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【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】
[901]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/12(金) 18:18:46 ID:??? リリーW(私にもようやく春が来たんですよ〜! 目立つんですよ〜! 今度の大会こそ、試合に出るんですよ〜!) 橙(あわわ……リ、リリーWはまだ大丈夫としても、風見幽香がどんどんドリブルが上手くなってる……。 このままじゃ私のあいでんててーが……) リリーB(くっ、ホワイトに置いていかれてる……何とか次の練習で挽回しないと) 幽香(いい感じに吹き飛ばせるようになってきたわ。 後はやっぱりシュートね……) 反町(本当に凄いパワーだ……あれ? なんだか懐かしい気がする……) 一方、ゴール前ではリグルがシュート、それに対して妖精1がブロックをするという練習を行っていた。 反町には及ばないまでも、十分すぎる程のシュート力を身につけているリグル。 そのシュートに懸命に食らいつこうと、妖精1は身を粉にして練習に打ち込んだ。 しかし、やはり体が思うように動かずに最高の仕上がりとはいかない結果になるが……。 リグル「それでも随分上手くなったよ! 穣子よりも全然上手い!」 妖精1(でも、全然試合じゃ使えないでしょうね……くそっ。 まだよ、まだ時間はある) リグル(しかし、私もちょっと最近成果が中々出ないなぁ。 スランプかなぁ……) そして、反対側の陣地ではメディスン、静葉、穣子が3人揃ってパスとパスカットの練習をしていた。 だが、どうにも調子が悪いのか3人の成果は今ひとつ。 静葉が若干パスカットのコツを掴む事が出来たものの、大した成果は上がらなかった。 穣子(やっば……このままじゃ本当にレギュラー落ちするかも。私も姉さんも) 静葉(……やっぱりこの程度のレベルアップじゃまだまだね。 名無しの妖精の方がまだマシなパスカットが出来る) メディスン(くそっ、あの人間がもうすぐそこまでの位置にいるのにこんなトコで足踏みするなんて……) ※リリーWが「落ち着いたドリブル」を習得。補正+2の消費ガッツ70。
[902]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/12(金) 18:21:15 ID:??? >>901の一番上にこの一文が入ります。 幽香とは対極に位置する、どちらかといえば静葉のような落ち着いたドリブル技を身につけ。 更には身体能力も一層向上、才能が開花したようにまるで今までと動きを変えてしまう。
[903]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/12(金) 18:22:31 ID:??? こうしてオータムスカイズの面々が練習を繰り返している頃――。 一方で反町が全く存在を知らないが、幻想郷にいる者なら誰でも知っている場所。 妖怪が集まる素敵な神社と名高い博麗神社では、5人の人間――。 半分幽霊もいるが、それでも一応人間のカテゴリに入れるべき5人が揃い踏みをしていた。 霊夢「…………」 縁側に佇み、出涸らしの茶を嗜むはこの神社に住まう巫女さん。 幻想郷のルールでもある、幻想郷の中心人物にしてサッカー界でも中心プレイヤー。 八意永琳と同じく天才的センスを持ったMF――博麗霊夢。 魔理沙「ほれ、遠慮なく食え。 ちょっと湿気てるが美味いぜ」 言いながら、霊夢の取り置きの煎餅を勝手に持ち出して他の者達の前にでんと置き。 自分でその袋の中から煎餅を取りバキリと豪快に噛み砕くは魔法の森の魔法使い。 「サッカーはパワーだぜ」が身上の幻想郷のエースストライカー、霧雨魔理沙。 咲夜「ポリポリ……」 そして、それを無言で口に運ぶのは紅魔館に籍を置く瀟洒な従者。 メイド服に煎餅というのは何ともシュールであるが、一向に気にしないのがどこか滑稽である。 しかし、それでも尚食べかすなどを落とさないのは流石というべきか。 幻想郷サッカー界において最高のボランチと揶揄される、ディフェンスのスペシャリスト、十六夜咲夜。 早苗「あ、もしよろしければこちらもどうぞ。 昨日作りすぎてしまったので持ってきたんです」 言いながら持っていた包みを開け、中から串団子を取り出したのは奇跡の風祝。 最近まで常識を失くしていたがようやく我を取り戻し昔に戻ってくれた緑髪。 反射神経に優れた名セービングが最大の武器のゴールキーパー、東風谷早苗。
