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【松山の】キャプテン松山19【大冒険】
[773]森崎名無しさん:2010/02/03(水) 13:20:30 ID:??? シャンハイの掃除力 → ダイヤQ
[774]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/03(水) 16:45:39 ID:??? 松山の掃除力 → ハート9 シャンハイの掃除力 → ダイヤQ 松山「シャンハーイ、もう一度桶に水汲んできれくれないか?」 シャンハイ「あ、平気です。今あの子に行かせてますっ」 掃除が始まってからというもの、シャンハイは自分から提案したのが分かる張り切りようで家中を綺麗にしていく。 よく動き、よく飛び、よく手が行き届かぬ場所でもしっかりと掃除し…… 廊下の雑巾がけしながら松山には、家が喜びに躍動してるような気配まで感じられた。 松山「よーし、この辺にしようよ。(しかし料理はできなくても、掃除に関しちゃすごいなシャンハイは……)」 アリスの屋敷で取った杵柄なんかなと、感嘆する松山。 そこで広間の掃除を終えたシャンハイが、変わった物を見つけました と急ぎ飛んできた。 何かと思い、腕を引っ張るシャンハイに急かされて広間へ入ると畳の上に……
[775]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/03(水) 16:46:43 ID:??? 先着で レアアイテムだッ! → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート・スペード10以上→「これは……役立ちそうだ!」 スペード9以下・クラブ→「これは……GARAKUTAだッ!」 JOKER→「レアアイテム選べる権……だと……」 *ダイヤ・ハート・スペード10以上の場合 K→ 命のリング Q→ 水のリング J→ 炎のリング 10→ 世界樹のしずく 9→ 信じる心 8→ ルラムーン草 7→ 変化の杖 6→ 闇のランプ 5→ ラーの鏡 4→ 聖なる水差し 3→ 妖精の羽ペン 2→ 星降る腕輪 A→ 不思議な種セット JOKER→ 時の砂
[776]キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2010/02/03(水) 17:12:53 ID:??? レアアイテムだッ! → ハートA
[777]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/03(水) 17:21:07 ID:??? レアアイテムだッ! → ハートA A→ 不思議な種セット これは……と思い、松山が近づいて手ですくったのは、奇妙な形をした種だ。 何種類かある種の中で、松山は以前食べたことのあるすばやさやちからの種と酷似した物も含まれてるのに気付く。 松山「(もし……同じのなら、またあのときと同じような活力になってくれるのか?)」 大事にしないと、そう思い松山は紙にくるんでズボンのポケットに今は仕舞い込んだ。 掃除に戻ろうとし……松山は、そろそろ日没が近いことを知る。 松山「結局、あちらからお誘いは来なかった……」 寂しい結果に、松山は落胆する。 心配そうな目をよこすシャンハイに、明るく振舞って、松山はまだ手つかずの場所の掃除に向かった。
[778]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/03(水) 17:22:10 ID:??? 霧の湖の先に在る吸血鬼の館……紅魔館。 本日の七夕に、紅魔館ではメイド長の頑張りにより多数の客を招いての盛大なパーティーが開かれていた。 会場として用意されたのは、紅魔館内部の、収容人数が多いホール。あちこちに笹の葉と短冊も用意されている。 この日の為に、料理に関しても卓越した才覚を発揮するメイド長、そこに守矢の某助っ人ら料理上手達も力を貸し…… 色とりどりのご馳走がテーブルに並び、普段このようなご馳走に縁がない者達も目を丸くして舌鼓を打っていた。 魔理沙「よっ、霊夢。なんか最近久しぶりな気がするがお前変な結界でも張ってたか?」 霊夢「出し抜けに失礼なこと言うな。あんたが忙しなく飛び回ってただけでしょうが」 気の置けない挨拶の応酬をして、パーティーの参加者でも一際目立つ紅白と白黒が二人で料理(ただ飯)を楽しむ。 ふと霊夢が箸を銜えたままご馳走に向けてた意識を他に回し……周りの参加者を見るが…… 霊夢「(来てないか……)」 魔理沙「そういや光とあの人形来てないな?」 付き合いの長さの賜物か、霊夢の心を見透かした風に魔理沙が言う。 その間も、メイド長のポテトサラダをせっせと口に運んだりする手は止まらない。 そのまま会話を続ける黒い帽子を乗せた頭にあるのは、神社での一幕だ。 魔理沙「光の奴、もしかして咲夜の招待に気付かなかったのか?」 咲夜「そうね……手持ちの招待状が切らしてたとはいえ、遠回しにすぎたのかもね」 魔理沙「ぬわ!?」 霊夢「……」
