※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】
[615]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/02(火) 00:01:10 ID:7IPPWBUI 今、貴方の後ろに居るの……→ ダイヤ7 ダイヤ→メリーと中山が立っていた。 森崎「ん? あれは……」 森崎が玄関を覗き込むと、そこには既に二つの人影があった。 メリー「あら?」 中山「……ん? 森崎も来たのか」 森崎の声に反応して振り返るメリーと中山。 二人とも、先程までまでずっと扉の方を凝視していたようだが…… 森崎「何してるんだ、そんな所で。二人で何処かに出かけるのか?」 メリー「いえ、そういう訳じゃないんだけど……」 メリーが軽く首を横に振る。 彼女たちが言うには、二人とも森崎と同じように玄関の物音が気になって確認しにきたらしい。 中山「気のせいかなって思ったんだが、三人も聞いてるんじゃあそれも無さそうだな」 メリー「物音がするものなんて置いてないはずなんだけど……って事は……」 その言葉に割り込むようにして、再びコンコン、という乾いた音が鳴り響く。 音の発生源は目の前の扉。どうも、外から誰かが扉を叩いているようだ。 メリー「ノック……何だ、お客さんだったのね。……はーい、どちら様ですか?」
[616]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/02(火) 00:02:12 ID:7IPPWBUI 心霊現象では無かったことにほっと胸をなでおろしたメリーが、返事とともに扉の取っ手に手をかける。 ギィィィ……という木の軋む音とともに、ゆっくりと扉を開けるメリー。 そして……扉の向こうの来客の姿を確認した途端に、彼女の表情はそれこそ幽霊でも見たかのように引き攣った。 メリー「……は?」 ……扉の向こうに立っていたのは一人の女性だった。 ???「はぁい、がんばりフォーレスツの皆さん。まずはさっきの勝利にお慶び申し上げるわ」 ウェーブの掛かった松葉色の髪の下に、意志の強そうな切れ長の赤い瞳が揺れる。 レミリアに匹敵するほどの……いや、幼さを残すレミリアとはまた違う、完成された美がそこにはあった。 森崎「(……誰だ? 中山、知り合いか?)」 中山「(いや、知らないな……)」 小声で問いかけた森崎に、中山が首を横に振る。
[617]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/02(火) 00:03:14 ID:7IPPWBUI ???「初めまして、貴方が森崎ね。……これ、受け取ってくれるかしら?」 その女性は固まっているメリーを無視して一歩踏み出すと、後ろに立っていた森崎に大きな花束を手渡した。 森崎「……花? 何だ、いきなり」 ???「言ったじゃない、勝利祝いよ」 にっこりと笑う女性。 その笑顔はまさに向日葵が咲いたような明るい笑みであったが、 森崎は何故か……ほんの一瞬、背筋がゾクリとするような恐怖を感じた。 メリー「……何をしに来たの? 幽香」 幽香「何回も言わせないで、純粋なお祝いよ。……それと、就職活動」 幽香と呼ばれた女性は気怠げに質問に答えた後、最後に短く付け加えた。 中山「就職活動? それって……」 幽香「そう、貴方達のチームに加えてもらいに来たのよ。 受け入れてもらえるかしら、がんばりフォーレスツのキャプテンさん?」
[618]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/02(火) 00:04:16 ID:7IPPWBUI ……… …… … そして、10分後…… 森崎・中山・メリーに幽香を加えた4人は、リビングの大きなテーブルを囲んで話し合いを行っていた。 森崎「つまり、そっちの条件は……」 そこまで言って、森崎がカップを置くために一旦言葉を切る。 ちなみに、今飲んでいるのはメリーが淹れた来客用の紅茶である。 流石に紅魔館のそれには及ばないものの、丁寧に淹れられたその紅茶は、まず上等といっても差し支えの無いものだった。 森崎「1、自分のプレイスタイルに絶対に文句をつけない。 2、疲労以外の理由で自分を交代させない。 3、指示は構わないが、逆らう権利を認める。 4、少なくともMF以上のポジションを約束する。 ……この4つで良いんだな?」 幽香「ええ。決して安売りはしないけれど、そう高くもない条件のはずよ」 森崎の確認に、幽香は澄ました顔で頷く。 森崎「……ふむ。 (お前が使える奴なら、の条件付きだがな……。この手の奴はどうも期待させて肩透かしってパターンが多い)」
