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【教え子に】城山正の挑戦16【教えられ】
[708]森崎名無しさん:2010/03/07(日) 14:09:51 ID:??? mac来てたらダン隊長見れたかなぁ
[709]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/07(日) 23:35:09 ID:3TBMZoCc >>705 攻撃向き……かな?どっちかって言えば回避のほうが得意かも。シロで空蝉すると因幡の白兎になっちゃいますが。 >>706 かなりの確立で失敗ですからね。それでも向かっていくのがヒーローたる所以なのです。声援ありがとうございます。 >>707 がっかり感が凄まじいですからね。 ただ中の人的には同時に複数の人が読んでくれてるのがわかってちょっとうれしかったり。 >>708 MAC?引いてたら大変でしたよ。高確率でシルバーブルーメに襲撃されて全滅しました。 運良く生き残ってもゲンのしごきでダン隊長はお休みになります (既成のウルトラの人たちはシロがかすむためヤマト先生、ダンに限らずお休みです。北斗はたぶん謹慎中です) シロのウルトラバーリヤ→ 590 =698以下。バリアーを乗り越えて津波は南葛市へ押し寄せる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− シロ「フゥンッ!!」 ありったけの力を込めて両の掌から放射した不可視の壁を波打ち際に突き立て、自分よりも高い波に立ち向かうシロ。 水深が浅くなるにつれ高さを増す波高。 シロ「ッダァッ!」(こんなもん通したら町が……!オレの後ろにはもう防波堤はないんだっ!) 身長のおよそ倍の高さから崩れ落ちてくる海水に押しつぶされそうになりながら必死にこらえるシロ。 シロ(ぐっぅぅぅ) 暴漢にやられた肩がうずく。押し寄せる波は次々と折り重なり波高はすでに当初の倍になろうとしている。 シロが支えている海水はざっと見積もっても120万トンを超える超重量になっていた。 歴代のウルトラ戦士、エースで14万トン、タロウで16万トンのタンカーを持ち上げると言われるが、そのおよそ100倍の重さである。 矢島「が、頑張ってくれウルトラマン!」 美津乃「しっかりしなさいっ!シロ!」 シロの背後で見守っているSCからも声援が飛ぶ。 それを支えにシロは限界まで、カラータイマーが激しく点滅してもふんばった。 ……だが、ついに膝を突き、力尽きた。 バリヤーが弾かれた衝撃で仰向けに倒される。 天空から落下する濁流をシロとSCは見上げることしかできなかった。
[710]森崎名無しさん:2010/03/08(月) 02:18:45 ID:??? 頑張れウルトラマンシロ!ここで何とか立ち上がれ! これって水に関するトラブルだから 秋津姫が町の救援に訪れてくれないかなぁ、と期待してみる …かなり無茶言ってるかも。うん、ゴメン
[711]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/08(月) 03:12:15 ID:UjlevNHU 太陽が隠され漆黒の闇が覆いかぶさってくるその刹那。 海岸は神々しい輝きに包まれた。 秋津姫「我の地で水の禍など許すと思うてかっ!」 羽衣をなびかせて津波とシロの間に現れる秋津姫。 お互いにしがみつきあって目を硬くつぶっていた子供達もいつまでも降ってこない津波に恐る恐る目を開く。 シロ「でゅ、でゅわっ!?」 矢島「秋津姫だ!秋津姫様が助けに来てくれた!」 瀬名「姫さま〜!」 歓声を上げて秋津姫の登場を喜ぶSC。 秋津姫「言うたであろう。そなた達には水の加護を与えると」 そう言いながら優雅に右手を一振りすると、今まさに南葛市を飲み込まんとしていた大津波は凍りついたように止まり、 そのまま砕け散ると秋津姫の神威にひるんだように大海原へと帰っていった。 秋津姫「(小声で)城山や。現し世を、イヤ自分の故郷、友人、子供達を守るのなら、もちっと強くなるのじゃ。 お主にはまだまだ可能性が眠っておる。それが目覚めるのを我は楽しみにしておる」 シロ「でゅ、でゅわでゅわ」(そんなこと言われたってなぁ。何が眠ってるのかくらい教えて欲しい) 秋津姫「それではな。我も最近なかなかに忙しくてな。娘も見守らなければならんしな。 まったく、子供というものは手がかかってしょうがないのう」 口ではそう言うものの顔は若干緩んでおり満更でもないようだ。 矢島「姫様に子供がいるの?」 秋津姫「……そう遠くない未来にな。主達なら相見えることもあろうぞ。それでは、な」 薄い笑みを浮かべると秋津姫は現れたときと同じように光となってシロと共に掻き消えた。
