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【努力は】幻想のポイズン24【天才を超えるか?】
[657]森崎名無しさん:2010/01/15(金) 22:31:24 ID:??? ようやくご登場な人と東方以外のキャラって誰?
[658]森崎名無しさん:2010/01/15(金) 22:33:02 ID:??? 東方以外のキャラは天界代表のJOKER
[659]森崎名無しさん:2010/01/15(金) 22:37:59 ID:??? ようやくって言うけど巫女は前に一回出たぞ
[660]森崎名無しさん:2010/01/15(金) 22:39:19 ID:??? こっちじゃ萃香のほうが当たりだったよな 借り返したかった
[661]森崎名無しさん:2010/01/15(金) 23:01:56 ID:??? 魔界神いるんだ てっきりこの世界では存在してないと思ってた
[662]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/15(金) 23:06:16 ID:??? >紅魔館代表→ ダイヤ3 =レミリアだ! >永遠亭代表→ ダイヤ8 =永琳だ! >妖怪の山代表→ ダイヤ7 =神奈子だ! >地霊殿代表→ ダイヤ10 =さとりだ! >命蓮寺代表→ クラブQ =星だ! >天界代表→ ダイヤJ =天子ちゃんだ! >博麗神社代表→ ハート7 =霊夢だ! >魔法の森代表→ クラブK =アリスだ! ============================================================================= 客間に居たのは、何れも幻想郷の重鎮と呼ばれる存在達であった。 紅魔館の当主として大きな影響力を持つ、永遠に紅き幼き月――レミリア=スカーレット。 永遠亭の主、蓬莱山輝夜の右腕として遺憾なくその才を発揮する月の天才――八意永琳。 妖怪の山に居を移し、妖怪達からの信仰を集めている山坂と湖の権化――八坂神奈子。 地霊殿で怨霊などの管理をする、怨霊も恐れ怯む少女――古明地さとり。 この中では一番の新米である、毘沙門天の弟子――寅丸星。 そして、幻想郷のルールである空を飛ぶ不思議な巫女さん――博麗霊夢。 因みに、おまけ的扱いで天界の比那名居天子と魔法の森のアリス=マーガトロイドも呼ばれてある。 一同の顔を見渡すと、紫は一度ゆっくりと一礼をしてから座し。 共に入ってきた藍はその後ろに座り、幽々子はレミリアたちと同じ側へと移動。 そして、いつの間にか用意をされていた茶を一口啜ると……扇子を広げ、ゆっくりと語り始めた。 紫「さて皆さん、今日ここに集まっていただいたのは……他でもありません。 以前より進めていた計画……それを、少し早めようと思うのです。 それについて、皆さんに意見を聞きたいと思います」 天子「おいィ? そもそも計画って……私の耳には入ってきていないんだが?」 永琳「賛成」
[663]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/15(金) 23:07:24 ID:??? かねてより、紫が立案していた計画はこの場にいる一同の耳には入っていた。 一部この話を聞いていなかった者がいるらしいが、全員は無視を決め込み。 永琳が静かに紫の言葉に対し、賛成を示すように手を上げる。 それに対して驚いたような目を向けるのは、レミリアと霊夢の二人である。 霊夢「ちょっと、予定じゃ今から2、3ヶ月後くらいにするって話だったんじゃないの? 私にしてみればこれでも早いくらいなんだけど……紫はこれ以上早めるつもりなんでしょ?」 紫「ええ、大体1ヶ月程度を予定しているわ」 レミリア「1ヶ月……ねぇ」 神奈子「私も賛成だ、時期尚早という訳でもない。 少なくとも、彼は及第点を大きく超えている」 さとり「そうですね、私もそう判断します。 賛成ですよ」 アリス「……まあ、私も一応賛成。 ただ、もう少しだけ猶予期間が貰えた方が個人的には嬉しいわね。 あっちの方にも、話を通さなきゃいけないのだし」 天子「完全に無視され、想像を絶する悲しみが天子を襲った」 永琳に続き、神奈子とさとりという両名も賛成を示し。 アリスもまた、消極的ではあるが紫の意見に賛同をする。 果たして彼女達がここで一体何を語っているのか……その鍵を握る少女――寅丸星は。 やや焦った様子を見せつつ、ここでようやくその口を開いた。 星「ま、待ってください。 1ヶ月じゃそんな……私達もろくすっぽ修練が出来ません。 最初の話では3ヶ月だったのですから、そこはしっかり守ってくれませんと」 紫「そこは何とか根性で頑張って下さい。 ファイト♪」 星「そんな殺生な……」 この面子の中では、群を抜いて未だにサッカーの技術が低いままの星。 その計画――サッカーに関する計画について、1ヶ月後では自分達はこのままでは参加出来ないと嘆き。 紫に哀願するも一蹴され、さめざめと泣きつくす。
