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【教え子に】城山正の挑戦16【教えられ】
[863]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/25(木) 00:28:01 ID:OVq0QAyQ 矢島「よし一番近くを飛んでるスペースマミーに向かおう!」 図書館を出て仰ぐと空を鯨のごとく悠然と泳ぐスペースマミーが見える。 手を振りながら走り出す子供達。それを制するように 美津乃「私の車に発炎筒があるから、アレを炊いて合図にしよう。 その絵面はただUGMを応援してる子供にしか見えないって」 と駐車場に止めてあるマーチの運手席にもぐりこむとごそごそと足元をあさり、発炎筒を引っ張り出す。 キャップを取り着火部とこすり合わせると鮮やかな炎を吹き上げる。 それをスペースマミーに向けて振り回す。 矢島「お姉さん代わって」 美津乃「ん?持ちたいの?花火じゃないから楽しくないよ?」 小首をかしげながらも発炎筒を矢島に手渡す。 矢島「そしたらお姉さんはマーチのライトを着けたり消したりして。リズムはピカピカピカ、ピカーピカーピカー、ピカピカピカ」 美津乃「ん?」 島崎「SOSか。確かにそれならスペースマミーの気をさらに引けそうだな」 美津乃「そーゆーことかっ!」 合点がいったと運手席に飛び込むとライトをハイビームにして照射を始める。 矢島「気づいてくれよ」 美津乃「♪ぴっかぴっかぴっか、ぴかーぴかーぴかー、ぴっかぴっかぴっか」 飯塚「オレ達も出来るだけ派手にやるぞ!」 来ていたシャツを脱ぎ大きく振り回す飯塚と付き合わされる大場。 山森「……お願い。気づいて……」
[864]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/25(木) 00:32:54 ID:OVq0QAyQ 町の一角から発せられた一筋の炎とSOS発光はUGMへと無事届いた。 スペースマミーの対地対物レーダーは見事SCを捕らえた。 エミ「町の一角から発炎筒と車のライトによるSOSを確認」 オオヤマ「なにごとだ」 エミ「モニターに出します」 モニターに発炎筒を振る矢島と半裸になってシャツを振り回す飯塚と大場が大写しになる。 エミ「先ほどの海岸にいた子供達の一団と思われます」 オオヤマ「何かあったのかもしれん。イトウチーフ、至急急行してくれ」 イトウ「ラジャー!」 駐車場程度のスペースさえあれば着陸できるVTOL機能を持つスカイハイヤーが進路をSCへと向ける。 オオヤマ「タジマ、バンクを振っておけ」 タジマ「ラジャー」 その巨体を揺する様に左右に振るスペースマミー。 矢島「……よかった。気づいてくれたみたい」 全員から安堵の息が漏れる。 それもつかの間。 美津乃「やばっ!みんな道を空けて!UGMが来たら説明お願いね!」 再び運転席に飛び込むや否やアクセルベタ踏みでかっ飛んでいくマーチ。 その行き先は−−
[865]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/25(木) 00:34:38 ID:OVq0QAyQ 南葛市の海水浴場。先ほどシーモンスが上陸しかけた場所である。 その海面が再び激しく泡立ったかと思うと再び立派な角が海面に顔を出す。 つづいて褐色の肌が現れる。 どこに潜んでいたのかシーモンスが再び上陸を試みようとしているであった。 フジモリ「南葛海水浴場で怪獣を発見!攻撃を開始します!」 操縦桿を倒しラダーペダルを踏み武装の照準をシーモンスに合わせる。 フジモリ「今までどこに隠れてやがった、この野郎」 フジモリ隊員が今まさにトリガーを引いた、まさにその時。 砂浜の砂を巻き上げシーモンスのすぐ脇まで民間車両が走りこんできた。。 美津乃「あんだけ苦労して攻撃しちゃダメだってわかったんだ。勝手なことなんかやらせるかーっ!」 フジモリ「くそっ!民間車両がっ!」 先着一命様でこのスレに UGMまさかの誤射!?→!card と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。 カードのマークが クラブの奇数のとき攻撃は美津乃のマーチに クラブの偶数のときはシーモンスにそれぞれ命中します。 その他の場合は発射を踏みとどまれます。 ジョーカーについては考えておりませんw
[866]森崎名無しさん:2010/03/25(木) 00:38:41 ID:??? UGMまさかの誤射!?→ クラブ6
[867]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/25(木) 01:32:56 ID:OVq0QAyQ UGMまさかの誤射!?→ クラブ6=シーモンスに命中 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− フジモリ「しまったっ!?」 民間車両が怪獣のそばに突然入ってきたことによりトリガーにかけた指をすぐに離した、つもりだった。 しかしシルバーガルα号の両翼に装備されたミサイルポッドから一発ずつ発射され飛翔していく。 美津乃「民間人がいるのに撃ったなーっ!?UGMは解散だ!パイロットは謹慎しろーっ!」 ハンドルを切りながら叫ぶ美津乃の眼前でミサイルは見事シーモンスに着弾した。 シーモンス「ォオォオォン!!」 美津乃「いじめてない、いじめてないからね。挨拶だよ挨拶!だから怒んないでーっ!」 シルバーガルに第二射をさせじとシーモンスから離れない美津乃。 フジモリ「くそっ!なんなんだあの車。どこか行ってくれ。踏み潰されるぞ」 コクピットから眼下にシーモンスとマーチを見ながら旋回をするシルバーガルα号。 先着1名様でこのスレに ミサイルのダメージ→!dice×200 と(!とdiceの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。 一定以上のダメージを与えるとシーゴラスがやってきます。
