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【新生ｽｶｲｽﾞ】幻想のポイズン18【思わぬ壁】
[561]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2009/11/11(水) 23:16:01 ID:??? まもなく試合開始時間となった所で、係員が呼びに来、オータムスカイズはフィールドへと向かう。 魔法の森ドームとはまた違った作りの通路ではあるが、全員揃っての事だったので幸い反町も迷わず。 やや薄暗い通路から光溢れるフィールドへ出……瞬間、大きな歓声が反町達を包み込んだ。 観客「出た！オータムスカイズ出た！これで勝つる！！」「おおおおお！本当に風見幽香がいる！！噂は本当だったのか！？」 「もこたんまでインしてやがるぞ！こりゃ今大会もオータムスカイズが決勝まで勝ち進むか！？」 幽香「……やかましいわねぇ」 妹紅「私達が加入した事、噂になってたのかい。 うーん……どこから漏れたかねぇ」 観客から浴びせられる声の大多数は、幽香や妹紅が加入した事に対する驚きのものばかり。 幽香はそれを聞いて半ば退屈そうに日傘を手で弄り、妹紅は困惑したように頬をかく。 レティはにこやかに観客達に手を振り、リリー二人もまた楽しそうにはしゃいでいる。 また、その他の元からオータムスカイズにいた選手達にも当然ながら歓声が浴びせられており。 人見知りの気があるにとりと恥ずかしがりな大妖精はこそこそと急いでベンチに。 リグルとチルノ、サンタナは揃ってそれぞれが一番かっこいいと思うポーズを披露し。 秋の神様二人はいつもより威厳たっぷりな様子で観客達に応える。 反町（相変わらずあの二人は家と外で見事に色々と使い分けるなぁ……特に穣子） 半ば感心、半ば呆れる反町。 そうしてしばらく相手チームがやってくるのを待つオータムスカイズであったが……。 不意にワッ、と反対側から大きなどよめきが聞こえ反町達は瞬時にそちらを振り向く。 反対側の通用門、水橋パルスィを先頭にやってきたネオ妬ましパルパルズの面々なのだが……。 反町「えっ！？」 橙「ら、藍様！？」
[562]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2009/11/11(水) 23:17:02 ID:??? パルスィの背後から歩いてくるのは、八雲の式として名高い八雲藍。 更に魔法の森の魔法使い、人と群れる事をあまりしないアリス・マーガトロイド。 白玉楼の庭師・魂魄妖夢に、ドイツから来た助っ人フランツ・シェンスター。 その更に後ろからはマスクをつけた変態、しっとマスクが登場しヤマメ、キスメと続く。 以前戦った時に比べ、戦力を大幅に増強して参戦をしたネオ妬ましパルパルズ。 そのメンバーに思わず驚く反町だが……いち早く正気を取り戻した橙は、思わず藍に駆け寄り問いかける。 橙「ら、藍様！ ど、どうしてこのチームに！？」 藍「勧誘されたから、そして、それを私が望んだからだ」 反町「えぇぇぇ！？」 しっとマスク「ふはははは！ 今日という今日が貴様の命日！ お前を蝋人形にしてやろうか！！」 シェスター「トーキョータワーだね！」 橙の問いかけに、冷静に淡々と答える藍。 それに対して反町は再び目を丸くして驚き……そこにしっとマスクとシェスターが追い討ちをかける。 アリス「私達はパルスィの呼びかけに従って集まった、打倒オータムスカイズを目指すチーム」 シェスター「助っ人として呼ばれたからには必ずや勝ってみせるよ！」 妖夢「必ずや、ゴールを奪って見せます！」 パルスィ「蒲公英杯で準優勝していい気になってんじゃないわ。 我らネオ妬ましパルパルズ、本気であんた達を潰しに行く！」 反町「…………」 Ａ．「こっちも、絶対に負けない！」 真正面からぶつかってやる！ Ｂ．「勝ち負けに拘らずいい試合にしましょう」 爽やかに笑顔で Ｃ．「まあ、頑張ってください」 健闘を祈ってみる Ｄ．「よーし、軽くウォーミングアップいくかー」 無視してウォーミングアップする Ｅ．「そんなに大量補強しなきゃ勝てないんですか？」 アリスと藍を指差しながら言ってみる Ｆ．その他 自由投票枠 先に３票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[563]森崎名無しさん：2009/11/11(水) 23:19:01 ID:Uacakr1c A
[564]森崎名無しさん：2009/11/11(水) 23:19:30 ID:PXXdhuWM D 挑発ｗ
[565]森崎名無しさん：2009/11/11(水) 23:19:34 ID:i11FzF+I D
