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【外来人の】幻想のポイズン17【バーゲンセールだな】
[294]森崎名無しさん:2009/11/01(日) 19:52:25 ID:??? 反町のお願い→ ハート7 (カードの数値)+(格LV強豪+8)= 俺は全ての破壊者…てゐの悪意も破壊する!
[295]森崎名無しさん:2009/11/01(日) 19:52:27 ID:??? 反町のお願い→ ダイヤ3 (カードの数値)+(格LV強豪+8)=
[296]森崎名無しさん:2009/11/01(日) 19:54:39 ID:??? 静葉のお願い→ ハートQ (カードの数値)+(格LV強豪+8)+(静かな微笑+3)=
[297]森崎名無しさん:2009/11/01(日) 19:57:34 ID:??? ???の反応→ ダイヤ10 (カードの数値)+(格LV中堅+6)+(永遠亭所属+3)+(妹紅は敵+4)+(100円-1)=
[298]森崎名無しさん:2009/11/01(日) 20:02:34 ID:??? Qさん…お前って奴は本当に頼りになるぜ…!
[299]森崎名無しさん:2009/11/01(日) 20:03:55 ID:??? もうこのスレの覚醒はKでなくQにするべきだと思うんだ
[300]森崎名無しさん:2009/11/01(日) 20:05:00 ID:??? 静葉さんから後光がさしておる……!
[301]森崎名無しさん:2009/11/01(日) 20:30:03 ID:??? 静葉さんにQがあわさり最強に見える
[302]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/11/01(日) 20:41:33 ID:??? >反町のお願い→ ハート7 (カードの数値)+(格LV強豪+8)=15 >静葉のお願い→ ハートQ (カードの数値)+(格LV強豪+8)+(静かな微笑+3)=23 >???の反応→ ダイヤ10 (カードの数値)+(格LV中堅+6)+(永遠亭所属+3)+(妹紅は敵+4)+(100円-1)=22 >≧0→ちゃんと妹紅の家まで連れて行ってくれた! ============================================================================================== ウサミミ少女が文字通り脱兎の如く駆け出して数分。 思いのほかすばしっこい少女を追いかけるのはただでさえ土地勘が無い場所なだけにかなり辛い。 そろそろ限界だと思わず走るのを止めた反町と静葉は、しばらくその場で立ち尽くして呼吸を整える。 もうウサミミの少女はどこかへと消えうせてしまっていた。 反町「くそっ……騙されたのか?」 静葉「やっぱり噂は本当だったのかしら……。 ……因幡てゐちゃん、嘘吐き兎って呼ばれてるのだけど」 反町「嘘吐き兎?」 思わず問いかけると、静葉はこくりと頷き説明。 静葉によると、この竹林には時折ピンクのワンピース姿の少女が顔を出し。 迷って入り込んだ人間達に賽銭を要求したり罠をかけたりして騙しているというのだ。 静葉「噂が本当かどうかわからなかったから、あえて何も言わなかったのだけど……」 反町(まんまと騙されたって事か……ん?) 悔しそうに歯噛みをし、辺りを見回す反町。 しかし、その時――不意に視界に一件の古びれた小さな小屋を発見した。 思わず静葉を呼んでそちらへと駆け寄ってみると、なんとその小屋には「藤原」という表札がかかっている。 もしかして、と思いながらノックをすれば……。 妹紅「はいはい……っと。 ありゃ? こりゃ珍しいお客さんだ。 いらっしゃい」 反町「も、妹紅さん……」
[303]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/11/01(日) 20:42:47 ID:??? 案の定、妹紅がめんどくさそうにポケットに手を突っ込んだまま扉を開けて出てきた。 珍しい客人に内心驚く妹紅を尻目に、静葉と反町は顔を見合わせて同じ疑問を持つ。 まさかあの少女――因幡てゐが逃げた方向に、たまたま妹紅の家があったという訳でもあるまい。 この広い竹林、適当に走って妹紅の家にたどり着くなど確率的に考えてもありえない話だ。 だとするならば、やはりあの因幡てゐが自分達をここまで導いてくれたのだとしか考えられない。 反町(……やっぱり、いい奴なのか? よくわからないな……) 静葉(そういえば、騙したりはしてもその人を結局外に送り返したりはしてたのよね……。 ……悪い子じゃ、無いのかも) 妹紅「あー……。 考え事してるとこ悪いけど、とりあえず中入りなよ。 何も出せないけど」 反町「あ、はい。 それじゃあ、お邪魔します」 考え込んでいた反町達を促し、家の中へと招き入れる妹紅。 慌てて反町と静葉は妹紅の家へ入り、扉が閉じられると同時に……。 てゐ「あーあー……こんなつもりじゃなかったんだけどなぁ」 ガサリ、と音を立てて近くの茂みから現れたのは、反町達をここまで導いた幸運の白兎――因幡てゐである。 本来ならば永遠亭と敵対関係にある妹紅と強力なチームとを会わせるなど、したくはない。 したくはないが……しかし、賽銭を貰い、自分を姿を見られたからには反町達を"幸運"にしなければならない。 てゐ「やってやらなきゃ幸運の白兎の名が廃るってね。 ……はぁ、ま、後の事は知んないよ。 交渉が決裂してくれるのが楽なんだけどね」 だけど多分無理だろうなぁ、と口の中で呟きつつ。 近くにあった石ころを蹴り飛ばし、てゐは自身の住まう永遠亭へと帰っていくのだった。
[304]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/11/01(日) 20:44:06 ID:??? 一方、妹紅の家の内部へと入った反町と静葉は小さな囲炉裏を囲んで妹紅と対面をしていた。 どうやらこの小屋はかなり古くなっているらしく、床を踏むたびにぎしぎしと音が鳴り。 天井の隅には蜘蛛の巣、見れば囲んでいる囲炉裏もかなりガタがきている様子だ。 少し欠けた湯飲みの中の茶を飲みつつ、観察をしていた反町だったが……。 流石にあまり見すぎても失礼だろうと思い、足を正座に直すと早速本題に取り掛かった。 妹紅「それで、用事はなんだい? コーチ?」 反町「いえ……実は、妹紅さんに俺達のチームに入って欲しいんです」 妹紅「……私がかい?」 明日は暇だしコーチはいけそうだな、と考えていた妹紅。 しかし、それを遮り反町は妹紅にオータムスカイズに入って欲しいと単刀直入に告げ。 これに静葉も笑みを浮かべながら、お願いしますと頭を下げる。 対して、オータムスカイズに入って欲しいと懇願された妹紅は当初はきょとんとしていたが……。 すぐに破顔すると、よしきたと頷き口を開く。 妹紅「願っても無い! こっちも、永遠亭とやりあうチームを探してたんだ。 慧音ら人里の連中は今度はあっちと組むみたいだしね。 最初に助っ人を頼みに来たとこの世話になろうと決めてたんだよ。 お前んトコに参加させて貰うってんなら、これ以上は無い」 反町「え?」 任せておきな、と笑みを浮かべ打倒永遠亭に燃える妹紅。 しかし、彼女の口ぶりではあくまで「助っ人」としてオータムスカイズに参加をしようと考えているらしく。 正式に加入してくれと言われた事には気づいていない様子だった。
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0ch BBS 2007-01-24