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【弱くて】キャプテン三杉【ニューゲーム】
[618]キャプテン三杉:2010/01/31(日) 15:03:46 ID:??? 〜フランス ボルドー〜 監督「さて、フィオレンティーナとの練習試合が明日に迫った。 情報の限り、相手は自国リーグでパッとしない戦績が続いている。 上層部が何故こんな練習試合を組んだか分からないが… とにかくケガだけはしないように気をつけろ。以上、解散。」 監督に解散を促されたメンバーは更衣室に向かい、 明日の試合を前にして感じている事を思い思いに語っていた。 ボッシ「ふう、明日は試合かー。ビデオ見た限りじゃ本当にたいした事なかったなー。」 アモロ「う、うん。あれくらいなら僕でも全然対応できると思う。」 ボッシ「お前も大分腕を上げたじゃないか、弱気すぎると思うぞ?」 アモロ「そうかな…そうだといいけど。(確かにピエールに助けて貰う事も減ってきたし。)」 セリエAアッリエーヴィ・リーグでのフィオレンティーナのビデオを見た選手たちは、 その実力をたいした事のない物と見ており、侮りの言葉を投げ合っていた。 しかし、その空気をたしなめる者が一人いた。 真っ直ぐなブロンドヘアを長く伸ばし、端正な顔と均整の取れた肉体を持つ美男子。 フィールドのアーティスト、フランスの将軍などの呼び名で名高いエル・シド・ピエールだ。
[619]キャプテン三杉:2010/01/31(日) 15:05:02 ID:??? ピエール「あまり気を抜くな、最初から相手を侮ってかかるなんて選手として恥ずかしいぞ。」 ボッシ「ああ、ごめんピエール。もちろん手を抜くつもりはないさ。」 ピエール「頼むぞ。(とは言え、確かにうちが相手するには弱すぎるくらいの相手だが… あのジョアン氏から秘密裏に申し出があったと言うからには、只のチームではないのだろう。)」 フランシス「なーに難しい顔してんだよエル、男前が台無しだぜ?」 ピエール「うわっ…近すぎるぞフランシス!離れろ!」 フランシス「ふう、冷たいねえキャプテン殿は。これくらいスキンシップだろ?」 相手チームについて思い悩んでいるピエールに対して遠慮なく近づいた男。 ブロンドの長い髪をポニーテールのようにまとめ、その外見からは驚くほどの色気を放っていた。 ピエールと並び、その華麗なルックスとプレイでFCボルドーの人気を押し上げるこの男。 名はエマニュエル・フランシスと言った。 ピエール「スキンシップなどゴメンだといつも言っている! それより明日はイタリアのチームだ、フランスの恥になるような行為は一切慎め!」 フランシス「まったく手厳しいね…。ま、明日は多分そんな事できる余裕ないと思うよ。 なんたって、あの腹黒ジジイのチームだからな…裏に何があるか分かったもんじゃない。」 ピエール「そうだな…気を引き締めていかなければなるまい。」
[620]キャプテン三杉:2010/01/31(日) 15:07:15 ID:??? フランシス「さて、そんな明日の対策を練るために!どうだい、僕とこれからディナーでも。」 ピエール「夕食は家族と食べるといつも言っている。お前は何故わからない?」 フランシス「悲しいね〜、貴族様。たまには冒険しろよ、楽しい世界を見せてやるぜ?」 ピエール「ごめんだ。」 そう言ってピエールはササッと消えてしまった。 後に残ったフランシスは先ほどのニヤけた顔から一転して不敵な顔になっていた。 フランシス「さて、どんな相手か知らないけど…オレの眼から逃げられる奴はいないぜ。」 〜翌日 FCボルドー練習グラウンドに向かう専用バスにて〜 アンザーニ「さて、今日はキミ達の記念すべき初試合だ。 相手はフランスNo.1、強敵である事は疑いがない。 だがキミ達はそれぞれ不利を乗り越えて今日という日に漕ぎ着けてきた。 この日までやってきた事は決してキミたちを裏切らない。 断言しよう、キミ達は強い。」 選手達「(何だよ、いい監督だなオイ。)」
[621]キャプテン三杉:2010/01/31(日) 15:08:18 ID:??? アンザーニ「それではフォーメーションを発表します。 FWは左にニッタくん、右にブンナークくん。 MFは左サイドにバンビーノくん、右にマルコくん、中央はミスギくん、後ろにレントゥルスくん。 DFは左がスペルマンくん、右にダラピッコラくん、中央はミュラーくん、ナカヤマくん。」 −J−H− J新田 Hブンナーク −−−−− F−I−G Fバンビーノ I三杉 Gマルコ −−E−− Eレントゥルス −−−−− A−C−B Aスペルマン Cミュラー Bダラピッコラ −−D−− D中山 −−@−− @ラムカーネ アンザーニ「さて、このチームにはキャプテンが居ない。 ジョアンくんからもそういう言付は貰っていない。 しかし、私はこのチームにキャプテンが必要だと思っている。 皆さんは、このチームの中にキャプテンを任せられる人物はいますか?」 ……… 暫しの沈黙の後、バンビーノが口火を切った。 バンビーノ「…オレはミスギが相応しいと思います。」