[779]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/03(水) 17:23:26 ID:??? 魔理沙のぼやいた疑問に答えたのは、当時に居合わせた直の本人で、紅魔館のメイド長の十六夜咲夜だった。 いつもより瀟洒率3割増し。主人の顔に泥を塗ってはならないそんな気迫がメイド長の振る舞いを更に洗練させている 彼女は出席者、特に亡霊姫の憑くテーブルに追加の料理皿を運んだ後に、厨房へ向かう途中魔理沙の台詞を拾ったのだ そして続けてもう一人……幻想郷の稀有な人間達が一箇所に集まるのを発見し、近づいてくる小柄な影。 レミリア「何だ……あのキャプテンは来てないの?」 紅魔の主人の歩く先、妨げになるのを恐れて参加者が割れる。 畏まる咲夜の背後で、霊夢が「レミリア」と名を呼び…… 一方で魔理沙は、帽子を目深に被って、「他見てくるぜ、じゃーな」とあっさり離れた。 対極的な対応に、特に口に何か出したりせず、レミリアは霊夢と、若干目線を下げた咲夜の元へと歩む。 咲夜「申し訳ありませんお嬢様」 レミリア「いいわよ別に。第一、招待状なんてなくとも来たいなら推して参るものでしょう? 霊夢や白黒だっていっつも招待なしでも勝手に混ざってくるじゃない」 霊夢「これだけ集まってて料理もあるならいいでしょ別に」 レミリア「ああ。でも残念には違いないか。彼とは一度腹を割って話してみたいと思ったのだけど。 別の意味で腹を割る前に、アイツとも狼藉は我慢して聞いてやってもよかったかもね」 咲夜が柳眉をピクッと震わさせ、霊夢は何も言わず、このパーティーではここにしかない、ほうじ茶を啜る。 パーティーの陽気さ故か、既に終わった事として捉えてるのか、過去の助っ人を少し懐かしむ口調で述べたレミリア。 そこへ、またも近寄る気配があった。 複数。 団体だ。 先に気付いて咲夜が頭を下げる動作をする。
[780]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/03(水) 17:24:43 ID:??? 咲夜「ようこそおいでくださいました守矢の方々。歓迎いたしますわ」 早苗「こちらこそお招きにあずかり……。あっ、お久しぶりです、霊夢さん」 霊夢「うん。久しぶり」 粛々と挨拶をかわしてから、早苗は、霊夢を見た。 その後ろに居るは、片方は知的な瞳に紳士な振る舞いの、片方は妙に落ち着かない様子の、双方ドイツ人だ。 レミリアが旧交を温める様子に、満足そうに言った。 レミリア「前の大会、決勝以来ね。 自信に満ちてる顔……また磨きがかかったようね」 フライハイト「えぇ。今なら僕は誰にも負けないとすら思……」 カペロマン「……な、なぁ」 気になってたまらない事があると、問いたげにしつつカペロマンは途中で飲み込む。 胸中にあるのは、パーティー会場でも本来暴れて隔離されておかしくないアイツのことだった。 レミリア「?何かしら?」 カペロマン「いや……(何気にしてるんだオレは。あんな奴のこと……)」 口を濁すカペロマンに、怪訝な顔を浮かべるレミリア。 そこへ宴を楽しむ二柱の名代を務める早苗が、紅魔館主人に話しかけた。 早苗「発表の場を貸していただいて、ありがとうございます。進行は当初の手筈通りで良いですか?」 レミリア「構わないわ。 それより緊張で喉カラカラみたいだけど大丈夫?」 早苗「大丈夫です。すぅ……はぁ……」 霊夢「(何をしでかすのかしら? まぁサッカーに関係する何かなんだろうけど)」 アップルパイを舌の上で転がしつつ、霊夢は何か大きなことが始まる予感を感じた。 その流れで、このパーティーに出席しときゃいいのにと、ここにいない所属チームのキャプテンに悪態をつく。 早苗が話しかけてきた。
