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【まだだ!】キャプテン井沢ζ【まだ終わらんよ!】
[337]キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/02/08(月) 20:10:28 ID:??? オーキド「タツヒト さっそく今日から始めてくれ」 タツヒト「はいっ!」 オーキド「じゃあサトシ頑張ってくれ もういってよろしい」 サトシ「ポカ〜〜ン」 シゲ姉「うふふ」 あまりのオーキドの話に唖然とするサトシだったが、自分の聞きたいことを思い出し、爆発する サトシ「冗談じゃねえ!なんの説明もしないでおれになにをやらせようってんだ!! はっきり説明しろ!!」 ギロッ てきの オーキドの にらみつける! サトシはひるんだ! オーキド「わけを言っても今のお前にはわかるまい とにかく命令にしたがってもらおう」 そう言い放つオーキドの体からは狂気が漂っている
[338]キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/02/08(月) 20:48:35 ID:??? オーキド「それから一切の口ごたえをするな 黙ってわしの言うとおりにしろそのほうが身のためだ」 サトシ「くそっ! 俺に!俺にわかるように説明しろー!!」 ビィ〜〜〜〜〜ッ!ビィ〜〜〜〜〜ッ! 同時、サイレンが響いた。 オーキド「ち…もう来たか!」 扉の向こうから覗くネズミに対し、オーキドは扉を蹴飛ばしてはさむことで対応。 サトシ「ん?」 あめがふりつづいているとはいえ 昼にも関わらず窓の外が真っ暗なことに気付く と、同時に窓ガラスが割れ、大量のネズミが飛び込んでくる タツヒト「逃げろ!サトシ!ここは俺にまかせろ! 博士とシゲ姉を連れて逃げてくれ!」 オーキド「サトシ!早く!」 サトシ「オーキド博士!こいつらはなんなんです!」 オーキド「こいつらは…ポケモンじゃ!」 オーキド達は、研究所の地下にある秘密研究所へと入っていく しかしそこにはすでにネズミに食い荒らされた研究員の死体が多数放置されていた
[339]キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/02/08(月) 21:25:57 ID:??? オーキド「こっちじゃ!」 オーキドが、地下の扉を開く。 そこに広がっていたのは、格納庫だった。 その中心に、一匹のポケモンが天井から吊られた状態で存在していた。 ヒトカゲ とかげポケモン うまれたときから しっぽに ほのおが ともっている。ほのおが きえたとき その いのちは おわって しまう だが、そのサイズは、サトシが知るものとはまったく違っていた。 サトシ「ヒトカゲは小型のポケモンのはず…これは…」 オーキド「これは、ゲッター……ゲッターポケモンじゃ!!」
[340]キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/02/08(月) 21:55:36 ID:??? サトシ「でも胴体がない 未完成なのか」 オーキド「サトシ、ヒトカゲじゃ、侵入してくる敵を焼き払うのじゃ」 オーキドが手渡したのは一つのモンスターボール。中にかえんほうしゃを覚えたヒトカゲが入っている。 シゲ姉「くるわ!」 サトシ「よし!扉を開けろ!」 ピンポーン!とびらがひらいた! チュチュー!!コラッタたちがなだれ込むように入ってくる グォワワー!!! ヒトカゲの口から放たれた炎はコラッタの群れを一瞬にしてほのおのうずと変化させた 「キキー!!」 サトシ「ヘヘ、ざまあみろ!散々脅かしてくれたお礼だ!跡形もなく焼き殺してやる!!!」 サトシの目は ふかい きょうきに そまっている
[341]キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/02/08(月) 21:59:38 ID:??? 「ああ・・・・」 サトシ「ん?」 もう一方から人が迫ってくるのが見える。だが体中にネズミが張り付いている。 サトシ「タツヒトさん・・・」 タツヒト「うう・・・・」 サトシ「とまってくれ!!」 聞こえていない。ゾンビのように歩く男に、サトシは恐怖の視線を向ける。 サトシ「ネズミが人間をコントロールしている!!」 シゲ姉「サトシ!兄さんをうたないで!」 あ、やせいのタツヒトがおそいかかってきた! サトシ「兄さんだと!?」 ビビッ! 一瞬怯んだサトシの目にコラッタたちが張り付き、サトシはめのまえがまっくらになった! サトシ「しまった!」 てきの タツヒトのかみつくこうげき! だが、その牙はサトシに届くことはなかった
