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【孫康映雪】キャプテン松山17【思わぬ壁】
[297]森崎名無しさん:2009/11/28(土) 21:56:59 ID:664UUUNg B
[298]森崎名無しさん:2009/11/28(土) 21:58:17 ID:??? ばらけたなぁ……
[299]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/28(土) 23:23:56 ID:??? C 風見幽香について訊いてみる 霊夢「どんなって、あいつは見たまんまでしょ。花の近くにいて、気まぐれに神社に来て……」 昨日会ったばかりじゃない、霊夢は付け足して終わらせようとするが、松山は食い下がった。 今後どう動くにしても、風見幽香という女性の動向は、トラウムアドラーズの活動に大きく影を落とす可能性が高い。 勿論松山個人としても譲れないものがある。あんな要求でチームメイトの霊夢を除名するなどもっての他だ。 力よりも何よりも、足りないものは情報。理解を深めれば、悪い状況を覆す一手も打てるかもしれない。 霊夢「光が何であいつのことそんな知りたがるかわからないんだけど。まぁいいや。 真っ先に特徴挙げるなら、Sね。それも弱い者には関心なくて強い者を泣かすのが好きなタイプ」 松山「(関心がないか……確かにあの時、喋ってても瞳に俺を映してたか怪しいよな)」 一度、知り合いについて喋り始めると興が乗るものなのか、霊夢はどんどんテンポを早く喋り出す。 霊夢「幽香の性質が悪いとこは、本性が妖怪らしいのに、礼節も擬態じゃないし、気品とかその辺も上辺じゃない所ね。 よく見かける向日葵畑とか……花の前で日傘差して微笑んでれば、貴婦人以外の何もんでもない。 ふらふら近寄る男なんかころっと騙されて頭から……まぁ、この先はいちいち言わなくてもいいでしょ」 松山「……もっと他にないのか? あの人を何とかする方法……じゃ、弱点とかさ!」 そこまで言ってのけ……声が荒れてたのを自覚して、呼吸を乱したまま顔を背ける。 しげしげと、霊夢の視線が注がれてるのがわかったが、頑固にそのままでいると、沈黙を破ったのはやはり霊夢から。
[300]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/28(土) 23:25:24 ID:??? 霊夢「……」 松山「……」 霊夢「幽香と戦うとか、そういう目的意識ちょっとでもあるなら、今から言うことよく叩きこんどきなさい。 これ言ったって光が有利になるとかじゃない。諦めさせる為に話したげる」 霊夢は一旦、言葉を切って、松山の熱が過ぎ去り、冷静さが戻るのを確認してから話を再開させた。 霊夢「風見幽香。 魔理沙みたいなアイテムもなしに魔砲を撃てる魔力に、身体能力を併せ持つ化け物。 アイツを戦ってどうこうするなんて、幻想郷中の花を残らず根絶やせる位の力が要るわね。 それと、アイツ本人は滅多にアテにしないけど、人望あるから慕う人妖がそれなりに居る。 敵対するなら背後にも気をつけないと駄目ね。急に鎌とか飛んでくるかもしれない」 霊夢の説明には偽りなく、どこまでも重なる人間の自分と、妖怪の風見幽香の差が知らされただけだった。 ギリ、と松山は血が滲むって位に下唇を噛んだ。 松山「それじゃ、力が弱い人は泣き寝入りするしかないってのか!!?」 霊夢「落ち着けっつーの。そのためのスペルカードよ。 その剣幕だと光は幽香と何かあったみたいだけど、話と都合によっちゃ私が出てって成敗しても……」 面倒くさがりな霊夢としては、破格の申し出。だけど松山の煮え湯を前にしたかのような表情を見て、途中で切れた。 どうもこの様子だと、自分にも多少は関わる事だと霊夢は察知する。 胡乱げな眼差しになり、面倒という二文字が頭を埋めるが、代わって出た言葉はそれまでより熱が篭もっていた。 ピッと人差し指をたてて、少し勿体ぶった……見る人が見れば、お姉さんぶった説明をはじめた。
