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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】
[444]森崎名無しさん:2010/02/15(月) 23:01:10 ID:??? あ、本当だ クラブだったから焦ってよく確認してなかった スマン
[445]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/16(火) 00:13:32 ID:??? そろそろ目覚めてほしい巫女 → スペードK ダイヤ・ハート・スペード・クラブ6以上→ 霊夢「全く、寝ちゃらんないわね」 仲間になるのが遅い王子 → クラブ6 ピルロ「来てやったぞ」 萃香「ぐずぐずしないで早くおいでよ〜い」 松山の逡巡に構わずに、既に距離を離したらしく……遠く聞こえる萃香の声。 松山は焦った。 萃香の不興を買ってでも残るべきか否か。 判断がぶれてしまい、動けずいると……いつの間にかすぐ真横から、かったるそうな、だが金縛りを解く声がした。 霊夢「全く騒がしすぎよ。おちおち寝ていられないじゃない」 松山「うわぁ!?」 曲げた人差し指で瞼を擦りつつだが、霊夢がそこに立っていた。 松山「霊夢さん、いつから起きて……?」 霊夢「ついさっき。また騒がしく呼んでるから早く行きなさいよ。 誰か来るらしいけど、そっちは適当に相手しとくから」 要点は掴めてるらしく、霊夢の発言に松山は安心して、萃香達を追いかける事にした。 松山が駆け足で去ってから、巫女の感覚に鋭く訴える魔物に近い気配が伝わってきて、それが近づいてくる。 やがて、金属が擦れる音と、紅魔館のメイド長に似た銀髪をたなびかせて、魔界の王子が博麗神社にふらりと現れた。 ピルロ「来てやったぞ。あの小僧はどこだ?」 霊夢「賽銭入れないなら挨拶位しなさいよね。まーそのうち戻るから座って待てば?」
[446]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/16(火) 00:15:40 ID:??? 神社の裏の小道に入るところで、松山は、萃香と魔理沙に追いつけた。 以前の苦い思い出が亀と共に沈んでる池の中間地点……そこに一軒の家屋が見えて、後ろに広い空間が開けていた。 間近に駆け寄り見ると、弧を描くように周辺の木々は綺麗に伐採されており…… 広さで言えば、ふらの中学の校庭程の空き地に様変わりしていた。 松山「凄い……」 これだけの作業を数日で済ませた萃香の力に感嘆するのと、胸いっぱいに感謝するのとで言葉に詰まってると。 背後から呼ばれて向かうと、萃香が家の鍵を渡してくれて、説明をしてくれた。 2LDKで、松山の部屋と空き部屋は左右で隣り合っていて、空き部屋の向かいにダイニングキッチン。 そこから左が脱衣所と風呂に続いている。酒蔵が家の左横に建っている。 萃香「どうだい鬼の業に恐れいったか! けど、言うまでもないけど家具とかはないよ。 練習場も設備はなく広いだけだから。その辺は光が自分で何とかしてちょうだいね」 魔理沙もさすがに茶化すより感心した顔つきで、口笛を吹いたりしながら物珍しげに新・松山宅を見ている。 松山は、ぼんやりと現実味ない不思議なものを見つめてる気分だったが、実感と同時に様々な感情がこみ上げてきた。 これほど骨を折ってくれた萃香に対して向いてから、感謝を伝えた。
[447]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/16(火) 00:17:04 ID:??? 松山「……あ」 萃香「……うん?」 松山「ありがとう!!! 萃香さん、本当にありがとう!!!」 萃香「うひゃ!? ち、ちょっと離れなって!」 感謝の気持ちが強過ぎたか、松山は酒の匂いや他も忘れて直球に抱きしめる行動に出てしまう。 身長差があるので、抱擁というよりは幼子の頭を抱くみたいな体勢だったが……。 次の瞬間、思わず鬼の力をセーブし損ねた萃香に突き飛ばされ、松山は結構な距離を吹っ飛んだ。 肩に乗ってたシャンハイが木に衝突するところで衝撃を引き受けてくれたので、松山に怪我はなかった。 萃香「う〜〜〜……。感謝するにしたってやり過ぎだよ。 ま、まぁ、そんだけ私の建てた家とか気に入ってくれたってことだろうけどさ」 少々顔の赤らみが増してるもの、腕を組み、ふんぞり返る萃香に 今度は落ち着いて口ではっきりと感謝の意を伝えて…… 松山は、帰りの道中、引越しについてや他にも質問攻めしてくる魔理沙に受け答えしながら、神社へ戻った。 松山「(え〜と懐中時計は、あったあった。時間は……もうじき正午か。 まだ神社で話すことあるよな。 だけどそしたら練習前に昼飯は食えなくなる……どうしようか)」
