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【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】
[441]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/13(土) 15:34:47 ID:GXxy+1Jx そして森崎はこの現実に対し、以下の反応を示した。 A 「俺に勝った翼を倒すとはな…若林もやるじゃないか」余裕を装う。 B 「翼対若林は引き分けだが、チームとしてハンブルグが勝ったな」戦力分析を行う。 C 「翼!何故負けやがった、バカヤローーーッ!!」激昂してフィールドに駆け込む。 D 「若林がマグレで勝ったか!こりゃ良い、決勝が楽だぜ!」大声で挑発する。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1262005834/l50にて ☆2010/2/13 16:30:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を 止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[442]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/14(日) 21:29:43 ID:6Sm6RTG+ >B 「翼対若林は引き分けだが、チームとしてハンブルグが勝ったな」戦力分析を行う。 葵「えっ?」 早田「そりゃどういう事だ?」 突然両チームの戦力分析を始める森崎にそう言った思考が得意ではない者達が怪訝な声を上げる。 こういう時に言われてみれば当たり前の事を述べて場の空気を落ち着かせ、信頼を勝ち取るのは森崎の18番である。 森崎「翼は若林相手に1ゴールしか上げられなかった。フィールダーとGKの勝負としては引き分けってのが妥当だろう。 だがチーム対チームではそうじゃなかった。チームの総合戦力では僅かながらハンブルグが勝っていたんだ」 岬「…そうだね。付け加えるのなら、両チームの特徴の違いがそのまま戦況の流れになっていったと思う」 松山「そう言えば、ハンブルグはMFは凄いけどFWとDFは平凡な感じが拒めなかったな…」 中山「逆にサンパウロはFW、MF、DFにそれぞれ中心選手が居た。GKは若林に比べると大分見劣りしたが」 三杉「そうだ。ハンブルグが序盤と終盤以外はサンパウロにペースを握られていたのがその証拠だ。 サンパウロはFWのストラットの体力が尽きた時点で攻め続ける事が出来なくなった。 そして翼くんがカウンターシュートで体力を使い果たした時…彼らの負けは決まっていたのかも知れない」 次藤「なるほどのう。そいぎんた、ワシらのハンブルグ攻略のヒントにもなりそうじゃな」 山森「ええ。この総力戦を徹底的に分析する事が決勝戦を制する鍵になるかも知れません」 そして戦術議論が好きな者達が後に続き、目の前で行われた激戦の衝撃が建設的な意見交換に 変わっていく。森崎の目論見通りチームの雰囲気が変わったと言う功績は彼の物になった。 森崎「(…翼の首を横取りしやがって…若林め)」 ただ、その行動自体が若林に対する危機感の表れだったのかは森崎自身にも分からなかった。 森崎チーム内支持率:45→46
[443]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/14(日) 21:29:59 ID:6Sm6RTG+ ここで負けたサンパウロにもう一度スポットライトを当てておこう。 彼らは皆敗戦により落ち込んでいたが、その心境には個人差があった。 ストラット「(たった1点…たった1点か)」 ストラットはチーム全体の敗北以上に自分がエースストライカーとして最低限の結果しか出せなかった事に打ちのめされていた。 敗戦の責任を一人で被るつもりは無くても、自分がもう1点決めていれば…そう思わずには居られなかったのだ。 ストラット「(俺はウルグアイのヒノや西ドイツのシュナイダーの様な万能タイプのFWじゃない。 ウルグアイのビクトリーノやブラジルのカルロスの様に自力で切り込める程の突破力も無い。 あくまで味方から受けたパスで確実にゴールする純粋な点取り屋なんだ。このままではいけない…)」 イタリアの主砲を目指すチェザーレ・ストラット。彼は今自らの力を高める必要をひしひしと感じていた。 ドトール「3点…か」 アマラウ「くそっ!プライドがズタズタだぜ…」 一方守備側では今まで堅守を誇ってきた筈のDFコンビが過酷な現実に猛省を迫られていた。 リオカップでは6試合通じてたった1失点しなかった。そんな実績も今となっては空しい。 ドトール「この結果は謙虚に受け止めなければならない。俺達が更なる高みを目指すならな」 アマラウ「当たり前だ!この試合で俺達の弱点はハッキリしたんだ。ここで立ち止まっていられるかよ!」 ブラジルユース選出は間違いなしと言われるワグネル・ソアレス・アマラウとマグノ・ヴィエイラ・デ・オリヴェイラ(ドトール)。 この二人もこの試合から自分の至らぬ所を思い知り、再起と躍進の為の教訓にしようと誓い合っていた。
