※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】
[335]2 ◆vD5srW.8hU :2010/01/31(日) 21:24:55 ID:DHWX9kYG ポブルセンを4人マークでけん制し、カペロマンへのパスはアマラウが遮断。そしてカルツは翼が相手をする。 得点力のある3人を封じ込める為の翼の作戦である。DFラインが高くなりFWのヤラとクラウスが裏を取りやすくなる 危険も伴うが、翼の目論見通りハンブルグは中盤のペースが乱され思う様に攻められなくなってしまった。 放送「前半30分、どうやらハンブルガーは勢いが鈍ってきた模様です。主力のポブルセンくんと カペロマンくんにボールを上手く回せず、更にカルツくんも翼くんにつかれて思う様にドリブル出来ていません」 ガシイッ! メッツァ「あっ!」 マウリシオ「よっしゃあ!」 放送「おおっとここでマウリシオくんメッツァくんからボールを奪いました! そしてメッツァくんのお株を奪うかの様なサイドチェンジ!プラトンくんに渡しました」 プラトン「(あのキーパーが飛び出してこれない位置に上げれば…)」 バコン! ストラット「よし!おりゃああっ!」 バッ!バシュウウウッ! ドガガガガッ! マイヤー・ハーネス・ゴンゲルス・リンツ『ぐああああっ!!』 若林「甘いぞ!」 ガシイッ! ストラット「くそっ!」
[336]2 ◆vD5srW.8hU :2010/01/31(日) 21:25:31 ID:DHWX9kYG サンパウロの攻撃回数は増え、必然的にハンブルグは攻撃のチャンスを掴めなくなる。 マウリシオ「もいっちょ行くぜー!」 バビントン「マウリシオ危ない!」 マウリシオ「へ?」 ポブルセン「調子に乗るんじゃねえ!」 ズザザザ! ゴガァ! マウリシオ「ぐびゃ!」 放送「ここでポブルセンくんが自ら戻ってディフェンス!パワフルなタックルでマウリシオくんから強引にボールを奪い取り…」 グワアアアアッ! ジウ「えっ?」 ポブルセン「ここから全部吹き飛ばしてやる!」 放送「な、なんとポブルセンくん大きく振りかぶった!こ、これはクリアではなくシュートなのか!?」 バッギュォオオオオオオオオオオオオオオオオン!! 放送「撃った!自陣奥深くから無理やり撃ったーーーーーっ!!」
[337]2 ◆vD5srW.8hU :2010/01/31(日) 21:26:17 ID:DHWX9kYG 35分頃、業を煮やしたポブルセンが自力でボールを奪い返した後 翼やドトールに近づかれる前に80mはあろうかと言う距離でマーダーショットを撃った。 ドガアッ!ドガアッ!ドガアッ!ドガアッ! ドトール「ぐぐぐ…!」 バビントン「いたああ!」 マリーニ「ぶぼばっ!」 リマ「ひぎゃー!」 ギュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン! ヒュルルルル… レナート「取るっ!」 バッ! バシッ! ポブルセン「な…なにィ!?」 カルツ「バカ!いくらなんでもそんな距離から入るか!」 カペロマン「まあ、ザコGK相手なら入ってただろうが…」 しかし強力なシュートでもあまりに距離があり過ぎれば威力が落ちて防がれる。 ポブルセンの無謀な試みは徐々にサンパウロが波を押し返してきている証だった。
[338]2 ◆vD5srW.8hU :2010/01/31(日) 21:27:18 ID:DHWX9kYG 今夜はここまで。また明日お会いしましょう。
[339]創る名無しに見る名無し:2010/01/31(日) 21:29:22 ID:Z0p5xxzL 乙でした〜
[340]創る名無しに見る名無し:2010/01/31(日) 21:38:35 ID:KF7wjS0X 乙でした〜!
