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【狂気天才】キャプテン霧雨33【忍者大祭】
[446]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/11/06(金) 17:30:44 ID:??? 射命丸「……怒涛の追い上げでしたねぇ」 幽々子「ええ。勝てる気がしないわねぇ」 ベンチでお茶を飲みつつ、観戦していた2人は感心したように溜息をつく。 他のメンバーたちは、結果を見て呆然としていた。 それもそうだろう。ここまでの劣勢で同点に追いつくとは、誰が予想できようか。 鈴仙「あばばばば、師匠たち相手に同点なんて……すっげぇ…」 神奈子「……ふぅ、長生きしてる割に見る目がなかったってとこかねぇ…」 空「ほげー」 チルノ「ほげー」 射命丸「んー、しかし金木の動きはすごかったですねぇ。まるでどこぞの天才さんが乗り移ったみたいでしたよ」 幽々子「(6点、か。やっぱりテニヌでもエースなだけはあるわねぇ)」
[447]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/11/06(金) 17:31:49 ID:??? フラン「あーっ、試合終わっちゃった……」 神綺「……がっくし」 肩を落とす他のFW2人とは対照的に、幽香は悠然と立ったまま。 同点に湧く魔理沙たちを興味深そうに眺めている。 幽香「負け、ね。……やるじゃない」 永琳「………あなた、楽しそうね。てっきり、怒り出すかと思ったけど」 幽香「とても楽しいわよ。素晴らしい思い出を頂けたのだから、当然じゃない? 私はああいった強さは欲しいとは思わないけれど……それでも、嫌いじゃないわ」 薄く笑って、幽香はどこかへ歩いていく。 恐らくは紫と花壇の話をしに行くのだろう。 永琳「……あら?」 パチュリー「むきゅー…やられっぱなしは性に合わないわ。これは特訓が必要ね…!」 永琳「あらら、こっちのほうが対抗心燃やしてるとはね」
[448]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/11/06(金) 17:32:58 ID:??? 魔理沙「同点だーーーーーーッ!!」 (6)柴田「イヤッホーーーーーッ!!」 (13)岡山「やったーーーーっ!」 松山「やったよ……!やったよ!!」 三杉「……はは、信じられないよ。彼女たち相手に……」 (1)美味「あーほんとすまねぇみんな…でもありがとう!!」 同点でも、追いついた。そのことで大いに盛り上がる現世メンバーたち。 誰の表情にも喜びが満ち溢れている。吉良も瀬田もベンチから立ち上がり、混ざる。 (7)金木「俺たちの最後の試合……悔いなんて、残らないな」 魔理沙「当たり前だバカ!悔いなんか残してたまるか!!」 (4)藤木「ったく、妬けちまうぜ。あーんなにヒーローっぽく決められるとよ!」 吉良「まさに疾風怒濤じゃったな!」 (11)田中「僕たちでも、やれたんですね!」
[449]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/11/06(金) 17:34:10 ID:??? 魔理沙「ん、よし。みんなきけ」 一通りの騒ぎの後、魔理沙が改まって全員に向かって声をかける。 この場でさすがに更に騒ぐものもなく、無言で話に耳を傾けている。 魔理沙「……これからは…それぞれ、別のチームに行ったり、バラバラになる」 (7)金木「(ジュニアユース、か)」 (6)柴田「(やれるだけは、やってみっかなぁ)」 (4)藤木「(………答えは決まったぜ。俺は、まだ特訓しねぇと)」 (11)田中「(そうだ。同点にできたんだ。やらないで、諦められない!)」 (13)岡山「(衆院……お前のお陰で俺、ここまでやれたよ…)」 三杉「(今のままの僕じゃ…か。でも、後ろ向きになる時間なんて、ないんだ)」 松山「(魔理沙さんが敵でも…ううん、相手でも大丈夫。戦える…!)」 (12)馬宮「(……へっ、なーにらしくないことを言おうとしてんだか)」 (2)浅海「(俺は……)」 (3)三原「(僕の最後のサッカー…かも。だったら、こう綺麗に終わってよかったのかな)」 (1)美味「(………負けられねぇ。俺は、絶対にサッカーを続ける!)」 (24)瀬田「(寂しいですけれど、坊ちゃまたちの成長が見れてよかった…ですね)」 吉良「(虚仮の一念……か。最後にいい物を見せてもらったのう)」
[450]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/11/06(金) 17:35:10 ID:??? それぞれ、無言で。 これからに思いを馳せていく。 魔理沙「だから最後に、この最後の試合の終わりに言っておくぜ。 大会で優勝できたのは、お前たちのお陰だ!……本当にありがとうな」 魔理沙が現世チームに向けて、頭を下げた。 およそ頭を下げるとは思えない、このキャプテンが。 (7)金木「………はは、魔理沙らしくないな」 松山「あはは、確かにそうかも」 魔理沙「…あーもう、らしくなくて悪かったな!ありがとうな、バカ野郎ども!!」 (6)柴田「バカとはなんだ、バカとわー!!!」 (12)馬宮「そうだぜ!バカって言われる筋合いねーよ!!」 魔理沙「おまえら、うっせーよ!!」 ふざけ合い、騒ぎ声が巻き起こる。そのまま日が暮れるまで。 彼らと魔理沙の笑い声が途絶えることがなかったという……… ―――全国中学大会編 完―――