[622]キャプテン三杉:2010/01/31(日) 15:10:22 ID:??? バンビーノの言葉を切っ掛けに他のメンバー達も口々に言った。 マルコ「ボクもです。」 中山「俺も三杉が相応しいと思います。」 ミュラー「異存ありません。」 ブンナーク「ミスギがどうしても嫌ならオレが代わってやる。」 ダラピッコラ「仕方ねーな。」 レントゥルス「わーい、おめでとー。」 スペルマン「〜♪」 アンザーニ「ふむ…ミスギくん、皆の言葉にどう答えますか?」 A みんな、ありがとう B 分かった…よーし勝とう、勝とうぜみんな C よしみんな、フランスサッカーを凌辱するぞ! D いや、僕には自信がありません 二票選ばれた選択肢で続行します。(投票はageで宜しくお願い致します。)
[623]森崎名無しさん:2010/01/31(日) 15:23:48 ID:j8mIscbQ A
[624]森崎名無しさん:2010/01/31(日) 15:35:27 ID:X7pL/A5+ B
[625]森崎名無しさん:2010/01/31(日) 15:36:01 ID:xgsSEh6g B
[626]キャプテン三杉:2010/01/31(日) 16:16:44 ID:??? >B 分かった…よーし勝とう、勝とうぜみんな 三杉「分かった、みんな。僕はその期待に応えてみせる。 よーし勝とう、勝とうぜみんな!」 選手達「おう!」 アンザーニ「(ふむ、いいチームだ。彼がこうして認められたのは才能による物ではない。 日々のサッカーに対する努力と、そしてチームメイトに接する行動の顕れだ。 天才は有限である、だが努力は無限である。ゲーテも良い言葉を残したものですね。)」 ※ラムカーネを除く選手達の戦意が高まりました。 三杉、ラムカーネを除く選手たちの最大ガッツが10増えました。 やがてバスがグラウンドに到着し、両チームの対面の時が来た。 フィオレンティーナの面々を見て驚いたのはボルドーである。 ビデオで見ていたメンバーと全く違う11人がそこにいたからだ。 ボッシ「誰あいつら、なんか強そうなんだけどどうしよう。」 アモロ「え?ちょっ、話が違うよ。やっぱ僕には無理だよ助けて。」 ピエール「(くっ…動揺しすぎだ!全く恥ずかしい…。 うん…? …あ! あいつ、あの日本人をオレは知っている!)」
[627]キャプテン三杉:2010/01/31(日) 16:18:09 ID:??? これを予想していたキャプテンのピエールも、三杉の姿を認めて内心驚いていた。 その驚きが、やがて闘志に変わっていくのが三杉にはありありと見えた。 ピエール「(あの男…フランスJrユースで見たぞ。岬と同等…いや、それ以上の実力者 だった筈だ。フランス戦では出てこなかったから対決の機会がなかったが…一度闘いって みたいと思っていた相手だ。)」 三杉「(エル・シド・ピエール…僕の進む道には避けて通れない相手だ。)」 三杉とピエールの目が合った。 お互い、相手の強い視線を受け止め、逸らすことがなかった。 彼らの間の空間にはまさしく火花が散っていた事だろう。 キャプテンの二人が作る緊迫した空気に、誰もが固まらざるを得なかった。 しかしそれを邪魔できる胆力を持った人間が一人いた。 フランシス「よう、お前がこのチームのエースか?」 三杉「え?」 フランシス「ふーん、なかなかいい筋肉してやがるな。エルほどじゃないが・・・。」 三杉「(ぞわ…)な…なにを?」 ピエール「下がれフランシス!恥をかかせるなと言ったぞ!」 フランシス「はいはい、手厳しいのね。」
[628]キャプテン三杉:2010/01/31(日) 16:20:03 ID:??? ピエール「くそっ! …すまない、不快な思いをさせてしまったな。 オレがこのチームのキャプテン ピエールだ、今日は宜しく頼む。」 三杉「(…っは!キリッ)こちらこそ宜しく、僕は三杉だ。このチームのキャプテン 三杉だ。」 ピエール「キミとの対決は楽しみだ、いい試合をしよう。」 スッ そう言ってピエールは手を差し出してきた。 握手によってフェアプレーを誓い合おうという事だろうか? これにどう応えるか。 A ピエールの握手に応え、フェアプレーを誓う。 B ピエールの握手に応えず、戦意をぶつける。 C 「ピエール、フィールドのアーティストの看板は今日限り下ろして貰う。」 二票選ばれた選択肢で続行します。(投票はageで宜しくお願い致します。)
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0ch BBS 2007-01-24