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【孫康映雪】キャプテン松山17【思わぬ壁】
[426]森崎名無しさん:2009/12/01(火) 16:27:14 ID:j7xIRmS6 B
[427]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/01(火) 16:30:34 ID:??? >>423 元ネタは不思議のダンジョンの初代です。 ちなみに>>417のクラブAはデモンズウォールでした。
[428]森崎名無しさん:2009/12/01(火) 16:32:08 ID:Laz7BOCw A
[429]森崎名無しさん:2009/12/01(火) 16:32:59 ID:UQbBvOiE B
[430]森崎名無しさん:2009/12/01(火) 18:55:12 ID:??? 不思議のダンジョンの初代はトルネコじゃなかった?
[431]森崎名無しさん:2009/12/01(火) 19:54:29 ID:??? ペドフィルエンザが流行っているようで
[432]森崎名無しさん:2009/12/01(火) 20:25:09 ID:??? 風来のシレンの初代だな。 また随分懐かしいものをw
[433]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/01(火) 23:06:02 ID:??? B な、何をする貴様らーーーー!!? ???「いや見苦しいところを見せたわい……怪我はないか猿山」 ???「私は平気ですが……我意原先生、これで99個目の失敗作ですね。次はどこの壺を……」 そうか。老人が我意原で、青々とした坊主頭が猿山か。 松山は、二人の名前がおそらく半永久的に記憶中枢に刻み込まれたのを自認してから、深く深く息を吸い込んだ。 松山「〜〜〜〜っ。……。 何なんだあんた達はーーーーーーーーーーーーーーあああっっッ!!!!!!!!」 絶叫に、肩の上のシャンハイが「ひゃっ」と小さく悲鳴を出しかけたが、流石に今は頓着してられなかった。 眼前の爆破犯も、目を丸くしてこちらを見ている。勿論松山はまだまだまだまだ言い足りない。 松山「一体どういうつもりなんだあんたら! この家に勝手に上がりこんで……あまつさえ爆発物で壺も壁も粉々!? くっちゃべるより先に――謝罪か弁償か釈明の意思があるなら早くしろっっ!!!!!」 我意原「……のう猿山。もしやこれが切れる若者というやつか?」 猿山「押忍! 先生ここまでやって切れない人がいればきっと遠い宇宙から来た光の巨人サイズの聖人と思われます!」
[434]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/01(火) 23:07:43 ID:??? 朗らかに話す師弟は、「言うようになったわいこやつめ」「ご指導のもと切磋琢磨しておりますから!」などと…… 松山の怒号が聞こえてながら、師弟の絆を温めまくっている。荒鷲のこめかみは血湧き肉踊るフェスティバル寸前だ。 荒い呼吸を鎮めつつ、怒りのエネルギーを再装填する為、広間の左に開いた大穴を見る。亜光速で装填完了だ。 だが、さすがは名前通りにさるもの。弟子のほうが怒りの文言に割り込んできた。 猿山「申し訳ありません。だけど先生に悪気があったわけではないんです!」 松山はひとまず聞き入れ、考える。 当たり前の話である。ていうか悪気以前に勝手に入って壁ぶっ壊した段階で、犯人の悪気の有無などどうでもいい。 猿山「今回は、その、知らせが急すぎたんです! だから事前の根回しも間に合わずに突貫するしか…… 先生は自分の作品が眼鏡に適わないと投げ割る御方でして、今回手違いで、割る前に人手に渡ってしまい……」 もう一度考える。 何言ってるんだこいつって話である。99個目と言ってたが壺が届いたor購入した家屋全てでこんな真似してきたのか。 もう話し合いの余地なしにシャンハイにたたき出させるべきか、短絡的かつ暴力的だがそれが最善手に思えてきた。
[435]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/01(火) 23:09:33 ID:??? 松山「……………………」 猿山「その……べ、弁償と修繕とどちらがお望みで?」 やっと猿山の口から、待ち望んだ発言が出てきた。 我意原のように壺を投げ割りたい気持ちで一杯ながら、松山は修繕をと告げて、この場は即刻退去だけ言い渡した。 猿山「分かりました。さっそく今日の夜更けから修繕作業にかからせてもらいますね。 先生、話が綺麗に纏まりましたし帰りましょう」 我意原「うむ。若者よ。この度は面倒をかけたな。今度機会があれば陶芸家・我意原の門を訪ねてくるがよい! 壁は猿山達に修繕させるが、代わりの壺も用意せねばならんしな! うわっはっはっはーーーーー!!!」 猿山「よかったですね切れやすい人! 先生の作品なんて早々手に入るもんじゃりませんよ!?」 口を開けば新たな怒号が飛び出しそうだったので、松山は語らず応えずに喧しい陶芸家師弟を見送った。 お屋敷に立ち入って、塩撒かれたりしたが、今はとてもその気持ちがわかった松山光は新たな来客の気配を察した。 配送員がやってきたのだ。料金を渡して、荷物が全て無事届いたのを確認。塩も買っておけばよかったとプチ後悔。 部屋に行灯を設置したり、布団を押入れに仕舞ったりして、やっと生活の基盤も整ったのを感じて一息ついた。 松山「時間は4時を回ったな。今から出歩くより今日はもう休むか……」 夕食のトンカツを食べて、悪戦苦闘しながら風呂を沸かして、蒸し暑い夏の汗を流す。 こうして新たな出会いや新たなメンバーを迎えた新チーム・トラウム・アドラーズのキャプテンはゆっくり体を休めた。 なんて甘い話はない。その日は夜通しで、壁の修繕作業が行われてるため、ろくに寝られる環境ではなくなっていた。 松山「(……木槌の音とか五月蝿い……補修するなら静かにやってくれ……寝られん……)」
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0ch BBS 2007-01-24