[301]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/28(土) 23:28:31 ID:??? 霊夢「仮にだけど……幽香に手出しをできなくさせる方法なら、二つね。 一つは、サッカーででも何でもいいから、アイツに黒星叩き込む。そうすれば当面はおとなしくするでしょ。 負けた相手に借りも返さず、腹いせに暴力に訴えるなんて、んな馬鹿なやつじゃないしね」 ここまで話して……やっと松山にも、光明が一筋見えた気がした。 空いてる手で拳を握りしめて、その際の必勝を誓う。が、現状では勝負の機会を作るのができないのに気付いた。 松山「(サッカー……それなら負けない。絶対に! だけど……あちらが勝手に指定したとはいえ、答えの刻限は次の再会まで……くそ!) ん、二つ? もう一つは……?」 霊夢「もう一つは、光が自分の後ろ盾を作ること。 さっきも言ったけど幽香は馬鹿じゃない。正面から手出しすると火傷するって相手には多少は慎重になる。 そこから手打ちにしたり、光に有利な条件で黒星つける展開に持ち込むことだって……あ、そっか」 何かに気付いて上の空の霊夢の様子に、松山が煩悶を置いて訊ねると、気のない風にここにいない鬼っ子の名を出す。 霊夢「別に。萃香のやつも満更考えなしってわけじゃない。そう思っただけよ。話はもういい? いいわね」 松山「あ、ああ。(後ろ盾か……真剣に考えないと。けど、今の俺にそんなの作れるのか?)」
[302]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/28(土) 23:30:13 ID:??? 気付けば結構時間を忘れて、喋りに興じてたのに二人して気付いた。 茶葉店内の時計の長針は、もうすぐ1時を指し示すところまで来ていた。 霊夢「あ〜慣れない喋りはするもんじゃないわね。肩凝っちゃったわよ」 コキ、と音が鳴りそうな風に首を回して。すぐ後には、霊夢は全く普段通りの怠け巫女に戻っていた。 しかしそれは松山も、変に気兼ねする必要がなくなるということ。 素直にそれをありがたいと思い、助言の礼と合わせて深く誠に感謝を口にする。 松山「ありがとう」 霊夢「ん」 無関心に、てきとーに返されたが、霊夢の瞳はそれなりに温かみを帯びていた。 一方で松山は、現在の優先目標をもう一つ課して、もっともっと頑張る必要があると痛感した。 松山「(幽香さんについては……今はこれでいい。広義な意味で味方を得る方法も考えていかなくちゃな!)」 *霊夢の評価値と好感度が上がりました
[303]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/28(土) 23:31:14 ID:??? どうしますか? A 新居での生活について相談する B 同居を(ry(*5票で決定となります) C トラブルに対処する術を訊ねる D 霊夢を……除名する!(*4票で決定となります) E 里内のどこかへ同行してもらう(*後で選択できます) F 先日の幽香の勧告について話す(*4票で決定となります) G 玄Gがあれからどうしてるか訊いてみよう! H その他 霊夢に対しての発言や行動を併記してください *後1回まで選択できます。 *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 今日はここまで。 板の調子戻ってよかった。お疲れ様でしたー。
[304]南野衿人君:2009/11/28(土) 23:37:00 ID:uUgTw1go C お疲れ様でした …ってあれ?トラブルメーカーにトラブル対処法を訊ね(ry
[305]森崎名無しさん:2009/11/28(土) 23:42:15 ID:w2wORWaI G
[306]森崎名無しさん:2009/11/28(土) 23:53:39 ID:a3PUi+P+ A これはいよいよ地霊殿との協力フラグか。 各ポジションに優秀なプレイヤーがいる強力チームだからうれしいが、 相手の意図が全く読めないのが不安なんだよなあ。
[307]森崎名無しさん:2009/11/29(日) 00:03:07 ID:C+/pZihE A
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0ch BBS 2007-01-24