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【因縁の】キャプテン正美4【闘い】
[73]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/01/30(土) 23:12:12 ID:??? 白鳥「両チームの布陣は…」 瀬名「どーなってるかな?」 中野「ともに3−4−3ですけど、中盤が志水はボックス型、修哲はダイヤモンド型…あれ?」 植草「志水は中盤が左サイドを固めてるな」 越野「右サイドにはE番が入ってる」 池上先輩「修哲F番の滝のサイドアタックを警戒しているんでしょう。 右サイドまたは中央からのパスを主体とする、攻撃手段が南葛と修哲は似てると言えるわね」 正美「どちらも守備が堅いチームだから、どうチャンスをものにするかがポイントになるかも」
[74]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/01/30(土) 23:14:05 ID:??? ピィイイイッ! キックオフは志水から。 しばらく中盤でのボールの行き来があってのち、 南葛との練習試合から成長著しい右ウイングの志水H神田がドリブルで攻め上がり、 右サイドを突破し、志水I加藤へ向けてクロスをあげた。 スパッ。 このクロスは軽く修哲Dシェスターがカットする。 観客「前の試合には出てなかったよな?誰だ?」 観客「修哲の助っ人らしいな…」 観客「えーとな、メンバー表によると、ドイツからの留学生でシェスターっていうらしい」 観客「へえ、シェスターねえ…シェスター!?」 観客「こりゃまたえらい奴を連れてきたな…、南葛のシュナイダーといい、今年はどうなってんだ?」 この後も志水の攻撃はあったが、修哲Dシェスターのディフェンスによって、シュートまで持ち込めない。
[75]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/01/30(土) 23:15:24 ID:??? 修哲F滝がボールを持ち、得意の右サイドアタックをかける。 これまで幾多のチームのサイドを食い破ってきた、質の高い攻撃だ。 だが、志水はすでに、それと同等レベルのサイドアタックを経験してきている。 ザザッ! 志水ディフェンスの鮮やかなタックルにより、修哲F滝のドリブルは止められた。 観客「おおっ!修哲のサイドアタックが効かない!」 観客「なかなかどうして、志水もディフェンスをこれまで以上に鍛えてきてるな!」 観客「こりゃ1点勝負か…」 全体的に見れば修哲が押しているが、志水も懸命のディフェンスで耐え切り、ときおりカウンターを仕掛ける。 だが修哲もシェスターをなかなか突破できず、突破したとしても若林の牙城を崩せず、 結局そのまま前半が終了した。
[76]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/01/30(土) 23:18:04 ID:??? おっと、間違えちゃった ×:だが修哲もシェスターをなかなか突破できず、突破したとしても若林の牙城を崩せず、 結局そのまま前半が終了した。 ○:だが志水も修哲Dシェスターをなかなか突破できず、突破したとしても修哲@若林の牙城を崩せず、 結局そのまま前半が終了した。 ---------------------------------------------------------------------------------- 後半に入り、修哲はこんどは修哲I井沢から、修哲H来生のドリブル突破を狙う。 志水ディフェンスはドリブルを止められず、後半早々に決定的なチャンスが生まれるかに見えたが、 志水@川上が判断よく飛び出し、ボールを抑える。 観客「こりゃあ…」 観客「点が入らないな…」 気楽な観客から見れば退屈な試合展開かもしれない。 だが、中で戦っている選手にすれば、ひとつの失点が致命傷につながるのだ。 緊張を強いられ、神経をすり減らしながらプレイしていた。 そして神経をすり減らしながらのプレイは、通常以上に消耗を早くする。 後半はそのままほとんど決定機もおとずれないまま、試合終了が近づいてきた…
[77]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/01/30(土) 23:19:20 ID:TeFedxp2 【分岐】 先着1名でこのスレに3つともまとめて 最後の攻防@→!dice 最後の攻防A→!dice 最後の攻防B→!dice の!のあとのスペースを埋めて書き込んでください。ダイスで分岐します。 1〜4で修哲優勢、5〜6で志水優勢 3回中優勢が多かったチームが勝利します。
[78]森崎名無しさん:2010/01/30(土) 23:27:19 ID:??? 最後の攻防@→ 4 最後の攻防A→ 6 最後の攻防B→ 1 もう一度川上さんに会いたい……!
