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【弱くて】キャプテン三杉【ニューゲーム】
[790]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/04(木) 01:17:43 ID:??? ちっくしょうピエール強いですねww ピエールなボール…失礼しました。 三杉 ドリブル(スペード3)56+( 2 + 2 )=60 ピエール タックル(ハート6)58+( 3 + 3 )+(シーザーズチャージ+3)=67 【攻撃】-【守備】≦-2→ピエールにボールを奪われた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ダダダ! 三杉は素早いターンでピエールを抜き去ろうとした。 左右前後、そしてチェンジオブペース。 しかしピエールはずっと張り付いて離れない。 どうしても振り切れない。 まるで皇帝シーザーの手の中であった。 そして… ズシャアアアアア! 放送「ピエールくん、マークから転じて豪快なタックル! 三杉くんが宙に舞った!」 三杉「(エル・シド・ピエール…なんて高い壁だ!)」 ピエール「(いい勝負だった。真っ向勝負を挑まれたなんて久しぶりだったな。)」
[791]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/04(木) 01:20:46 ID:??? そして間もなく審判の笛が鳴らされた。 ピイイイイィィィィィ……… 放送「ここで前半終了です、一点差でボルドーが追う意外な展開。 怒涛の攻めを見せたフィオレンティーナ、ツボにハマった時の攻撃力は凄まじい! それに対して要所をピエールくんとフランシスくんが押さえるボルドーは安定しております。 まだまだ試合は分かりません、後半が楽しみです。」 暫しNPCパートです。 では皆さん、また朝以降に…お休みなさい。
[792]森崎名無しさん:2010/02/04(木) 02:25:30 ID:??? 乙でしたーNPCパートマダー
[793]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/04(木) 14:57:57 ID:??? >>792 どもー、遅くなってすみませんですw 前半が終了し、選手たちは自チームのベンチに下がっていった。 相手チーム ボルドーの選手たちの表情は決して明るくはなかった。 終盤は落ち着きを取り戻した物の、先制点を献上した事、 ピエールここ一番のシュートを止められた事のショックはかなり大きかった。 ボルドーの監督も決して有能ではなく、 データとは全く違う相手に対して有効策を見出せなかった。 実はこの監督、フィオレンティーナメンバーがイタリア現地リーグに出ているチームと違うと クレームをつけるべく、上層部に対して打診をしていた。 だがそれは全くの無駄で、紛れも無いフィオレンティーナメンバーであると ボルドーのオーナーから直接連絡され、納得のいかずベンチでイライラしているだけであった。 ボルドー監督「先制点は取られたが、終盤はよく守っていた。 相手も攻めきれずに焦っている、後半必ず乱れてくる。 中盤は堂々とゲームを支配していけ、攻撃はボッシのシュートを弾かせた所をねじ込みだ。」
[794]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/04(木) 15:00:08 ID:??? ピエール「無理ですね。」 ボルドー監督「なぜだ、ピエール。」 ピエール「相手のGKの実力は尋常じゃなく、DF陣も油断のならない選手達が多い。 ボッシのシュートでは弾かせる事も難しいと思います。」 ボッシ「悔しいがその通りです、監督。ピエールのシュートはまぐれで取れる代物じゃない。」 ボルドー監督「むむむ〜、ではどうすれば良いか…」 ピエール「オレが1vs1を挑みます、そして抜き去って同点。 同点になれば相手も焦ってくるはずです、あとはボッシやオレが根気よく相手のGKを削りますよ。」 ボルドー監督「うむ、それで間違いない。お前達わかったな!フランスNo1のウチが負けたら恥だぞ!」 その叱咤に対し、選手たちからはヤレヤレといった空気が漂う。 ボルドーの控え室ではよくあることです。
[795]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/04(木) 15:01:15 ID:??? フランシス「(お前がボルドーの恥さらしだっつの。おっとそれより・・・エル、ちょっといいか?)」 ピエール「(なんだ、お前と内緒話なぞする趣味は無いぞ。)」 フランシス「(まーまーいいじゃないの。真面目な話、お前最後までもつのか?)」 ピエール「(む・・・)」 フランシス「(前半ずっと働きづめだし大技も出したろ、きついんじゃないの?)」 ピエール「(だから1vs1だ、正直それで同点にできなければ勝ちは絶望的だな。)」 フランシス「(だと思ったぜ・・・ま、オレも攻撃のフォローしなくちゃなって話だな。)」 ピエール「(負担かけるな、すまん。)」 フランシス「(やれやれ、面倒な試合だねえ。あの腹黒じじい・・・やってくれるよ。)」 ピエール「(そうだな、まあオレは充実しているぞ。国内リーグよりずっとな。)」 フランシス「(サッカー馬鹿ですこと・・・)」 こうして二人は後半の戦術と勝算を確認しあった。 同じチームの中に、こうやって相談できる相手を得られた事はピエールにとって幸いと言えた。 だがピエールの心の平穏は突如乱された。 予定調和の出来事がここで起こったためである。
