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【反町一樹の】幻想のポイズン25【憂鬱】
[925]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/28(木) 22:59:21 ID:??? 椛の爆弾発言が投下された瞬間、一斉にチームを包むのは混乱である。 橙は口の中身を放出しながら叫び、メディスンとリグルはそれを受けて被害を被りながらもやはり驚く。 妖精トリオも揃って口をあんぐりと開けて呆然とし、リリー二人は顔を見合わせている。 穣子は目を見開きながら、しかしすぐに気を取り直したかのようにして箸を持ち食べ進める。 だが、やはり動揺しているのか箸を持つ手が震えていた。 反町(やっぱり、皆驚いているな……) それも当然といえばまた当然。 決して長いとは言えないが、短いとも言えないオータムスカイズの歴史。 その中でも初期からいた椛が、チームから抜けるというのだ。 妹紅「そ、そんな! なんでさ!? 皆、仲良くやってるじゃない! これからも一緒にサッカーやろうよ!」 熱き友情に目覚めた妹紅は思わず興奮した様子で椛に向けて思い止るようにと説得。 人の輪の大切さを知った妹紅からしてみれば至極当然の行為だったのだが……。 しかし、椛はそれに対してゆっくりと首を振る。 穣子「……なんだっていきなりチームを離れるとか言い出すの?」 椛「いきなりじゃねぇッスよ。 ただ、皆にはいきなりと思われるかもしれねぇッスが……。 なんだかんだで、オータムスカイズも大きくなったッスし。 正直な話、今の自分じゃついていけないってのが現状ッス。 そこに他のチームから勧誘を受けたッスから……移籍をする事にしたんスよ」 穣子「出場機会を求めて、って事ね」 椛「まあ、そういう事ッス」
[926]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/28(木) 23:00:21 ID:??? 競争率が激しいDFの枠の中、椛がオータムスカイズで活躍出来る機会は少ない。 ならば椛を必要としてくれているほかのチームに移籍した方が……。 椛にとっても、そのチームにとっても円満な事である。 オータムスカイズの一同としては甚だ不本意ではあるし、出来る事ならばとめたいが……。 それでも、椛にとってどちらの道がよりよい道なのか。 そして、椛がどちらを選んだのかは既にわかりきっている。 妹紅「ねぇ、何とか考え直そうよ! 実力ならこれからつけていけばいいんだし……」 静葉「やめなさい、妹紅。 ……椛がもう、決めた事よ」 妹紅「う……」 唯一、しつこく食い下がる妹紅だったが……。 静葉に止められ、渋々といった様子でそれ以上の言葉を吐くのをやめるのだった。 椛は静葉を見て小さく頭を垂れつつ……もう一度その口を開く。 椛「あまりお役には立てなかったッスが、元々自分はキャプテン・それに静葉達の手伝いとしてチームに入ったまでッス。 もう大勢のチームメイトがいるッスし、自分がいなくなっても大差ないッス。 自分も新天地じゃ頑張るッスから、皆も気にせず頑張って欲しいッス。 皆なら、きっと幻想郷で一番のチームになれるッスから」 妹紅「うぅ……寂しくなるよ……」 幽香(大勢のチームメイト……ね) ともかく、椛の意思が硬い事。それを何よりも椛が望んでいる事があり。 一同は引き止めたい思いを殺しつつ、椛の離脱を了承。 すぐに穣子、チルノ、そして当の椛が暗くなりかけた雰囲気を盛り上げ。 そのまま食事は続けられるのだが……。 幽香は何やら考え事をしている様子で、あまり箸も動いていないようだった。
[927]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/28(木) 23:02:07 ID:??? そして、それから数分が経過しようやく雰囲気も緩和してきた頃。 穣子「あ、ところで反町! 明日はどうする?」 反町「ん……そうだな……」 今ここ↓ 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 日曜 静葉 ×○ ○○ ×× ○× ○○ ○○ ○○ 穣子 ○○ ○○ ×× ○× ○○ ○○ ○○ 橙 ×× ×○ ○× ○○ ○× ○○ ○○ にとり ×○ ×○ ○○ ○× ×× ○○ ○○ リグル ○○ ○○ ○× ×○ ×○ ○○ ○○ 大妖精 ×× ○○ ○× ×○ ○○ ○○ ○○ チルノ ×× ○○ ○× ×○ ○○ ○○ ○○ メディスン ×○ ×○ ○○ ○× ○× ○○ ○○ 妖精1 ×× ○× ○○ ○× ×○ ○○ ○○ サンタナ ×× ○× ○○ ○× ×○ ○○ ○○ ヒューイ ×× ○× ○○ ○× ×○ ○○ ○○ 幽香 ×× ○× ×○ ○○ ○× ○○ ○○ レティ ×○ ○○ ○× ×○ ○○ ○○ ○○ リリーW ×× ×○ ×○ ○× ○× ○○ ○○ リリーB ×× ×○ ×○ ○× ○× ○○ ○○ 妹紅 ×× ○○ ○× ○○ ×× ○○ ○○ 反町(明日から……椛は練習に参加しなくなるんだよな。 