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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】
[237]キャプ森ロワ:2010/02/08(月) 00:25:32 ID:??? 険しい表情でジョアンを弾劾する。ジョアンはその言葉に対し俯くだけだった。森崎はその様子に一つ溜息を付き 森崎「別にあんたに“アレ”に向かっていけとは言わないさ…だがあの二人はあんたの仲間なんだろ? …あんたが動かないで誰があの二人の為に動く奴がいるんだ?俺達は正直あの二人なんざどうでもいいんだぜ? …まぁそれでもそこで腐るって言うなら構いやしないさ…後はあんたの好きにしろよ。言いたい事はそれだけだ!」 そしてジョアンをその場に残して踵を返し再び旅の扉へ向かっていく。旅の扉の前には仲間達が待ち構えており、 ティーダ「いや〜おみそれしたッス…中々言えないッスよ?ああいう事」 シュナイダー「ああ…とてもオーバーラップなどをやるような奴には見えなかったぞ?」 森崎「ちぇ…ここで茶化すかよ…」 ティーダとシュナイダーとしては森崎の行動を褒めているつもりなのだが、森崎としては彼らの言い方も悪いと言う事もあり、 茶化されているように感じてしまい、憮然とした表情になるのだが、 リンダ「茶化してなんか無いわよ。本当にカッコ良かったわよ?ねぇ?」 ピエール「ああ…大したものだ。言わば俺たちの気持ちを代弁してくれたようなものだからな」 森崎「代弁って…そんな大げさな…別に俺は思った事を言っただけだし…」 リンダとピエールの真っ向からの言葉には流石に恐縮して、
[238]キャプ森ロワ:2010/02/08(月) 00:28:38 ID:??? 光太郎「いいや立派だったぜ森崎!お前はやっぱり俺たちのキャプテンだ!!」 森崎「そ、そうですかね?へへへ…」 魂の師匠からの言葉に素直に喜んでみせる森崎。 ヤン(全く…何だ?これは?) その様子を見てヤンは思わず苦笑してしまう。この和やかな雰囲気で会話しているのが果たして 最後の戦いに挑む者の姿なのだろうかと。 ヤン(まぁ…悲観するよりかはマシだがね) 伊達と酔狂…ヤンの士官学校での後輩が言っていた言葉だったが、案外オールスターズと言うチームは その言葉がぴったり当てはまるチームなのかもしれないとヤンは今になってそんな事を思った。何せキャプテンからして その精神がありありと出ているのだから。そしてその伊達と酔狂のキャプテンはと言うと… 森崎「よし…行くぜぇ!!」 気合十分といった掛け声を上げながら旅の扉へ一気に飛び込んだ。 その先には何が待ち受けているのだろうか…それは今は誰にも分からない…
[239]キャプ森ロワ:2010/02/08(月) 00:29:52 ID:??? ハイ…お披露目とか言って嘘こきました。意外にこのシーンが長くなってしまったので 判定も選択肢も何もありませんが、ここで今日は一旦切ります。それでは次こそお披露目となりますでしょうか… それでは〜
[240]森崎名無しさん:2010/02/08(月) 00:54:35 ID:??? 乙でした〜。
[241]キャプ森ロワ:2010/02/12(金) 08:57:28 ID:??? >>240 何か久しぶりに普通の乙聞いた気がします。何か新鮮だw 旅の扉を抜け森崎達を出迎えたのは辺り一面の闇だった。そして森崎達の到着に合わせてその部屋の松明が 一つ一つ灯ってゆく。森崎にとってはこの部屋に来るのは2度目、アルスに到っては4度目となる。 部屋が明るくなるにつれ己の立っている場所が祭壇であると理解する。そして松明の全てが灯ると、 奥の方からゾーマとガーネフが姿を現し静かに歩み寄ってくる。 