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【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】
[587]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/08(月) 11:38:31 ID:??? そう、幽香は全裸だった。マッパだった。スッパだった。 肉体強度こそ破格の性能を持つ幽香も、その服までは大した強度を持っていた訳ではないらしく。 バスターライフルを受けた途端に一気に服が焼けたり溶けたりで無くなったらしい。 幽香「ヤワな服だわ……」 レティ「そういう問題じゃない! 馬鹿! 嫁入り前の女の子がそんな格好でうろうろしないの!」 しかし、何より問題なのは服が無くなった事ではなくそれを一向に気にしていない幽香である。 恥じらいなど微塵も見せないまま今度こそガソダムにとどめを刺そうと腕を振り回しつつ歩き始める幽香に……。 レティは慌てて歩み寄り、ドロップキックをかました後倒れこんだ幽香の頭をハリセンで叩く。 幽香「ちょっ!? えっ、何すんの!?」 レティ「何すんのじゃない! 着なさい! 服!」 幽香「え……いや、だってまだトドメさしてないし……」 レティ「いいから着なさい! 自分をもっと大事にしなさい! ほら、早く家に入るわよ!」 一体どうして怒られているのかわからないといった風な幽香を、レティは強引に引っ張り。 こうして風見幽香の乱入騒動は幽香の天然ボケとレティの壮絶なツッコミで幕を引くこととなったのだった。 穣子(流石幽香……私でも出来ない事を平然とやってのける……) 静葉(全く痺れないし憧れないわ……) 手を引いて家へと入っていくレティに、全裸でその後ろについていく幽香。 何ともやりきれない気持ちに一同がなっていた頃。 果たしてこの場にいる唯一の男性、反町一樹はどうしていたかというと……。
[588]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/08(月) 11:39:31 ID:??? 先着1名様で、 困ったら裸にしておけ的な→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 数字によって下記の表に従い分岐します。 JOKER→藍「スッパと聞いては黙っておれんな!」 なにィ!?藍さんがやってきただと!? ダイヤ10以上→バッチリ見ていた! 反町(ありがたやありがたや……) それ以外→穣子と静葉にしっかり目を隠されていた。 反町(これは酷い……)
[589]森崎名無しさん:2010/02/08(月) 11:40:29 ID:??? 困ったら裸にしておけ的な→ ダイヤA =
[590]森崎名無しさん:2010/02/08(月) 12:13:14 ID:??? 幽香の件以来、距離を取っていた姉妹の久しぶりの共同作業…… 静葉「あの時はごめんなさい。私、どうかしてたわ」 穣子「ううん、もういいの。今はまたこうしてふたりで力を合わせられるんだもの」 反町「イイハナシダナー(だから早くその手をどけるんだ)」
[591]森崎名無しさん:2010/02/08(月) 13:33:04 ID:??? チラ見しただけで鼻血を垂らすという純情な反町も見たかったぜ……。 それより、ガソダムの中の人がすっかり忘れられている件。
[592]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/08(月) 17:24:42 ID:??? >困ったら裸にしておけ的な→ ダイヤA =穣子と静葉にしっかり目を隠されていた。 反町(これは酷い……) ============================================================================================= 右目は静葉の右手が、左目は穣子の左手が優しく包み込み。 反町は幽香が家の中に入るまで視界を失う事となるのだった。 無論、視界を失っているのだから幽香のあられもない姿など確認出来た筈も無い。 穣子「子供のあんたにゃ刺激が強すぎるわ、色々と」 静葉「真面目な一樹君なら目を塞がなくても見ないとはおもうけれど……一応ね」 反町(くっ……悔しくないぞ!) 自分はいやらしい気持ちなぞ微塵も無いのだと言い聞かせる反町。 やがて幽香が家の中に引っ込み、静葉と穣子が目隠しを取ると。 平静を装いながら目を押さえられていた圧迫感を解き解そうと両目を擦るのだが……。 その折、ふと反町の目に何か光るものがあったという。 反町(これは涙じゃない……心の汗だ……) 反町の甘酸っぱい青春に女体の神秘の1ページが刻まれる事の無いままだったその頃。 一方ですっかり忘れられかけていた白い巨大ロボット――ウニュングガソダムはといえば。 なんと幽香が手を下す事も無いまま、その機能を停止させていた。 元々抱えていたダメージも深刻だったというのに幽香を吹き飛ばそうとバスターライフルを連射した為か。 各部の機関がオーバーヒートしていたのである。 呆気ない最期ではあるが……ともかく、一時の危機は脱したとあって諸手を挙げて喜ぶ一同。 因みににとりは「あくまで科学の勝利だ!」と事実の改竄をしようとしていたが、特に誰も突っ込まなかった。
