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【高頭を】TSUBASA DUNK12【解雇する】
[888]TSUBASA DUNK:2010/03/02(火) 21:20:33 ID:BYkE80NY ドルジ「ちっ……好きにしな」 抵抗することを止め、棒立ちになる。ヤンキーたちはチャンスとばかりに距離を詰めてくる。 ヤンキーA「ちょっと痛いけど、目をつぶっていればすぐに終わるからな」 ヤンキーB「なんか言い方がいやらしいな」 ヤンキーC「ケケケッ」 畑山「さっさとやっちまえよ。あと、最後の一発は俺に殴らせろよ」 ドルジ「クズが」 ヤンキーAが拳を握り、腕を振り上げる。その時…… ??「こらァ!!そこで何をやってる!?」 大きな体をした男が2人やってくる。カメラのフラッシュを不審に思ったのだろう。 ヤンキーA「ゲッ、あいつらは……」 ヤンキーB「ちっ、逃げるぞ」 ヤンキーたちは慌ててその場を去る。 畑山「お、おい!なんだってんだよ!?どこに行くんだよ……ちっ!!」 悔しそうにドルジを睨みつけながら、ヤンキーたちを追いかけて畑山も走っていく。 ??「なんだ、あいつら?」
[889]TSUBASA DUNK:2010/03/02(火) 21:22:24 ID:BYkE80NY ??「おい、大丈夫か?」 ドルジ「あ、ああ。アンタらは?」 ??「俺か?俺はバスケ部の高砂だ。コイツは牧。ランニング中にこっちで何か光ったんでな。 気になってちょっと様子を見にきたんだ」 ドルジ「バスケ部……監督さんですか?」 高砂「部員だ!俺もコイツも2年だよ!!」 牧「老け顔は大変だな、高砂」 高砂「お前も同類だぞ、きっと。な、キミもそう思ってるんだろ?」 牧「いや、俺は普通に部員に見えるだろ。お前だけだよ。な、キミもそう思ってるんだろ?」 ゴツイ体で老け顔の2人組がそんなことで詰め寄ってくる姿に思わずドルジは吹き出す。 ドルジ「プッ……アハハッ!!」 高砂と牧もそれを見て笑い出す。 高砂・牧「「はははっ」」 ドルジ(日本にきてからこんなに笑ったのは初めてかもしれないな。ちょっと変だけど面白い 人たちだ) 高砂「俺はバスケ部の高砂。キミは相撲部のドルジだろ?何か困ったことがあったらバスケ部を 訪ねるといい。俺もコイツも校内じゃ顔が利く方だからな」
[890]TSUBASA DUNK:2010/03/02(火) 21:23:33 ID:BYkE80NY そう言って高砂と牧はその場から走っていった。 ドルジ「バスケ部の……高砂さんと牧さんか」 それからドルジは相撲部の練習を行っている道場に行き、退部届を提出した。 主将「お、おい!どういうことだ!?なんでいきなり!?」 主将が慌てて訳を聞こうとするがドルジは「もう決めたことですから」の一点張りで他に何も 言わない。 主将「……決意は固いようだな。仕方あるまい。だが、相撲部はいつでもお前の帰りを待って いるからな」 ドルジ「スンマセンした!!(そして、今までありがとうございました!!)」 *** 今日はここまでです。
[891]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 21:54:04 ID:??? ええはなしや(´;ω;`)ブワッ 続きがたのしみ
[892]TSUBASA DUNK:2010/03/03(水) 22:25:12 ID:y99QgOP+ >>891 ありがとうございます! 今日はちょっと色々あって更新を休もうかと思いましたが、その言葉で頑張れました!! どうかご期待に応えられますように…… *** 次の日、ドルジは自分がされたことと同じ方法で畑山を呼び出す。 ドルジ「えっと、2年のやく……ん?なんだ、『やく』って違うだろう。畠山だ!」 しかし、2年生用の昇降口の下駄箱に『畠山』という下駄箱はない。 ドルジ「あ、畑山だ!間違っちゃったよ、てへっ☆」 畑山の下駄箱に『放課後、第2体育館にてスクープ事件が発生する模様』と書いた便箋の入った 封筒を入れる。 ドルジ「こういう手口をする奴は自分がされるとは思っていないらしいから引っかかるだろう」 ちなみに第2体育館という場所に理由はない。強いて理由を挙げるなら、広い校内でドルジが 校門から昇降口に歩いていく途中にある建物だったことだろう。
