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【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】
[24]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/29(日) 10:04:28 ID:iLfm619v ラモン・ビクトリーノ 所属:ウルグアイJrユース→ウルグアイユース 配置:FW 特徴:巧く速いドリブル、スピードを生かした攻め、火野やダ・シルバとのコンビプレイ 性格:ノリが軽くすぐに軽口を叩く。プライドも高いが格上の強敵相手にはあっさり萎縮する事も。 概要:火野とツートップを組むウルグアイ人FWであり、ウルグアイユースのキャプテンを務める。 凄まじいスピードを生かしたプレイから南米の黒豹と言う異名を持つ。 キャプテンとしては決して真面目とは言えないタイプだが、何故かチームを上手くまとめられている。 フェルナンド・ダ・シルバ 所属:グレミオユース→ウルグアイユース 配置:MFかFW 特徴:情熱的なドリブル突破、ビクトリーノのサポート 性格:やたらと気合を入れまくる熱血漢。周りが目に入らなくなる事もしばしば。 概要:ブラジルのクラブ、グレミオ所属のMF兼FW。ドリブル突破には定評がある。 ただしドリブル以外の単独の武器は何も無いのが辛い所。 【その他の選手達】 岩見 兼一 南葛のMF。一応全国レベルの実力者ではあるが世界に通じる程ではない。 医師の息子な為か頭は良く、大人しい外見に似合わない冷徹な野心家。 長野 洋 南葛のFW。日本国内では有名なポストプレイヤーだがポストプレイ以外は不得手で 代表に入れるレベルではない。温厚な常識人で岩見と行動を共にする事が多い。
[25]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/29(日) 10:04:45 ID:iLfm619v 【選手以外の人々】 見上 辰夫 全日本ユースの監督。元若林の専属コーチだが若林を贔屓したりはしない厳格な指導者。 昔は日本代表のゴールキーパーだった。よく片桐と悪巧みをしており、賀茂とも長い付き合い。 片桐 宗正 日本サッカー協会の強化本部部長。昔は日本代表のストライカーだったが目の負傷で若く引退した。 グラサンがトレードマークのヘビースモーカー。頭が良いのか悪いのかはっきりしない人。 賀茂 港 日本サッカー協会の関係者だが、具体的に何をしているかは不明。本人曰く主に情報収集をやっている。 陽子と一緒に行動を共にしている事が多いからボディガードかも?昔は日本代表のキャプテンだった。 吉良耕三 サッカー指導者A級ライセンス保持者の飲んだくれ。日向、若島津、沢田の師匠であり そのサッカー哲学はかなり過激な物の、作戦立案能力や指導力は割と高い。 ロベルト・本郷 ご存知翼の師匠にしてサンパウロユースの監督。監督としては凡将だが翼を活用し 放任主義を誤魔化す事で結果を出している。色々とヘンな所がある厄介な御仁。 バウミール・ルーカス オリキャラ。ブラジルの名門サッカークラブ・パルメイラスのスカウトである白人の中年男性。 ナイスミドルだが服のセンスは悪く、旅先での浮気が趣味と言う困った人。森崎をスカウトしたのもこの人。 片桐 陽子 日本サッカー協会の若き役員で、ブラジルで研修しつつ森崎と翼のサポートをしていた。 実は良い所のお嬢さんらしい。小食だが酒は大量に飲む(ブラジルでは18歳から酒が飲める)。 大胆で行動力があり、人懐っこい性格。この物語のヒロインかどうかは微妙。
[26]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/29(日) 10:05:36 ID:iLfm619v 中沢 早苗 南葛のサッカー部のマネージャー。一応原作通り翼と恋仲になっている。 原作以上に影が薄く、このままだとエンディング位しか出番が無いかも…? 青葉 弥生 三杉のガールフレンド…と言う事になっている。実態は掌の上で転がされる事に幸せを感じてしまっている子猫。 彼女の出番が多いと原作の少年漫画としての世界観が壊されてしまうのである意味危険人物。 藤沢 美子 かつて松山に恋をし、松山の鈍さと迂闊さを恨みながらアメリカに旅立ち、高校で日本に戻ってきた少女。 現在は一応松山と和解したが、当の松山が怯えている上彼女も未練は無い為疎遠である。 山岡 美子 岬の父違いの妹。しかし本人はそれを知らず、テレビで見た岬に惚れ込んだ挙句 南葛に押しかけ幸運と周囲の誤解と活かしてちゃっかり岬の彼女と言う事になってしまった。 塩田 琴音 オリキャラ。念写や占いなどが出来る山森のストーカー。その正体は"../test/read.cgi/morosaki/1259449815/2" >>2だとか"../test/read.cgi/morosaki/1259449815/2" >>2の妹だとか言われていた為 本編には登場していないものの"../test/read.cgi/morosaki/1259449815/2" >>2の分身キャラとして姉まで出来てしまった。 サッカーの知識はいまいち不十分だが、山森LOVEの為に南葛高校に就職までした困った女。
