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【ハーレムルート】小田Jr.の野望3【まっしぐら】
[768]森崎名無しさん:2009/11/16(月) 11:11:04 ID:yihXQSp+ A
[769]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 12:32:54 ID:CtH5E7FQ A.石窟にはいる。 小田は炎に寄せ付けられる羽虫のようにその石窟に吸い寄せられる…その入り口は狭く小学生の小田でさえ しゃがまなければ入れなかったが、その内部は思いの外広く、立ち上がって尚余裕がある。そしてその内部は 暗いのだが、その奥は僅かに青く光っており小田はリュックに入れた防水仕様のの懐中電灯をつけることなく その場へと歩みを進める。 小(ここは…石窟じゃなくて石室だな?教科書の石舞台古墳…あれの中みたいだ…) 小田はそんな印象を思いながら不思議な文様を刻む壁…それに時折青白い光が走るのだが…そんな不思議な 光景に驚嘆する事無く…正確にはもう驚嘆するだけの元気もなく…ただティルを探し求めた。
[770]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 12:34:13 ID:CtH5E7FQ そんな小田のじりじりと焦る気持ちが爆発しそうになるころ、ふと空間が広がる。そして… そして…→!card お一人様で!cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤ 沢山の妖精達が輪になって踊っていた。 ハート ティルがつまらなさそうに石棺の上に座っていた。 スペード ティルが息も絶え絶え、石棺に横たわっていた。 クラブ 不思議な青白い光が虚空に浮かんでいた。 となります。 現在時間カウンター 『8.5』
[771]森崎名無しさん:2009/11/16(月) 13:02:10 ID:??? そして…→ スペード6
[772]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 13:32:18 ID:CtH5E7FQ そして…→スペード6 ジュニアが見たものは石棺の上に横たわる妖精だった。 小(!!!) ジュニアは声にならない声を叫ぶと全身の疲れを無視し猛然と駆ける!たどり着くまでのほんの僅かな 秒数も猛にとっては無限に思える時間だったが、実際時間は小田にも等しく過ぎ去りついに小田は ティル・ニー・ノグを見つけ、助け出すことに成功する! 小「お、おいティル!大丈夫か!」 小田は出来るだけ優しく抱き起こすと両手で眼前にティルを持っていく。 ティル「……マ…スタ…ァ?」 ティルは僅かに身じろぎすると黒目がちな瞳をほんの少し開けジュニアに悲しげな笑い顔を見せる。 小「しゃ、しゃべるな。今力を…!」
[773]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 13:33:58 ID:CtH5E7FQ そこで小田は重要なことに気がつく。普段ティルは春菜姫に憑いているのだが、現在の春菜姫は 非常に消耗しきっており自らの存在を形成するだけで精一杯の状況である。それでもティルが 元気であればその力を供給するくらいなら問題ないのだが、今のティルもまた消耗しきっている。 つまり、もし今の状況でティルと春菜姫を接続してしまったら春菜姫を形作る力がティルに 流れてしまって…最悪… 小「そ、そんなバカな!」 小田は絶叫する! 究極の選択!!! A.それでもティルと春菜姫を接続する。 B.ティルと春菜姫を接続しない C.第3の選択!ティルを一時的にジュニア自身に憑かせる。 D.その他 重要選択な為、先にID表示で2票集まったものを選択します。
[774]森崎名無しさん:2009/11/16(月) 13:40:06 ID:yihXQSp+ B
[775]キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/11/16(月) 13:52:23 ID:cCk/pDv2 C
[776]森崎名無しさん:2009/11/16(月) 14:18:57 ID:Wiw1U7MY C
[777]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 15:53:52 ID:CtH5E7FQ C.第3の選択!ティルを一時的にジュニア自身に憑かせる。 小田の決断は早かった。 小「ティル。俺と契約だ!」 ティル「……」 小「急げ!いいな、春菜姫も危ない。お前とお前で契約をする!両方助ける方法はもうこれしかない!」 ティル「……は…い」 ティルは最後の力を振り絞ると上半身だけよよろよろと起こしながら契約の儀式を始める… ぴと! ティルとジュニアの唇が触れ合うと、いつか…あの学校の花壇で起きたのと同じように世界がまわる。 しかし、今の猛にはそれすらティルが戻ってきたのだという喜びに感じられる。 …しかし… ずん!! 小田の意識化に鉛が覆い被さる。 小(…これが…ティルと契約するということか…) 覚悟をしたいたとはいえそれは人間にとって生理的に不快な感覚…まるで自分がほかのものに 乗っ取られるような…えもいわれぬ焦燥感と、それと同時に肉体から精気が奪われるのが感じられる。 小(…そういや俺の体もドボドボだったんだよな…) しかしそう思うジュニアの心は決してそれを拒まなかった。力を失うということはその力がもう一人に 流れている証拠、流れているということは生きているということだ。
[778]小田ジュニアの野望:2009/11/16(月) 15:55:01 ID:CtH5E7FQ ティル「マスター…」 すぐ眼前のティルは美しい。黒目がちな瞳も黄金に輝く長髪も、そのしなやかにのびる足も細い腕も、 しかし、それも一瞬。ティルは水晶球に戻ってしまう。 ティル(マスター、感謝します。体力を回復するため一度水晶に戻ります。) 小(いや、俺こそ済まない。もっと速くここにたどり着いていれば…) ティル(いいえ。私こそ…力に引きつけられるのは妖精のサガとはいえ、それに耐えることが出来ず このような地で捕まってしまいました) 小(捕まった?別になんの障害もなかったようだけど?) ティル(???いえ?入り口が…開いている?私が入ったときには厳重に封印が…なぜ?) 小(まさか…あの尼さんか?) ティル(それはわかりませんが…そうですか…私が動けなくなってからなにかあったのは間違いないですね) 小(とにかく…もう戻ろう。俺もティルも春菜姫もみんなそろってボロボロだ…) ティル(はい。今日一日休めば少しは良くなるかと…) 小田はそう話を付けるとイワナガヒメ(?)の神社の捜索を打ち切りテントに戻るとゲームに興じる 6年組を無視して泥のように眠るのだった…
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0ch BBS 2007-01-24