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【明けまして】小田Jr.の野望7【おめでとう】
[211]小田ジュニアの野望:2010/01/22(金) 21:11:59 ID:D1pBrYJ6 誰が来るかな?→スペード5 スペードクラブ アスカ叔母さんがやってきた! がちゃん! ???「明けましておめでとー!兄ちゃん!」 ???「おめでとー!猛ちゃん!」 その声は威勢のよさを感じさせる声だった。 クラリス「明けましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。」 玄関先でクラリスが迎え入れるのもそこそこにずかずかと二つの声がこだまする。 ???「いやぁ。まいったまいった。旦那が突然これなくなっちゃって、1人で来るのもなんだから もう1人つれて来ちゃったよ」
[212]小田ジュニアの野望:2010/01/22(金) 21:13:03 ID:D1pBrYJ6 1人はいかにも活発そうな女性。言うまでも無く父強の妹アスカである。 そしてもう1人は…ジュニアと同級生で同じ小学校に通う… 従兄弟その壱登場!→!card お1人様で!cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤ 活発な女の子だった。 ハート 女の子らしい少女だった。 スペード 元気そうな男の子だった。 クラブ 勉強家な男の子だった。 となり、数字が容姿となりますが、お借りしている人物の子供さんなので1〜4でも5相当の 容姿になります。ダイスの神様ごめんなさい。
[213]森崎名無しさん:2010/01/22(金) 21:13:41 ID:??? 従兄弟その壱登場!→ JOKER
[214]森崎名無しさん:2010/01/22(金) 21:13:45 ID:??? 従兄弟その壱登場!→ ハート2
[215]森崎名無しさん:2010/01/22(金) 21:31:18 ID:??? JOKER!?ここでか!?
[216]小田ジュニアの野望:2010/01/22(金) 22:36:07 ID:D1pBrYJ6 従兄弟その壱登場!→JOKER ジュニアが女性に鈍感な最大の理由は母クラリスの存在である。しかし、本当にそれだけで1人の少年が 女の子に無頓着になれるほど目が肥えるのだろうか?答えは否。他にも存在したのだ。そう、美の女神 とも言うべき存在が。 ???「猛ちゃ〜ん!ひっさしぶり〜!」 猛はほんの少し身構える。 小(…しまった!奴が来るのか!!) それは人としては最高の美しさ。亜沙里をして、梓をして、普通の人と言わさしめるほどの美貌。 南葛小に創設以来の美少女と呼び声も高い猛の従兄妹だった。運がいいことにジュニアと彼女は 苗字が異なるために通常は顔をあわせず他人の振りをしている。もしこの関係がばれてしまえば ジュニアは決して普通の生活をする事が出来ないだろう。実際、彼女の友達というだけでその他の人間からは うらやましがられ、ねたまれる。人気絶頂アイドルである『瀬川おんぷ』がこの学校で普通の生活が 出来るのもそれ以上の美貌を持つ彼女がいるからであり、そういう意味ではおんぷは幸運でありながら 不幸であった。
[217]小田ジュニアの野望:2010/01/22(金) 22:37:14 ID:D1pBrYJ6 ???「んもう!どうして無視するの?昔はおんなじお布団でおねしょしあった仲じゃないの」 そういった彼女が同学年で唯一気を許せる人物、それが従兄妹であり、小さなころからの幼馴染 である小田猛である。 小「だから、なんで俺なんだよ!レイは!」 ただでさえハーフという事で幼いころは差別されていたジュニアである。今ではその容姿を武器にする くらいの開き直りが出来ているのだが、幼いころの日本では意外なほど小心者で、この同じ年齢のこの娘と ばかり遊んでいた。しかし、時がたつにつれジュニアは図太さを取得し、人にまぎれる恐怖を感じなく なるのだが、この少女は逆にどんどん可愛く、美しくなる事で人との接触をうっとうしく思えてきだした。 そこから導き出される答えとして、全く対応が変わらないジュニアに親愛の情を持ってしまうのは 仕方が無い事なのだろう。 レイ「だって!普段の学校生活では無視するんだよ?ひどくない?私のことそんなに嫌いなの?」 小「いやだから。俺とお前が従兄妹だってばれたら大変だろ?ただでさえ俺もお前も目立つんだし」
[218]小田ジュニアの野望:2010/01/22(金) 22:38:29 ID:D1pBrYJ6 レイ「私は猛ちゃんと一緒なら大変じゃないよ?」 小「だから。俺が大変なんだって!」 ジュニアにはもしこの関係がばれた時…ジュニア自身が彼女のマネージャーの役割をさせられる事が 目に見えており、それだけはなんとしてでも避けたい現実であった。 レイ「もう。仕方ないな猛ちゃんは」 小「…わかったから少し離れてくれ。紫乃もドラミもあきれ返ってるだろ?」 レイ「あ、ごめん!…あぁ〜、やっぱり紫乃ちゃんだったんだぁ!少し前から2年生に美少女が いるって聞いて、名前がそうだったからもしかしてって思ってたんだ。やっぱり血よね。血!可愛い!!」 そういって紫乃を思いっきり抱きしめる。紫乃は美しすぎる彼女に今までは憧憬というより恐怖のまなざしで 見ていたのだが、ここに来てようやく彼女に慣れたようで、彼女のハグを甘んじて受けていた。 ドラミ「??だれ?」 そして、事の意味がよくわかっていないドラミもレイの抱擁をうけるのだが、こちらも珍しくされるがまま きょとんとしていた。
[219]小田ジュニアの野望:2010/01/22(金) 22:39:41 ID:D1pBrYJ6 小「…ようやく。おさまったかレイ。」 レイ「うん。猛ちゃんもう1人妹がいたんだね。教えてくれればよかったのに」 小「まぁな。それより、誰かにつけられたとか顔を見られたとかないよな?」 レイ「もちろん。ここは私の最後の安息地だからね。そう簡単に手放す事はしないよ」 小「そうか。それは良かった」 そんなこんなで従兄妹のレイと久しぶりの邂逅を果たしていると。 アスカ「っで、だ。猛はサッカーはどういてる?今はあの瀬名が監督してるんだろ?大丈夫なのかい?」 叔母であるアスカが新年の挨拶を終えたようで子供だけで埋まっているコタツの中に乱入してくる。 小「あれ?叔母ちゃん、監督の事知ってるの?」 アスカ「叔母ちゃんじゃない。アスカさん。もしくはお姉さん、とよぶ!」 小「…アスカさん」
[220]小田ジュニアの野望:2010/01/22(金) 22:40:45 ID:D1pBrYJ6 アスカ「よろしい。昔私が女子サッカーをしていた事は知っているだろ?」 小「はい」 アスカ「そしてその時…中学からのライバルがいたんだけど…山森選手の妹って言えば猛も知っているだろ?」 小「…ああ、確か彼女の尽力で一気に女子サッカー選手が増えたんですよね。なでしこジャパンの 生みの親といってもいいくらいに。そのお陰で今のSCにも4人も女子選手がいますよ」 アスカ「そう。瀬名はその時に山森正美に手を貸した人の1人さ。本人はよくわかってないかもしれないけど そういった意味で実はかなりの人脈やコネを持っているんだよ?」 小(……あのぽややん監督が?知らなかった?…あ、でも今年は俺の親父にも年賀状が来ていたし、 もしかしてコネクションの広さは本物なのか?) アスカ「まぁ。あの子は何を考えているかよくわからないところがあるからね。実際に何も考えていない のかもしれないし、もしかしたら遠大な計画があるのかもしれない。ま、気が向いたら私も手伝いに いってあげるよ」
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0ch BBS 2007-01-24