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【弱くて】キャプテン三杉【ニューゲーム】
[581]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/29(金) 17:36:48 ID:??? >A 中山に会いに行く。 三杉「中山・・・不安定になっていないだろうか?」 三杉は中山を訪ねる事にした。 もしかしたら動揺によって、どうしていいか分からなくなっているかも知れないと心配しての事だ。 今までジョアンコーチを疑わずに励んできた彼にとって、今回のジョアンの言動は堪えたはずだった。 三杉「中山、ちょっといいかい?」 中山「三杉か・・・?ああ、入ってきてくれ。」 取り合えず中山は三杉を部屋に入れてくれた。 誰にも会いたくないという最悪のコンディションというわけではないらしい。 三杉「中山・・・」 中山「三杉、あのな・・・」 先着で ★中山の心情→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→練習・・・しようぜ ハート、スペード→お前は何か知っているのか? クラブ→俺はあのコーチの事が信頼できない・・・ Joker→俺はあんな事じゃ何ともないぜ、そんな事より特訓するぞ!!!
[582]森崎名無しさん:2010/01/29(金) 17:38:17 ID:??? ★中山の心情→ クラブQ
[583]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/29(金) 18:01:54 ID:??? >クラブ→俺はあのコーチの事が信頼できない・・・ 中山「俺はあのコーチの事が信頼できない・・・」 三杉「(参ったな・・・最悪に次ぐ状態だ)」 中山は人間不信に近い状態になっていた。 他者から狙撃されるほどの害意を持たれ、それでも他人を疑わずにきた少年。 その心の天秤を保っていたのは、自分を救ってくれた医者と・・・その医者を後押し してくれ、サッカーという大事な存在を自分の手の届くところに持ってきて くれた(と信じていた)ジョアンその人なのである。 ジョアンに対して最初からある程度のキナ臭さを感じていた三杉とは事情が違った。 サッカーの才能に溢れた中山の中身は、たった17歳の少年でしかなかったのだ。 中山「三杉・・・俺はどうしたらいいんだ?」 三杉「(ここは重要だ・・どう答えたらいいんだ?)」 A 中山、僕のことを信じてくれ B 中山、僕は君のことを信じている C この程度のことを気にしていてはダメだ D ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はageでお願いします)
[584]森崎名無しさん:2010/01/29(金) 18:11:36 ID:g1v3SgEc B
[585]森崎名無しさん:2010/01/29(金) 19:26:25 ID:??? CDが、森崎っぽいw
[586]森崎名無しさん:2010/01/29(金) 19:34:50 ID:I+rFIYJ2 D カットバックドロップター(略)
[587]森崎名無しさん:2010/01/29(金) 19:39:40 ID:Br+SNTDg B
[588]578:2010/01/29(金) 20:21:51 ID:??? >>580 このスレくらい、中山さんにも春が来てもいいと思うんだ…… 今見たらフラグどころか心が折れそうだが
[589]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/29(金) 20:42:06 ID:igmWRDEQ >B 中山、僕は君のことを信じている 三杉「中山、少しだけ長くなるかも知れないけれどゆっくり聞いて欲しい。」 中山「・・・」 三杉「僕は君の事を信じている。」 中山「え・・・?」 三杉「僕が手術を受ける日に、君は僕に会いに来てくれた。 君が信じたジョアンさんに託されたノートを持って。 “サッカー馬鹿にだったら喜んでなってやるさ”という言葉を僕は忘れない。」 中山「・・・」 三杉「あの頃の僕は必死だった。捨て身だったのかも知れない。 とにかく周りを省みず、自分の願い只それでけ・・・ それが叶うならば他人も家族も蹴落とすつみりだったかも知れない。 けれどあの日 君と会って、同じ道を往く人間が居る事を知って、 次はグラウンドで会おう、と君と約束をして・・・僕の心に爽やかな風が吹いた。」 ジョアンさんのノートに書かれていた内容は理論的で優れていたけれど、 書かれていたメッセージは、僕にはとても胡散臭く感じられた。 君が笑顔でノートを渡してくれたのがとても信じられなかったくらいにね。」 中山「ば・・・馬鹿にしているのか!?」
[590]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/29(金) 20:43:12 ID:??? 三杉「ふふ、中山。僕はまず最初に相手を疑ってかかる人間なんだ。 それは僕の家が由緒正しく、資産家で、悪意あるの人間を見て来た事と、 それから、僕に巣くっていた心臓病が心を歪ませたせいなのかも知れない。」 中山「三杉・・・」 三杉「だけど、そんな僕でも君の事は信じている。 僕は君と・・・それからこのチームの仲間達を見て、悪意のある冷たい人間ばかりじゃない、と安心するんだ。 (残念ながら全日本Jrではこの気持ちを得られなかったけどね・・・) だからこそ、僕は他にどんな悪意のある人間が目の前に現れても平気だ。」 中山「・・・」 三杉「中山・・・僕達はこれからもっと色々な事に利用されるかもしれない。 どんな事に巻き込まれるかも分からない。そして絶望するのかも知れない。 でも、人間関係は利用するかされるか、支配するかされるか、そんな闘争ばかりじゃない。 僕はその事を知っている。君は僕にそれを教えてくれた一人さ。」 中山「三杉・・・・・・・・・・あ・・・りがとう。」 中山はいつの間にか涙を流していた。 その涙はすごく純粋な物で、三杉には少し眩しく見えた。 中山「なんでお前が泣いてんだよ、ハハ。」 三杉「えっ・・・?あれ・・・?」
[591]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/29(金) 20:44:16 ID:??? 自分の目も気付かぬうちに涙が溜まっている事に三杉は気付かなかった。 何故自分が涙を流しているのか三杉にはよく分からなかった。 彼は中山に自分の気持ちを話すうち、自分がどれだけ彼らに救われていたかを確認した。 彼の言葉は自分自身を安堵に導いたのである。 中山「三杉・・・俺もお前の事は信じている。」 三杉「そんな簡単に信じていいのかい?僕は君ほど甘くないよ?」 中山「ちくしょう、ふざけやがって!」 三杉「いた!蹴るのはよせ!」 少年は元気を取り戻した。 自分では計れないジョアンの悪意を受けてしまった彼の心は、すぐ近くに居た友により戻ってきた。 まだ彼らにはこれからも困難と悪意が訪れ、打ちのめされるだろう。 けれどそれを支えてくれる友の存在を忘れない限り、再び立ち上がれない事はないのである。。 三杉「(弥生・・・僕はうまくやれているかな・・・)」 ※中山が立ち直りました。ボルドー戦で悪影響の可能性は完全にありません。
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0ch BBS 2007-01-24