[27]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/29(日) 10:06:58 ID:iLfm619v テンプレ終了っと。バーボンを避けられる様になったら前スレの展開の続きを貼ります。
[28]創る名無しに見る名無し:2009/11/29(日) 10:08:00 ID:zvo+7lud 2さん乙支援
[29]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/29(日) 10:26:56 ID:iLfm619v ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! 観客「ギャアアアアアアアアアアア!!」「何やってんだよ南葛ー!」「3年連続で東邦の優勝なんか見たくないぞー!」 「何日向のスルーなんかにやられてんだよ!」「反町なんかに得点させんな!」「やっぱり森崎と翼が居ないとダメなのか!?」 南葛応援団「ふ、ふんばれ南葛!3年間分の底力を出すんだー!!」ドンドンドンドン 松山「み、見たか今の…?日向が、あの日向がスルーしやがった!」 三杉「技術的には出来なかった訳じゃなかっただろうけど…あの場面で咄嗟に出来るなんてね。 彼の勝利への執念が彼の自尊心よりも強いのか、それとも今までする必要が無かっただけなのか…」 松山「これはお前が言った通りに東邦が3−1くらいで勝ちそうだな…ええいくそっ」 陽子「…見上さん。南葛はまだ同点に追いつけるでしょうか?」 見上「まだ1、2枚はカードを持っているだろうな。ただしそれらが切り札と言えるかどうかは別問題だ」 中山「くそっ!」 ガスッ! 地面を殴りながら立ち上がった中山が見た光景はお世辞にも明るい物ではなかった。 一条「す、すみません、中山さん…」 石崎「ちくしょうっ!ちくしょうっ!ちくしょうっ!」
[30]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/29(日) 10:27:23 ID:iLfm619v 井沢「に、2点目か…」 滝「逆転されちまったな…」 来生「お、おい、どうすんだよ」 新田「(もう若島津さんは油断しないだろう。ファルコンクロウがもう一度入ってくれるかどうか…)」 山森「くっ…あの時早くボールを確保していれば!」 中里「面目ないでゴザル…」 高杉「(トホホ…俺じゃ沢田すら止められないのかよ…)」 岬「……………(まいったな。元々戦力差があったとは言え、小次郎に頭脳戦で負けた気分だ)」 ゴールを決められた一条は今にも泣き出しそうな顔をしており、石崎は地面をズカズカと踏み砕いて毒づいていた。 攻撃陣は電光掲示板の側の時計を気にしながら焦り、沢田に突破された守備陣は後悔の泥沼にはまっていた。 ならばと岬を見るが、岬は目を瞑りながらじっと考え込んでいた。中山の胸に一瞬だけ苛立ちが湧き上がり、すぐに消え去る。 中山「(岬…キャプテンのお前がそんな態度でどうする!お前は作戦を冷静に考えていれば良いだけの存在じゃないんだぞ! …いや、リハビリを言い訳にお前にキャプテンを押し付けた俺にそれを言う資格は無いか。 皆も内心では岬がキャプテンをやりたくないのを分かっていて、それでも色々理由をつけて岬を推薦したんだ。 誰にも岬を責める資格は無い…ならば俺は副キャプテンに出来る事をしよう)」 スクッ。 中山「皆、まだ26分だぞ!ロスタイムも含めれば後20分もあるんだ!」 新田「中山さん…」 滝「だけど、どうすりゃいいんだ?さっきみたいに日向にボールがいかない様に慎重に攻めていたら ずっとボールキープできたとしても、撃てるシュート数は精々3本くらいじゃないか…?」 中山「大丈夫だ、俺に奥の手がある!」
