※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【仕事好き】キャプテンオブ裏方【地味だけど】
[718]南野衿人君:2010/01/25(月) 22:16:24 ID:4HuPEvfI だが――に続くお言葉をどうぞ→ ハートA >ダイヤ・ハート→「こらあっ!練習もせず一体何をやっているか!」げえっ監督! 浦辺「だが――」 ??「おい、お前達練習もせず何を…む!?」 浦辺が次の言葉を発する前に、割って入る大人の男性。 前日南野も見たその人は、大友中の監督である。 監督「君は――あっ!昨日の!…なんだ、また何かやったのか!?」 浦辺「あ、いえいえ違いますよ監督、えっと、そのー…」 南野「あ、すみません、大友中の監督ですよね。 実は、合同練習か、あるいは練習試合でもしませんか、とキャプテンからの伝令で参りました。 それで、キャプテンと交渉していたところなんです」 口篭る浦辺に助け舟を出す南野は、それらしく言い繕って見せた。
[719]南野衿人君:2010/01/25(月) 22:17:35 ID:4HuPEvfI 浦辺「(なぬ!?こいつ、よくもまあしゃあしゃあと…やっぱり曲者だな)」 監督「まあ、聞きに来るのはかまわんが。 ウチは本番まで南葛とは試合をやらないと伝えてあったはずだろう?」 浦辺「え、ま、まあ、そうなんですけど。 でもしつこく食い下がるので、何とか説得しようとしているところでした」 監督「…ということだ。その話は、悪いがお断りさせて頂く。 古尾谷監督にもよろしく伝えておくように」 南野「はい。わかりました。 …では、失礼します」 ということで、悠然と退場する南野。 一条から借りたグローブは、話に紛れてこっそり他の部員に渡していたので、 監督に何かを感づかせる事もなく、あっさりと帰っていくことが出来た。 監督「――さあ、練習するぞ練習。南葛も本気になっているようだし、油断できないぞ」 浦辺「ハイ! (…確かに油断できないな。あの野郎、南野とか言ってたな。その名前、覚えておこう)」
[720]南野衿人君:2010/01/25(月) 22:19:50 ID:4HuPEvfI さて、そんな南野は骨川にそのまま偵察を任せることとし、直接南葛中へ戻っていった。 丁度練習も終わる頃に到着した南野は、ひとまず森崎へ、その経過を簡単に報告した。 森崎「……あのな、それを全部信じろとでも言うのか? 本当のところは明日学校で聞く。今日は帰って休め」 呆れたように南野を追い返す森崎。 そりゃあ、「事実は小説よりも奇なり」を地で行くような顛末を、 いきなり信じろというほうが無茶というものである。 仕方ないので、素直に退いた南野は、家に帰ってから、その経過の詳細を紙に書いてまとめたのだった。 南野「いやあ、こんなに文字を書いたのは初めてだな。宿題ですらこんなにしたことないぞ。 ――しかし、我ながら物凄いことをやっていたんだなあ。 これをしっかり伝えないと、勿体ないにもほどがあるよな。 よし、もっと判りやすく、伝わりやすいように書き上げないと」 ということで、南野の体験談をまとめる作業は、深夜にまで及んだのであった。 ※南野が3Nシュート、油揚げショットの存在を把握しました。分析は骨川が多少してくれる、はずです。 ※南野が隼シュートの分析を行いました。森崎が隼シュートを止められる確率が上昇します。
[721]南野衿人君:2010/01/25(月) 22:21:13 ID:4HuPEvfI ――翌日。 南野「………………」 骨川「………………」 森崎「…………………………」 証人として呼ばれた骨川を交え、前日の顛末を改めて説明する南野。 流石に骨川まで一緒に嘘をつく理由がないのと、その骨川自身も信じ難いといった様子で話すところから、 ようやく森崎も南野の奇妙な冒険譚を呑み込むことにしたのだった。 森崎「――南野の話は、信じられないことだが、とにかく信じるしかないことはよく判った。 で、骨川は、南野が分析できなかったことも分析してくれたんだろうな?」 骨川「ええ、まあ…」 そう言って骨川も自らのデータを提示する。そこには――
[722]南野衿人君:2010/01/25(月) 22:22:32 ID:4HuPEvfI 先着2名様で 3Nシュートは複雑過ぎます→ !card 油揚げショットならまだ…→ !card から!とcardの間のスペースを削除して書き込んで下さい。 マークによって分岐します。 【3Nシュート】 ダイヤ→何とか原理を割り出そうと格闘した痕跡は窺えた ハート・スペード→事実を懇切丁寧に解説してある クラブ→起こった事の羅列でしかない… クラブA→わからないのでなかったことにしました、テヘッ☆ JOKER→完璧です!応用方法まで図説してありますよ! 【油揚げショット】 ダイヤ・ハート→球筋はバッチリ解析できましたよ! スペード・クラブ→大体の原理は理解できている、とは思います クラブA→アイデアをトンビにさらわれてしまいましたー…ってオイ JOKER→――で、誰に習得させますか?