森崎(で、でけぇ…!!) ゾーマの姿を見た森崎が真っ先に思ったのがこれだった。そして知らず知らずのうちに後ずさる。 先程は良くは分からなかったが、間近で見るゾーマは自分の身の丈の数倍はある。その身の丈と、異質な姿、 そしてそれらを覆い尽くす黒い闇のオーラ。どれをとっても森崎達にとっては恐怖の対象にしかなりえない。 「アルスとその仲間達よ!我が生贄の祭壇によくぞ来た! 我こそは全てを滅ぼす者! 全ての生命を我が生贄とし、 絶望で世界を覆いつくしてやろう! アルスとその仲間達よ!我が生贄となれい!」 そのゾーマの放つ一言一言がすでにこちらの生気を奪っていくような錯覚すら覚える。誰しもが気圧されている中、 力強く一歩を踏み出しゾーマの前に立ちはだかるものが居た。
[242]キャプ森ロワ:2010/02/12(金) 08:59:05 ID:??? アルス「ゾーマよ…あの時も言ったと思うが…断固断る!!」 王者の剣の切っ先を真っ直ぐにゾーマに向けながらアルスが叫ぶ。その雄雄しい姿と意思の篭った叫びは 恐怖心に捕らわれていた仲間たちの各々の決意を取り戻すには十分な輝きを持っていた。 そしてアルスとゾーマの睨み合いが続く中、 ガーネフ「ふぉふぉふぉ。血気盛んなのはいいが、それ位にしておけ。今回は力のぶつかり合いではない。 “サッカー”という遊戯での勝負なのじゃからな」 ガーネフの笑い声によってそれが中断された。そのガーネフの隣にはアルシオンとコインブラがいる。 しかしその表情は祭壇の上からでもはっきりと判る位、生気と言うものが感じられなかった。 リンダ「ガーネフ…お前まさか…」 ガーネフ「何…わしはただこやつらにしがらみも感じずに思い切りサッカーをやらせてやろうと思っただけじゃ… その方がこやつらの為であろう?但し喜びも感じぬようになってしまったがのぉ…ふぉふぉふぉ」 言葉にせずとも森崎達はアルシオンとコインブラの身に何が起こったのは絶句するリンダと ガーネフの笑う様を見て否が応でも理解してしまう。アルシオンとコインブラ、彼らはガーネフの術によって 感情を失いもはや物言わぬ人形へと成り果てていたと言う事だった。
[243]キャプ森ロワ:2010/02/12(金) 09:00:15 ID:??? リンダ「ガーネフ…どこまでも腐った奴…!!」 その行為にリンダが吐き捨てるように言葉を吐く。そしてもはや我慢の限界だったのだろう。 光太郎が突如祭壇から飛び降り、ゾーマとガーネフの前に立つ。 森崎「光太郎さん!?」 ジャンクマン「アニキッ!」 光太郎のそんな突飛な行動に全員驚きを見せつつも、他のメンバーも慌てて光太郎に続く。 そして光太郎のように祭壇から飛び降りる者、無難に階段を使う者と分かれてはいたが、 全員がゾーマやガーネフの前に立つ。 光太郎「ゾーマ!!ガーネフ!!人の心を弄び、世界を滅ぼそうとしている貴様たちは断じて許さん!! 許さん!許ざん!!貴様達は許ざん!!!絶対にゆ゙る゙ざん゙!!!!」 光太郎は全身を怒りで震わせながら心の底から叫んだ後、右手を天に向かって高く突き上げ、それをゆっくりと下ろし… 「光の戦士」 ttp://www.youtube.com/watch?v=koafv-j9edQ 光太郎「変…身!!」 力強く掛け声を上げた後、光太郎の体内に埋め込まれているキングストーンの力を発動させるためのポーズを取る。 そして光太郎の腰に光り輝くベルトが現れ、その光が光太郎の全身を覆いつくす。
