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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】
[624]キャプ森ロワ:2010/03/30(火) 22:52:18 ID:??? そしてシュナイダーは超モリサキから借りていた肩から手を離すと、表情を苦痛に歪ませながらも自力で右足を引きずり、 センターサークルの方へとゆっくり戻っていく。その姿を見てもオールスターズの誰一人として手を貸そうとする者は居ない。 手を貸せばあくまで戦おうと意思を見せる彼の誇りを逆に傷つけるだけと言う事が分かっていたからである。 超モリサキ3「…全く…あいつは頑張りすぎなんだよ…その挙句右足までぶっ壊してさ…俺に今度は勝つって 言ったのはどこのどいつだよ…」 ピエール「モリサキ…」 ワールドユースでの再会という約束は超モリサキにとって決して軽い約束ではなく、これからの目標として重要なウェイトを 占めるはずだった。しかしそれが突如理不尽な理由で果たされる事が無くなってしまった。今の超モリサキの呟きは シュナイダーではなく寧ろこの理不尽な状況に対しての呪詛だった。しかしそんな超モリサキの肩をRXが優しく叩く。 RX「森崎ポジションに戻ろう…後1点…何としても取って…この戦い…必ず勝つんだ…!それが今俺達が為すべき事だ!」 超モリサキ3「光太郎さん…」 ジャンクマン「アニキの言うとおりだぜ!こんな逆境に追い詰められた時こそ正義超人共お得意の 友情パワーって奴を発揮すべき時だろうが!」 超モリサキ3「ジョ…ジャンクマン…」 デスマスク「フン…貴様がそんなザマじゃこっちまで調子が狂うだろうが…お前は何時も小憎らしい位がちょうどいいんだ」 超モリサキ3「デスマスクさん…」
[625]キャプ森ロワ:2010/03/30(火) 22:53:25 ID:??? ドーガ「それにお前だって人の事は言えないぞ?準決勝で俺を振り切ってあの大砲に立ち向かった時なんて こっちの肝が冷えたんだぜ?強情さならお前だってシュナイダーに負けてねぇよ」 超モリサキ3「ドーガ………俺は流石にあそこまでは無いぜ?」 ティーダ「い〜や全然負けてないッス!」 アルス「逆の立場なら君だって同じ事してそうだよ?」 リンダ「フフフ…お互い似たもの同士だと思うな」 超モリサキ3「チッ…何だよ皆して…」 仲間達の歯を着せぬ発言に憮然とした表情を見せる超モリサキだったが、それらが自分を励ましているという事に 気が付かないほどは流石に鈍くは無い。 超モリサキ3(そうだよな…ここで感傷に浸ってる場合じゃねぇんだ…今度は俺が体を張る番なんだ…!) その頭によぎるのはカミーユの特攻する姿とシュナイダーの最後のシュートを撃つ姿。それらを思い浮かべながら この試合で何度挫けそうになっただろうか心を再び強く持ち直し覚悟を決める。 超モリサキ3「よし…後1点とってこの試合を終わらすぞ!!」 「「「「「「「「おうッ!!!!」」」」」」」」 そして超モリサキの号令に各々が士気を高めポジションに戻る最中…
[626]キャプ森ロワ:2010/03/30(火) 22:54:48 ID:??? 超モリサキ3「ん…?」 ピエール「どうしたモリサキ?」 超モリサキが何か不思議そうに辺りを見渡しているのをピエールが見咎め声を掛けるが、 超モリサキ3「いや…今何か声がしたような気がしてな…」 ピエール「声?」 超モリサキ3「ああ……だが気のせいみたいだな…」 訝しげな表情を作るピエールを見て超モリサキは空耳だろうと当たりを付けるが、ふと強烈なデジャヴに襲われる。 超モリサキ3(あれ?何か誰かとこんな会話をしたような気がするが…それもそんなに前の事じゃない…) ピエール「どうしたモリサキ?」 超モリサキ3「ん?いや何でもない…(う〜む…気になりはするが今はそんな場合でもないな…)」 デジャヴの原因を探ろうと思案するが頭の中にモヤが掛かったように思い出せない。そんな超モリサキをピエールが 心配そうに覗き込んでいたので、流石にそれ以上考え込むわけにも行かず、軽くお互いの健闘を誓うとそのままゴールに戻る。 しかしこの時超モリサキは気が付いていなかったが、彼のポケットからは微かに淡い碧の光が漏れ出ていた。
[627]キャプ森ロワ:2010/03/30(火) 22:56:38 ID:??? 予想以上に時間が掛かった…選択も判定も無いですが場面として区切りがいいのでひとまずここまでで。 展開はラストまで見えてるのにラストだからかどうにも文章で煮詰まっちゃって…書いては消しての繰り返しで中々進まない… それでも魔装機神発売までには終わらせる(`・ ω・´)キリッ……だといいなぁ…それでは〜
[628]森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:58:10 ID:??? 乙!