[723]森崎名無しさん:2010/01/25(月) 22:22:58 ID:??? 3Nシュートは複雑過ぎます→ スペード6
[724]森崎名無しさん:2010/01/25(月) 22:23:02 ID:??? 3Nシュートは複雑過ぎます→ ダイヤ8
[725]森崎名無しさん:2010/01/25(月) 22:24:09 ID:??? 油揚げショットならまだ…→ クラブ10
[726]森崎名無しさん:2010/01/25(月) 22:24:34 ID:??? 油揚げショットならまだ…→ スペード4
[727]南野衿人君:2010/01/25(月) 23:32:00 ID:4HuPEvfI 3Nシュートは複雑過ぎます→ スペード6 >ハート・スペード→事実を懇切丁寧に解説してある 油揚げショットならまだ…→ クラブ10 >スペード・クラブ→大体の原理は理解できている、とは思います 森崎「…ふむ」 一通り目を通した森崎は、軽く頷く。 森崎「――まあ、こんなものだろう。下手に情報が多過ぎても混乱するだけだからな」 骨川「…はあ」 南野「(ははあ、ということは、それほど情報量としては多くないって事かな?)」 森崎「とにかく、必殺シュートの存在を知ることが出来ただけでも、かなり大きな意味を持つ。 相手の出方さえ判れば、こちらとしても手を打つことは可能だからな。 ――南野はご苦労さんだった。 もう十分過ぎるくらいの仕事は偵察で果たしたからな。またマネージャーとして頑張ってもらうぞ」 南野「はい。 (――これで偵察も終わりか。ま、色々と良かったよ)」 ※『大友中サッカー部偵察編』はこれにて完結と相成りました。ご声援ありがとうございました!
[728]南野衿人君:2010/01/25(月) 23:33:07 ID:4HuPEvfI そして、放課後。 既に情報が回りきっていたのだろう、練習に出てきた選手達から、次々に話し掛けられる。 高杉「――おい、南野。お前、すごいなぁ」 石崎「あいつらに一泡吹かせたんだってな!」 岩見「シュートの情報も手に入れたってな」 長野「まさか、あいつらまで必殺技を持ってやがるとは」 来生「俺様のような天才には敵う奴はいないだろうが、な」 滝「やはり、あいつらが一番の敵になりそうだな」 井沢「くぅー、南野、今度俺にもあいつらの技を教えてくれよ!」 小田「浦辺ができるくらいだから、俺も何か覚えたいな」 中里「しかし、やっぱり南野君は大した御仁でゴザるよ」 大空「とにかく、凄く役に立つよ。色々とありがとう、南野君」 ※選手全員の信頼度が爆発的に上がりました。 ※選手達の南野に対する感情が一旦全部リセットされました。 現在の感情は一時的に「南葛選手全員→(凄いよ南野君!!)→南野」です。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24