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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】
[508]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/17(水) 17:06:11 ID:??? A 霊夢に練習参加を要請する 一ヶ月後から開始される守矢カップ。 その大会の優勝を新たな目標に据えて動き出すことに決めた松山は、チーム全体での練習時間の訪れを意識した。 会合を終えて、練習場へ行くと伝えると、何故かいの一番に鋭く反応したのは霊夢だった。 松山「よし。俺はこれからトラウム・アドラーズのみんなと練習あるから、行くよ。 色々と話ありがとうな」 霊夢「そうなんだ。それなら早く行ったほうがいいわね。きっとみんな待ってるわよ急いで急いで」 縁側から立ち上がり、背中を押したりと妙に急かしてくる霊夢に不思議さと、見落としてる妙な感覚抱きつつ。 一旦足を止め、家の件で萃香に。大会の情報もたらしてくれた魔理沙に。足を運んでくれたピルロに礼を述べて……。 後はシャンハイと一緒に立ち去りかける松山の耳に、魔理沙の声が聴こえた。 魔理沙「あれ? 霊夢って確か光のチームにいるんだろ? 練習行かないのか?」 霊夢「あん、馬鹿、シー!」 そこではたと気付いて、左回りに反転。 霊夢の顔を見た。 かくん、と首を折り、俯き巫女はこう囁かれた。 霊夢「……あ〜あ……」 松山「そんな落ち込むみたいな反応されると切ないんだが……まぁともかくだ霊夢さん」
[509]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/17(水) 17:07:16 ID:??? 先着4名様で 松山「練習行こうよ!」 + → !card 魔理沙「うけけ、練習行こうぜ!」 + → !card 萃香「行っといで霊夢」 + → !card 霊夢「(だ〜、もう……)」 +(ぐーたらLv + ???) + → !card *松山(魔理沙と萃香)の数値≧霊夢の数値で成功になります。 *松山(魔理沙と萃香)と相手側どちらかでJOKERが出た場合、無条件成功になります。 *魔理沙と萃香の数値がJ〜Kの場合??? *霊夢のマークがダイヤでぐーたらLv+1、ハート・スペードでLv+3、クラブでLv+5が発動します。 出かけてきます。続きは後ほど。
[510]森崎名無しさん:2010/02/17(水) 17:22:57 ID:??? 松山「練習行こうよ!」 + → ハートA
[511]森崎名無しさん:2010/02/17(水) 17:24:03 ID:??? 魔理沙「うけけ、練習行こうぜ!」 + → スペード2
[512]森崎名無しさん:2010/02/17(水) 17:24:32 ID:??? 萃香「行っといで霊夢」 + → スペード10
[513]森崎名無しさん:2010/02/17(水) 17:26:41 ID:??? 霊夢「(だ〜、もう……)」 +(ぐーたらLv + ???) + → スペード8
[514]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/17(水) 21:22:25 ID:??? 松山「練習行こうよ!」 + → ハートA = 1 魔理沙「うけけ、練習行こうぜ!」 + → スペード2 = 2 萃香「行っといで霊夢」 + → スペード10 = 10 霊夢「(だ〜、もう……)」 +(ぐーたらLv + 3) + → スペード8 = 11 説得失敗、貫禄の横着巫女 松山「霊夢さん、練習行こうよ!」 松山の発言から始まり、魔理沙も内実は茶化しながらも霊夢に練習参加を促す。 またそれに、萃香も加わり熱心に参加を勧めるが……効果は上がらなかった。 松山はそれでも暫く熱心に説得したが……肝心の霊夢本人が練習への熱意がべらぼうに薄いことから暖簾に腕押し。 もっと時間を割けば別だったろうが、練習の開始時刻が迫ってるのもあり、松山は引き下がる他なくなった。 松山「一応。 前の練習場でやってるから、気が向いたら来てくれ」 霊夢「はいはい気が向いたら」 最低限それだけは残すが、望みは薄そうな巫女の返答に松山は肩を落とす。 それに代わるように、萃香が腕をあげ、鎖がじゃらりと音を鳴らした。 萃香「んじゃ暇だし私がお邪魔していいかい? コーチはしないけど、光が集めた面子がどんなもんか見てみたいしね」 松山「見に来るのか。うん、歓迎するよ!」 鬼っ子の、気紛れに思いついたみたいな申し出だったが、松山は断る理由もないと思い快諾。 日々、気さくに話せてることから、松山には巫女や鬼の周囲に及ぼす影響には考えが回らないのは仕方なかった。 普通に別れの挨拶をし、スパイクなどはバッグにあるのでそのまま練習場へ向かう。