[619]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/02(火) 00:05:16 ID:7IPPWBUI メリー「(ねぇ、ちょっと……)」 森崎が考え込んでいると、横に座っていたメリーが机の下から袖を引っ張ってきた。 メリー「(……幽香は確かに実力は折り紙付きだけど、チームに加えるのはよく考えた方が良いわよ)」 森崎「(ん? どういう事だ?)」 メリー「(あいつはね……敵チームの選手にわざと怪我をさせるのよ。結界を掻い潜ってね。 もちろん反則にならないように巧妙にやるから退場の心配はないけど、とにかく一部の選手と観客からは嫌われてるわ。 幸いにも、うちのチームには幽香を滅茶苦茶嫌ってるって人はいないけれど、FWの三人なんかはやっぱり怖がるでしょうし、 温厚なレティなんかとも相性は良くないでしょうね……)」 森崎「(見てる限りでは、そこまで危ないヤツには見えないが……)」 とはいえ、花束を手渡されたときにゾクリとした何かを感じたのは事実である。 ……ちなみにその花束は今、花瓶に生け直してテーブルの中央に飾ってある。 メリー「(無闇矢鱈と喧嘩を売るような奴でもないのよ。 基本的に幽香が狙うのは、自分と勝負になりそうな相手だけ。 ただの人間や弱い妖怪に対しては基本的に無害よ。……ただ、それでも怖がる人は多いって事)」 幽香「何? 本人を目の前に内緒話かしら?」 森崎「悪かったな。 ……だが、お前は俺の試合を見てたかも知れないが、俺はお前の事を何も知らないんだ。 この位は許してくれても良いんじゃないか?」
[620]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/02(火) 00:06:35 ID:7IPPWBUI 幽香「なるほど、道理ね。……それで、結論は出たのかしら?」 森崎「(さて……)」 A 幽香の条件を呑み、チームに加える。 B もう少しメリーの意見を聞いてみる C 中山に意見を聞いてみる D 条件を退け、幽香の加入を拒否する。 E こっちから条件をつけるor条件を緩和させる (どうするかを併記してください) F その他。何かあればどうぞ。 *少し自由選択肢の時間を長めに取ります。 *00:20:00までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。それ以外の投票は無効となります。 *00:20:00になってから、投票を行ってください。なお、00:20:00以前に書き込まれた自由選択肢の案は「一票とは見なしません」 *つまり、仮に選択肢の可決に3票が必要な場合、選択肢の提案+同意レス3票が必要と言う事です。 *なお、自由選択肢の提案はsageでも構いません。 *先に「3票」入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。 *他人の自由選択を支持する場合は>>○○のように安価をつけるか、同一意見と判るようにしてください。
[621]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/02(火) 00:07:37 ID:??? 9時に書き始めた結果がご覧の有様だよ! 更新時間早くすると宣言したばかりなのに申し訳ない。
[622]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 00:08:13 ID:??? E わざと怪我をさせるのは駄目だ そんなことをしなくても強いんだろう?
[623]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 00:08:22 ID:??? さて、ミーティング FWは足りてるし、幽香を置くならトップ下…だよな 個人的にはここはアリスにもう一度戻ってほしいけど…
[624]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 00:11:34 ID:??? とりあえず中山さんの意見も聞いてみたいな
[625]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 00:12:20 ID:??? アリスはボランチもできるはずだから、やっぱり強選手の自動加入は逃すべきではないかな
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24