[566]森崎名無しさん：2009/11/11(水) 23:19:41 ID:RHhXfXfc A
[567]森崎名無しさん：2009/11/11(水) 23:20:42 ID:a/TqqpaY A
[568]森崎名無しさん：2009/11/11(水) 23:38:21 ID:??? ほんと思わぬ壁だな
[569]森崎名無しさん：2009/11/11(水) 23:40:39 ID:??? Eを言ったら間違いなくブーメランになるだろうな
[570]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2009/11/11(水) 23:42:06 ID:??? ＞Ａ．「こっちも、絶対に負けない！」 真正面からぶつかってやる！ ============================================================================== 無論、パルスィ達も反町達に対してリベンジの機会に燃えていたのだろう。 だが、それでも反町達としてもこの試合は負ける訳にはいかない。 幽香たちが加入し正しく生まれ変わったオータムスカイズの初陣。 ここを落とす訳にはいかないのである。 パルスィ「まあいいわ。 この試合が終わった時、どちらが笑っているか勝負よ！」 ヤマメ「絶対にゴールは許さないからね！」 キスメ「！！」←キリリと反町をにらみつけている 幽香「……退屈そうな試合だと思ったけど、中々面白くなりそうじゃない」 橙「ら、藍様……藍様がいる……」 妹紅「落ち着きなよ。 大丈夫さ、こっちの戦力だって十分なんだ。 落ち着いて戦えば、負けないよ」 フィールド上で両軍の選手が睨みあいをする中。 観客席では、この竹林カップ第一戦――優勝候補と名高いオータムスカイズの試合を観戦しようと様々なチームが押し寄せてきていた。 このＡブロックで明日、妬ましパルパルズとの試合を控えている地霊アンダーグラウンドは当然として。 紅魔ルナダイヤルズ、守矢フルーツズ、そして同じく優勝候補でもある永遠亭ルナティックスも見守っている。 さとり「……風見幽香。 彼女の加入は、私にとって更に悪いニュースね……」 雛「大丈夫ですか、さとりさん？」 お空「うにゅ。 だいじょーぶですよ、さとり様！ 私がドカンと一発撃っちゃいますから！」 こいし（妬ましなんたらズは適当に手を抜いても大丈夫と思ったけど……こりゃ強そうだわ。 ほんと、くじ運無いわぁ……私達）
[571]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2009/11/11(水) 23:43:08 ID:??? 三杉「なるほど……彼が僕が来る前に呼んだというドイツからの助っ人か」 パチュリー「恐らく実力ではあなたと伯仲してるわね……」 咲夜「アリスがいるとなれば、オータムスカイズもそうそう簡単には勝てないかもしれないわね」 美鈴「大番狂わせですか……」 三杉（反町……幻想郷でどれ程成長したのか、この試合で見せてもらおう） 西尾？「どっちもかなり名の通った選手が多いようじゃのう」 神奈子「どちらかが決勝トーナメントで私達と当たる可能性も高い。 しっかりと見て、研究をしておこう」 早苗（オータムスカイズのシューターは反町君、リグルさん、風見幽香さんの３人……。 彼らのシュートを止める事が、キャプテンとして……ＧＫとしての私の役目ですね） 輝夜「うわ、本当に妹紅が入っちゃってる……しかもスタメンかぁ……」 慧音（……ちゃんと輪に混じれているようだ。 よかったな、妹紅） 永琳「総合力ではやはりオータムスカイズが一枚上手かしら……。 ただ、妬ましパルパルズの中盤もかなり厚い……油断をしていると飲まれるわね」 ジョン「皆さんこんにちわ！ 本日はここ、竹林スタジアムより竹林カップ第一戦。オータムスカイズ対ネオ妬ましパルパルズを。 実況は私、ジョン・カタビラ。解説はお馴染み、南沢豪さんでお送りします。 南沢さん、よろしくお願いします」 南沢「お願いします」 ジョン「本日は風もなく、比較的緩やかな気候となっていますね。 さて南沢さん、この試合どう予想されますか？」 南沢「やはり風見幽香選手、藤原妹紅選手という強力な選手を加入させたオータムスカイズが有利でしょうか。 しかし、対するネオ妬ましパルパルズもかなりの補強をしているようです。 この試合、どう転ぶかまだわかりませんねぇ」 ジョン「そうですか。 さて、フィールド上では現在コイントスが行われています」
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0ch BBS 2007-01-24