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【ハーレムルート】小田Jr.の野望3【まっしぐら】
[763]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 10:38:58 ID:CtH5E7FQ E.神殿の裏側へ駆けた。 早朝からの雨は未だやむ気配はなく、それはつい先ほどまでは猛の心を映しだしているようだった。 しかし、今の猛の心には一筋の光明が射しておりそれが彼に最後の希望だった。 小(この道をまわれば…) 長時間走り回ったことで疲労はピークに達し、雨は体力を極限まで奪う。本来雨は春菜姫や秋津姫の小瓶 の効果でジュニアにとってそこまで驚異ではないはずなのだが今はそのどちらも不安定で その加護を得ることが出来ない。 …そして神殿の裏側にまわると… 小「何も…ない…」 それは小田にとって絶望すべき状況だった。神殿の背後は大きな岩山になっておりそこを神域の最後だと 証明するが如く、今まで無かった植物…といっても苔だが…それが岩を覆っていた。 神殿の方には不思議なことに本殿に続く勝手口がついており、そこから中にはいることが出来そうだった。
[764]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 10:39:59 ID:CtH5E7FQ 小(………) 小田はただ呆然と立ちつくす… 知力判定!→知力7+(自失ペナ−2)+!card お一人様で!cardのスペースを抜いてコピペってください。 合計値が14以上 あることに気づく! 合計値が13以下 何も気づかない…が…! となります。
[765]森崎名無しさん:2009/11/16(月) 10:42:29 ID:??? 知力判定!→知力7+(自失ペナ−2)+ スペード10
[766]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 10:54:58 ID:CtH5E7FQ 知力判定!→知力7+(自失ペナ−2)+スペード10=15 合計値が14以上 あることに気づく! 小田がとぼとぼと本殿裏の勝手口(?)に向かおうとするとある違和感に気づく。 小(岩山の動きがおかしい…) 人間が歩くと目の位置も移動するため逆に静止しているものが見かけ上動く。 そしてそれは対象物からの距離によって誤差が起き…例えば夜中の月は草原を走る狐を何処までも 追いかけてくるように…それが二次元でしかものを見ることが出来ない人間の両眼を、 擬似的に三次元に見せる機能のひとつなのだが…その機能により、小田は奥の岩と手前の岩山の動きが おかしいことに気づいた。 小(もう少し調べよう…) 小田は自失状態ながらそれが自らの義務のように歩き出す。 現在時間カウンター 『8』
[767]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 11:07:29 ID:CtH5E7FQ 小田が岩山に近づき一歩一歩踏みしめて歩くと、それが目の錯覚を利用しただまし絵だと気づく。 それは大自然の巧妙な計算によりジュニアのいた位置から隠蔽されており、もしジュニアが 神域からではなく、その他の位置からここを見ることが出来ればそれはあっけなく 見つけることが出来たであろう。 小(あのイノシシ…もしかしてこれを隠す為…なのか?) それがたんなる被害妄想なのか、それとも直感がもたらした正解なのかは誰にもわからない。しかし あのイノシシの為にこのトリックを見破るきっかけが失われたこともたしかであり、もし今 これを見つけなかったら…と思うと何故かジュニアに悪寒が走る… …そう、いまジュニアの目の前には石窟が小さな口を開けている。 小(さて、それじゃこれからの移動先は二つ、本殿に入るか、この石窟にはいるか…それとも表に戻るか。) どうする? A.石窟にはいる。 B.本殿に入る。 C.表の拝殿に戻る。 先に1票入ったものを選択します。 現在時間カウンター 『8』
[768]森崎名無しさん:2009/11/16(月) 11:11:04 ID:yihXQSp+ A
[769]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 12:32:54 ID:CtH5E7FQ A.石窟にはいる。 小田は炎に寄せ付けられる羽虫のようにその石窟に吸い寄せられる…その入り口は狭く小学生の小田でさえ しゃがまなければ入れなかったが、その内部は思いの外広く、立ち上がって尚余裕がある。そしてその内部は 暗いのだが、その奥は僅かに青く光っており小田はリュックに入れた防水仕様のの懐中電灯をつけることなく その場へと歩みを進める。 小(ここは…石窟じゃなくて石室だな?教科書の石舞台古墳…あれの中みたいだ…) 小田はそんな印象を思いながら不思議な文様を刻む壁…それに時折青白い光が走るのだが…そんな不思議な 光景に驚嘆する事無く…正確にはもう驚嘆するだけの元気もなく…ただティルを探し求めた。
[770]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 12:34:13 ID:CtH5E7FQ そんな小田のじりじりと焦る気持ちが爆発しそうになるころ、ふと空間が広がる。そして… そして…→!card お一人様で!cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤ 沢山の妖精達が輪になって踊っていた。 ハート ティルがつまらなさそうに石棺の上に座っていた。 スペード ティルが息も絶え絶え、石棺に横たわっていた。 クラブ 不思議な青白い光が虚空に浮かんでいた。 となります。 現在時間カウンター 『8.5』
[771]森崎名無しさん:2009/11/16(月) 13:02:10 ID:??? そして…→ スペード6
[772]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 13:32:18 ID:CtH5E7FQ そして…→スペード6 ジュニアが見たものは石棺の上に横たわる妖精だった。 小(!!!) ジュニアは声にならない声を叫ぶと全身の疲れを無視し猛然と駆ける!たどり着くまでのほんの僅かな 秒数も猛にとっては無限に思える時間だったが、実際時間は小田にも等しく過ぎ去りついに小田は ティル・ニー・ノグを見つけ、助け出すことに成功する! 小「お、おいティル!大丈夫か!」 小田は出来るだけ優しく抱き起こすと両手で眼前にティルを持っていく。 ティル「……マ…スタ…ァ?」 ティルは僅かに身じろぎすると黒目がちな瞳をほんの少し開けジュニアに悲しげな笑い顔を見せる。 小「しゃ、しゃべるな。今力を…!」
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0ch BBS 2007-01-24