[444]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/14(日) 21:30:28 ID:6Sm6RTG+ 彼らを含むサンパウロの選手達はベンチに向かいながら口々と反省と後悔を口にする事で互いを励ましあっていた。 友情で一丸となっているとは言い難いチームだが、それでも彼らの間には数々の激戦を共に潜り抜けてきた絆があった。 しかし翼だけはこの輪に加わろうとせず、俯いたまま無言で歩いていた。 翼「(なんなんだよこれは…なんでこんなに気持ち悪いんだ!これが負けるって言う事なのか?)」 バビントン「(ツバサ…)」 敗北がどうにも否定できない事実となった今、翼の顔は衝撃と落胆ではない別の感情で歪んでいた。 それは悔しさや後悔ではなく翼にも何と呼べば良いか分からない不快感の賜物。 リオカップの頃から少しずつ膨れ上がっていた不快感が膨大な波となって翼を襲っていた。その影響で 翼は凄まじい程の焦りと苛立ちに顔を歪ませており、チームメイトはおろか監督のロベルトですら彼に声をかける事ができない。 ロベルト「(ど、どうしたんだ翼、確かに負けはしたが試合内容は決して悪くなかった…よな? お前がそんな調子だったらチームの雰囲気まで暗くなってしまうのに…)」 サンパウロメンバー「監督…」「申し訳ありません監督」「負けてしまいました…」 ロベルト「(むむっいかん、俺がここで黙っている訳にはいかない。よし、とっておきの ”監督らしいセリフ:敗戦バージョン”だ!)皆…今日、我々は負けた。それはもう永遠に変わらない。 だが君達のサッカーはここで終わりじゃない。それどころかプロデビューと言うスタートが目の前にあるんだ。 今日の敗北は紙一重の差だった。その紙一重を乗り越えるにはどうすればいいのか? それを考え、答えを出せばこの遠征試合は決して無駄にはならない筈。それを心がけてくれ」 サンパウロメンバー『…はい!』 翼「(そうだ…これで今までの全てを失う訳じゃない。取り返しがつかない訳じゃない。負けたのなら次に勝つ為に 更に努力すればいい。言うまでもなく当たり前の事だ!…なのに、何故…何故その当たり前の事が…怖いんだ…)」 参加者と観察者達に多大な影響を与え続けるジャパンカップも残るは決勝戦のみ…
[445]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/14(日) 21:32:22 ID:6Sm6RTG+ 今日はちょっと早めに寝たいのでここまで。 また明日お会いしましょう。
[446]創る名無しに見る名無し:2010/02/14(日) 21:38:36 ID:E3QWG22s ロベルト乙でしたww
[447]創る名無しに見る名無し:2010/02/14(日) 21:44:47 ID:KjBgD9Ub 結構勉強していると思われるロベルトは実は名監督なのでは?w
[448]創る名無しに見る名無し:2010/02/14(日) 21:45:15 ID:ZcALnmzP 言う事だけはいいなロベルト そして翼はサッカーを楽しむっていう根本的なトコが欠落しちゃってるっぽいな
[449]創る名無しに見る名無し:2010/02/14(日) 21:50:14 ID:m9+4gJ/4 キャプ森でサッカーを楽しんでる奴僅かしかいないけどなw
[450]創る名無しに見る名無し:2010/02/14(日) 22:12:11 ID:vf7G8kPO "../test/read.cgi/morosaki/1262167729/448" >>448 カルロスに会ったら 「お前にサッカーの楽しさを教えてやる!アーサーと一緒に!」 って言われるかもしれん
[451]創る名無しに見る名無し:2010/02/14(日) 22:47:38 ID:9zJqBowE "../test/read.cgi/morosaki/1262167729/447" >>447 "../test/read.cgi/morosaki/1262167729/448" >>448 「名選手は名監督になれない」と言う皮肉めいた言葉があるから あながち間違いじゃないね でもこのロベルトは凡人になってしまったからこそ こういう対応ができるようになったとも言えるね
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0ch BBS 2007-01-24