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【因縁の】キャプテン正美４【闘い】
[80]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. ：2010/01/31(日) 00:52:41 ID:??? >>78 おしかった！ ---------------------------------------------------------------------------------- 最後の攻防①→ 4＝修哲優勢 最後の攻防②→ 6＝志水優勢 最後の攻防③→ 1＝修哲優勢 ＝修哲の勝利。 ---------------------------------------------------------------------------------- 試合終了直前、修哲⑩井沢のヘディングシュートが放たれ、このボールを志水①川上がはじく。 はじいたボールのもとに居合わせたのは、修哲⑨来生だった。 修哲⑨来生の至近距離からのシュート。 さすがに志水①川上もこれを止められない。 ザッ ボールがネットを揺らし、そしてホイッスルが鳴った。 ピィイイイッ！ ※志水 ０－１ 修哲 （試合終了）
[81]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. ：2010/01/31(日) 00:53:46 ID:??? 正美「ああ…」 白鳥「志水が…」 瀬名「負けちゃった…」 池上先輩「修哲の底力が勝ったというわけね…」 中野「帰って対策を練らなきゃ…」 志水①川上は泣いていた。 あと少しで悲願であった修哲への勝利を果たせたかもしれなかったのに。 南葛と決勝を戦えたかもしれなかったのに。 なぜ守り切れなかったのか… だが、力を出し切って破れた彼女らを責める者など誰もいない。 健闘をたたえる拍手が彼女たちの頭上に降り注いでいた。 観客「いい試合だったぞ！」 観客「修哲をここまで苦しめるなんてな！」 観客「次の大会でも上がって来いよ！」 チームメイトに肩を抱かれ、川上はグラウンドを後にしていった。 そして修哲も去っていき、今日の試合はすべて終了となった。
[82]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. ：2010/01/31(日) 00:55:11 ID:??? ミーティングのため、場所を移動する南葛イレブン。 時間はずらしたし、始めに向かった方向も別だったが、 なぜかたった今試合を終えたばかりの修哲イレブンに遭遇した。 先頭にいた大柄な少女が声をかけてきた。 修哲キャプテンにしてゴールキーパーの若林元三（もとみ）だ。 若林「これはこれは、南葛のみなさんじゃないか」 正美の前に魚住が立ちふさがった。 魚住「修哲が何の用だわさ！」 滝「でかいな…高杉よりでかいんじゃない？」 井沢「あたしはウワサでは聞いてたよ、南葛に１８０を超えてる大女がいるって」 魚住「失敬な、１７９だわ」 若林「そういきり立たずに。いやなに、うちのシェスターが、 そちらのマリー・シュナイダーにあいさつしたいそうなんでね。 うちを蹴って南葛に加入したのはどんな気持ちかってな」 魚住「なにィ…」
[83]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. ：2010/01/31(日) 00:56:14 ID:??? シェスター「マリー、ひさしぶりね。なぜ日本に？とは言わないわ」 マリー「…ヒルダ」 シェスター「サッカーそのものの知名度は低いけど、日本の女子サッカーのレベルは低くはない。 特にこの世代は才能にあふれている。 今はともかく、この世代が主力になるころ…、五年後か十年後か、 そのころには日本の女子サッカーは世界有数のレベルまで到達するでしょう」 マリー「…」 シェスター「だから、日本のサッカーの技術を学ぶのもいいわ。 でもそれなら、なぜシュウテツに入らなかったの？ そんな弱小チームに入って、あなたひとりでチームを勝たせ続けられるつもり？」
[84]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. ：2010/01/31(日) 00:57:53 ID:??? マリーは言葉の前に沈黙を先立たせ、静かに言葉をつむいだ。 マリー「…南葛は弱小チームじゃないわ。事実、決勝まで上がってきたでしょ？ それに、南葛はわたしのワンマンチームだってわけじゃない。ヒルダこそ、このチームを見誤っているわ」 シェスター「なにィ」 マリー「試合になればわかる、南葛の強さが」 そういうと、話は終わりとばかりにマリーは歩き始めた。 シェスター「ちょ、ちょっと…」 マリー「ミーティングがあるから、もう行くね」 若林「…（せっかく来たのに…）」 ※南葛が県予選準決勝に進出しました。行動によるガッツ変動はありません。 ※テンプレの知名度は間違っておりました。現在「６」、きらめき中戦の勝利を加算して「９」となります。 ※きらめき中に勝利したため名声値が６→９になりました。学校のほぼ全員が知っている状態。
