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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】
[771]森崎名無しさん:2010/02/23(火) 22:14:56 ID:??? うーん……正直、今回のは松山さんが自己嫌悪に陥っちゃっただけのように見えるなあ。 ただ、いろいろと問題があった過去もあるし、仕方のないことだとも思う。 更新ないのはつらいけど、いい機会だからちょっと休んでもいいんじゃないかな。
[772]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/23(火) 23:14:36 ID:??? ご意見色々、ありがとうございます……。 >>766-768 ご心配かけてすみません。 更新しにくいとか、気に病んだりいうことはないです。多分。 少しだけ煮詰まってるかもしれないと思っただけで…… >>769 こちらこそ対応まずくてごめんなさい。 だけどそういう部分も省みると、練り込み甘いのかもしれませんね。 改善するよう努力します。 >>770 煽り合いは謹んでほしいです。お願いします。 >>771 そうかもしれません……。 今日の更新後から、数日休んで悪いところとかじっくり考えてみます……。
[773]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/23(火) 23:16:21 ID:??? B 何かに追われてる様子なフライハイトだ。 日没が迫り、夕刻に入る時刻。 里人達もこぞって帰途につく時間で、松山も家に帰ろうとするのだが……直前。 奇妙な程に周囲を警戒し、誰もいないことに安堵の様子を見せて、細路地から細路地へ移動しようとする人影を見た。 松山「(何だあの人? 怪しい……さては万引きの逃亡犯?)」 用心に、倉庫の壷からすぐ何か取り出せるようバッグを半開きにし……注意しながら近寄ってみた。 不審者は鋭く松山達の接近に気付いた様子を見せた。鍛えてもいるようでフットワーク軽く距離を離す。 見通し悪い路地に入り込んだ彼の顔は松山には判別つかない。が、逆に不審者は松山の顔を見て、意外な反応をした。 フライハイト「!? マ、マツヤマ! ……マツヤマ、なのか?」 松山「(え、俺の名前を?) な、フライハイトじゃないか!」 互いの正体確認し、唖然とする。 彼――フライハイトは元々。松山も調髪してないので金銀の前髪が長めな少年達が、久しぶりの再会に暫し無言になる 立ち直ったのは、数多のトラブルを潜り抜けてきた松山の方が先だった。 松山「い、一体どうしたんだよこんなところで。守矢神社からわざわざ降りてきたのか?」 フライハイト「! そ、そうだった! ……こっちだ、来いマツヤマ……いや来てくれ!!」 鬼気迫るに近い迫力と、追い詰められてるかのような余裕のなさで、フライハイトは松山を路地裏に引きずり込んだ。 サッカー選手として心技体兼ね備えており、抜群の体力も持ってる筈が……フライハイトは呼吸荒く肩で息をした。 フライハイト「ここ……ゼェ……なら……しばらく安全だ……そう答えが出ている……から」 松山「一体何なんだ? 何があったんだ?」 その疑問に、フライハイトは自嘲めいた乾いた笑みを浮かべ……淡々と事情を語りだした。 フライハイト「実は……発端は……そう、今朝の朝食時の、早苗さんの突飛なアイデアからなんだ……」
[774]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/23(火) 23:17:32 ID:??? その日、守矢神社では、意外と久しぶりに朝食時をメンバー全員でテーブルを囲んでいた。 メンバー各々所属期間が長く、一つ屋根の下で過ごしてるだけあり、一家団欒に近い和やかさがそこにあった。 カペロマン「おおっと届かねえ。にとり、そこの ペロッ…、これは! 取ってくれ」 にとり「はいよ。ここでいいかい?」 穣子「姉さんー、私にも爪楊枝取って〜」 静葉「はいはい……ほんとにもう」 わいわいと、サッカーやその他雑談をしながら、料理を担当したドイツの少年が台所から戻ってくるのを待っている。 今朝の食卓に並べられたのは、ふわふわだし巻き卵と、焼き魚だった。 食事は皆が揃ってからという不文律があるので、お預けくらってる者達は、少年の足音を聞いて色めきたった。 苦笑しながらフライハイト、カペロマンの横の席に座ると、待ってましたと囃されながら箸が乱舞した。 さっそく守矢の二柱が卵を頬張り、味に酔ったかのようなとろんとした声で賛辞を送った。 諏訪子「んぅ〜今日も美味しいよフライハイト君!」 フライハイト「Danke schoen」 親睦の証として母国語で返したフライハイトは、自分もゆっくりと皿に箸を伸ばす。 そこで何気なく、腋の丸見えな巫女服姿の少女、東風谷早苗が魚の骨を箸で器用に除けながら口を開いた。 早苗「そういえば……八坂様、先日のカフェの件どうなりました?」 神奈子「ん? あぁ、あれはねぇ……」 早苗とちょうど真向かいの席の八坂神奈子が、眉間にしわを寄せて唸った。訥々と会話に応じる。
