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【松山の】キャプテン松山19【大冒険】
[117]森崎名無しさん：2010/01/18(月) 00:28:52 ID:??? 天子は原作のほうでは守矢に桃差し入れしたりしてて結構友好関係があるわけなんだが…
[118]森崎名無しさん：2010/01/18(月) 00:37:15 ID:??? ああ、そうなのか。それは知らなかった。 良い悪いじゃなくて、「それが当然」という話なのな。 それなら納得する。
[119]森崎名無しさん：2010/01/18(月) 00:54:43 ID:??? 守矢の方が（松山にとって）はずれだから ダイヤ10以上とJOKERがトラウムに入る（当たり）、ってことでいいんだよね？ はずれの範囲が大きかったから惜しくも叶わなかった、ってだけで
[120]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/18(月) 20:28:33 ID:??? 当たり外れは、そのキャラクターにとってベストかそうでないかの判定にしてます。 たとえば>>74のルーミアの場合、松山に感謝フラグが最良でしたが、玄爺との敵対フラグになったように。 >>106の場合、天界の穏やかな生活と退屈を嫌う天子個人は、霊夢のチーム加入を望んでたのと。 そのフラグが折れてるので、行き来がし易く優勝チーム。原作で帰依も勧められてたりする守矢神社が高確率。 紅魔館は……メイド長の心証も悪かったり、我侭タイプが主人な為、>>112さんの言う被害で放逐の可能性大でした。 惜しくもダイヤ9！ なので、別の人フラグが微妙に立ったかもしれません。
[121]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/18(月) 20:29:48 ID:??? 天人様の加入(予定)チーム → ダイヤ9 ダイヤ・ハート・スペード・クラブ6以上→ 「守矢神社ね！」 天子が加入を希望するチーム。それは松山も霊夢も以前所属していた妖怪の山の勢力、守矢神社だった。 一躍強豪と化し、飛ぶ鳥も落とす勢いなチーム。フリーの実力者が関心寄せるは至極当たり前で、納得のいく選択。 ただ、霊夢はそこで、熱心にというわけじゃないが、トラウム・アドラーズ加入について一応打診してみた。 天子「あーそれは願っても……なんだけど駄目ね。功を終えるに一押しが足りてないとかそんな感じねー」 霊夢「あっそう。まーいいや」 あっさり引いた霊夢の態度に、天子慌てた。 天子「ち、ちょっと？ そんな……巫女！ あっさり引いていいわけ！？ 一押し足りない言ってるだけなんだから、もっとこう……ほら！ 判るでしょ！？」 霊夢「はいはい判らん判らん」 後腐れなさすぎな紅白巫女の頭には、勧誘の二文字はさっぱり消失。在るのはカテキン欲求だけ。 唇をへの字に地団駄踏む天子を放っぽり、茶啜りに一脚の椅子へ腰を下ろした霊夢は、自然と夏雲を見上げた。 霊夢「(そういえば……あぁ思い出した。 雲の中にひらひらした奴がいたわね。……光に話しといてもいいかな)」 今もまだトラウム・アドラーズにはメンバーが不足している。 松山は頑張ってるだろう。 だが名だたる者達が殆どチームに所属してる以上、成果は見込めないだろう。 のんきな巫女にも思うところはあった。天子勧誘の線の代わりに、一つ思いついた霊夢はずずと茶を啜った。 天子「うぎー！ いいわよこっちから願い下げ！ 天道を手にする私誘わないなんて大間違いと思い知るがいいわ！」 霊夢「……(ずずー)」
[122]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/18(月) 20:30:50 ID:??? ルーミアとの話を終え……刻限の5時を間近に。 帰路へ着き、里から出ても、暫くは人の手で整備された道が続く。 しかし松山の家まで辿り着くには、木々が茂って通りにくい道にも入り込まなくてはならない。 歩いて、歩いて……。緑が濃い道の中で、松山は衝撃と共に徒歩の制止を余儀なくされた。 目の前、5メートル程先。 四季の花と自然の権化である妖怪が……風見幽香が立っていた。 幽香「奇遇ね〜元気にしてた？」 気さくな挨拶。それとまるで異質に、酷薄に松山へ向く気配が、甘い香り……花の香りだ、と共に流れ込んでくる。 何故だ、と松山は顔中から全身から血の気が引くのを意識した。何故、こうなる事を予測できなかったのかと。 幽香「おっかないおっかない。そんな顔されると、怖くて千切ってばら撒いちゃいそうよ♪」 羊の毛を刈り取る様な、気軽に世話しにきたかのような口調でそう言ってのけ…… 幽香が一歩を踏み出す。途端、五月蝿く鳴り響いてた蝉達の鳴き声が――停まった。 幽香「けどね……。やっぱり気恥ずかしいものなのよ。相手が子供といっても殿方の家に押しかけ荒事するなんて。 ふらふら一人で出歩いてるとこ、上から見つけられてよかったわ」 松山「……」