[341]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/01(月) 10:38:12 ID:0L3eW8+E そして前半の終盤に転機は訪れた。 ガッ! ヒュルルル… ポブルセン「(何故だ!?何故こいつを止められねェ!?)」 カルツ「(ヒールリフトならトラップした際に隙がある筈!そこを狙えば…)」 翼「ここだ!」 ガッ! ヒュルルル… カルツ「な、なんだとォ!?(こいつ、こんな非常識な事まで出来る様になったのか!)」 若林「(うちのMFを手玉に取るとはな。だがそれ位はやってもらわんと困る)」 放送「翼くんなんと2連続でヒールリフト!常人には思いついても到底不可能なテクニックを いとも簡単に使いこなしてまたしても中盤を切り裂きPA内に突入しました!」 翼「(ここが勝負所だ!バビントン!)」 バビントン「(分かってる、任せて!)」 グワアアッ! 放送「翼くん振りかぶった〜!今度は自分で撃ちに行きます!」
[342]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/01(月) 10:38:54 ID:0L3eW8+E 若林「(来るなら来い!PA内からでもゴールは許さん!)」 翼「………」 スカッ! ボコッ! 若林「!」 ハーネス「えっ?」 ゴンゲルス「何を…」 マイヤー「ハッ!」 バビントン「えいっ!」 バコッ! 翼はPA内に切り込んでから自分が撃つと見せかけてからヒールパスで後方にフォローしていたバビントンに渡した。 そしてバビントンはそれをワンツーリターンの様に素早くダイレクトで撃ち返した。翼ではなくストラットの方へ。 マイヤー「し、しまった!」 ハンブルガーSVのディフェンダー達は翼が容易にストラットに渡せない様に、そして至近距離から渡しても すぐに囲める様に意識してストラットを囲んでいた。その為予想していない角度からのバビントンのパスに 反応出来たのはマイヤー一人だけになってしまい、そのマイヤーもカットに失敗する。 こうしてストラットにボールが渡った。PA内で。 放送「と、と思いきやバビントンくんに…そこからストラットくんに!撃つのはストラットくんだァ!」
[343]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/01(月) 10:40:01 ID:0L3eW8+E ハーネス「ヤバい!」 リンツ「つ、潰せ!」 ストラット「もう遅えよ!メガロゾーンシュート!!」 バッゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! ゴゴゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!! ハーネス「ぐわあっ!」 ゴンゲルス「ぎゃああ!」 リンツ「ぐぶっ!」 若林「くっ!」 バッ! バギィイイイイイン!! 若林はこの距離のメガロゾーンにも飛びつき、右拳を盾として突き出した。 ストラット「………!」 若林「ぐ…お…おおおあ〜!!」 バアン! バサッ! ポンポンポン… だがそれが限界だった。ボールは彼の右上腕を押し退けた末にゴールネットの上部を揺らした。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! ハンブルガーSV 1−1 サンパウロFC
[344]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/01(月) 10:41:18 ID:0L3eW8+E 放送「決まった!ゴ〜〜〜〜〜ル!!ストラットくんのメガロゾーンシュートが若林くんの豪腕を力づくで 打ち負かし同点ゴールになりました!前半42分、翼くんが起点になってからバビントンくんのナイスパスで ストラットくんに渡し、エースストライカーが期待通りに決めて1−1です!サンパウロ、同点! 今まで圧倒的な鉄壁ぶりを誇っていた若林くんもとうとうゴールを許してしまい試合は振り出しに戻りました!」 ウォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! 観客「決まったァ!同点だ!」「凄いぞあのストラットって奴!」「若林もあの距離からだと防げないのか」 シュナイダー「ほう…凄いキック力だ」 森崎「(へっざまあみろ。お前がストラットを零封しようだなんておこがましいんだよ)」 若林「く…くそーーーっ!!」 カルツ「(やっちまった…貴重なリードが…)」 バビントン「やったねストラット!ナイスゴール!」 ストラット「おう、ギリギリだったが入ったモン勝ちだ。ナイスアシスト」 翼「有難うバビントン、ストラット。よし皆、ここからはキッチリ前半を終わらせて後半に逆転するぞ!」 サンパウロメンバー『おう!』 ピッ!ピィイイイイイイイイイイイイイ!! その後残り少ない前半は翼の狙い通り無難に終わり、試合はハーフタイムに突入する。 流れは確実にサンパウロに来ていた。
[345]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/01(月) 10:43:03 ID:0L3eW8+E いったんここまで。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24