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【竹林カップ】幻想のポイズン23【天才の壁】
[107]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/30(水) 23:39:33 ID:??? >永遠亭の切り札→ ダイヤQ =永琳(切り札は隠すからこそ意味がある。まだ様子見ね……) ==================================================================================== 永琳(手の内は出来るだけ隠せるなら隠せた方が有利……。 逆転の切り札を最初から見せる訳にはいかないわね) そう判断した永琳は、その助っ人の肩に手を置きつつ……。 こちらに目を向けていた慧音に視線を送る。 永琳(今日の試合……あなた達がどれだけ引っ掻き回せるかが勝負よ) 慧音(わかっている。 ……勝利の為ならば、反則以外でなら如何なる事もしよう。 今は私も、このチームの一員だからな) 永琳ら永遠亭ルナティックスが作戦会議を終えていた頃。 一方で観客席では今大会に出場をしたほぼ全てのチームの者達が観戦に集まっていた。 妬ましパルパルズ、地霊アンダーグラウンド、守矢フルーツズ、紅魔ルナダイヤルズ。 オータムスカイズ、そして永遠亭ルナティックスに惜しくも敗れた諸チーム。 彼女達がそれぞれ試合開始を待つ中で……この観客席の更に上部。 実況席の隣に配置され、選ばれた者しか入れない個室――。 VIP席にもまたこの試合の開始を待っている者達がいた。 幻想郷トップの実力を持つ者しか入れないそのVIP席にいた人物とは……。 魔理沙「くぁ……眠い。 ったく、何で自分が参加してない大会の決勝を見なきゃいけないんだ」 レミリア「…………」
[108]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/30(水) 23:40:52 ID:??? 昨日まで完徹で研究をしてたから、と大欠伸をするのは幻想郷自称最速のCF――霧雨魔理沙。 そして、優雅に紅茶を飲みながらも静かに待つのは爆発的キック力を持つFW――レミリア=スカーレット。 そう、VIP席でこの試合を観戦しているのは、この二人。 しかし、このVIP席に彼女達を誘ったのは別にまたもう一人いた。 紫「楽しんでらっしゃるかしら〜、お二人さん」 魔理沙「楽しむも何も……まだ試合は始まってないぜ」 事件の陰にやっぱり八雲……でお馴染みの八雲紫。 彼女こそが魔理沙、レミリアを呼び出した首謀者である。 扉を開けて、魔理沙らの様子を見に来た紫に対し悪態をつくのは魔理沙。 彼女としては久しぶりに眠ろうとしていたところに紫に強引にこんな所に連れてこられたのだから当然といえば当然である。 一方、レミリアといえばちらりと紫に目線を向けただけで……特にこれといって激昂する訳でもなく。 ただ、小さくもはっきりとよく通る声で呟く。 レミリア「それで、八雲の。 一体これはどういうつもりだ?」 紫「どういうつもりとは?」 レミリア「決まってる、この状況だ。 私はつまらん試合を見ていられる程、暇じゃない」 紫「あらあら、お友達や従者は観戦に来てますのに……」 レミリア「パチュリー、それに咲夜はあの八意永琳とはライバルに近い関係だ。 あいつが出ている試合が気になるんだろう。 それに、三杉とかいう奴に幻想郷でのサッカーを見せてやる意味もある。 だが、私がこの試合を見る意味は無い。 八意永琳も私の敵ではない、観戦するだけ無駄だ」 魔理沙「っていうか、永琳が強いのは当然つーか今更だしな。 今まで散々見たんだから今更見ても意味無いぜ」 紫「あら……これはとんだ勘違いをされてるみたいね、お二人とも」 レミリア「なんだと?」
[109]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/30(水) 23:41:55 ID:??? 紫の言葉に初めてレミリアは驚いた様子で……しかし、狼狽する事は無く。 今度は視線だけでなく顔を紫に向けてその表情を読み取ろうとする。 だが、やはり紫はいつものような胡散臭い笑みを浮かべるだけ。 レミリアは小さく舌打ちをしつつ、やや荒々しくカップをソーサーへと置く。 しかし、その次の言葉を受けてレミリア……そして魔理沙は更に驚きに目を丸くするのだった。 紫「これからあなた達が見るのは……あなた達に匹敵する、トップクラスの天才シューター」 レミリア「!?」 魔理沙「はァ!?」 紫(反町君……お膳立ては整ったわ。 果たしてあなたは、幻想郷を引っ張る二人のFWを……。 