[515]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/17(水) 21:25:46 ID:??? 松山「じゃあまた。出発日に……え〜とやっぱりここで?」 魔理沙「あいよー。じゃ、飯にもありつけないみたいだし私も帰るとするぜ」 ピルロ「……」 霊夢「全くもう。 神社を勝手に集まる場所に使わないでもらいたいもんね」 松山・シャンハイと萃香が離れると、自然と他の面々も疎らになっていく。 魔理沙はさっさと箒にまたがり飛翔、ピルロも忌々しそうに足早に去り…… 残された霊夢も、日課の落ち葉掃きに向かおうとするところで、彼女は気配を感じて足を止めた。 ギシリ、と妖力が発生し、空間が軋み裂けて……日傘を差した少女が中から顕れた。 霊夢「紫……? 何の用? 随分機嫌ななめな登場の仕方するじゃない」 若干荒っぽいスキマの開け方から、そう指摘した霊夢に、紫は嘆息した。 紫「霊夢……貴女。いつまでそう暢気にちゃらんぽらんに構えてるつもりなの?」 霊夢「何? わざわざお説教しに、この炎天下の中出向いたわけ?」 一気に視線を険しくさせる霊夢だが、そう来ると予想してたとばかり…… 紫は圧力をあっさりと受け流して続けた。 紫「異変が片付いたばかりとはいえ、山の上の神社が必勝を期して動き出した。 貴女は博麗神社の巫女。 もっと真剣に動く必要があるんじゃなくて?」 霊夢「……大会には参加する。それでいいでしょ」 そう言い捨てて、霊夢は紫の右脇を通り抜けて、振り返りもせず箒を取りに倉庫へ向かい歩いていった。 後に残された紫は、憂いを帯びた吐息を、はぁ……と切なげに零して…… 境内の掃除に向かった霊夢とは反対方向の、神社の裏まで歩いていく。そこに紫以外に、もう一人の姿があった。 霊夢の様な、腋の露出したデザインの巫女装束ではない、緋袴が鮮やかな普通の巫女装束に、紫色の髪の女性。
[516]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/17(水) 21:27:31 ID:??? 紫「久しぶりね。紫色の髪の巫女さん」 ??「えぇ。久しぶり。名前が紫のスキマ妖怪さん。 で……こんな隠遁して久しい私を引っ張り出した理由、さっそく聞かせてくれません?」 紫「そうね……ではてっとり早く」 暫くの間、スキマ妖怪と巫女は、共通の名前を軸に会話を交わし続けていく。 その内に、笑顔浮かべた紫と対照的に、巫女の顔はいつしか極めつけの渋面となり、うんざりと嘆息した。 ??「相談したい気持ちはわかるけど……今更私があの子にお灸をすえても、意味を成さないわよ」 紫「そうかしら? 私には、貴女以外に適任がいると思えないのだけれど? 他に適任者がいるなら、その方を紹介していただけないかしら」 ??「胡散臭いだけじゃなく白々しいわ。 その役目を担うなら、妖怪の賢者様が目をかけてる子がいるでしょう? 元よりその子に押し付ける腹な癖に」 紫「隠し事は通じないのね……勘の鋭さは貴女が今だ健在の証じゃないかしら」 ??「とんでもない。今じゃ動くたびにすぐ筋肉痛だから動きたくないし、昼からだってすぐ眠れちゃうし……」 紫「(夢幻ルーツって怖いわねぇ)」 腹を探るような会話がそれからも幾らか続き…… やがて、霊夢の掃除が一段落したのを察知した紫が、この面会を気取られまいと、急ぎ本題に移った。 紫「それでは改めて自己紹介。 私は八雲紫。 守矢カップに出場する西行寺・マヨイガ連合改め、『妖々夢』チームのキャプテンですわ」 ??「へぇへぇ。そのキャプテンさんが私に何の御用事なの?」 紫「次の大会で、妖々夢は貴女の力を欲している。……先代・博麗の巫女である博麗靈夢の合力を」
[517]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/17(水) 21:28:41 ID:??? 松山とシャンハイ、萃香が練習場に到着した頃には、もうメンバーは集まっていた。 虎子を中心にウォーミングアップしていたメンバー達が松山に気がつき集まってくる。 そこで皆……背後の萃香に気付いて硬直した。 松山「今日はベンチにマネージャー志望の子も来てるな……あれ、みんなどうした?」 妖精達は答えず、各々同士揃ってしがみつくようにして、気さくに挨拶してくる萃香を見てくる。 ルーミアさえも、いつも通り両手を広げてるが表情が強張って見えた。 松山「……? あ! そうそう。今日萃香さんが練習風景を見たいって来てくれたんだ。 みっともない練習はできないぞ。 大会だって近いし気合を入れて頑張ろう!」 メンバー達「……」
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0ch BBS 2007-01-24