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【シャンハイの】キャプテン松山18【大冒険】
[968]森崎名無しさん:2010/01/14(木) 22:51:56 ID:d8thXnzw A 全て
[969]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/14(木) 22:56:16 ID:??? すみません。ここで…… 全て、に投票してくださった方達にちょっと質問です。 全て、というのは、文字通り幻想郷のサッカープレイヤー全員ですか? それとも、外の(キャプ森世界)含めてですか? 他に意図があるのでしたら、0時までにお願いします。
[970]968:2010/01/14(木) 23:00:23 ID:??? >>969 自分は幻想郷&外界のつもりで投票しました
[971]森崎名無しさん:2010/01/14(木) 23:01:16 ID:HEpnvbEM 何処まで行けば満足、ではなくて何処までも上を目指し続ける 的な感じになってほしかったので 自分は外も含めた全てで
[972]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/01/14(木) 23:03:00 ID:??? 自分も外を含めた全てですね 概ね>>971さんと同じような感じです
[973]963:2010/01/14(木) 23:13:13 ID:7MzVBMlQ >>966 言われて見れば認めて欲しいということは変わりませんしね。 Bで霊夢・幽香に変更します。
[974]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/15(金) 00:07:32 ID:??? >>970-971 採用はされませんでしたが、展開が先へ進めば同様の道へ進むかもしれません。 >>972 もぐもぐ(チーズフォンデュ) なるほど。ラインライダー対怪人カラミティマンで夢の対決と洒落込むわけで! >>973 変更承りましたー。 0時になりましたので、B霊夢4票で進行します。 大事な選択ではありましたが、5票は多すぎだったかなぁ。 本日はここまで。長丁場な投票になってしまい、申し訳ありませんでした。 お疲れ様でしたー。
[975]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/15(金) 12:10:57 ID:??? B 霊夢 衆目に正体がばれる危険を徹底して避けてるのか、屋敷を出た段階から練習着な阿求の後姿…… それを見失わぬよう注意しながら松山は、紫と交わしたそもそもの、原初の問答を思い出した。 八雲紫は、松山光が上を、最強を目指すと口にした時、外の三人と同じスタートラインに立ったと……そう言った。 恐らく三人とは、森崎、翼、日向。 どんな大会であろうと、どのような勝負の場でも、最大の栄冠を争ってきたキャプテン候補達。 今、松山が持ってる力も、彼らは生まれ落ちた時から、当たり前の様に天賦として授かっていた。 サッカーセンスという意味でなら、最も恵みを受けてるのは大空翼だと……松山は思う。 しかし……負けず嫌いや勝負運だって、広義には天性に当て嵌まる。森崎はそれらの権化みたいなものだ。 日向にだって、強力なシュートを撃つに必要な脚力と足腰、巨漢に当たり負けしないフィジカルがある。 松山「(……それに、あいつらには、きっと翼もだ。最初から、貪欲さが……強烈な自負心があったんだ。 自分がいれば負ける筈ない。周りがどれだけ足を引っ張っても勝たせるって……俺はそれが最高に嫌だった)」 チームワークを度外視し……。 強力なシュートだと? ふんそんなもの自分が全て防げば負けはないんだ! どんなゲームでも中盤を制するのは自分だ。 味方が頼れないだと? くだらん。ぐうの音も出ないほど自分が点を決めればいい。 個人技重視の彼らと競い、振り返ってみれば、チームメイトとの絆を謳った自分は決勝の舞台に立てた試しがない。 優勝旗、優勝カップ、誇り。みんなみんな独占したのは森崎達だった。 仲良しこよしと、唾棄するものを見るみたいな日向の視線を思い出す。