[85]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. ：2010/01/31(日) 00:59:13 ID:XhR/hE/6 試合後の出会い判定兼よりみち判定 【分岐】 先着１名でこのスレに ６月２週休日のよりみち→!card と！のあとののスペースを埋めて書き込んでください。カードで分岐します。 カードの数字が Ｋ→軽く練習する。＋正吾が通りがかり練習につきあってもらえる。 だれか一人＋正美の何かの能力値がランダムでアップ。 Ｊ～Ｑ→軽く練習する。＋南葛高校のだれかが通りがかり練習につきあってもらえる。 だれか一人の何かの能力値がランダムでアップ。 ７～10→軽く練習する。だれか一人の何かの能力値がでランダムでアップ。確率2/4。 Ａ～６→こどものかえりをまってるだろな。はやく帰ろうおうちへ帰ろう。 ※この行動でのガッツ消費はありません。 ※ジョーカーの場合はＫの結果に加え何かしらのボーナス。 本日はこれでおしまいです。 どうもありがとうございました。
[86]森崎名無しさん：2010/01/31(日) 01:01:17 ID:??? ６月２週休日のよりみち→ スペード10 お疲れ様でした。
[87]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. ：2010/01/31(日) 14:37:15 ID:XhR/hE/6 >>86 どもありがとうございます。 ---------------------------------------------------------------------------------- ６月２週休日のよりみち→ スペード10＝７～10→軽く練習する。だれか一人の何かの能力値がでランダムでアップ。確率2/4。 ---------------------------------------------------------------------------------- 【分岐】 先着１名でこのスレに３つとも 誰が？→!card 何の能力？→!num 基礎→!card の！のあとのスペースを埋めて書き込んでください。カード・数値で分岐します。 誰が？はダイヤ・ハートの場合数字の番号の人。 ジョーカーの場合は引きなおしてマークにかかわらず有効＋もっかい。のちほど判定を加えます。 何の能力？ ９→もっとも高い能力（同値の能力がある場合はあらためて判定） ８→ガッツ ７→ドリブル ６→パス ５→シュート ４→タックル ３→カット ２→ブロック １→せりあい ０→もっとも低い能力（同値の能力がある場合はあらためて判定） ①クリスチーネはオフェンス能力の場合せりあい、ディフェンス能力の場合セーブ。もっとも高い・低いもそのどっちか。 基礎は通常の基礎判定。
[88]森崎名無しさん：2010/01/31(日) 14:58:15 ID:??? 誰が？→ ダイヤ8 何の能力？→ 7 基礎→ スペード6
[89]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. ：2010/01/31(日) 20:12:09 ID:??? 誰が？→ ダイヤ8＝⑧瀬名 何の能力？→ 7＝７→ドリブル 基礎→ スペード6＝失敗 ⑧瀬名のドリブルが 15／３ →16／３ となりました。 ---------------------------------------------------------------------------------- ついに決勝進出を決めた南葛イレブン。 だが、ひとつの勝利は次のより強い相手との戦いを迎えることでもある。 そう、次の相手は静岡最強の相手、全国でも名を馳せる強豪、修哲との戦いなのだ。 マリーはああいったが、自分たちは戦えるのか…？ 自分たちは正美やマリーたちとは違って、サッカーがうまいわけじゃないのに、場違いなのではないか… サッカー暦が浅い者たちは、練習に来たとはいうものの、そんな思いにとらわれ、動きが重くなっていた。 そんな中、きらめき戦でほとんど出番がなく、フラストレーションがたまっていたのであろうか、 瀬名が得意のドリブルをさらに磨き上げていた。 瀬名「みーんなーっ！今からいろいろ考えてもしょーがないでしょ～！ サッカーを！たのしまないと損だよー！」 越野「でもさあ…」 瀬名「ほらほら！いつもの負けん気はどーしたのー？止めないなら抜いちゃうよー！」 越野「っ！このっ！」 問答無用で越野に突っかける瀬名。
[90]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. ：2010/01/31(日) 20:21:42 ID:??? 瀬名「ほらほらほらっ！実花ちゃんもー！」 植草「てめっ！」 瀬名「マリーもっ！こわいかおしてないでさー！」 パッ 瀬名からボールがマリーにわたる。 とたんに破顔するマリー。 マリー「よぉーっし！ＨＡ！」 この今川瀬名には、ムードメーカーとしてチームの雰囲気を好転させる能力がある。 本人すら知らないうちに、なぜか皆のやる気を引き出すのだ。 そういう意味では、指導者として適正があるのかもしれない。 魚住「いてっ！」 正美「よーし！奪っちゃえ！」 池上先輩「そうはさせないわ」 結局、戦術やポジショニングなどまるでない、敵も味方も関係なくひたすらボールに群がるサッカーになったが、 それぞれ十分以上に士気をあげたのだった。 今日も真っ黒になって帰ってきた正美をみて、お母さんは「女のコなのに…」とちょっとだけため息をつきつつも、 暖かいごはんとおふろとふとんを用意してくれていた。 そして今日も正吾に勝利の報告をすることができ、髪の毛をわしゃわしゃと撫でてもらえたのだった。
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0ch BBS 2007-01-24