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【努力は】幻想のポイズン24【天才を超えるか?】
[714]森崎名無しさん:2010/01/16(土) 00:17:07 ID:WxshU7mw E
[715]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/16(土) 00:24:24 ID:??? >D.タックルを上げる ======================================================================= ゆかりん「は〜い、それじゃあリリカル☆マジカル☆ゆかりんり〜ん♪」 マハリクマハリター ゆかりん「はい、という訳で穣子ちゃんのタックルがこれで51になりました。 オータムスカイズの守護神という割りには、基礎能力はそうでもない彼女。 やはりカードの神様がついているのかしらね? それじゃあ引き続き、幻想のポイズンをお楽しみ下さい」 ……… …… … 反町「……はっ! ドリームか!!」 毎度毎度の白昼夢を見終わった反町は、欠伸をしつつも起き上がり。 穣子の用意をしてくれた朝食をゆっくりと食べ、ようやく人心地をついた。 反町が朝食を食べ終わる頃には、既に他のチームメイトは家を空けており……。 家に残っていたのは、予め今日の予定を空けておいた穣子とリグルのみであった。
[716]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/16(土) 00:25:25 ID:??? 反町(うーん、しかし本当に人がいなくなると改めて大きく感じる家だ……。 さて、どうしようか……) 穣子「ねぇ反町、ちょっといい?」 反町「え?」 さて、久しぶりにのんびりとした休日。 一体何をして過ごそうかと考えていた反町だったが……。 そんな時、不意に穣子とリグルが反町の目の前に立ち、口を開く。 何時に無くどこか真剣な表情な穣子達を見て、思わずどきりとする反町だが……。 穣子「ちょっと話があるの、時間がかかるかもしれないけど、大事な話だから……」 反町(うーん、どうしよう? 午前中の時間を結構消費しちゃうかもしれないけど……) A.「なんだ? 話してくれ」 穣子とリグルの話を聞く B.「悪い、時間がかかるならまた後にしてくれ」 話を聞かない C.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ※午前はあと3回行動出来ます。 ※反町の現在のガッツは 290/750 です。
[717]森崎名無しさん:2010/01/16(土) 00:25:58 ID:cGFcU0Kw A ちゃんと中立派と話しておくか
[718]森崎名無しさん:2010/01/16(土) 00:26:39 ID:7MZ9bWq2 A ついにこの時が 正直試合よりきついぜ
[719]森崎名無しさん:2010/01/16(土) 00:27:14 ID:F20oJHeQ A
[720]森崎名無しさん:2010/01/16(土) 00:32:21 ID:??? なに糸口はすでに妹紅が作ってくれている。 まだどうにもできる状況さ。
[721]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/16(土) 01:05:26 ID:??? >A.「なんだ? 話してくれ」 穣子とリグルの話を聞く ======================================================================= あの穣子とリグルがこれだけ真剣な表情をしているのである。 ただ事ではないのだろうと判断した反町は、二つ返事で了承。 するとどことなく穣子とリグルはほっとした雰囲気を出しつつ……辺りを見回すと、席を立ち。 穣子の部屋へと移動をしよう、と反町を促すのだった。 居間でどうして話をしないのかという反町の疑問に、しかし穣子とリグルは曖昧に答えつつ。 穣子の部屋へと入ると、リグルと穣子はやはり緊張したような面持ちをしつつあたりを見回し……。 それから座布団の上へと座したのだった。 反町「どうしたんだ、リグル、穣子? こんなこそこそするような真似して……」 穣子「そりゃこそこそもするわよ。 ……反町、いい? 落ち着いて私達の話を聞きなさいよ?」 反町「あ、ああ……」 リグル「私にとっては反町が頼りなんだからね!」 二人の剣幕に押されつつ、しかししっかりと頷く反町。 それを見てリグルと穣子はお互いの顔を見合わせた後……ゆっくりとその口を開いた。 穣子「私が呼び出したのは、にとり、姉さん、橙と……幽香の事に関する話」 リグル「反町、守矢フルーツズ戦で幽香とにとりが言い争いをしたのは覚えてるよね?」 反町「ん……うん、覚えているぞ」 守矢フルーツズ戦、後半早々のフルーツズの怒涛の攻撃。 それに対し、幽香はにとりに指示を出すもにとりはそれに従わずプレイをし……。 結果的には助かったものの、危うく失点してしまう程の失態を見せてしまった。 その際、にとりと幽香は口論のような事をしてしまい反町がとめたのである。