[31]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/29(日) 10:27:48 ID:iLfm619v 井沢「奥の手?そんなのあるのか?」 中山「ああ…って審判がこっち見始めてるな。長々と説明している暇は無い、俺にキックオフさせてくれ。 それから岬は左のウイングハーフとしてプレイしてくれ。すぐに効果は出てくる!」 岬「…分かったよ(その手を使うのか。この時点では最善の策だろうけど…多分時間が足りないだろうね)」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 放送「この後半3回目の南葛のキックオフです!おっとセンターサークルには中山くんが入っています。 DFラインもかなり上がっています。逆転された南葛は是が非でも点を取り返しに行くつもりです!」 松山「当然だな。もう形振り構っていられない…あまり好ましい状況じゃないけど、ヤケにならざるを得ないんだ」 三杉「いや…ヤケでも無いみたいだよ」 松山「えっ?あっ!」 中山「井沢、一旦戻せ!中里上がれ!山森、すぐに返せ!」 パンッ!ダダッ!ポーン! 弥生「あ、あれっ?中山くんがゲームメイクしている?」 松山「そういえば大友中ではMFやっていたんだっけな。すっかり忘れていたけど」
[32]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/29(日) 10:28:11 ID:iLfm619v 三杉「南葛は岬くんに井沢、山森と中盤の人材が豊富だ。中山はわざわざそこに割って入るよりも ディフェンスリーダーになる事を選んだんだろう。だが今は日向が自陣の奥深くでボールを狙っている以上、 南葛の攻撃時、DFとして出来る事はなくなる。それなら岬くんに代わって沢田をマークしつつゲームメイクすれば良いんだ」 松山「そうか!そういえば岬が左サイドでプレイしている!」 三杉「ただ…これだけじゃ前半の状況を再現しただけに過ぎないけどね」 放送「ここに来て南葛のパスワークが更に冴え渡っています!東邦、ほとんどボールに触れさせて貰えない!」 日向「チッ…悪あがきしやがって!」 若島津「(落ち着け…残りの時間は決して多くない。俺が守りきれば東邦の勝ちだ!)」 陽子「う〜ん…どちらかと言えば苦肉の策の感が拒めませんね」 見上「岬が左に流れ、滝が下がり、中山が上がった事で3−5−2の形になったな。 中盤を中山の力で制する事で岬と山森のシュート数も増えるだろうが…依然として若島津をどうするかが問題だ」 岬「いけえっ!」 中山「(岬のブーメランシュートは本来FK、もしくはセンタリングに混ぜて使うべき物なんだ! ウイングハーフとして撃って貰えれば若島津にもきっと…!)」 バシュウウウウウウウウウウウウッ!! ギュ…ゥウウウウウウウウウウウウン!
[33]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/29(日) 10:28:24 ID:iLfm619v 若島津「(センタリング…いや、シュートだ!)」 バキイッ! 中山「くっ…!惜しい…!」 岬「(やっぱりダメか…もしセンタリングだったとしても若島津は難なく対応できるんだしね)」 山森「てやああああああああああっ!」 若島津「キェエエエエエエエエエエエエエエッ!」 ドガァアアアアアアアアアアアアアアッ!! 山森「あがっ!く、くそおっ…!」 新田「(もう一度ゴールしてファルコンクロウだって宣言するんだァ!)」 バッゴォオオオオオオオオオン! ヒュゥウウウウウウウウウウウウウウウン! 若島津「ネオタイガーに比べれば楽なシュートだ!」 バチイッ! 新田「そ、そんなァ」
[34]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/29(日) 10:29:43 ID:iLfm619v 井沢「来い来生!」 来生「とりゃーっ!」 若島津「何度やっても無駄だ!」 ドガァアアアアアアアアアアアアアアッ!! 井沢・来生『ぎゃあ〜〜っ!!』 若島津「(この程度のシュート等いくらでも防いでやる!俺は森崎の…森崎有三のかませ犬じゃないんだ!)」 中山が中盤に上がった事で南葛は攻撃権を独占しシュート数を増やしたが、岬が懸念していた通り ゴールを奪うには至らなかった。今日の若島津は体調面だけでなく精神面でも絶好調であり、 時間がどんどん減っていき焦るばかりの南葛の選手たちのシュートでは打ち破れなかったのだ。 放送「効かない!効かない効かない効かない!何をやっても若島津くんを抜けない! ブーメランシュート、ローリングオーバーヘッド、隼シュート、シュラウドストライク! 南葛が誇る数多の必殺シュートを撃っても撃っても東邦ゴールを奪えません!東邦の不沈艦ここにあり!」 観客「そんな…なんでなんだよ!」「もう南葛は一体何本シュートを撃ったんだ?」「時間がもう無いぞーっ!」 松山「…苦しいな…」 三杉「南葛がもう一枚ジョーカーを隠し持ってでもいない限り、このまま東邦の勝ちだ」
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0ch BBS 2007-01-24