[123]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/18(月) 20:31:53 ID:??? 松山は答えない。 ここで会ったは痛恨と顔をしかめるばかりで……それに際して幽香も不愉快そうに鼻を鳴らす。 瞬後。 幽香の姿が。 字の通り幽の如く消え、香りを残して。 松山の背後で猛烈な気配が湧く。 振り返ろうと首を動かす。刺突。首の骨に響く重い打撃で為すすべなく正面方向に転倒させられる。 そのまま倒れて。 首を固定されて、地に這う姿勢と釘付けを強制させられる。 松山の意識を、紅が染めた。 松山「こ……！ っお、ぎ！」 幽香「恐怖より怒りが勝ってるお顔ね。……本当は、この期に及んで言葉を遣る必要なんてないのだけれど――」 傘一本で、松山は地に組み伏せられ、拳を握り、歯を軋らせることしかできない有様を強制させられてしまう。 しかしながら、この構図こそ力関係から言えば当然だとばかりに、幽香は意にも介さず。更に。 幽香「なぁにその顔？ 一人の時を狙って卑怯だなんて言い出しそうね？ それなら私からも言わせてもらうわ？ 『今』の状況を見なさい。 護り手でもあった、主人の危急には身を賭すべく刷り込まれてる自律のお人形さんもいない。 僅かながらでも、私に抵抗できる手段も何一つ持っていない。家には何かしらあったのではなくて？ 真冬の訪れと厳しさを育ちから解っているのに、備えに努めず、手を打とうともせず……。 それをこう云うのよ。"怠慢"と。童話の蟻も言いました。 そして私からもう一度言っておきましょう。 貴方には――"危機感が足りてない"と」
[124]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/18(月) 20:32:57 ID:??? チームの地盤を固めようと、精力的に動き回ってた松山には、あまりに酷な発言だった。 だが、この状況は完成された。 肝心の自分の危機対応にまで、意識を割く余裕がもてなかったからだろうか？ 考える猶予は十分に与えたとして、幽香は呵責なく、松山の首の真中に添えた傘を基点に魔力場を発生させている。 より強く圧く覆い被さる力。 完全に押さえ込まれて松山は、首から下全てをビクとも動かせなくなった。 だが、そんな必要もないのだ。 首を抑える傘を通じて送られる力に松山は慄然とする。 幽香がその気になれば、あっけなく胴から首を泣き別れにできる。それが解ってしまった。 松山「……っぁ」 幽香「あらいい声。欲を言えばもっと慟哭を乗せてほしいかしらね」 苦悶に塗れる戦慄き声が、松山の喉の奥から掠れて響くのを聴き、幽香は快感を覚えてとろけたように目を細めた。 強い風にそっと緑の髪を押さえて。 幽香「理解した？ 土の味はいかが？ 野花と同じ目線で新鮮でしょ？ あ、受け答えはできるようにしておくね？ 声、出せるわよね？」
[125]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/18(月) 20:34:01 ID:??? 幽香「嘘をついても判るし、交渉も引き延ばしも慈悲に望みをかけるのも全て無益よ。 さぁ聞かせて頂戴。以前の問いの答えを」 どう答えますか？ Ａ 「分かった……霊夢さんを除名する！」 Ｂ 「断固、断る！」 Ｃ その他 ＊投票は『20:37』からお願いします。 それ以前の投票は無効となります。 ＊先に「４」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 ＊この先、選択を誤った場合、ゲームオーバー以上に『重い』ペナルティが発生します。
[126]森崎名無しさん：2010/01/18(月) 20:37:46 ID:bzDUHg8w Ｂ
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0ch BBS 2007-01-24