[796]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/04(木) 15:02:19 ID:??? アモロ「あ、あの!ピエール、話中すまないんだけど・・・」 ピエール「うぉ、アモロ!(しまったああああああ!!!!!)」 アモロ「あ、あいつら強いよね?ぼぼぼぼくやっぱりムリムリムリ。」 ピエール「い、いや!そんなことないぞ、現に奴らの強力なシュートを1度は阻んだろう!?」 アモロ「ううう・・・うん。で、でも前に約束してくれたよね? 前半終わって負けてたら、その時はアレやってくれるって・・・」 ピエール「・・・・・・」 アモロ「ごごごごめん、ピエールにばっかり頼って・・・」 ピエール「約束は約束だ・・・やってやるから心配するな。 だがあれはオレもガッツを消費する・・・(精神的な意味で)。 何度もは出来んから出来るだけ自分で頑張ってくれ・・・」 アモロ「うん、ごめんねピエールも疲れるよね。ごめんねゆっくりしていってね。」 ピエール「(観客がいないのが救いだ・・・)」 ピエールは観客は居ないと言っていたが・・・この試合にはとびきりの観客がいた。 彼らはVIPルームにてボルドーのオーナーから接待を受けながら、観戦をしていたのだ。 そのうちの一人はジョアンであった。 ※一旦ここまでっす。
[797]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/04(木) 21:35:50 ID:??? オーナー「さて、ムッシュジョアン。ここまでは如何かね?」 ジョアン「ふむ・・・やはりピエールが突出した実力を持っていますな。 フランシスも期待以上とは言えませんが、良い活躍だ。 だが、ドイツやブラジルと戦うには予想通り戦力が不足している。 彼らと・・・ルイ・ナポレオンを私が鍛えれば、フランスも ワールドトーナメントを勝ちあがれるでしょう。」 オーナー「そうかね、ピエールに対しては不要だと思っていたが・・・ 確かにこの試合で負けているのは我がボルドーだ。その申し出は受けるに値するな。」 ナジーブ「建前はそれくらいでいいでしょう、オーナー? ピエールはFCボルドーの金の卵だ、彼の実力アップは将来の安泰のため・・・そうでしょう?」 オーナー「無礼ではないか、ムッシュユプンタイ?」 ジョアン「控えてください、この商談は貴方の夢に繋がるたった一つの可能性のはずだ。」 ナジーブ「そう言うな、私が本音でしかビジネスをしないのは承知のはずだ。」 オーナー「気に入らんが、確かにビジネスには支障はない。安心したまえムッシュジョアン。」 ナジーブ「では、宜しいな?」 オーナー「ああ、ワールドトーナメントの枠を一つ用意する。ナショナルチームでない、 あるいはプロのクラブに属さないチームの参加は本来有り得ないが、FIFAのお墨付きがあれば問題ない。 その小切手とピエール達の指導を条件に、私がFIFAに口を利いてやる。」
[798]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/04(木) 21:37:30 ID:??? ナジーブ「(ふん、FIFA創設者の遠縁に当たるだけの男が図に乗って。)」 ジョアン「私としても異存はありませんな、ピエールは鍛えてみたかった逸材だ。」 オーナー「キミの指導が一流なのはフランシスの上達を見れば一目瞭然だが・・・ 今後の指導では自分達のチームメンバーと差を付けると言うことはないのかね?」 ジョアン「ほう、それは聞き捨てならない暴言だ。 私の指導者としての矜持を疑うわけですな?」 オーナー「そこまでは言っていない。悪かった、許せ。」 ナジーブ「観て解ろう、フィオレンティーナが勝ってはいるがピエールとフランシスは実力が違う。 素材の差というのもあろうが・・・無様ではないか、フィオレンティーナの10番は。 1年もジョアンに指導をうけてピエールに個人技で完敗している。」 オーナー「む・・・そうかも知れぬな。」 ナジーブ「要らぬ疑いでジョアンを怒らせない方がいい、ビジネスに支障をきたす。 (くだらんな、ジョアンが誰を指導しようと世界一の栄冠は私の物だ。 アラブの石油王がある日突然サッカー王として世界の頂点に立つ、夢のようではないか。 ドイツ、ブラジル、フランス、イタリア・・・サッカー界を独占してきた名門国が、 私個人のチームに敗れ去っていく様・・・早く見たいものだ。)」 ジョアン「(ロベルト・・・これで私とお前との対決は実現の芽を出した。 後はお前がリオカップに勝ち・・・ブラジルを率いてこれるかだけだ。その手腕で出来るか?)」 少年たちは汗をかき、苦しみながらも好敵手との闘いに心を躍らせていた。 しかし裏ではこれを自分の目的の一手として使い捨てる大人たちがいたのである。
[799]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/04(木) 21:38:55 ID:??? 本日の更新は以上です、選択肢やカードがなくてすみません。 しばらく忙しくて更新が滞り気味になるかも解りませんが御了承下さい。
[800]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/02/05(金) 00:21:48 ID:??? 乙でございます。 ご無理なさらずに。じっくり続きを楽しみにしておりますー。
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0ch BBS 2007-01-24