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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】
[816]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/03/11(木) 14:56:29 ID:LEeMa7Wk ガッ！ ドゴォォォォッ！！ パチュリー「ぐっ……？！」 美鈴の飛び蹴りと朔夜のククリが同時にボールへとヒットし、その後ろに居たパチュリーもたまらず弾き飛ばされる。 彼女もまさか撃つ前に弾かれるとは思っていなかったのか、バランスを崩して背中から地面へと落ち…… パチュリー「くっ……ごほっ、ごほっ……」 朔夜「ああっ？！」 美鈴「パ、パチュリー様！ 大丈夫ですか？！」 咳き込むパチュリーを見て、慌てて二人が駆け寄ろうとする。 だが、パチュリーはそんな彼女たちを手で制しながら、ゆっくりと立ち上がった。 パチュリー「けほっ……大丈夫よ。 それより早くゴール前に戻りなさい。今のは悪くなかったわ……私も練習し甲斐が出てきたってものよ」 落ちたボールを屈んで拾い、レミリアのようにニヤリと笑って見せるパチュリー。 パチュリー「（たとえ喘息に蝕まれていようと……やるからには勝つ。勝つためには練習する……それだけよ。 ……ふふ、おかしいわね。ついこの間までは、サッカーに興味なんて無かったのに）」 すっと姿勢を正し、二人が守るゴールを見据えるパチュリー。 その冷たい水晶を思わせる薄紫色の瞳にはしかし、静かに闘志の炎が燃えていた。 ＊三人の能力がそれぞれアップしました。 ＊さらに、朔夜の「紅魔特攻スライディング部隊」が「集団戦術」に変化しました。 ＊十七日目終了。十八日目へ……。
[817]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/03/11(木) 15:01:11 ID:??? 投稿した後に文章の下手な部分に気づくとやるせない気分になりますね……。 誰か私に文章力ください。
[818]森崎名無しさん：2010/03/11(木) 15:24:42 ID:??? そんなエリートの中からメイド長(代理)になれる程の素質を持っているということは 朔夜は大妖精並みの優秀な妖精なのでは……。
[819]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/03/11(木) 16:08:57 ID:??? >>818 エリートという言い方は語弊があったかも……。 ほかの妖精たちに比べて役に立つ、くらいの意味で。 流石に大妖精のほうが格はかなり上だとおもいます。
[820]森崎名無しさん：2010/03/11(木) 16:30:41 ID:??? いやいやin幻想さんじゅーぶん文章力あるから！ 上見たらキリないしね
[821]森崎名無しさん：2010/03/11(木) 16:31:39 ID:??? 武蔵ＦＣの三杉以外くらいに思えばいいのかな
[822]森崎名無しさん：2010/03/11(木) 18:14:37 ID:??? 前に誰か言ってたけどしっかり者の小学生とか そんなかんじに思えばいいのかな
[823]森崎名無しさん：2010/03/11(木) 19:24:47 ID:??? まぁ、妖精の馬鹿は妖精達に死ぬっていう概念がないから突拍子な行動に出るからだし。 みんな馬鹿って訳じゃないけどね
[824]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/03/11(木) 20:52:36 ID:??? >>820 投稿した後で気づくんですよね……。最後の方、どれだけパチュリーを強調するんだと。 >>821 モブなんだけど他のモブより強い、って感じですね。 原作STGに例えると、多分ボス戦間近で弾ばらまいてくる少し硬いザコ敵が彼女たちです。 >>822 まさしくそんな感じですね。 >>823 大妖精とかはしっかりもののイメージですね。公式では喋らないけど。
[825]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/03/11(木) 20:53:52 ID:LEeMa7Wk ～早朝フェイズ～ ～メリーの家・食卓～ この日のメリー家の食卓は、かつてない程の沈黙に包まれていた。 蓮子が喋らないから……ではない。 勿論それも理由の一つだが、それよりももっと直接的かつ大きな理由があった。それは…… 幽香「……」 メリー「（ちょ、ちょっと森崎。あれどうするのよ？）」 森崎「（……俺に振られても困る）」 幽香である。 つい先程起き出してきて乱暴に席についたかと思うと、 組んだ両手に額を置いて俯いたまま、一言も発せずに沈黙し続けているのだ。 ……周囲に恐ろしい程の威圧感を振りまきながら。 明らかに機嫌が悪い。 昨日の夕食の時は無愛想とはいえ、森崎との約束通り皆に対しては最低限友好的に接していた。 となれば昨日の深夜、もしくは早朝に何か気分を害する出来事があったと考えるのが妥当だが……
[826]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk ：2010/03/11(木) 20:54:53 ID:LEeMa7Wk 森崎「（夜……機嫌が悪くなること……まさか、中里？！）」 中里「（誤解でゴザル！ 大体昨日、森崎自身が絶対に覗いてはならぬと厳命したではござらぬか！）」 ぶんぶんと首を振って答える中里。 そんな彼の様子に、森崎はそれもそうかと素直に納得した。 大体、もし彼の予想が当たっていたのならば中里は今頃向日葵の肥料にでもなっている筈なのだ。 ミスティア「（……ｶﾞｸｶﾞｸ）」 リグル「（……ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ）」 メルラン「（……ﾓｸﾞﾓｸﾞ）」 メイド⑧「（……ｷｭｰ）」 森崎「（幽香を恐れてる奴らが何かちょっかいかけたってのも考えにくいし、レティも進んで諍いを起こす性格じゃない。 となると、後は……）」 咲夜か蓮子、もしくは中山ということになる。 中山は除外しても構わないだろう。蓮子は先程から無言で新聞を読んでいる……これも可能性は低そうだ。 咲夜「（……私？ 馬鹿言わないで、なんで私がわざわざあいつにケンカ売らなきゃいけないのよ。 それより、事実はどうあれとりあえず声でもかけたほうがいいんじゃないの？ ずっとあのままにしておくつもり？）」 森崎「（俺が行くのか？ ……もっと適任者が居る筈だろ）」
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0ch BBS 2007-01-24