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【シャンハイの】キャプテン松山18【大冒険】
[894]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/12(火) 16:56:57 ID:??? 構えて声荒く確認を取った松山に、紫は、心無い虐めに傷つけられた乙女の様に目を伏せ…… 松山が軽い後悔を覚えた――かと思えば次の瞬間には――紫はケロリと白い手袋を口元に添え微笑を浮かべていた。 紫「怖がらなくても……神隠しは、誰の邪魔も来ない朝にしかやらないから安心して?」 松山「……(はぁっ)」 憮然とした表情で完全に足を止めて、紫と直面して…… それを契機に、紫が少しも悪びれず傘を斜めに傾けながら、対話をはじめてきた。 紫「今日、博麗神社には行かないのね?」 松山「……はい」 紫「ふふっ。結構なことね。 罷り間違って "アレ" が松山君のチームに入ったりした日には、ゆかりおねーさん大弱りだもの。 芽が完全に潰えてくれて助かりました」 意味が掴めないうえに、幼子と戯れるみたいな口調だったが、目の色が微妙に変化してるのを松山は見抜いた。 真意はどうあれ、こちらの発言は本音かもしれない……などと考えてると、紫が昨日の件について言及してきた。
[895]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/12(火) 16:57:58 ID:??? 紫「ところで、ねえ? 昨夜は……子煩悩な藍にせっつかれて、腰を据えてお話ができなかったから。 ね、ほら、松山君だってあれだけじゃ物足りなかったでしょう?」 松山「いや俺あれでじゅうぶ」 紫「も の た り な か っ た わ ね ?」 松山「…………………………」 こちらから構おうとしても、関心が向かない限り、決して慣れようとしない…… 気位の高い白猫のイメージが脳裏に瞬く。 一方で、自分からは、枯れた老木に似た雰囲気が滲み出てきてる事には気付かぬまま……松山は紫に目的を聞いた。 松山「わかったわかりました。……何の話があるんですか?」 紫「そうねぇ。貴方に足りないのは、先読みと心配りかしら?」 松山「(何を話しにきたか読み当てなさいってことか……どう答えよう……? 無視して、俺から話したいことを先にしてもいいのかな?)」 直接的な危害はないだろうが、ともすれば幽香以上に、下手な言動は危ぶまれる相手。 松山は慎重に、紫の望む話題を考慮し……切り出した。
[896]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/12(火) 16:59:25 ID:??? どうしますか? A 俺からの勧誘を待ってるんですね! B それよりグラビアの件で話があるんですが C 昨日の勝負の話ですか? D ここだ! ここで愛の告白だ! E つまり同居したいってことですね! (ry (*4票で決定となります) F 幽香の件を話してみる G 根競べして、紫の話を待つ H その他 紫に対しての発言や行動を併記してください *後2回まで選択できます。 *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 出かけてきます。続きは後ほど。
[897]森崎名無しさん:2010/01/12(火) 17:01:46 ID:0cGAlpPQ A ドMさん勧誘の芽は潰えたのか。残念
[898]森崎名無しさん:2010/01/12(火) 17:21:34 ID:OpeNaiJc F
[899]森崎名無しさん:2010/01/12(火) 17:51:53 ID:fGpn0b5Q C
[900]森崎名無しさん:2010/01/12(火) 18:27:05 ID:h9dtpZAs A
[901]森崎名無しさん:2010/01/12(火) 18:40:58 ID:QAo8N7wk A ダメ元で
[902]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/12(火) 22:21:24 ID:??? >>897 今回で紫が言ったように神社に張り付く選択もされなかったので、接点がなくなりました。 今度恐らく、ドMさんは幻想郷サッカーに参加する為、チーム探しを開始します。 >>901 本気と書いてマジ……? なんとギャンブラーな!
[903]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/12(火) 22:22:26 ID:??? A 俺からの勧誘を待ってるんですね! 落ち着き払った様子で、紫は松山の答えを……「まぁ決まりきってるわね」とそんな目で待っていた。 そして松山。紫の話したいことを探り当てる為に、少し前の会話から判断材料を手探りで探していた。 胡散臭い紫の発言を、どこまで鵜呑みに、アテにしていいか判らないが、昨日の続きをしたいと大体は察しがつく。 なら、裏を考えなければ、昨晩の勝負についてを話題にしたいんだろう。 松山「(……! いや待て! 早まるな俺! ここは性急さは仇になる! 富良野の寒さを温めるシチューを煮込む位じっくり熟考するべきだ……。 相手はあの八雲紫なんだ。裏があると疑ってかかるべき。いやむしろ必ず裏がある! そ、そうか――!!)」 紫『罷り間違って "アレ" が松山君のチームに入ったりした日には、ゆかりおねーさん大弱りだもの』 罷り間違って "アレ" が松山君のチームに入ったりした日には ゆかりおねーさん大弱りだもの
[904]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/12(火) 22:24:40 ID:??? アレ? アレとは何ぞ? 違う……話の要点はそこではない。解らないものは気にする必要はない。 大切なのは次。何故松山のチームに噂の"アレ" が入ると『ゆかりおねーさん』が困るのだ? 理由がない。絶壁の人の戦闘力位ない。ならば先の発言からヒントを得るのは間違っているというのか? いやそんな筈はない。何故困るのか、それを深遠な命題を前にしたように全身全霊を持って解き明かすのだ。 困る理由……部外者に特に困る理由なんてない。筈。困る。それは紫がアドラーズに加わる意思がある事では……? 松山「(そ…………そうだったのかッ!? おかしなところは……うんない。不明瞭な点もない! ないぞォ!!!)」 雷鳴で轟き、脳内物質が分泌され、荒鷲はハイなゾーンへ突入した! 全ての答えはここにあったんだ! Jackpotだ! 間違いない! 松山「つまり――! 紫さんは! 俺達トラウム・アドラーズに勧誘されるのをずっと待っててくれたんですね!?」 紫「そうよ。実は昨……ぅ……はああぁぁっ!?」 スキマ妖怪の旧友達……鬼や亡霊姫が目にしたら、程度はあれど驚いただろう。 大妖怪・八雲紫が、人間の子の発言を耳にして、全く素で、茫然と二の句が告げない状態に陥ったのだから。 必死に考え理論積み上げ確信状態な松山と、軽い混乱状態をきたした紫とで、行われた勧誘交渉の行き着く先は!
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0ch BBS 2007-01-24