[712]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/08(月) 03:13:25 ID:UjlevNHU エミ「謎の発光現象収まりました。津波も収まっています」 オオヤマ「……流石はウルトラマン……か」 大津波を食い止められなかったUGMはせめて救助活動を迅速に行うべく司令室でモニターを見つめていた。 まさに今上陸するというタイミングで現れたウルトラマンによって大津波は打ち消され待ちは守られた。 自分達の力の及ばない所で町を守ったウルトラマンに敬意を持ちながらも、自分達の不甲斐なさにも怒りを覚える。 エミ「海岸の怪獣、南葛沖の怪獣とも海中に潜った模様。反応ロストしました」 大津波の混乱で二匹の怪獣を見失うUGM。 しかし南葛市の防衛と言う任務はかろうじて果たしたことでなんとか面目は保ったものの まだ脅威が完全に取り除かれたわけではない。 リターンマッチへ向けてオオヤマキャップは改めて指揮を取る。 オオヤマ「イトウチーフはスカイハイヤーの照準調整を早急に行ってくれ フジモリ、イケダ両隊員はこの付近一帯をシルバーガルで探索。怪獣をなんとしても見つけ出せ」 イトウ・フジモリ・イケダ『ラジャー』 キャノピー越しに敬礼をし合ってそれぞれの任務につく2機。 UGMの戦いはまだ終わらない。 今日はここまで。やっぱりまとめ読み推奨です。判定も選択もありゃあしない。 読者がちゃんと着いてきているか心配ですが、 うちのスレに出入りしてる人はきっと着いてきているはずと信じて後半も突っ走りますw それじゃまた。
[713]森崎名無しさん:2010/03/08(月) 09:36:26 ID:??? 乙でしたー! ここで再登場または新キャラ登場の布石を打つとは、あざといなさすが秋津姫あざといw
[714]森崎名無しさん:2010/03/08(月) 17:43:21 ID:??? まあ秋津姫は某スレで一仕事終えたばっかりだもんなw
[715]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/09(火) 01:14:43 ID:SWgi4fLo >>710 期待通りの活躍をできたでしょうか。 水のトラブルというクラ○アンを思い出してしまう。あいつら役にたたねえ。 大家まで巻き込んだ大騒動に発展した挙句、風呂トイレ一週間使用不可って、オイ! >>713 新キャラじゃないです。小田ジュニアさんとこの春菜姫のことですよ。 誕生するのは2X 年後のことなのでうちのスレで登場することはないでしょうが。 >>714 世界がかわるとあんなにも神様らしく……。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 一方秋津姫の残した神威のかけらか一種の清々しさを残す海岸。 ピグコ「ゲェーッ!」 矢島「あっピグコ!来たんだ」 白瀬「みんな〜無事〜?」 やっとこさ海岸へとたどり着いた二人が合流する。 エロ「ああっステキなお姉さん!」 白瀬の胸にエロが瞬時に反応を示す。 美津乃「わ・た・し・は〜」 顔は笑顔だが目だけが笑っていない美津乃。 エロ「……む、無敵なお姉さん……じゃ駄目?」 美津乃「……無敵はステキだからいいか」 エロ「そ、そうですよ。勝利はプラズマですっ」 無敵だの勝利だのといった言葉に気をよくする美津乃。 美津乃「そうだ。シロちゃんは?一緒じゃないの?」 白瀬「さっきまではね。途中ではぐれちゃった。そのうち来ると思うよ」
