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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】
[866]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/15(月) 22:52:17 ID:DNMQZrOc ガッ! とチップキックの要領でボールを浮かせる幽香。閉じた日傘がその軌道をゆっくりと追う。 そして…… 幽香「さぁ、止められるかしら?!」 ギュィィィ……ビシィィィィィィィィィィッ!! 森崎「(……ビーム?!)」 日傘から迸る光の奔流に飲み込まれながら、ボールが一直線にゴールを襲う。 幻想郷のサッカー特有の常識外のシュート。しかし、さらに不可解なのはその速度と軌道だった。 軌道はなんの捻りも無い一直線。速度はと言えば、レミリアはおろかミスティアやメルランのシュートにも劣る程度。 端的に言えば凡庸……いや、それ以下のシュートである。 森崎「(何だ? もしかしてシュートは苦手だったりするのか? 拍子抜けだが……まぁ良い。こんなシュート、簡単に……)」 正面から来るシュートをキャッチするべく、両腕を伸ばす森崎。 勿論変化の可能性も警戒したが、曲がるどころかブレる気配すら感じられない。 ボールはそのまま5メートル、3メートルと森崎の腕に吸い込まれるかのように距離を縮め、そして…… 森崎「……ッ?!」 バッ! ピシィッ! バチィィィィィィィィィィィィィッ!!
[867]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/15(月) 22:54:38 ID:DNMQZrOc 迫ってくるボールに何故か漠然とした不安のようなものを感じた森崎は、 キャッチのために開いた手を寸前で握り締め、ボールを真正面から叩き付けるように弾き返した。 ……そして結果的には、それは非常に良い判断であった。 幽香「……あら、残念。防いだわね」 森崎「危なかったがな……クソッ」 ビリビリと痺れる右拳を振りながら、森崎が顔を顰める。 ボールが拳に触れた瞬間、その速度からはあり得ないほどの衝撃が腕全体に襲いかかったのだ。 おそらくは、幽香の「趣味」を主眼に置いたシュートだったのだろう。 あのままキャッチに行っていれば、流石の森崎と言えども危なかった筈だ。 森崎「ボールが遅いのもわざとだな?」 幽香「ええ。だって、反応してくれないとつまらないもの」 それがどうかした? と笑う幽香。 仮にGKの腕を破壊するほどの威力のシュートを打てたとしても、相手のGKがそのシュートに触れられなければ意味がない。 確実を期するならば、最初からGK自体を狙うか……もしくは、どんなGKでも反応出来る程度の速度に抑えるか。
[868]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/15(月) 22:57:32 ID:DNMQZrOc 森崎「(無茶苦茶な奴だぜ……。 とはいえ、わざと速度を犠牲にしてる訳だからな。タネさえ判ればそんなに怖いシュートじゃない。 おそらく美鈴辺りでも気合入れりゃ防げるレベルだ。 もし幽香の武器がこれしか無いなら、シュートにはあまり期待出来ないことになるが……)」 幽香「……安心しなさい、さっきは軽くって言ったでしょ? 本番はこれからよ」 まるで森崎の心の中を読んだようにそう答えて傘を構え直す幽香。 それに応じ、森崎も無言で一つ頷いてセービングの体勢に入った。 *森崎のドリブルとセービング・幽香のタックルとカットがそれぞれ上がりました。 *森崎のセービングフラグが昇華、「がんばりダイビング(+8)」ガッツ150消費を覚えました。 *幽香の能力値が判明しました。数値は上昇後の物です。 ド パ シ タ カ ブ せ 浮 幽香 50 47 49 49 46 46 47 2/3 ガッツ850
[869]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/15(月) 22:58:32 ID:DNMQZrOc ……しかし、森崎が構えた次の瞬間。カツン、と彼の真上……ゴールバーに何かが当たったような金属音が響いた。 森崎「……は?」 思わず構えを解き、上を見上げる。 すると、そこには…… ------------------------------------------------------------------------- ゴールバーに登る人→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します ダイヤ→不思議な形の日傘を差した金髪の女性 ハート→角を生やしてお酒を飲んでる……萃香だ。 スペード→げぇっ、射命丸! クラブ→えっと、白黒の服を着た……? JOKER→う ふ ふ
[870]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 22:59:07 ID:??? ゴールバーに登る人→ ハート6
[871]森崎名無しさん:2010/03/15(月) 22:59:36 ID:??? ゴールバーに登る人→ クラブ9
[872]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/15(月) 23:54:07 ID:DNMQZrOc ゴールバーに登る人→ ハート6 ハート→角を生やしてお酒を飲んでる……萃香だ。 森崎「お前は確か……萃香?」 萃香「やっほー。いやぁ、面白そうな事やってるもんでついつい出てきちゃったよ」 すとん、と地上へと飛び降りる萃香。 酔っていると見えて顔は酒で上気しているが、足元は意外なほどしっかりしている。 幽香「……何の用?」 構えた傘を下ろしながら睨みつける。 「いつの間に」と聞かない辺り、どうやらこの小鬼の神出鬼没は当然のことらしい。 萃香「今日は大会前日だからねぇ。 色々とチームを見て回ってたら、面白い組み合わせを見つけたから来てみたってワケ。 それに、いつまでも登場しないと忘れられそうだからね。……どう? その本番ってヤツ、私に試してみない?」 そう言って、つかつかと森崎の立つゴール前へと近寄ってくる。 森崎「おい、いきなり乱入してきて何言って……」 萃香「紫はいつもみたいにやる気ゼロだろうし、 そうなったらダークホースが居ない限り、大会最優秀キーパーは私と森崎で争うことになるね。 だからこの辺りでちょっと、挑戦状ってヤツを叩きつけようと思ってさ。 それに……霊夢はものぐさだからね。他のチームに紛れ込まないと、満足に練習も出来やしないんだ」
[873]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/15(月) 23:55:32 ID:DNMQZrOc やれやれ、と首を振る萃香。 どうやら、彼女はここで幽香のシュートを受けるのを変われ、と言いたいらしかった。 確かに、優勝最有力候補である博麗連合のGKの実力をある程度知ることが出来るのは好機ではあるかもしれないが…… A まあ別に良いか。一度萃香にやらせてみよう B だが断る。あっちに行ってろ。 C その他。何かあればどうぞ。 *先に「3票」入った選択肢に決定します。 *00:02:00までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。それ以外の投票は無効となります。 *00:02:00になってから、投票を行ってください。なお、00:02:00以前に書き込まれた自由選択肢の案は「一票とは見なしません」 *つまり、仮に選択肢の可決に3票が必要な場合、選択肢の提案+同意レス3票が必要と言う事です。 *なお、自由選択肢の提案はsageでも構いません。
[874]森崎名無しさん:2010/03/16(火) 00:02:15 ID:9w1GD9eo B 敵キーパーが成長するのはマズイ
[875]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/16(火) 00:02:50 ID:??? あ、すみません成長はないです
[876]森崎名無しさん:2010/03/16(火) 00:02:56 ID:jzqIZ2a6 A こういうところでは鷹揚でありたい
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0ch BBS 2007-01-24