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【竹林カップ】幻想のポイズン23【天才の壁】
[147]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/03(日) 23:08:22 ID:??? >B.その他のオータムスカイズメンバーの様子を見る ================================================================ 反町(妹紅さんの方は……もう、放っておくしかないかなぁ) 下手に間に入るとこちらに問題が降りかかるかもしれないと判断した反町。 ここは妹紅と輝夜のいざこざを止めるではなく、他の者達の様子を見てみようと考える。 現在フィールドに立っているのは、スターティングメンバーのみ。 DF陣、それにGKの大妖精は揃って固まり相手陣の攻撃勢を見て改めて作戦会議をしている様子。 中盤を取り仕切る幽香、そしてメディスンもまたやはりどうやって動いたものかと話を進めているようである。 反町(静葉さんと橙がいないからやっぱり中盤も組み立てにくいんだろうな……) 今までならばボール運びを橙か静葉に任せていればなんとかなったオータムスカイズ。 しかし、今日の試合では中盤に選手が5人もいるとはいえその内3人は永琳のマークにつき。 実質ゲームを作り中盤を纏める選手は幽香とメディスン2人だけなのである。 それでも幽香とメディスンには頑張ってもらわないといけないと思う反町であったが……。 幽香「キャプテン、いいかしら?」 反町「え、あ、なんです?」 不意にその幽香に声をかけられ、思わずどもりながらも返答する反町。 メディスンと話し合っている間にそれなりに作戦や動き方などを考えられたらしく。 幽香はそれらをメディスンと共に反町に報告してくる。 幽香「今日の試合、やはり私とメディスンがディフェンスに積極的に顔を出すわ。 ただ、そうするとやはり進行スピードが遅くなる。 メディスンも橙程の速度を出してドリブルが出来ない。 だから、私の作戦としてはキャプテンにも中盤くらいからボールを持ってもらおうと思っているのだけど……どうかしら?」 あまり足が速いとはいえない幽香に、メディスン。 ボールを奪った後に橙の速攻が出来る訳でもない為。 今日の試合ではゴール前に移動する前に反町にボールを回すのはどうだろうかと提案してくる。
[148]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/03(日) 23:10:04 ID:??? ポジション的に前寄りの反町に対し、幽香のパスならばほぼ通る筈。 ドリブルで速攻を仕掛けるよりは、パスで一気に前に出した方がいいのではないかという話だ。 メディスン「勿論……あんたばっかりに渡す訳じゃないけど。 私達もちゃんと攻めるしね……」 幽香「ただ、キャプテンのドリブルなら十分永遠亭に通用する。 中盤からならあのポイゾナスドライブでも十分ゴールは狙えるし……。 攻撃のカードは多い方がいいわ。 どうかしら、キャプテン?」 反町「そうですね……」 A.「その作戦でいきましょう」 俺のやや華麗なドリブルを見せてやる。幽香の作戦を認めよう B.「リグルも併用していくのは?」 リグルも一緒に使うのはどうだろうと提案する C.「いや……シュートに集中したいんで」 ゴール前までは幽香達で運んでくれと頼む D.「こっちが攻めている時はボランチの3人を少し動かしましょう」 攻撃の時はボランチも攻撃に回らせようと提案 E.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[149]森崎名無しさん:2010/01/03(日) 23:10:53 ID:g2eGnqog B
[150]森崎名無しさん:2010/01/03(日) 23:36:54 ID:L41iJo+A A
[151]森崎名無しさん:2010/01/03(日) 23:40:45 ID:??? A
[152]森崎名無しさん:2010/01/03(日) 23:41:50 ID:pVzUSfIo A ↑間違ってsageてたので訂正
[153]森崎名無しさん:2010/01/03(日) 23:49:25 ID:zpUEZJB+ A
[154]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/04(月) 00:45:35 ID:??? >A.「その作戦でいきましょう」 俺のやや華麗なドリブルを見せてやる。幽香の作戦を認めよう =========================================================================================== 確かに幽香の言う通り、攻撃の手数は多い方がいい。 反町の了承が得られると、作戦を考えた幽香、メディスンの顔に笑みが浮かぶ。 しかし、一方でリグルはといえばどことなくしょぼんと項垂れていた。 ボール運びという事ならばリグルもまた必殺のドリブル、リグルーレットを持っているのだ。 反町は幽香に名指しで指名され、リグルはまるで眼中に無いという態度にやはり落ち込む。 だが、幽香があえてリグルに中盤でボールを渡さないと言ったのにはまた理由がある。 幽香「リグル、あなたはあなたの役目があるわ。 ダイレクトシュートとポストプレイが得意なあなたは、ゴール前でボールを待つ役目がある。 