[775]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/23(火) 23:18:34 ID:??? 神奈子「あぁ、えとね? ほら、私達の神社も優勝したりで知名度が何かと広がったじゃないか。 だから……何だっけ? 早苗が働いてる変てこな道具屋以外に、懇意にする店を人里から探そうと思ってね」 他勢力の息がかかってない店を幾つか厳選して、守矢の二柱と現人神は小洒落たその中から喫茶店をメインに据えた。 ウェイトレスの制服が可愛いという早苗の主張に、二柱が折れる形でだが、満場一致で交渉を開始したらしいのだが。 早苗「はむっ。……すっっごく気に入っちゃったお店なんです! ですが……」 浮かない顔で早苗は、喫茶店のマスターの要望、その点においてで発生した問題を話しはじめた。 勿論その間、天狗のペンが超高速で止まる気配がない。 早苗「そのマスターさん、経営する喫茶店がスポンサーになる代わりに……。 守矢神社から、料理が出来て可愛いウェイトレスさんがほしい。店の看板にしたいーって言って聞かないんです 私が行けたら一番なんですが……コルネットさんのお店や練習で手一杯で。だから……」 料理のできる候補を頼るも全滅で、期限は今日明日まで。決裂が間近なんですと、しゅんと項垂れる風祝さん。 その候補だった豊穣の神様は、西欧風喫茶店なのを理由にきっぱり断り、話を聞いてながらも参加しようとしない。 フライハイトは……助けになりたいと思いながらも、経営方針に言及するつもりはなく、食事に戻ろうとする。 そこでふと……居間では頼もしいチームメイトな早苗の、自分の顔をじっと見つめてくる不思議な視線に気付いた。 いやな予感が雨の使者の全身を雨雲の中の雷光の如く駆け巡った。護身策の用意が間に合わない。 身動き取れぬまま、岸壁に打ち寄せる波のように、守矢神社の風祝さんがテーブルに両手ついて身を乗り出してきた。 革命的かつ斬新かつ窮地の光明となるかのような、グッドアイデアを浮かべたそんな眩しい笑顔で。 早苗「フライハイト君……ウェイトレスに興味ありませんか?」
[776]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/23(火) 23:19:40 ID:??? フライハイト「…………………」 松山「…………………」 路地裏で向かい合う少年達の間で、えらく気まずい沈黙が落ちる。 昏い眼で、足元の地面を見たまま事情説明を終えたフライハイトが、不意に悲壮感漂う顔をあげた。 フライハイト「頼むマツヤマ! 今日一日でいいからどこかへ匿ってくれ! こうしてる間にも、早苗さんたちは僕を追いかけて探して回ってるんだ。な、頼むよ!」 松山「え、う〜ん……ちょっと待ってくれ話を整理するから」 目前の少年は心底困ってる装いだが、匿うと言われてもこんな突飛な状況下では判断くだせないので、情報整理する。 その間にも、縋る目付きのフライハイトには普段の余裕がなく、物音一つにも過敏に反応する有様だ。 松山「(つまり纏めると、女装を迫られて、年上の東風谷さん達に追われて逃げ回ってるわけか……どうする?)」
[777]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/23(火) 23:20:43 ID:??? どうしますか? A 困った時はお互い様だな!(*フライハイトを家に一晩泊めます) B フライハイト爆発しろ C 東風谷さん達が気付くまでっ騒ぐのを止めないっ!!! D 肩をポンと叩く「似合うと思うぞ」 E 関係ないなとクールに去る F その他 *先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 今日はここまでです。 カペロマンが……!?
[778]森崎名無しさん:2010/02/23(火) 23:22:05 ID:Rc/uavz2 A 乙でした
[779]森崎名無しさん:2010/02/23(火) 23:22:38 ID:AD9ASBsc F 今日1日だけで大丈夫なのか?向こうがそのアイデアを破棄するまで匿ってやるよ
[780]森崎名無しさん:2010/02/23(火) 23:23:09 ID:CyNOymNQ 乙でした A
[781]森崎名無しさん:2010/02/23(火) 23:23:47 ID:6jAMMrUs B
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0ch BBS 2007-01-24