[593]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/08(月) 17:25:44 ID:??? ???「ぐぅぅ……む、無念うにゅ……」 サンタナ「はんっ! 見たか、これがカッパーの力よ!」 メディスン(あんたは別に何もしてないでしょうが……) 苦しそうに通信機越しに呻き声を漏らすウニュングガソダムのパイロットに。 威勢良く勝利宣言をするサンタナ、そしてそれを黙って見守るリリーBとメディスン。 とにもかくにも、これでプチスーパーロボット大戦ごっこは終了である。 メディスンとリリーBはほっと一息をつき、ようやく解放をされると安堵をしていたのだが……。 しかし、次の瞬間放たれた敵パイロットの言葉を聞き、戦慄をする。 ???「くくく……だが、我らヒソーテンソク四天王の中でこの私こそが最弱にゅ。 私に梃子摺るとは、貴様達もまだまだにゅ……うにゅ……」 メディスン「ヒ……ヒソーテンソク四天王!?」 リリーB「って事は……まだ、あんたと同じようなのが3人もいるの?」 ようやく強力な敵を倒したと思ったら、実はその敵は四天王の内の一人でしかもその中で最弱だった。 な、何を言っているのかわからないと思うがメディスン達も何が起きたのかわからなかった。 インフレバトルだとかジャンプ伝統だとかそういうチャチなものでは断じて無い。 もっと恐ろしいバトル漫画の王道の恐ろしさを味わったような気分である。 ???「あの……ところで、ちょっとこのままだと私も動けないから山の方まで運んでくれると嬉しいにゅ」 にとり「全く、しょうがないねぇ……」 とりあえず聞きだせる情報は聞き出せたのでもはやパイロットに用は無い。 にとりはこれ以上この場に置いておくのも色々と面倒だろうしさっさと移動させようと判断すると。 どこからクレーン車を持ってきてウニュングガソダムを引っ掛け、妖怪の山方面へと移送するのだった。 メディスン「……ところで、あんた名前は?」 ウ・ニューホ「えっとね……核のウ・ニューホ! それが私の通り名とかあだ名だってさ」 メディスン(だってさって何よ……)
[594]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/08(月) 17:26:50 ID:??? こうして、何とか核のウ・ニューホの攻撃を食い止め返り討ちにする事に成功したカッパーロボ(というより幽香)。 だが、安心をするのはやはりまだ早かった。 にとりがウニュングガソダムを移送し終わり、丁度戻ってきた所で。 何とウ・ニューホが言っていた四天王の次の刺客がやってきたのである。 メディスン「ちょっと、展開速すぎない!?」 にとり「これは劇場版ペースだね! 大丈夫、カッパーの力を信じるんだ!」 普通もう少し期間を置いてから次の刺客はやってくるものだろうと頭を悩ませるメディスン。 しかし、そんな事など知ったことかという調子で刺客は来襲。 果たしてその刺客――次なる刺客の姿とは、一体? 先着1名様で、 四天王その2→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 数字によって下記の表に従い分岐します。 JOKER→紫「ネオグラソゾソの力を持ってすれば造作も無い事よ」 ゲェー、ウィンキー版のネオグラ!? ダイヤ→???「渡し守よりは退屈しそうにないね」 鎌を持った死神、ガソダムデスサイズだ! ハート→???「ケロケロケロ……」 両肩に砲台をつけた戦車、ケロタンクだ! スペード→???「ホイチョーッ!」 炎の中華門番、炎のコウマウェーブだ! クラブ→???「茶番は終わりよ!」 無闇に力だけは大きい天のヒナナイマーだ!
[595]森崎名無しさん:2010/02/08(月) 17:27:28 ID:??? 四天王その2→ クラブ2 =
[596]森崎名無しさん:2010/02/08(月) 17:42:45 ID:??? 勝てる気しねえwww
[597]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/08(月) 17:59:30 ID:??? >四天王その2→ クラブ2 =???「茶番は終わりよ!」 無闇に力だけは大きい天のヒナナイマーだ! ========================================================================================== カッパーロボの前に現れた次なる敵は、先ほどのウニュングガソダムと同じく白を基調とした色をした巨大ロボ。 しかし、その全高はウニュングガソダムよりも高く。 装備もゴテゴテとしており、どこか威圧感を感じさせる作りをしていた。 これはまたもや一筋縄でいかないかと頭を悩ませるメディスン達であったが……。 その新たな敵はそんな事などお構いなしとばかりに、通信をしてくる。 テンシー「ふふふ、ここで会ったが百年目よカッパーロボ! ここが年貢の納め時、この天の文字を持つヒナナイマーと天才パイロット、天のテンシーが相手だわ!」 メディスン「テンテンテンテンうるさいなぁ!」 相変わらず、通信相手の顔や姿は通信機の故障の為かクリアーに映し出されず。 一体どのような人物がロボットに乗っているのかわからない。 だが、どうも話を聞いていると相手はかなりの自信家のようである。 やる気満々、といった様子のヒナナイマーは既に臨戦態勢。 こうなればメディスン達も、早く体勢を立て直し戦闘の準備に取り掛からなくてはならない。 メディスン「でも……やっぱりさっきの奴に比べて強そうね」 にとり「よし、ここはカッパー2にチェンジだ! 相手は高火力機のようだからね、スピードで霍乱するんだよ! さぁ、リリーブラック。 チェンジ・カッパー2、スイッチオンと叫んで目の前の青いボタンを押すんだ!」 リリーB「わかった……チェンジ・カッパー2! スイッチ・オン!」 意外にもノリノリで叫びながらボタンを押すリリーブラック。 すると、カッパーロボは再びそれぞれ戦闘機の形態へと分離して宙を舞い。 今度はヅャガー号が頭部に、ベノアー号が腹部、イーグノレ号が脚部となって合体。 これぞ高速での地上戦闘と地中への侵入を得意とするスピード重視のカッパーロボ――カッパー2である。
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0ch BBS 2007-01-24