[976]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/15(金) 12:13:00 ID:??? そして――現在に繋がる過去で。 最強の座を目指せると知った時。松山が欲して選んだのはその道だった。守矢で仲良く信仰を集める道を外れて。 今はきっと、この自分も、とうてい理解し得ないと考えてた彼らの"同類"なんだろう。 松山「(だから『スタートライン』に立った、か……? うん。それは判った。思い出した。 でも今は……? 走り続けてる理由は何だ?)」 両の目を閉じ、静かに深く深く…… それを探すと、何の脈絡もなく、一人の少女の姿が瞼の裏に浮かんだ。 後姿だ。前を向いてこちらに目を向けていない。色は二色の鮮やかな紅白巫女装束。 かと思えば、また唐突に、どん底に差し込んだ太陽みたいな笑顔がまざまざと浮かび上がる。最初の記憶だ。 松山「(ええ? あれ?)」 浮かんだかと思ったら、すぐ消えてしまったので、松山はわけがわからず、そのまま理由を探すのを続行する。 簡単に見つかった。 全ての選手を乗り越えたいからだ。 幻想郷のみならず、外の自分の知る世界でも! 飛び立ったなら、上を見上げてどこまでも目指したいと。 得心。満足した。深い澱みの晴れた心地で、陽光のきつい夏の空を見上げる。 そこでまた――つい最近、神社での記憶。真っ直ぐ飛び行く紅白の幻像――
[977]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/15(金) 12:15:28 ID:??? 松山「は……?」 ポカンと放心して口を開けたまま固まってると、阿求がとてとてと、危なっかしい足取りで駆け寄ってきた。 阿求「どうかしました? この辺は人の行き交いが多いから、ぼうっと立ち止まってると危険ですよ」 松山「……うん。ごめん。(……???)」 お金を持ってるなら、スリにも注意しましょうと聞かせる阿求に受け答えしてる間に、像は薄れてしまう。 結局、自他共に心情に鈍感な松山はこの時点では気付けなかった。 誰よりも上手くなりたい、強くなりたいという願望と野心。 それと同じ位芽吹いてる、自分が認められたいと願う誰か。 まだゴールも見えない向上心。 その傍らで実を結んだのは、今はまだ散漫で形にならない、ささやかな自負心だった。 無意識下でだが……腹の底から、活力が滾々と湧き出て……突き動かされるように叫ぶ。 松山「よ〜〜〜〜〜っし!!! 頑張るぞお!!! 俺はもっと! もっと上手くなってやる!!」 燃えて叫んだ大声に、間近にいた阿求がびっくりしてつんのめって転んでしまった。 慌てて助け起こして、何度となく平謝りした後……二人は練習場に到着した。 *松山 → (認めてもらいたい!) → 霊夢 *松山のトラウマ発動確率が下がりました。
[978]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/15(金) 12:16:54 ID:??? 松山「広いな〜」 目の当たりにして、松山は感想を率直に呟いた。 人里の多目的練習場は、そのままテーマパークを建てられるかって程、広い敷地面積だった。 ランニングしてる青年達。野球帽をかぶってる人もいるが、そちらは人手が少なくポツンとしていた。 さっそく入場して歩いてると、ゲートボールに参加してる初老の人達が見えた。 知人がいたのか、阿求がさっと顔を青くして松山の背中に隠れた。 松山「っと?」 阿求「(シッ! 激しい喜びも深い絶望もない植物みたいに怪しまれず歩いてください……!)」 切羽詰った小声で言われて、ギクシャクしながらも、松山達は歓声に沸く老人達の脇道を通過。 松山の背中から離れて(感触? あるとでも?)阿求は気が緩んだみたいに、とある老人の話題を口にした。 阿求「ゲートボールは意外と人気があるんです。 とくに巷で伝説と噂されてるSuper Gateball Player・Gはどんなゲートでも通せるラインが見えるそうで。 新聞の取材によれば、『わしには「シャイニングロード」が見えるのじゃあ!』って……」 松山「それは……困ったお年寄りだね、はは……」 少年は、多感なメモリー大震災を笑って誤魔化した。 困った老人・2名の顔を振り払っては消し……目的のサッカー練習場へ到着する。 松山「(そういえば、専用練習場を持たないチームが練習してる時あるそうな……水曜日はいるのか?)」
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0ch BBS 2007-01-24