[664]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/15(金) 23:08:36 ID:??? 星「うう……とはいえ、わかりました。 賛成多数なら断れません……」 紫「あなたの所にちゃんと助っ人は送ったでしょう? 彼に頼りなさい」 星「そうは言っても……彼も何となく頼りないんですよ」 それでも、仕方ないから一応私も賛成しておきますと呟く星。 幻想郷には珍しい、責任感が強くしっかりした大人の女性なのである。 ……少しだけうっかりしている所もあるのだが、そこは置いておこう。 ともかく、これで賛成の数は圧倒的。 レミリアと霊夢はどことなく居心地の悪いような顔をしながらも……再度紫へと視線を向ける。 レミリア「……私の記憶が正しければ、賛成している連中は全て」 紫「ええ、全てオータムスカイズと……反町君と対戦をした者達ですわ」 霊夢「……そんなに強いの、そいつ?」 霊夢の問いに、紫はにっこりと笑みを浮かべたまま頷き返す。 それと同時、反町と対戦をした者達の中からも反町に対する様々な評価の言葉が上がってきた。 神奈子「あいつのシュートははっきり言って止められない。 うちの早苗でもゴールは割られたんだ。 しかも、普通のヘディングとシュートでね」 霊夢「はぁ!? ちょっと、早苗が手ぇ抜いてたとかじゃないんでしょうね?」 神奈子「いいや、本気だったよ」 本気の早苗から得点を奪う事は、霊夢とて決して簡単な事ではない。 少なくとも、普通のシュートやヘディングなどでは軽くパンチングされてしまうだろう。 そんな早苗から2ゴールも奪って見せたという事からして、反町の凄さは証明されたと言っていい。
[665]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/15(金) 23:09:37 ID:??? さとり「私も以前にハットトリックを決められましてね……今大会でも、2ゴール……」 アリス「竹林カップでは、雑魚とは当たらずに全て強豪のチームと戦ったのだけど……。 それでも総得点は6点、あっさりと永琳と並んで得点王に輝いてるわ。MVPも受賞してるしね」 レミリア「……当たったチームは?」 永琳「初戦はネオ妬ましパルパルズ……ほぼ無名だけど、実力はてんで違う」 アリス「私に藍、それに妖夢の3人に加えドリブルを鍛えたパルスィやら何やらがいるチームよ。 まあ、私達はオータムスカイズには勝ったのだけど……」 さとり「次の試合、私達地霊アンダーグラウンドは負けてしまいまして……」 神奈子「準決勝じゃウチと戦ったが、3−0で完封」 永琳「そして、決勝も3−0……。 私が1点も取れず、そして3点も許してしまったわ」 レミリア「……あの風見幽香が活躍していた、という訳ではないのか?」 アリス「むしろあいつは不調だったわよ」 その言葉を聞いて、レミリアも霊夢も思わず絶句。 しかし、霊夢はすぐさま気を取り直すとお茶を一口飲み……更に言葉を放つ。 霊夢「……でも、私達はこの目で見てないしねぇ」 天子「私は見たけど、所詮天界の偉い偉い天人様が皮装備のジョブに遅れは取らない。 勝ったわよ!」 永琳「推測だけどそれは恐らく彼がまだ成長の途上にあったからでしょう。 加えて、あなたのチームにあの伊吹萃香がいたから」 レミリア「まあ、月の頭脳がそう言うのなら間違いは無いのだろうな」 天子「おいィ?」 紫「ただ、一つだけ問題があるのよ」 天子が悲しみが鬼なっている一方で、紫は物憂げな表情を浮かべて溜息一つ。 一同は天子の事などさらさら興味無いという風にして一斉に紫へと視線を向け……。 紫に続きを話すように、と促す。
[666]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/15(金) 23:10:38 ID:??? 紫「彼は全日本に帰るらしいのよ」 永琳「全日本……なるほど、つまり私達の敵となるという事ね」 アリス「おまけにあっちの方とも敵対する……と。 ……ふぅん、かつての味方と敵対するのに未練は無いのかしら? 意外とドライね」 神奈子「彼にとっちゃ日本が母国だ。 元々、こっちに加担する意味は無い」 紫「ただ、そうなった事も計画を前倒しにする背景にはあると思って頂戴」 紫の言葉に一同は頷き……しかし、と永琳が口を開く。 永琳「そうすると、こちらに属させる選手はどうするのかしら? 今から育てて間に合う?」 レミリア「パチュリーが持ってきた人間はどうだ? あれで中々やるらしい。 お前が治療を進めてくれればすぐに代役にはなれるだろう」 アリス「それならうちのシェスターもそうね……とはいえ、彼は帰りそうだけど。 何だかんだでドイツではエース級らしいし」 神奈子「うちの西尾?君はどうかなぁ……正直、任せるのは色々と頼りないんだよなぁ」 反町がアテにならないと知った一同は、その代役を立てるのに誰がいいかと相談を始める。 しかし、三杉もシェスターも西尾?も揃って幻想郷に対してはドライなタイプ。 唯一、シェスターは日本フリークな為にそれで釣るという事も出来るかもしれないが……。 それでも恐らくは自国へと帰るだろう。 悩む一同を見て、紫はくすりと笑いつつ……それを目ざとく見つけた幽々子に詰られる。 幽々子「何か案があるのかしら、紫」 紫「ええ……まあ、無い事も、無いわ。 ただ、それが果たして成長しきってくれるか。 それとも間に合わないか……正直、それは私もまだわからない。 一種の賭けね」 星「賭博行為はあまりオススメできませんが……」 紫「あら、何を他人事のように言ってるのかしらね」 星「はぁ?」
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0ch BBS 2007-01-24