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【明けまして】小田Jr.の野望7【おめでとう】
[251]小田ジュニアの野望:2010/01/23(土) 10:18:23 ID:ZTgd+ZJE 紫乃「ちょっと待っててね、おにいちゃん」 こうなるともう元の役設定を忘れ頭の中は料理一色になる。とたとたと可愛らしい足音を立てながら 紫乃の部屋がある2階からキッチンへと移動する。 レイ「あれ?紫乃ちゃんどうしたの?」 昼メロごっこをするため、あえて家族ではなく隣の奥さん役になった紫乃を更に数段美しくしたような 従兄妹は頭にハテナを作りながらジュニアに聞いてくる。ドラミはというと、いつものごとく何も考えて いないのか、ジュニアの胸元にひしっと抱きついて離れようとしない。 小「…多分。本当にカレーを作りにいったんじゃないかな?」 紫乃を料理好きにさせた張本人であるジュニアはこうなる可能性が無きにしも非ずと思っていたようで 比較的冷静に答える。 レイ「あれまぁ。それじゃどうする?私としては猛ちゃんと一緒にいられるならどうでもいいんだけど?」 ドラミに感化されたのかしなをつくりながらジュニアに寄り添ってくるレイ。 小「緊急回避!」 ドラミを抱えたままくるりと回転し、レイの抱擁から逃げる。
[252]小田ジュニアの野望:2010/01/23(土) 10:19:36 ID:ZTgd+ZJE レイ「んもう!猛ちゃんたら!ドラミちゃんはよくて私は駄目なの?」 小「当たり前だ!ただでさえレイは傾国なんだから、あんまり近づくな」 それはジュニアがレイを女の子であると意識している証拠であり、実は楠原亜沙里や霧島梓より ゴールに全然近い事を意味していた。しかしそんな事を全く知らない…というよりも、ジュニアに 親愛の情は持っていても、それは異性に対するものでは無く、あくまで兄弟として仲がよいレイに とっては非常にどうでもいい事だったが。 レイ「ケイコク?…はは〜ん。猛ちゃん私が気になるんだ。どう?昔みたいに一緒のお風呂にでも入る? 私は別に構わないわよ?」 もちろんその質問は大嘘でジュニアがこういった質問には必ず否定的な回答をする事を見越してのことである。 小「アホいうな。ただでさえドラミや紫乃が乱入する事もあるのに、これ以上俺の安らぎの時を 壊されてたまるか!」 レイ「なんだつまんない」 口ではそう嘯くが、レイはジュニアのこういうところが気に入っており、だからこそ安心して 遊ぶ事が出来るのである。
[253]小田ジュニアの野望:2010/01/23(土) 10:21:05 ID:ZTgd+ZJE 小「っと、それよりも本当にどうしようか?」 ドラミがいつまでも抱きついてくるので仕方なく肩車をしてやりながら考えるジュニア。 A.よし、俺たちもカレーつくりを手伝いにいくか! B.俺たちは俺たちで遊ぼうか? C.…一緒にお風呂… D.その他 先に1票入ったものを選択します。
[254]森崎名無しさん:2010/01/23(土) 11:42:26 ID:??? D A+えりるを呼ぶ 『えりるちゃんのお料理教室』はじまるよ〜
[255]小田ジュニアの野望:2010/01/23(土) 12:40:00 ID:ZTgd+ZJE >>254 意外なところからお料理教室突入ですね。 D A+えりるを呼ぶ 小「それじゃ、俺たちも手伝いに行こうか?」 レイ「賛成!」 ドラミ「わ〜い!」 ジュニアの宣言に賛同する従兄妹とわけもわからず喜ぶドラミ。 小「よし。突貫!」 わーいと移動するレイとジュニアの肩車から降りていくドラミ。 小(っと。俺はえりるを起こしにいくか) 現在えりるはお正月の年賀参りに親類が来るということでドラミの部屋でスリープモードになっていた。 〜〜〜