[629]森崎名無しさん:2010/03/30(火) 22:58:25 ID:??? 乙でした
[630]森崎名無しさん:2010/03/30(火) 23:05:44 ID:??? 最終回が終わったらエキシビションマッチとしてオールスターズVS全日本を見てみたいな
[631]キャプ森ロワ:2010/04/07(水) 00:43:05 ID:??? あ、凄い亀レスで今更過ぎですが、某スレでの妄想書いてくれた人乙でした!確かにあのピエールを 見たら彼らも黙っていられないでしょう。おかげで凄いやる気が漲りました!オチも含めてGJ!!w >>628-629 素早すぎる乙感謝です!感動した!! >>630 この話がこのスレ内で完結するようでしたらキリもいいので次のスレ立てないでこのスレで終わりという風に しようと思ってます。ただ残りの展開からいってスレ内で完結するのが先か、残り約150KBを使い切るのが先かという 結構微妙なラインかなぁと思ってます。次スレまで行った場合は逆に大量にスレが余ってしまうので一応埋めネタとして エキシビションマッチみたいなものは考えてました。ただ全日本はラブマリー戦で書ききった感がありまして…というのも ラブマリー(ズィーコ込み)>>神様の差>>全日本>必殺技と○○○の差。但し決定的な差ではない>ラブマリー といった強さな感じなので対戦しても余り面白くならないんじゃないかなぁなんて思ってます。 それに全日本なら他いくつかのスレでも登場しているので今更感があったり… なので一応埋めネタとして考えてる案が 1、エキシビションマッチ。プレイヤーはオールスターズかラブマリーのどちらか選択。対戦相手はイナズマイレブン辺りから 2、スーパーロボット対戦M(モロサキ)(ストーリーベースは第4次辺り?EXでもいいかも) 3、南光太郎の探検隊「これは…ゴルゴムの仕業だ!!暗黒結社の全貌を追え!!」 がとりあえず構想中です。 まぁとは言ってもあくまで構想だけで、やるかどうかはその時次第にはなりますが、その前にこれをキチンと完結させないと…
[632]キャプ森ロワ:2010/04/07(水) 00:44:09 ID:5PXmBKEs ゾーマ「おのれ…人間共めが…どこまでもわしに逆らおうと言うのか…!!」 シュナイダーの乾坤一擲のシュートの前に敗北を喫したゾーマ。自分達が圧倒的優位に立っており、 何も出来はしないと軽んじていたはずの存在から膝を付かされたという事態に無論その胸中は穏やかであろう筈が無く、 バラモス「ゾ、ゾーマ様…お体の方は…」 ゾーマ「触るな!!」 ゾーマの体を気遣うバラモスを無碍に撥ね付け立ち上がると、オールスターズの方を怒りの形相を持って見やる。 その余りの殺気に逆のゴール前にいた超モリサキですら寒気を伴う戦慄を感じさせるほどだった。しかしその直後… ゾーマ「……ふふふふ…ふはははは…わははははは!!」 突如狂ったように嗤う。そしてひとしきり嗤い終えると ゾーマ「…どうやら認識を改めるのはわしの方だったようだ…伊達にここまで勝ち抜いてきたわけではないと言う事か… なればこそ潰し甲斐があろうというもの…!」 ゾーマから放たれていた溢れんばかりの怒気はすでに消え失せていた。いや消え失せたと言うより一瞬にして 全て己の中で消化したという事だった。感情と言うものは一旦激情に駆られると何らかの切っ掛けがないとそこから 冷静になると言う事は極めて難しい。しかもゾーマのような己に絶対の自信を持つ強者となるとその傲慢さ故に 尚の事それが難しいはずである。しかしゾーマは負の感情を糧とする魔物。だからこそ負の感情の機微がもたらす 長所と短所と言うものを存分に理解しているからこそ出来た芸当でもあった。もしその様子をヤンが見ていたなら 困ったように頭を掻き、忌々しげながらも「なるほど…大魔王と呼ばれるだけの事はある…」と賞賛を惜しまないだろう。
[633]キャプ森ロワ:2010/04/07(水) 00:45:35 ID:5PXmBKEs ゾーマ「バラモス…貴様はしばしここを守っていろ」 バラモス「ゾ、ゾーマ様?」 ゾーマの言葉に困惑を見せるバラモスを捨て置き、ゾーマはボールを持ったままゆっくりとセンターサークルに向かって歩き出す。 そしてゾーマはセンターサークルにボールを置くと、ボールを傍に居たジェクトへ蹴りだし、即座にリターンパスを要求。 ボールを再び持ったゾーマはセンターサークルから一歩一歩ゆっくりと大地を踏みしめながら歩みだす。 ガーネフ(ゾ、ゾーマの奴めが…わかっておるのか?後1点取られればワシ達は敗北するというに… ……もしかすると本当にアレを使う時が来るやも知れんのぉ…準備だけはしておくか…全く…こんな所で 巻き添えを食うのはまっぴらゴメンじゃ…) ピエール「…!?」 超モリサキ3「あいつ…何をしようっていうんだ?」 アルス「ゾーマ…!」 その余りに緩慢な動作にオールスターズの面々だけでなくガーネフすらも困惑を隠せず、 本当に試合が再開されたという事すら疑うほどだったが、
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0ch BBS 2007-01-24