[448]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/16(火) 00:18:08 ID:??? どうしますか? A もう少し神社で話をしていく(*神社にいる面子と3回会話ができます・練習に遅刻することはありません) B 今すぐ人里へ向かう(*昼食のイベントが起こせます) C その他 *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません *萃香の評価値と好感度が大きく上がりました。 >>441 「アウト?」「セーフ!」ですんでご安心を! 変えててよかったクラブ5以下! 今日はここまで。お疲れ様でしたー。
[449]森崎名無しさん:2010/02/16(火) 00:22:08 ID:sJcTjWo+ A
[450]森崎名無しさん:2010/02/16(火) 00:23:02 ID:V7Mh34dw A
[451]森崎名無しさん:2010/02/16(火) 00:24:12 ID:ikf37bOI A
[452]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/16(火) 17:48:39 ID:??? A もう少し神社で話をしていく 神社の敷地まで戻ってきた松山達は、そのまま迂回し縁側へ……そこで耳慣れないだだ甘声を先に拾ってしまう。 最初に、頬杖ついて憂鬱そうな霊夢が気付いて、手招きしてきた。 どうやら松山達が家の出来を見に行ってる間、身繕いをしたらしく、全く普段通りの霊夢に戻っている。 そんな霊夢が、左手親指で自分の背後を見るようにとアクションをし…… 同様に、彼が立ち上がり、松山の方に向かい、不機嫌さを伺わせる足音を響かせ歩いてきた。 ピルロ「貴様……私を呼びつけておきながら何処かへ姿を晦ませてるとは……」 一触即発な雰囲気に塗り替えようとする発言だが、萃香がひょこっと松山とピルロの間に入り込んた。 萃香「あんたがもう一人の同行者? ……なるほど確かに強そうだ! ところでこっちはいけるかい?」 酒を呑む仕草をする萃香。その小柄な体に見合わない酒香にピルロは鼻白んだ。 萃香の問いには黙殺。気がそがれたとばかりに舌打ちだけして、松山に再度鋭い視線を浴びせてきた。
[453]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/16(火) 17:50:44 ID:??? ピルロ「……で、私を呼んだのはくだらん馴れ合いをさせるためではあるまい?」 松山「ああ、そうだな。ピルロさんを呼んだのは、地底に一緒に行く人達を紹介しておこうと思ってさ」 魔理沙「魔法使いの霧雨魔理沙さんだぜ。 で、こっちの酔っ払いが……おいおい、どこへ行くんだよ」 話の最中に背を向けたピルロに、一同の視線が集中する。ピルロは振り返ろうとはせず。 天然傲慢王様口調が炸裂した。 ピルロ「紹介など私には不要だ。第一貴様らの力などあてにしていないし、顔を覚える気もない。 下らぬ用件は終わったな。では私は帰らせてもらうぞ。……妻が心配なのでな」 萃香「随分とまぁ……おもしろくない奴だね……へ? 奥さんいるの!? あんたにかい!?」 松山「ま、マジ!? ピルロさん妻帯者だったのか!!? 結婚相手いたのか!?」 霊夢「へー。世の中物好きいるもんねぇ。私の勘だときっと恋人できたら蝶よ花よと愛でるタイプね」 魔理沙「まぁ見てくれなら悪くないしな。ピンチを助けたとかならクラリとくることあるんじゃないか?」 ピルロ「貴様ら……!」 口を滑らせたことや、松山達の反応が頗る気に入らなかったらしく、ピルロは般若の様相で振り返ってきた。 関心薄い霊夢、ピルロに好感をもてない萃香、騒動を愉しむタイプの魔理沙は宥めるのに戦力にはならず…… どうにか松山が、留守してたことなど詫びてもう少し話すことがあるからと言うと、ピルロは暫く残る事に応じた。 松山「(自分で揃えといて何だけど、波乱含みなメンバーだよなあ。さて残り話すことは何だろう?)」
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0ch BBS 2007-01-24