[342]キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/02/08(月) 22:05:29 ID:??? ズワーーーッ!閃光がネズミとともにタツヒトを焼き払う シゲ姉「きゃあ!兄さん!」 そこにはリザードンを構えたオーキド博士が立っていた オーキド「サトシ!敵を見たら考えるな!すぐ倒せ!非情になれ!敵はお前が思っているほど甘くない!」 研究員「キキー!!!」 オーキド「サトシ!そいつの死に様をよく見ろ!われわれが戦う敵の恐ろしさを見ろ!」 炎に照らされ、オーキドの顔の陰影が不気味に揺れた。 オーキド「人類以外の生物がどのようにわしの孫を殺したか見ろ! 今のような戦い方をしていれば、次に炎に包まれるのはお前じゃ!そして世界全体なんじゃ!」 サトシ「待ってくれ、俺には何がなんだかさっぱりわからねえ。 俺が炎に包まれるとか、世界全体とか聞き捨てならねえせりふが飛び出すしよ ネズミのような下等生物がなぜこのようなことをするんだ?」 オーキド「下等ではない!!」 サトシのその問に語気をつよめる
[343]キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/02/08(月) 22:46:03 ID:??? もはや消し炭のようになったネズミの群れ。 そこに、オーキドは手を突っ込む。 取り出すのは、ネズミの死体。 その頭部からつきのいしほどの大きさを持ったピンク色の物体を搾り出す。 オーキド「見ろ!これはこいつらの脳みそだ。 こんな体と比較してありえないほどの大きさだ! こいつらが、人間ほどの身体をもっていたら人間以上の働きをするだろう」 オーキド「…… ちょっと わしに ついて きなさい! お前にはだんだんと説明しようと思っていたがこんな事件が起こっては仕方ない」 サトシ「またヘンな物見せるんじゃないだろうな もう何を見ても驚かないぞ」 ガアー また別な扉を開けると、変わった骨があった サトシ「ん?」
[344]キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/02/08(月) 22:52:34 ID:??? オーキド「何の骨か分かるか?」 サトシ「いや」 オーキド「頭はピカチュウじゃ 前足と後ろ足はラッタじゃ そして・・・ 体は人間だ」 サトシ「人間だって!? そんな生物いるはずがないじゃないか!」 オーキド「そう!いなかった!いや、いないとされてきた! だが、現実にはいるのだ これは作り物ではない、昔の生物でもない これはつい最近の事故でほかの死体と一緒に発見されたのだ! もしかしたら、人類は今まで経験したことのない戦いをしなくてはならないのかもしれん」 サトシ「やったことのない戦い?」 その時!「ギャアアアアアアアアア!!!」 サトシ「う!な、なんだ!」 ラッタが大量に現れ、研究所のあらゆるものをかじりだす オーキド「しまった!やつ等は両側から攻めてきたんだ! サトシ!逃げろ!」 サトリ「逃げろったってどうやって!?」 オーキド「ゲッターを使うんじゃ!!」 さきほどの巨大なヒトカゲを指差す
[345]キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/02/08(月) 22:58:01 ID:??? ズワッ! グワオオオン!!! 研究所の外壁が次々と崩れ落ちる ピカチュウ「キーーーーーー!!!」 その割れ目からピカチュウが潜入しようとする キイイイイイイン!! ヒトカゲの ロケットずつき! きゅうしょにあたった! やせいのピカチュウはたおれた! そのピカチュウは腹部にあなをほられ、爆散した。 オーキド「あれで充分じゃ」 サトシ「すげえ、すげえ威力だ。最初は体がぶっこわれるかと思ったぜ」 ヒトカゲの体の中になぜか存在した操縦席に乗り込んだ3人はやっと少しだけ安心したような表情になる サトシ「しかしこいつが頭だけで飛ぶとはおどろきだぜ」 オーキド「こいつを乗りこなすのはお前のような体力のある人間にしかできん」
[346]キャプテン井沢α ◆Uh398zNy5g :2010/02/08(月) 23:04:04 ID:??? サトシ「研究所もボロボロだ」 オーキド「心配するな 研究所は政府がなんとかしてくれる。所員もすぐに集められる」 シゲ姉「自分の孫が目の前で死んだのに あわれみもかけようとしないなんて!」 オーキド「わしとサトシが生きてるだけでいいんじゃ!それだけでも運が良かったんじゃ! サトシとわしがいればゲッター計画は完成できる それだけでもめっけもんじゃ ゲッターを完全に動かすにはあと サトシのような人間が2人はいる」 シゲ姉「あ――――――!!!」 オーキド(ゲッターさえ動いていたらなあ・・・) サトシ(泣いている 博士が泣いている」 第二話終わり
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0ch BBS 2007-01-24