[904]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/12(金) 18:23:41 ID:??? 妖夢「ああ、美味しいですね。 ほのぼのしてしまいます」 久しぶりに心が休まる、今いるチームがチームだから……と愚痴を呟きそうになっているのは白玉楼の庭師。 この5人の中でも上背は特に小さく、とても幼く見える半人前剣士。 半分幽霊な俊足FW、魂魄妖夢。 妖怪ばかりがやたらと目立つ幻想郷、そして幻想郷サッカーにおいて。 人間というものは数少なく、それ故妙な親近感をお互いに抱いているのがこの5人。 仲がいいというよりは悪友という関係なのだが、それはさておき。 ともかく、一応は交友関係があるというのがこの5人の関係である。 その5人がそれぞれ雁首を並べているのは、無論、昨日八雲紫が反町に通達をしたオールスター戦について話し合いをする為である。 といって、別に全員が全員顔を合わせて真面目に話をしようとしていた訳ではない。 否、生真面目な性格をした妖夢と早苗は霊夢と一度話をしておこうとこの神社に赴いてきたのであるが……。 魔理沙は単にこの神社に暇つぶしに遊びに来ただけであり。 また、咲夜はレミリアが以前この神社に来た時に忘れてしまった忘れ物を取りに来ただけ。 そこで運良く5人が鉢合わせをし、妖夢と早苗が多少強引に明後日に控えたオールスター戦について話し合おうと誘ったのである。 魔理沙「でも、話し合いなんて言ったって何も無いぜ? どうせ戦術ったって決まってるんだ」 煎餅をバキリバキリと音を立てながら食べる魔理沙。 そのまま手を動かして、煎餅を飲み込んでから明後日のチームの動きを説明する。 魔理沙「結局の所、早苗と咲夜が相手を止めて、霊夢と妖夢が運んで、私が決める。 それだけだろ? 改めて話をするような事じゃないぜ」 早苗「そ、そんな無茶苦茶な……サッカーは5人で出来るものじゃないですよ。常識的に考えて」 魔理沙「あー。 まあ、そうだな。 妹紅と慧音もいたか、あいつらを忘れてた」 早苗「そ、そういう事でも無いですよ魔理沙さん」 魔理沙「いや、だって全然知らんし。 ここに乗ってる連中の名前」
[905]森崎名無しさん:2010/02/12(金) 18:24:20 ID:??? >>901での発言を見ると、とても落ち着いてドリブルするとは思えんw
[906]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/12(金) 18:24:43 ID:??? 言いながら魔理沙が懐から取り出したのは、昨日反町が貰ったものと同じ封筒。 反町よりも多少乱暴に破られたらしい口を開け、中身を取り出すと魔理沙はMFの霊夢以外の3人。 そして、自分の名の横にいる選手の名前を指差し眉を顰める。 魔理沙「こいつら人里の奴か? 全然聞いた事が無い」 妖夢「あー……魔理沙、最近、サッカーってしてる?」 魔理沙「いや、全然だ。 魔法の研究が忙しくって仕方ない」 その答えを聞いて早苗と妖夢は揃って顔を見合わせため息。 霊夢は無表情のまま茶を啜り、咲夜は凍てつくような視線を魔理沙へと向ける。 しかし、魔理沙は一向に気にした様子も無く煎餅をバリバリやるだけだ。 咲夜「魔理沙、少しは注意をしておかないと足元をすくわれるわよ?」 魔理沙「は? なんだよ、それ」 妖夢「正直、私も驚きなんですけど……ここに書かれてる選手の皆さん。 めちゃめちゃ強いです」 魔理沙「特に、あなたのライバルになるだろう彼ね」 白魚のような指を紙の上に滑らせ、咲夜が指した名は――反町一樹。 それに同調するかのように妖夢は困ったように頷き、早苗はコクコクと高速で首を縦に振る。 魔理沙「…………」 先着1名様で、 縁はあるのかな?→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→???「今のお前は牙の抜けた虎……魔法を忘れた魔法使いだよ! あたしゃここにいるよォ!」 ダイヤ・ハート→魔理沙「……どんくらいだよ」 一応話は聞いてみようという気になったらしい。 スペード・クラブ→魔理沙「ははは、無い無い。それは無いって」 まるで取り合わない。
[907]森崎名無しさん:2010/02/12(金) 18:25:16 ID:??? 縁はあるのかな?→ スペード4 =
[908]森崎名無しさん:2010/02/12(金) 18:26:49 ID:??? 魔理沙「特に、あなたのライバルになるだろう彼ね」 咲夜?
[909]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/12(金) 18:30:43 ID:??? >>908 おおう、そうです。咲夜の間違いです。 魔理沙が一人芝居した訳ではないです。
[910]森崎名無しさん:2010/02/12(金) 18:31:14 ID:??? 反町にライバルはいらぬ
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0ch BBS 2007-01-24