[451]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/11/06(金) 17:36:11 ID:??? 紫「…と、お疲れのところ悪いんだけれど」 魔理沙「なんだよー、疲れてて超眠いんだけど」 その夜。寝ようとスキマ空間に入った魔理沙を、紫が出迎える。 彼女の態度はいつもとは違って、どこか真剣なものを感じさせた。 眠いし疲れていたが、魔理沙は紫に言われる通りに座布団に座る。 魔理沙「…で、何の話なんだ?」 紫「実は……ちょっと、幻想郷でよくわからないサッカー大会が開かれそうなのよ」 魔理沙「よくわからない?サッカーはサッカーじゃないのか?」 その疑問ももっともと、紫は彼女にしては丁寧に説明を始める。 紫が説明したところによると、その大会の参加資格はサッカーボールであるのだという。 参加選手の分だけサッカーボールを渡すことによって、参加資格を得られるらしい。 魔理沙「そりゃ変な話だな」 紫「変なのはそれだけじゃないわ。賞品がサッカーボールとは比べ物にならない宝物ばかりなのよ。 なぜ、そうして宝を投げ打ってまでサッカー大会を開きたいのか」 魔理沙「………それほどサッカーが好きなんじゃないか?」
[452]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/11/06(金) 17:37:14 ID:??? 紫「……それだと、参加資格にサッカーボールが必要な理由が不明だわ。 普通に換金してボールを買ったほうが遥かに手安よ」 魔理沙「そう言われれば……そうかもな。んで、その大会に…」 紫「ええ、参加して欲しいのよ」 断ろうか、とも思うものの、魔理沙は紫にかなり借りがある。 さっさと返しておくのもそう悪くないだろう。 このスキマ妖怪相手にいつまでも借りがあるのはどこか恐ろしくもある。 魔理沙「わかった。それで、幻想郷に戻ればいいんだな?」 やれやれと返答した魔理沙に、彼女らしくもなくおずおずと紫が返答する。 紫「……実はその大会、今日が決勝戦だったのよ…」 魔理沙「はああああああッ!?どうしろってんだぁ!」 紫「…これから5日前……つまり大会開始の1日前に戻ってもらうわ。 そこでエントリーを済ませて、大会に参加して欲しいの」 魔理沙「(……タイムスリップか…)」
[453]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/11/06(金) 17:38:20 ID:??? 紫「で、適当にあなたの方から随行者を……」 ―話は聞かせてもらった!! 豊姫「人類は滅亡する!! ……はともかく、私と依姫も参加するわよ!」 依姫「私たちでよければ是非に」 スキマ空間を引き裂き、綿月姉妹が突然現れる。 さすがの紫も驚いた様子で、一言も発せず動向を見守るだけだ。 魔理沙「いやいやいや、ちょっと待てお前ら。何でここにいる?」 依姫「八意様が、魔理沙がどこにいるかわからないから探して来い、と。 それでお姉様が」 豊姫「…これもちょっとした次元連結システムの応用っ!」 Vサインして朗らかな笑みを浮かべる豊姫。 さすがの紫も呆れた様子で、一言も発せず動向を見守るだけだ。 魔理沙「(……何でもアリだな。…まいっか。前の幻想郷のレベルだったら私で無双できるし。 こいつらの育成に丁度いいかも)」
[454]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/11/06(金) 17:39:28 ID:??? 紫「……この2人でいいの?」 魔理沙「本人たちがいいって言ってるし…」 依姫も豊姫の発言に文句をつけなかったことを見ると、了承しているようだ。 ならば別に断る理由もない。 豊姫「八意様にはそこの妖怪から連絡よろしく」 紫「………まぁいいけれど。ところで魔理沙。一気に過去まで飛ばせるのは… そうね。あなたを含めて4人。だから、後1人助っ人に連れてこれるけれど、どうする?」 魔理沙「え、うん……?あ、そうだな……」 A 助っ人を連れて行く ※残留組の中から誰を連れて行くか選んでください 輝夜・永琳・鈴仙・チルノ・空・大妖精・フラン・早苗・諏訪子・幽々子 B 3人で充分。誰も連れて行かない 現魔理沙ガッツ 850/850 *先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[455]森崎名無しさん:2009/11/06(金) 17:42:56 ID:kG4ZnOxQ A 輝夜
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0ch BBS 2007-01-24