さて、明日はどうしよう? 丸一日休みだから……練習した方がいいかな?) A.丸一日休み!(午前、午後共に自由行動) B.午前に練習して、午後は休み!(午前は練習、午後は自由行動) C.午前は休み、午後は練習!(午前は自由行動、午後は練習) D.丸一日練習!(午前、午後共に練習) 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[928]森崎名無しさん:2010/01/28(木) 23:02:52 ID:yo1NFtEg D やっぱこれでしょ
[929]森崎名無しさん:2010/01/28(木) 23:03:32 ID:6sKExyaM D 緊迫の展開近づいて来たなあ
[930]森崎名無しさん:2010/01/28(木) 23:11:35 ID:0Iqv2bFk D
[931]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/28(木) 23:33:15 ID:??? >D.丸一日練習!(午前、午後共に練習) ========================================================================== 反町「明日は丸一日練習だ! 皆揃って練習が出来るのは、久しぶりだからな! 張り切って練習しよう!」 穣子「おっしゃ! 頑張りましょ」 丸一日練習だという事で一部からは不満の声が上がるものの……。 特に反対意見自体は出ず、そのまま夕食は終了。 反町は食器を片付け、自室へと戻ろうとするのだが……。 その寸前、穣子に呼び止められ視線で合図を受ける。 反町(そうだな……いよいよ、だな) 昨日の話し合いで、今日の夜にいよいよにとりら反幽香派とケリをつけようという結論に至った反町達。 穣子の話によると既ににとり達には夜に穣子の部屋に集まるようにと告げており。 反町にも、頃合を見計らって部屋に来て欲しいとの事である。 了承の意を伝え、反町は廊下でリグル、そしてレティに対して力強く頷きつつ自室へ。 そして、しばらく手持ち無沙汰ながらも時間を潰した後……。 反町(そろそろ行くか……何とか、この問題を解決しないと) オータムスカイズ発足以来、最大の問題と言っても過言では無いだろう今回の幽香に対するにとり達の反発。 反町はドッドッと激しく震える心臓に手を当てつつ。 白蓮に受けさせてもらった仏の加護があるから大丈夫だと言い聞かせ。 穣子の部屋の扉をノックし、返事が返ってきたところで開き中に入る。
[932]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/28(木) 23:34:22 ID:??? にとり「………………」 静葉「………………」 橙「………………」 妖精1「………………」 幽香「………………」 妹紅「おお、反町! やっと来たか!」 ヒューイ「あ、人間!」 サンタナ「人間、来た!」 反町(お、重々しい……のか?) 部屋に入った途端、かけられるのは妹紅達の歓喜の声。 反町の来訪を待ちわびていた、といった様子の彼女達は反町を手招きし。 反町は出鼻を挫かれたような気分になりながら頬をかく。 穣子「……まあ、適当に座って頂戴」 反町「うん、わかった」 穣子の部屋にはいつもの小さなテーブルではなく、長方形型の大型のテーブルが運ばれてきており。 にとり、静葉、橙、妖精1。幽香、妹紅、ヒューイ、サンタナ、穣子がそれぞれお互い向かい合って並んでいる。 反町(どちらにも余裕はあるな……さて、どこに座ろう?) A.にとり側の席に座る B.幽香側の席に座る C.両方の間の短い側面の席に座る D.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[933]森崎名無しさん:2010/01/28(木) 23:35:56 ID:yo1NFtEg C
[934]森崎名無しさん:2010/01/28(木) 23:40:08 ID:wDKBmLq2 C
[935]森崎名無しさん:2010/01/28(木) 23:42:13 ID:SdeagehQ C
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0ch BBS 2007-01-24