キャプテンの場合だとシュートしか撃てず選択の余地が無いけれど、あなたなら落とす事も出来るわ。 これはあなただから出来る事。 ゴール前で待機して、得点に絡めるようにしなさい」 リグル「そ……そっか! うん、そうだね!」 ボールを上げてもらってシュートをそのまま打つのもよし。 あえて裏をかき、反町や幽香に対して落とすのもまたよし。 ゴール前での混戦に強いリグルだからこそ取れる作戦であり、競り合いに弱い反町には出来ない芸当である。 計算かそれとも天然か幽香がそれを指摘しながら言うと、リグルも自信を取り戻したかすぐに笑顔になり任せておけとばかりに胸を張る。 実際、今日の試合では反町がボールを運ぶ事も兼任する為、リグルの動きが重要となってくるだろう。 リグル「よし、私にバンバンボールを回してね! 絶対決めてやるんだから!」 幽香「キャプテンもチャンスだと思ったら打っていった方がいいわ。 相手のキーパーはそう大した実力は持ってない。セービングの技術なら大妖精にも劣る。 キャプテンなら割りと余裕を持ってゴールできるはずよ」 反町「はい、わかりました」 ※幽香、メディスンの評価が上がりました。
[155]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/04(月) 00:47:00 ID:??? 反町達が攻撃法を模索していた頃、フィールド中央部のセンターサークル付近ではやはり妹紅と輝夜が言い争いをしていた。 普段は割と気さくで温和な妹紅ではあるが、それもあくまで普段の話。 この蓬莱山輝夜を前にした時は、怒髪天を突く程に怒り狂い顔を真っ赤にして喧嘩腰になるのである。 一方で輝夜はといえば、そんな妹紅を嘲笑しながら怒りを煽るような態度を取る。 余裕があるのかそれとも単にそういう性格なのか。 憤慨する妹紅とは対極のように、挑発して妹紅の怒りを更に増そうとするのだ。 顔を真っ赤にしてヒートアップする妹紅を慧音は羽交い絞めにし……。 逆に挑発する輝夜を、永琳は横から困ったような顔をしつつ窘める。 どちらも視線を向けるのは、今も尚幽香達と話し合っている反町である。 慧音(妹紅の事を抑えられる奴かと思っていたのだが……むぅ……) 永琳(自分のチームの者が暴れるかもしれない時には、せめて傍に来て欲しいものね……キャプテンなら) ※慧音、永琳の評価値が下がりました。 ヒューイ「あ、あれ〜!?」 穣子「な、なによあいつは……!?」 反町「ん?」 永琳たちが溜息を吐きながら自分を見つめているとはいざ知らず、幽香らとの作戦を終わらせた反町。 後は試合開始を待つのみ……と思った瞬間聞こえたのは、ヒューイと穣子の驚きの声である。 見てみれば、何やらヒューイ達は永遠亭ルナティックスのベンチの方向を見て目を丸くしている。 一体どうしたのかと反町がそれに習い目を向けてみると……。 反町「あ……あれは……!?」 素顔を隠す為のマスクに、『龍』の文字が記された人民帽、そして流れるような美しく長い紅の髪。 更には大陸系の民族衣装を纏ったその人物は、まさか自分が注目をされているとは思っていないのか暢気にベンチに座ってぽけっとしている。 そう、その得体の知れない人物こそが――八意永琳が用意をした、この試合の為の秘密兵器である。
[156]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/04(月) 00:48:15 ID:??? 観客「だ、誰なんだあれは!?」「永遠亭ルナティックスにあんな奴いたか!?」 観客席も一部はその人物に気づいたのか、ざわざわとどよめき始める。 オータムスカイズの者達も、得たいの知れない人物の登場にどこか焦っている様子だ。 永遠亭ルナティックスのメンバーといえば、永琳を中心とした永遠亭の住民に人里の者達を加えた者のみの筈。 そう思っていたところに、突然の助っ人が現れたのだ。驚かない方が難しい。 穣子「一体何者なのかしら……!」 にとり「ベンチにいるからスタメンじゃないみたいだけど……要注意だね!」 反町(……なんだろう、凄く突っ込みたい気がするけど。 でも、突っ込んだら負けなような気もする!) 帽子や髪や服や体型を見れば、なんとなく誰なのかわかりそうな気がする謎の選手。 しかし、どうやら反町以外の者達は観客らも含めて一体誰なのか予想もついていないらしく。 反町はなんとなくここで正体と思しき人を言うのは空気が読めてないんだろうなと思いやめておく。 そうこうしている内に試合開始時間は近づき、反町らはそれぞれ整列を始めた。 ジョン「さぁ〜、やってきました竹林カップ! いよいよ残すは1試合、決勝戦のみとなりました! 全12チーム、この長いようで短かった竹林カップ。決勝まで上がってきたのはオータムスカイズ、永遠亭ルナティックス! はたしてこの大会を制するのは脅威のチーム力を持つオータムスカイズか!? はたまた天才・八意永琳を有する永遠亭ルナティックスか!? 実況は私、ジョン・カタビラ。解説はお馴染み南沢豪さんでお送りします」 南沢「よろしくお願いします」 ジョン「さぁ、それではまずは両チームスターティングメンバーの紹介から参りましょう。 まずはオータムスカイズ、GKの大妖精選手!」 観客「うおおおお、大ちゃーん俺だー! 回ってくれー!!」 大妖精「あわわわわわ……あ、あまり期待しないで下さい……す、すみません」
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0ch BBS 2007-01-24