[868]森崎名無しさん:2010/03/25(木) 01:55:59 ID:??? ミサイルのダメージ→ 6 ×200
[869]森崎名無しさん:2010/03/25(木) 01:57:31 ID:??? やっちまった…… 誰か、バールのようなもので俺を殴ってくれ
[870]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/25(木) 02:00:17 ID:??? >>869 美津乃「いい覚悟じゃない。痛くないからねぇ。一瞬で済むから♪シャリバンクラーッシュッ!!」 コレ以上ないくらい子供達の努力が無駄になるUGMの活躍w 予定していたシナリオの変更が決まったところで今日はここまで。 どう舵を取ったものだか。それではまた明日。
[871]森崎名無しさん:2010/03/25(木) 13:43:11 ID:??? これ美津乃マーチに当たってたらヒロイン交代だったの? まあ普通に考えれば「UGMに弁償請求したらGT-Rが来た」だろうけどw
[872]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/26(金) 02:02:07 ID:qy34Fcv+ >>871 さすがによくおわかりでw美津乃が欲しがっている車種までピタリです。 ミサイルのダメージ→ 6 ×200 シーゴラス登場 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− シーモンス「アェェーーンッ!!」 美津乃「あちゃー。普段効かないくせに今回だけいいとこに当てちゃって。もっと別のときにやって欲しいんだけど!?」 毒づきながら後肢で立ち上がり嘶くシーモンスの足元をチョロチョロと走り回る美津乃のマーチ。 舗装路用のタイヤにもかかわらず砂地の上でもかわらないハンドリングは流石である。 フジモリ「シルバーガルα号フジモリからスペースマミーへ。怪獣の足元を民間車両が走っています。 攻撃できません。排除をお願いします」 オオヤマ「フジモリ!攻撃中止だ。怪獣を攻撃してはイカン!」 フジモリ「!?しかし……ラジャー」 スペースマミーからの返答はフジモリ隊員の予想外の攻撃中止だった。不承不承承諾する。 オオヤマ「たった今、海岸で避難誘導していた子供達から怪獣を攻撃すると もう1匹が出てきて津波を起こす危険がると連絡があったのだ」 子供達に接触したイトウチーフからの報告を伝えるキャップ。 始めは確証のない話として取り合わなかったのだが、子供達の中にあの科特隊名誉隊員のピグコがいたことにより事態は一変。 掌を返すように話を聞くようになり、攻撃中止まで決定してしまった。 フジモリ「ええっ!?たった今攻撃してしまいました!」 オオヤマ「なにっ!?それでもう1匹は、もう1匹は出てきたのか!?」 レーダーを確認しながら旋回し目視でも周囲を警戒すると フジモリ「ああっ!!」 南葛海水浴場の沖合いで白い波がおき、水面が泡立ち始めていた。
[873]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/26(金) 02:04:30 ID:qy34Fcv+ たどりついたアパートの前で城山は逡巡していた。 缶に書かれていた住所は確かにここであり、門扉にもメトロン荘と書かれていた。 工場じゃないにしてもなにがしかの関係のある施設であるのは間違いない。 城山「でもどうしたもんかな」 白瀬には工場の調査としか聞いていなかったので、いざ見つけてもなにをどうしてよいやらさっぱりだ。 城山「とりあえず様子だけでも……」 アパートの周りをぐるりと回ってみるが2階建て4部屋の建物だあっという間にスタート地点に戻ってくる。 中の様子はわからない。ただ人の気配だけはしない、ような気がする。 城山「つってもカーテンも閉まってて中なんかわかんねーなー」 なんの反応もないことに少しずつ気も大きくなっていき、玄関まで行ってみようと腹をくくる。 抜き足差し足で向かう後姿は完全な不審者である。少なくとも職務質問、悪ければちょっと署までとしょっ引かれる所だ。 ここが異空間でプレデター婦警さんがパトロールしていないのが幸いだった。いやこの場合不幸でもあるが。 1階の2部屋には表札も出ておらず新聞受けにもガムテープが張られていたため無尽と判断。 意を決して2階へと進んでいく。 手前の部屋は1階の2部屋と同じく表札なし、ガムテープだった。 城山(最後の部屋か……おっ!電気のメーターが勢いよく回ってる。中に誰かいる証拠だ。ってさんまの名探偵でやってた) 出典の怪しい知識を元に二回の奥の部屋の前で様子を伺う。 しかし扉の奥からはなんの音も聞こえてこない。 城山(そーっと、そーっと) 新聞受けを指で押し上げ部屋の中をうかがう。
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0ch BBS 2007-01-24