[722]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/16(土) 01:06:32 ID:??? 反町「それがどうかしたか?」 リグル「うん、実は私も最近知った事なんだけどね……」 穣子「……姉さんと、橙と、にとり。 この3人が、揃って幽香の事を敵視しているみたいなの。 それこそ、妹紅が永遠亭の奴らに向けていたようにね」 反町「え……えええ!?」 その言葉に、思わず反町は大声を出して驚きの表情を浮かべる。 幽香達がこのオータムスカイズに加入してから、既にそれなりの日数は経っており。 オータムスカイズにもそれなりに馴染んできただろうという頃。 当然、反町としては幽香やレティも現状に満足し。 その他の元からいた面々もチームメイトとして認めているだろうと思っていたのだが……。 しかし、穣子はそれを真っ向から否定し、静葉達が敵視をしているのは幽香が加入してきたときからなのだと説明をする。 穣子「多分、加入する時に言ってた幽香の陵辱だとかそういうのを本気にしているんだと思うわ」 リグル「幽香にとってはジョークなんだけどなぁ……」 反町「そんな……でも……」 穣子「よーく思い出して、あんたも心当たりがあるはずよ」 まさかこのチーム内でそのような事が……。 否、チルノや妖精達のような事例もあった事にはあったが、それとはまるで意味が違う。 あの幽香と静葉、橙、にとりが対立をしているというのならこれは立派な派閥争いだ。 内心信じたくない反町であったが、しかし本当ならば何としてでも止めなければならないだろう。 頭を悩ませながらもそのような片鱗が無かっただろうかと思い起こす反町だったが……。 反町(……そういえば、確かにそんな雰囲気はあったような……)
[723]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/16(土) 01:07:43 ID:??? その対立が、明確に目に見えたのは先に言ったように守矢フルーツズの一件。 普段は温厚なにとりが、あれだけ激昂をし啖呵を切るというのも珍しい事。 それだけに反町としてもかなりの違和感を覚えたのだが、そういう事ならば辻褄も合うだろう。 それに、昨日の決勝戦で静葉と橙が揃ってハーフタイムで自分達を入れるようにと言ってきた件。 あれは遠回しに、静葉達が幽香を外して自分達を入れてくれとお願いをしていたようなものだ。 極めつけに、昨日の宴会で橙と話をしている間、彼女の考えるスタメン候補の中にはいて然るべき人物――幽香の名が無かった。 反町(これを考えると……認めたくないけど……本当……なのかな?) 穣子「……辛いと思うけど、わかってくれた?」 反町「あ、ああ……」 気遣うように何時に無く優しい声色で問いかけてくる穣子に、大丈夫だと手を振りつつ。 反町は顔を上げ、穣子とリグルの二人を見やる。 しかし、そうすると果たしてこの二人は反町にそれを伝えて一体どうしたいと言うのだろう? もしも本当に派閥が出来ているとするのなら、穣子は静葉派閥。リグルは幽香派閥と言えるだろうが……。 穣子「私達は、完全に中立よ……」 反町「中立?」 リグル「うん……正しくは、そういう派閥とかが嫌、っていうのかな?」 穣子達の話によると、穣子もリグルもオータムスカイズには酷く愛着があり。 このチームを壊すような事、そして壊させるような事はなんとしても阻止をしたいというのだ。 その為に、穣子は姉である静葉につくでもなく中立を決め込み。 同じく、リグルもまた友人である幽香につかず中立の姿勢を見せるのだった。 反町「そうか、それなら……よかったよ」 穣子「……まあ、何があろうと。 少なくとも、今はそういう気持ちであんたの味方。 ……っていうか、このチームの味方よ」 リグル「私も!」
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0ch BBS 2007-01-24