[893]TSUBASA DUNK:2010/03/03(水) 22:27:02 ID:y99QgOP+ その日の夕方…… 畑山「さぁて、どんなスクープが待っているやら?」 畑山は昨日のドルジと同じように楽しげなステップで指定された場所に向かう。 ダムダム…… 第2体育館ではどこかの運動部が練習を始めたようだ。キョロキョロとスクープの種を待つ 畑山の後ろからドルジが声をかける。 ドルジ「待たせたな」 畑山「お、お前は!?」 ドルジ「今まで随分、好き勝手やってくれたな。俺だけならまだしも、相撲部やサッカー部に 迷惑をかけたことは許せない。いや、それも漫研としての最低限のルールを守っていた内は よかった。だが、昨日のお前は自分自身のルールさえ失った」 畑山「な、何を言っているんだ?俺自身のルールってなんだよ!?」 自分を見つめるドルジの冷たい目に、畑山の足はすくんで動かない。 ドルジ「漫研のお前が昨日はカメラを使っただろう?」 畑山「そ、そんなことで!?」 ドルジ「相撲にだって禁じ手ってのがある。どんなスポーツにだって反則がある。お前の新聞も そうだと思っていた。だからこそ許してきたが……もう勘弁できない」
[894]TSUBASA DUNK:2010/03/03(水) 22:28:04 ID:y99QgOP+ 畑山「だからって、俺を殴っていいと思ってるのか?お前は相撲部員だろ?俺が口外したら お前だけじゃなく、相撲部も大会に出場できなくなるんだぞ!?」 ドルジ「相撲部なら辞めてきた」 畑山「!?」 ドルジ「サッカー部にも金輪際、近づくつもりはない」 畑山「そこまで!?」 ドルジ「停学も覚悟の上だ。初めての暴力沙汰だ。2〜3週間で済むだろう」 畑山(く、くそっ!逃げ道は……どこか逃げ道はないか?) ガクガク震えて動かない足をなんとか立たせたまま、視線で助けてくれそうな人を探す。 ダムダム…… 畑山(そうだ、体育館ではどこかの部活が練習しているはず!) 体育館から響いてくる音に一筋の光明を見つける。 畑山「た、助けてくれ!!」 ドルジ「ちっ、黙れ!どこまでも腐った奴め!!」 口を塞ごうと、慌てて距離を詰めるドルジ。しかし、体育館から数名の生徒が出てくる。 部員A「おい、どうした!?」 部員B「喧嘩か?」
[895]TSUBASA DUNK:2010/03/03(水) 22:29:25 ID:y99QgOP+ 畑山「違う!喧嘩じゃないんだ……コイツが!!」 ??「お前らは練習に戻れ!ここは俺が預かる!!」 体育館裏に出てきた部員たちの後方から声が聞こえる。声に促されるまま、部員たちは体育館に 引き返していく。 畑山「え!?あれ!?」 ??「フッ。2日続けて会うとは、お前らとは何かあるとしか思えんな」 ドルジ「……確か、高砂さん?」 そこにいたのはバスケ部の高砂だった。 高砂「悪いが、話は一部始終聞かせてもらった。だが、どんな覚悟があろうが一方的に殴るのは 正義とは言えんぞ」 ドルジ「でも!」 畑山「(よし、この人は俺の味方だ!)そ、そうですよね!!」 ドルジ「くっ!!」 高砂「ここはタイマンで勝負といこうじゃないか」 畑山「そうだ!タイマンだ!!……えっ!?えええええええええっ!?」 ドルジ「えっ!?」 高砂はドルジにだけ見えるようにウインクしてみせる。とても不器用でカッコいいウインクでは なかったが、ドルジにはそれがとてもまぶしかった。
[896]TSUBASA DUNK:2010/03/03(水) 22:30:49 ID:y99QgOP+ 高砂「どちらが勝ってもやり過ぎないよう、俺が立ち会ってやる。部活にも早く戻りたいんで さっさと始めろ」 ドルジ「さあ、覚悟はいいな(ニヤリッ)」 ドルジは相撲が始まる時のように腰をずっしりと下ろす。 畑山「ち、ちくしょう!俺だって格闘技(漫画)をかじったことがあるんだ!!やってやらぁ!!」 先着2名で ドルジの戦闘力→ !card+30 畠山の戦闘力→ !card+16 と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。 (ドルジ)−(畑山)が…… ≧1→ドルジが畑山を一発で倒す!! 0→なんと、互角の戦い!! ≦−1→まさかの畑山勝利!? 【補足・補正】 畑山のマークがダイヤの時、「ペンは剣よりも強し」が発動し数値に+0されます。 畑山のマークがハートの時、「漫画殺法」が発動し数値に+0されます。 畑山のマークがスペードの時、「スクリーントーン乱舞」が発動し数値に+0されます。 畑山のマークがクラブの時、「ジャンピング土下座」が発動し数値に+0されます。
[897]森崎名無しさん:2010/03/03(水) 22:31:35 ID:??? ドルジの戦闘力→ ハート2 +30
[898]森崎名無しさん:2010/03/03(水) 22:35:15 ID:??? 畠山の戦闘力→ ダイヤA +16
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0ch BBS 2007-01-24