[79]森崎名無しさん:2010/01/30(土) 23:27:25 ID:??? 最後の攻防@→ 2 最後の攻防A→ 1 最後の攻防B→ 1
[80]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/01/31(日) 00:52:41 ID:??? >>78 おしかった! ---------------------------------------------------------------------------------- 最後の攻防@→ 4=修哲優勢 最後の攻防A→ 6=志水優勢 最後の攻防B→ 1=修哲優勢 =修哲の勝利。 ---------------------------------------------------------------------------------- 試合終了直前、修哲I井沢のヘディングシュートが放たれ、このボールを志水@川上がはじく。 はじいたボールのもとに居合わせたのは、修哲H来生だった。 修哲H来生の至近距離からのシュート。 さすがに志水@川上もこれを止められない。 ザッ ボールがネットを揺らし、そしてホイッスルが鳴った。 ピィイイイッ! ※志水 0−1 修哲 (試合終了)
[81]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/01/31(日) 00:53:46 ID:??? 正美「ああ…」 白鳥「志水が…」 瀬名「負けちゃった…」 池上先輩「修哲の底力が勝ったというわけね…」 中野「帰って対策を練らなきゃ…」 志水@川上は泣いていた。 あと少しで悲願であった修哲への勝利を果たせたかもしれなかったのに。 南葛と決勝を戦えたかもしれなかったのに。 なぜ守り切れなかったのか… だが、力を出し切って破れた彼女らを責める者など誰もいない。 健闘をたたえる拍手が彼女たちの頭上に降り注いでいた。 観客「いい試合だったぞ!」 観客「修哲をここまで苦しめるなんてな!」 観客「次の大会でも上がって来いよ!」 チームメイトに肩を抱かれ、川上はグラウンドを後にしていった。 そして修哲も去っていき、今日の試合はすべて終了となった。
[82]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/01/31(日) 00:55:11 ID:??? ミーティングのため、場所を移動する南葛イレブン。 時間はずらしたし、始めに向かった方向も別だったが、 なぜかたった今試合を終えたばかりの修哲イレブンに遭遇した。 先頭にいた大柄な少女が声をかけてきた。 修哲キャプテンにしてゴールキーパーの若林元三(もとみ)だ。 若林「これはこれは、南葛のみなさんじゃないか」 正美の前に魚住が立ちふさがった。 魚住「修哲が何の用だわさ!」 滝「でかいな…高杉よりでかいんじゃない?」 井沢「あたしはウワサでは聞いてたよ、南葛に180を超えてる大女がいるって」 魚住「失敬な、179だわ」 若林「そういきり立たずに。いやなに、うちのシェスターが、 そちらのマリー・シュナイダーにあいさつしたいそうなんでね。 うちを蹴って南葛に加入したのはどんな気持ちかってな」 魚住「なにィ…」
[83]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/01/31(日) 00:56:14 ID:??? シェスター「マリー、ひさしぶりね。なぜ日本に?とは言わないわ」 マリー「…ヒルダ」 シェスター「サッカーそのものの知名度は低いけど、日本の女子サッカーのレベルは低くはない。 特にこの世代は才能にあふれている。 今はともかく、この世代が主力になるころ…、五年後か十年後か、 そのころには日本の女子サッカーは世界有数のレベルまで到達するでしょう」 マリー「…」 シェスター「だから、日本のサッカーの技術を学ぶのもいいわ。 でもそれなら、なぜシュウテツに入らなかったの? そんな弱小チームに入って、あなたひとりでチームを勝たせ続けられるつもり?」
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0ch BBS 2007-01-24