の加入で、取れる戦法の幅が増えたわね」
[951]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/30(金) 00:11:24 ID:??? パチュリーと同じくハーフでしか戦えない三杉。 しかし、その実力はパチュリーと咲夜も認める程の逸材である。 三杉「僕が先発をし、後半からはパチュリーさんに任せる。 或いはその逆もまた可能、か」 美鈴「お二人を一緒に投入して、一気に攻めるのも出来ますよね」 パチュリー「スーパーサブは、投入して戦局を変える事が出来るからスーパーサブ。 私達は二枚の切り札を持っているという事よ。 そこで、取る戦術も色々と変わる」 そこまで言うとパチュリーはおもむろに立ち上がり。 咲夜からペンを受け取るとホワイトボードに書かれた主力選手の名前の横に、フォーメーション。 そして、そこに入る人物の名前を書き足していく。 はじめは黙ってみていた一同も思わず息を飲んで驚きの色に顔を染めるが……。 それを見てしてやったりの顔をしながら、パチュリーは言う。 パチュリー「これが恐らく、一番勝率のいい戦術。 戦法よ」 美鈴「で、出来るんですか? これ?」 パチュリー「これから一週間、みっちり特訓をするわ。 美鈴、咲夜。 あなた達の動きが、チームの勝敗にかかっているわよ」 咲夜「はっ……!」 美鈴「が、頑張ります……けど……」 小悪魔(……これ、無茶振りじゃないのかなぁ?)
[952]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/30(金) 00:11:35 ID:??? 所変わって、こちらは守矢神社。 アリスやパチュリーと同じく、外界の助っ人を呼び出した早苗はいち早くその助っ人を神社へと連れ帰り。 自身が仕える神奈子、諏訪子の二柱にお披露目をしていた。 比較的温厚で良識的な助っ人の為、神奈子も諏訪子も快くその助っ人を迎え入れたのだが……。 神奈子「……なあ諏訪子、あれって」 諏訪子「どう見ても外国人です。本当にありがとうございました」 そう、早苗が連れ帰った人物は頭も金で眉も金。 何故か爪楊枝を銜えているものの、どこからどう見ても外国人にしか見えない老け顔の少年だったのだ。 しかし、少年はそれを指摘すると怒り狂い、「わしは西尾じゃ!」と叫ぶのである。 神奈子「どうしてこうなった! 早苗は元に戻ったのに、どうしてこうなった!?」 諏訪子「もしかしたら召喚の時のショックで変になっちゃったのかも……。 でも、いいじゃない。 ほら、割と性格とかは普通だしさ……」 神奈子「実力も高いからね……まあ、いいか……。 うん……」 その一点だけに目を瞑れば、性格面でもサッカーの技術面でも申し分ない助っ人。 少々荒っぽい面もあるが、根は悪くない人物だ。 まあ仕方ないかと溜息を吐く二柱を余所に、西尾?は早苗の作った夕食を食べている。 西尾?「美味いのう! やっぱり日本人は米に味噌汁、そして煮物じゃ!」 諏訪子(……突っ込んじゃ駄目だ!) 西尾?「本当に早苗さんはゲルm……大和撫子じゃのう!」 神奈子(ゲルマンって言いそうになった! ゲルマンって絶対言いそうになった!!) ある意味最大の爆弾を抱えつつ、こうして守矢神社の夜は更けていく。
[953]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/30(金) 00:11:47 ID:??? そしてこちらは地霊殿。 外界からの助っ人を特に要請していなかった地霊アンダーグラウンドは、次の大会に備えて黙々と練習に励んでいた。 以前の大会では、まだ無名に近かったオータムスカイズに辛酸を舐めさせられた一同。 特に幻想郷トップクラスキーパーとして名を馳せていたさとりは、4失点という屈辱を喫してしまった。 さとり「お空、もう一本です! どんどん撃ってきなさい!」 お空「うにゅ……さとり様、ぼろぼろですよ? もうやめましょうよ」 さとり「この程度で投げ出しては、鬼や隙間妖怪の笑いものです! さぁ、早くしなさい!」 お空「うにゅ……わかりましたよ!」 強力なお空のパワーシュートを受けて、吹き飛ばされながらもセービングの練習に励むさとり。 1vs1、PKでは圧倒的な力を持つものの、セービングだけは身体能力の関係で弱かった。 しかし、この特訓でさとりはややセービングの技術も向上させる事に成功している。 さとり(問題は、パワーシュート……。 あれを止められなければ、私はこの先笑われる事になるでしょう) 素のセービング能力だけでなく、さとりセービングを使った時のパワーシュートの弱さ。 それを克服しなければ、さとりは弱点を克服したという事にならない。 地獄の炎が照らす中、お空との特訓で果たしてさとりは強靭な肉体を持つ事が出来たのか……。 先着1名様で、 復讐に燃えるさとりん→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→さとり「100%中の、100%!!」 なんだかモリモリと筋肉がついてしまった!? ダイヤ→パワーシュートの弱点を完全に克服! さとりセービングに死角無し! ハート→パワーシュートの弱点を若干克服! まだ不安は残るが改善された! スペード→効果が無かった! 先天的な肉体の弱さは一朝一夕では意味が無い… クラブ→無茶で怪我をしてしまった! なんという事でしょう……
[954]森崎名無しさん:2009/10/30(金) 00:15:15 ID:??? 復讐に燃えるさとりん→ スペード8
[955]森崎名無しさん:2009/10/30(金) 00:15:36 ID:??? だめかー…
[956]森崎名無しさん:2009/10/30(金) 00:17:18 ID:??? ダイヤだったらかなり面白くなったのになあ・・・
[957]森崎名無しさん:2009/10/30(金) 00:20:35 ID:??? か弱いとか弱点あると面白いしこれはこれでいい。 またカード引けるしな
[958]森崎名無しさん:2009/10/30(金) 00:21:23 ID:??? ダメだw西尾?を見てると早苗がいつまた常識を捨ててもおかしくないように思えてきたw
[959]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/10/30(金) 00:27:27 ID:??? >復讐に燃えるさとりん→ スペード8 =効果が無かった! 先天的な肉体の弱さは一朝一夕では意味が無い… ============================================================================================== 元々虚弱っぷりではパチュリーとも並ぶほどのさとり。 一朝一夕の特訓では筋肉がつくはずもなく、お空のシュートに散々吹き飛ばされても効果はまるで無い。 悔しそうに歯噛みをするさとりだったが、これ以上の無茶は体を壊すだけだと判断をすると。 キーパーグローブを外し、服についた汚れを払ってお空を呼んで地霊殿へと戻ろうとするが……。 勇儀「おーい、ちょいと待っておくれ」 さとり「? 勇儀……?」 地底に住む元山の四天王、星熊勇儀が手を振りながら駆け寄ってきた。 知らない仲ではない為、さとりは立ち止まって勇儀が近づいてくるのを待つ。 片手に杯を乗せながら疾走し、しかし一度も中身を零さないで勇儀はさとりの傍へと寄ると息切れ一つせずに、その口を開いた。 勇儀「すまんね、帰るとこだったのに。 実は折り入って話があってね」 さとり「ふむ……ああ、なるほど。 そういう事ですか」 勇儀「あー……説明の手間が省けるってのは楽だねぇ」 勇儀が用件を話そうとする直前、さとりはそれを制して勇儀の心を読み用件を知る。 静かに頷くさとりを見て勇儀は感心する一方で、何が何だかわからないお空は頭に?を浮かべるだけだ。 お空「うにゅ! さとり様、鬼さんの用件って何なんですか?」 さとり「ええ、それはですね……」
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0ch BBS 2007-01-24