[781]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/03(水) 17:25:44 ID:??? 早苗「霊夢さん。松山君はいないんですか?」 パーティーの席であっても隠し切れぬ苦さを含めた口調に、霊夢は片目だけ向けて答えた。 霊夢「見りゃわかるでしょ。パーティーに来て顔を合わせたくない奴とかいるんじゃない?」 早苗「……そうですか。つまり尻尾を巻いて逃げたんですね」 辛辣な受け答えに、早苗を除いた周りの全てが驚く。 霊夢としては早苗の事ではなく……天狗の新聞と妖気の残り香で推察した……幽香の事を言ったつもりだったが。 流石に唖然とした霊夢に誰かの姿を重ねて……早苗は、厳しい面持ちのまま更に言う。 早苗「それならここからの事は、メンバーの霊夢さんから松山君に伝えてください。 そうやって逃げる誰かに最強になんて至れないって。次の大会を制することなんてできっこないって」 霊夢「……。あっそ。私に言うのはお門違いだし反論はしないけどね。……ずいぶん強気になったじゃない」 早苗「……当たり前です。 私達は誰かさん達と違ってそれだけの努力して、頑張ってるんですから」 霊夢が言うのを待ち望んでた様に、早苗は自身とチームへの揺るがぬ自信と、強気な視線で口元に笑みの形を作った。 フライハイトやカペロマンも、それについては否定する気はないらしく、和やかな空気を緊迫の刃が切り裂いた。 パァン、渇いた音がさらにその刃を砕いて、全員の視線がスカーレットデビルに集まり、彼女はそれに満足して言う。 レミリア「はいはい。ライバル関係っていいものだけど。 この私や他を蚊帳の外と見ていいのかしら?」 早苗「勿論。そんなつもり毛先程もありません。 むしろ松山君や霊夢さんのチームなんかより貴方達のほうがずっと……ずっと強敵ばかりなんですから」 霊夢「何だって?」
[782]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/03(水) 17:26:45 ID:??? 挑発と受け取り、目を険しくした霊夢に、早苗は応じなかった。 早苗が見渡す先々には、ご馳走を無心に食べ続ける姫とおろおろ半人従者がいて。 守矢の二柱の見立てでは、恐らく様子見を止め参戦するらしきスキマ妖怪がいて。 永遠亭の……提携を結びながらも、胸中で秘策を幾通りも抱いている天才がいて。 最近活発に動いてると噂の花の妖怪。人里を一つに纏めたチーム結成の道を模索する寺子屋の教師など…… そして目の前、前大会の雪辱を晴らさんとしてる紅魔館が虎視眈々と復権を狙ってるからには…… 裏切り者の新興チームに傾ける余力などない。 他の多くのライバル勢力に向けて、早苗は言葉の一刀を抜き放つ。 早苗「だけど負けませんよ。誰にも。どこにも。私達はそれだけの練習を怠らず。実力を備えてるんだから」 堂々たる自信を見せた早苗に、レミリアさえもが言葉を挟む機会を逸し……風祝に、場の主役の座を譲ってしまう。 その途端、早苗達の後方から騒がしい声。桃の匂いを振りまき、青い髪を振り乱してで少女が揉め事を起こしていた。 天子「何ですって……もっぺん言ってみなさい妖精風情! 自分を最強と豪語して天人を下に見るっての!?」 ???「空気の読める私参上。 落ち着いてください。 斯様な場所で乱雑に振舞う事は総領主様の勘気にも……」 早苗「な! 何やってるんですか!? パーティーでは揉め事起こさない約束でしょう!?」 血相を変え慌て踵を返す早苗達。 何故かいた空気の読める見知らぬ女性と共に抑えにかかる。 二柱含めた守矢神社一行総出でかかって、どうにか天子の起こしかけたトラブルは回避された。 それから十数分後。 特設のステージ上に、集まった客の視線多くを受けて、守矢神社の風祝が、携行小型拡声器片手に宣言をした。 早苗のスピーチにより、幻想郷スタジアムを使うサッカー大会の開催と時期を、宴に集う全ての出席者が耳にした。 幻想郷サッカーチーム全てのキャプテンがそれを聞き……それをスルーしたのは、ただ一人だけであった。
[783]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/03(水) 17:27:54 ID:??? *パーティー出席者全ての評価値と好感度が下がりました。 *守矢神社メンバー、咲夜の評価値と好感度が大きく下がりました。 *空気の読める人が守矢神社に勧誘されました。 *【銀の懐中時計】を手に入れました。 *大会の詳細を知るには後日誰かから聞くか、天狗の新聞を読む必要があります。
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0ch BBS 2007-01-24