唸らせるだけの実力を、見せる事が出来るかしら?) 驚く魔理沙らを尻目に、窓からフィールドを見やる紫。 フィールドにはようやく選手が入場をしてきたところだったらしく、魔理沙とレミリアも紫に続き窓の外へと視線を向ける。 紫の言葉は未だに半信半疑ながらも……もしも本当ならばこの目で確かめたい。 魔理沙(私に匹敵する天才シューターだって?) レミリア(私としてはこの黒白と同列扱いされるのも嫌なんだがな……しかし……私に匹敵するほどの実力者だと?) 先着2名様で、 魔理沙の眼力→!card レミリアの眼力→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→魔理沙(なるほど、うどんげの奴か……)/レミリア(兎、お前がNo.1だ……) ダイヤ・ハート・スペード→魔理沙(あいつ……そういや前に助っ人頼みに来た……)/レミリア(ただの人間にしか見えんが……) クラブ→魔理沙(リグル?なんだってこんなでかい大会に……)/レミリア(いつぞやの虫か……もしや、奴が……?)
[110]森崎名無しさん:2009/12/30(水) 23:43:33 ID:??? 魔理沙の眼力→ スペード6
[111]森崎名無しさん:2009/12/30(水) 23:46:07 ID:??? レミリアの眼力→ ハート5
[112]森崎名無しさん:2009/12/30(水) 23:48:51 ID:??? レミリアの方も一方的にだけど反町に面識あったような
[113]森崎名無しさん:2009/12/30(水) 23:49:44 ID:??? ところでなんでここのレミィは男言葉なの?
[114]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/30(水) 23:51:25 ID:??? >>112 パチュリーの所に行った時ですね。 確かに面識はありましたが、サッカーの実力については知らないのでこんな判定です。
[115]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/30(水) 23:53:06 ID:??? >>113 レミリア「かっこいいから」 カリスマモードだからです。JOKERを引けばうー☆うー☆言い始めるかも…。
[116]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/31(木) 00:01:02 ID:??? >魔理沙の眼力→ スペード6 =魔理沙(あいつ……そういや前に助っ人頼みに来た……) >レミリアの眼力→ ハート5 =レミリア(ただの人間にしか見えんが……) ==================================================================================== 魔理沙もレミリアも、まず永遠亭の2トップは除外。 うどんげはシューターというよりはウイング寄りの能力を持つ者であり……。 ベジータに至っては、そもそも眼中にない。 永琳はそもそも天才シューターというよりは天才プレイヤーなのでこれも除外である。 となれば当然向けられる先はオータムスカイズのメンバーとなる。 幽香や妹紅に関しては、確かに強いシューターといえるがそれならばわざわざ紫が知らせるとも思えない。 ならばリグルかと思うが……流石にそれは無いだろうと、二人はすぐさま除外する。そして、残った一人というと……。 レミリア「あの人間か……」 魔理沙「……冗談だろ? あいつ、前に私に助っ人に来てくれって泣きついてきた奴だぜ?」 フィールドに入場してくる反町を見て、小さく唸りながら呟くレミリアにやはり疑いの眼差しを向ける魔理沙。 二人とも、一応ではあるが反町に対して面識はある。 しかし、その時の反町の第一印象といえばまず真っ先に「頼りない」というのが出てくるような人物だ。 とてもではないが、レミリアや魔理沙に匹敵するFWとは思えない。 レミリア「老いて目がかすんだか、八雲紫……あんな人間が私に匹敵するFWだと?」 紫「幼すぎて耳が聞こえないかしら、レミリアちゃん。 私は彼があなた達に匹敵するFWとは一言も言ってないわよ?」 魔理沙「はぁ? おい、そりゃどういう……」 紫「天才シューター」 思わず紫に掴みかかろうとするレミリアと混乱したような魔理沙に対し、手で制しつつ紫はもう一度言う。 紫「彼は、天才シューター。 シュート"だけ"なら、あなた達にも負けない選手よ」
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0ch BBS 2007-01-24