[244]キャプ森ロワ:2010/02/12(金) 09:01:16 ID:??? RX「俺は太陽の子!この世の生、生きる者、そして世界の全てを守る!仮面ライダーウ゛ァッ!アッー!エ゛ッ!」 光が収まるとそこには黒いボディに真っ赤な目の姿をした仮面ライダーBLACKRXの姿が在った。 RX「貴様たち悪に生きる道は無いと思い知れ!!」 ガーネフ「全く…非常識じゃの…貴様の力は色々と厄介そうじゃからその力を抑えるようにしてあったはずなんじゃが… こうまで無意味とは…じゃがまぁ良い…貴様にはうってつけの相手もいることじゃしのぉ」 RXの姿にやや呆れた表情を見せるガーネフ。RXに変身したと言う事実自体がガーネフにとっては想定外だったのだろう。 しかしそれも長くは続かず… カシャン…カシャン…カシャン RX「!?…バカな…何故お前が…」 唐突にその場に響き渡る金属的な音。その規則正しく鳴り響く音に今度逆にRXの方が戦慄する事となった。 そしてそれはゆっくりとRXの前までやってきた。 RX「信彦…シャドームーン!!」 RXがシャドームーンと呼ぶその主の姿は全身銀色の金属的ボディに緑色の目で、その姿は一目見て RXと存在を同じくするものだと理解できる。
[245]キャプ森ロワ:2010/02/12(金) 09:02:30 ID:??? ガーネフ「ふぉふぉふぉ。どうやら気に入ってもらえたようじゃな…だがまだ驚くのは早い…」 ティーダ「なッ!?…ど、どうしてあんたが…」 シャドームーンに引き続き現れた人物に今度はティーダが真っ先に反応する。ゆっくりと歩いてくるその人物は 上半身裸で赤いバンダナを巻いており、その胸には何かの模様のようなものが刻み込まれていた。 ティーダ「オヤジ…」 そしてその人物がティーダの目の前まで来ると、ティーダは声を震わせながら一言だけ呟く。 一言ながらその言葉には様々な感情が乗っていると言う事が森崎達にも分かるほどだった。 シュナイダー「オヤジ?…あの人物はティーダの父親なのか?」 ピエール「ティーダの父親が…どうして?」 ティーダ「何で…何であんたがこんな所にいんだよ!!オヤジィ!!」 ティーダの悲痛な叫び声にティーダがオヤジと呼ぶ人物…ジェクトは無表情で何も答えようとはせずに無言を貫き通している。 ゾーマ「ふははは!!いいぞ!!貴様たちの不安が手に取るように分かるぞ!!だが…まだ足りぬ…! もっと貴様たちには地獄を見てもらわねばならん…その為にも…出でよ!我がしもべ!!」 オールスターズに蔓延する負の感情に満足そうにゾーマはけたたましく嗤い声を上げ、そしてゾーマの呼号と共に ゾーマとは異なるその異形のモノは地響きを鳴らしながら姿を現す。
[246]キャプ森ロワ:2010/02/12(金) 09:03:54 ID:??? ???「ぐふふふふ…久しいな勇者アルスよ…今度こそ貴様のハラワタを食らいつくし、その痛みと苦しみを ゾーマ様に捧げてくれようぞ! 」 アルス「…バラモス…!!」 その異形のモノはかつてアルスの世界で魔王と呼ばれていた存在。その魔王バラモスはアルスを見ながら、 禍々しい笑みを見せ舌なめずりしている。 ガーネフ「あと一人役者がいるがそちらは故あってまだいない。それは後のお楽しみという訳じゃ。ふぉふぉふぉ」 RX「くッ…シャドームーン…貴様もこの悪事に加担していたというのか!?」 ティーダ「オヤジィ!何とか言えよ!!黙ってないでさぁ……だってあんたはもう…」 ガーネフの笑い声が響き渡る中、RXの怒号、ティーダの叫びに対しシャドームーンとジェクトからはやはり 何も答えることは無い。寧ろ本当に声が届いているのかと思うほどに反応が無い。 ヤン(……あの二人はもしや…いや…まだ断言するには材料が足りない…) カミーユ(あの二人…この感覚は何だ?) その二人の様子にヤンは理詰めで、カミーユは直感的に違和感を感じるのだが、その違和感を 説明できるだけの決定的な何かがヤン、カミーユ両名共に足りないでいる。
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0ch BBS 2007-01-24