[716]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/09(火) 01:17:46 ID:SWgi4fLo 島崎「もうここに居てもしょうがないから、帰るか。途中で監督にもあえるだろ」 師匠「ああ。あんまり遅くなるとあとがうるさいからな」 避難も終わり、自分達も避難しなければいけないことに改めて気がつく。 怪獣にでくわすのも3度目ともなればかなり慣れ、感覚も麻痺してくる。 井沢「……夢中になってたから、わかんなかったけど、いつもこんな感じなの?」 山森「う〜ん。ここまで派手なのは珍しいけど、だいたいこんな感じかな?」 白鳥「そうだね」 瀬名「楽しいよね」 岡部(……すごいチームに入っちゃったかも……) SCに入ってまだ日の浅い二人が我に返り、山森たちに尋ねてくる。。 眼前に大きな怪獣が現れても動じずに教師達に代わり避難誘導をし、 大津波に襲われそうになった直後なのにけろっとしている。 今思い出しても胸がどきどきしてくるようで岡部は胸に手を当てたりしている。 岡部(この動じなさが強さの秘密……なのかなぁ) 白鳥「ミキちゃん行くよ〜」 岡部「あっ待って待って」 ドキドキしている間に先に行ってしまったチームメイトを慌てて追いかける岡部。 パタパタと小走って岡部がおいつくと先頭集団がなにやら輪になって止まっていた。 岡部「どうしたんです?」 島崎「監督が倒れてるんだ」 白瀬「あ〜監督病み上がりだったからねぇ」 美津乃「シロちゃんどっか悪いの?頭?顔?」 白瀬「どっちも悪いのは認めるけど、病院でもどうしようもないから。 暴漢に襲われたんだよ」
[717]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/09(火) 01:19:42 ID:SWgi4fLo 師匠「監督!かーんとーく!」 エロ「……へんじがない。ただのしかばねのようだ」 城山「……勝手に殺すな。まだ生きとるわ」 つぶれた蛙のようになりながら城山が声を絞り出す。 さきほど大津波に対してバリアを使用したことによって体力を使いきり這い蹲っていたのだった。 秋津姫が砂浜ではなく少し離れた歩道に飛ばしたのは配慮なのか単にいじわるなのか。城山には判断しかねた。 美津乃「仕方ないなぁ。車回してくるからちょっと待ってて」 惨状を見かねた美津乃が駐車場へ走る。 ほどなくスカイハイヤーのエンジン音よりもけたたましい音が聞こえ、 それが段々近づいて来ると、ひときわ大きな音と長いブレーキ跡を引いて城山の鼻先にマーチは停まった。 城山(こ、怖えっ。トドメをさされるかと思った) 美津乃「んじゃあ、ちゃっちゃと後ろに積んで」 ロックを外しながら運転席から美津乃が声をかける。 その声に島崎、飯塚、メロン、宮原のSCでも力自慢たちが城山の手足を一本づつ持ち抱えあげる。 なんとも無様な姿でマーチの後部座席に放り込まれる。雑な仕事をされたので痛む肩をさらに痛めてしまう。 城山「おごっ!お前ら監督はもうちょっと大切に……」 美津乃「しゃべってると舌噛むよ。んじゃみんなまた後でね!」 運転席から子供達に合図を送るとアクセルをベタ踏む。 あっと言う間にマーチは見えなくなった。 師匠「オレ達も行くぞ」 マーチの後を追ってSCも一路病院を目指した。
[718]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/09(火) 01:21:28 ID:SWgi4fLo 看護婦「また城山さんですか」 さきほど送り出したはずなのにもう戻ってきたブーメランのような患者を見て看護婦は眉をしかめた。 美津乃「すませんねぇ。つける薬がなくって。多分死んでも治らない不治の病なので頭以外の治療をお願いします」 城山「……ひでえ」 疲労困憊なので文句を言おうにも力が入らないので城山はぐったりと診察用のベッドに横たわっていた。 医師による簡単な診察によれば疲労と日射病のようなものだから点滴でもうっておけば大丈夫ということなので 外来用のベッドに移動しておとなしく点滴をうける。 最初は物珍しさから点滴が落ちるのを一滴一滴見ていた美津乃だったがやがて飽きたのか 美津乃「なんか飲み物とか買って来るね」 と出て行ってしまった。 うつらうつらしながら針の刺さっていないほうの手を軽く上げ承諾の意を表す城山。 階段を下りていくと待合室の一角をSCの面々が占拠しており、美津乃に気がついた子供達が声をかけてくる。 村川「あ、お姉さん。監督どうでした?」 美津乃「残念だけどお医者さんでも治んないって」 村川「え゛っ!?」 美津乃「頭はね。体のほうは点滴一発だって。今上で寝てるよ」 悪戯っぽい笑みを浮かべる美津乃。 一瞬硬直した子供達も冗談だとわかると硬くした身体から緊張を解いた。 美津乃「おいで。喉渇いたっしょ。あっちの自販機コーナーでおごったげるよ」 ぞろぞろと2ダースを超える人間が動くさまはプチ民族大移動である。
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0ch BBS 2007-01-24