[256]小田ジュニアの野望:2010/01/23(土) 12:41:07 ID:ZTgd+ZJE えりる「あれ?ご主人様?まだ起きる時間になってませんよ?」 自分で起動するタイマーをセットしていたえりるはむにゃむにゃと、目じりをこすりながら目を開ける。 小「ああ。今から俺たちだけでカレーを作る事になったかなら。えりるも手伝ってくれ?あと、 俺の従兄妹がきてるから、俺の事はご主人様じゃなくて、猛君、でいいぞ」 えりる「はいわかりました。猛君」 そういうと軽く伸びをし、腕をこきこきさせる。 小(本当にこういうとこ、人間っぽいな) えりる「???。よし。それじゃえりるちゃん起動!」 そういいながら立ち上がると、えりるもまた台所に向かうのだった。 〜〜〜
[257]小田ジュニアの野望:2010/01/23(土) 12:42:25 ID:ZTgd+ZJE えりる「これはまた美人さんがいらっしゃいますねぇ」 それがレイをみたメイドロボットの第一声だった。 レイ「誰?この人?母方の親戚?」 小「ん。ん〜…ま、そんなとこ…っといって信じる?」 レイ「そんなわけ無いでしょ?茶髪だけど、どこをどう見ても立派な日本人だし」 小(…ホントは人じゃないんだけどな。とりあえず黙ってよう) 紫乃「えりるちゃんは一緒に暮らしてるの」 台所にみんなが来てしまったことに僅かに驚きながらも、それだけ自分には家族がいるんだと得心していた 紫乃は、年上の従姉妹にそう説明する。 レイ「…よくわからないけど、メイドさんって事?」 小「正解」 レイ「はぁ。さすがクラリス公の娘さんの家なだけあるわね」 本当は全然関係ないのだが、公爵家に連なるものだというメッキがうまく働いたようでレイは一人で 納得する。
[258]小田ジュニアの野望:2010/01/23(土) 12:43:33 ID:ZTgd+ZJE えりる「はい。私はこの家にお世話になっているえりるちゃんです。よろしくおねがいしますね」 そういうと人好きする笑顔で一方的に握手を交わす。 小「っと、自己紹介も終わった事だし、カレー作るか。えりるが来たからルーから作るのもいいけど…」 レイ「でも、今からルーを作ってたら完成は夕方になるわよ?」 いつでも参加できるようにママンのエプロンを借りて装着しながらレイは意見を出す。 そうだな… A.本格的なカレーにする。 B.ルーは市販のものにしよう。 C.もうレトルトでいいんじゃね? D.その他 先に1票入ったものを選択します。 ※成功難易度に関係しますが当然難しいものを成功させたほうが色々とボーナスが入ります。
[259]森崎名無しさん:2010/01/23(土) 12:56:36 ID:mcoSojog A レイちゃんにも好感度を
[260]小田ジュニアの野望:2010/01/23(土) 13:51:39 ID:ZTgd+ZJE >>259 レイちゃんに好感度出させるのは難しいですよ。 リスク覚悟でその他項目を選択をしないと、余程ダイスの神様に好かれない限り発生しないでしょう。 従姉妹の壁は親姉妹の壁の次に高いですからね。 A.本格的なカレーにする。 小(折角えりるもいるし、レイの腕前を確認するにも丁度いいな。本格的なやつにしよう) そう思った猛は本格的なカリーつくりに挑戦する。 レイ「ま。おせち摘みながらカレーつくりも一興かもね」 紫乃「本格カレーは辛いの」 ドラミ「私は私は?」 小「それじゃいつもの役割分担だな。え〜と。俺とレイと紫乃とえりる。ドラミは…付け合せの野菜でも 千切ってもらえるか?」 ドラミ「わ〜い!やさいやさい〜!」 まるでゲームに参加できた事が嬉しいかのようにはしゃぐドラミ。
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0ch BBS 2007-01-24