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【天才の家に】小田Jr.の野望8【生まれた凡才】
[111]森崎名無しさん:2010/02/09(火) 23:06:23 ID:??? B
[112]小田ジュニアの野望:2010/02/10(水) 00:17:26 ID:mac1Gfis B.バレンタインねぇ…バレンタインかぁ… その日は2月14日。所謂バレンタインデーである。実は日曜日な気もするが気にするな。俺は気にしない。 小(っと、妙な独白から始まったわけだけど、バレンタインなんだよな…4組の伊集院なんか トラック単位でチョコ貰うらしいけど…俺は、ま、一個くらい誰かくれると紫乃とドラミに自慢できるな!) そんな事を考えていると… ぽん! 赤い包みに十字のラッピングで飾られたりぼんが鮮やかな包み紙が置かれる。 あいこ「はい猛君!お返しは倍返しでええで」 小「あれ、もしかしてくれるのか?」 あいこ「うん。猛君はあんまりこういったのもらえへんやろと思ってな。近所のスーパーで買ってきたんや。 よぅ味わって食ってや!」 小「ありがとう。大切に食べさせてもらうよ!」 そういうと、まずは一個目のチョコを貰うジュニア。
[113]小田ジュニアの野望:2010/02/10(水) 00:18:31 ID:mac1Gfis そして昼休み。 はづき「ということであいちゃんからも貰ったと思うけど、私からもどうぞ」 そういって黄色を基調に綺麗にラッピングされたチョコの包みを手渡してくれる藤原はづき。 小「いいのか?また矢田が嫉妬するぞ?」 はづき「まさるくんが?何でかしらね。でも矢田君には矢田君で渡すから大丈夫よ?」 小(っということは義理だな。義理なのに手作りって事は完全に矢田のついでか…ま、もらえるだけいいけど) はづき「???どうしたの変な顔してるわよ?」 小「あ?ああ。ごめん。ちょっと考え事していた。それじゃ、ありがたくいただくよ」 そんな感じで2個目をゲットするジュニアだった。 〜〜〜
[114]小田ジュニアの野望:2010/02/10(水) 00:19:45 ID:mac1Gfis そして放課後。 亜沙里「やっほ〜!」 そんな掛け声と共にバンバン背中を叩いてくる楠原亜沙里。その美しさを隠す事も見せびらかす事もなく ナチュラルにごく自然体で話しかけてくる。 小「あ、亜沙里か。どうした?まさか…」 亜沙里「当たり前だのくらっかー!って渡すのはチョコだけどね。はいどうぞ!」 そういって渡して来たのは透明なビニール袋に入った大きな拳骨のようなチョコだった。 小「これは…なかなか個性的というか…なんというか…」 亜沙里「でしょ!色々考えたんだけどやっぱりインパクトは大事だよね!いやぁいい時代になったものだよ」
[115]小田ジュニアの野望:2010/02/10(水) 00:20:41 ID:mac1Gfis 小「…あまり聞きたくないけど、一応聞いておこうか…何が?」 亜沙里「いやだねぇ。チョコだよちょこ!100円均一で買ってきたチョコを湯煎してちょっと クリーム入れたら、もう手作り認定だよ!こんなにお手軽で来月にはお返しがもらえるんだから こんなにぼろいイベントも無いよね」 小「っということは他の人にもあげてるのか?」 亜沙里「………聞きたい?」 にんまりと笑顔を湛えながら聞き返す楠原亜沙里。彼女の長めな髪はどことなくピコピコ 動いているようにも思える。 小「…いや。やっぱりやめとく。答えがどっちでも心臓に悪そうだ」 亜沙里「そりゃ残念。きっと面白い顔を見れたと思うんだけどなぁ…」 そんな事を言いながら一人で校門を突っ走る楠原亜沙里だった。 〜〜〜
[116]小田ジュニアの野望:2010/02/10(水) 00:22:07 ID:mac1Gfis そして帰り道。一人の女の子が僅かに頬を紅潮させながら1人の男の子を待っていた。その娘の名前は 霧島梓。いつもの活発なその表情とは対照的に物思いにふけっているような…誰かに怒られて しょげているような、そんな表情だった。 小「あれ?梓じゃないか。こんなところで何してるの?」 その男の子は小田猛。やや明るめな髪の毛と日本人離れした、それでいて決してくどくない絶妙な 彫りの深さを持つ見ようによってはそこそこの顔立ちを持つ少年である。 梓「あ、猛君。待ってたんだ。…………」 待っていたというわりにはその後の言葉が出てこない。やや訝しげに思ったジュニアは… A.いやぁ!おれって結構もてるんだよ!ほらチョコレートこんなに貰ったんだ! B.知ってるか?今日は世に言うバレンタインデーなんだぞ? C.はぁ…つかれたなぁ…なんだか甘いものを食べたい気分だ。 D.お願いします。ぎぶみ〜ちょこれーと! E.黙って何も持っていない手のひらを差し出す。 F.何もいわずに帰る。 G.その他 な行動をしたのだった。先に1票入ったものを選択します。
[117]森崎名無しさん:2010/02/10(水) 00:31:33 ID:??? G 黙って梓が話すのを待つ フェミニならこうかな?
[118]小田ジュニアの野望:2010/02/10(水) 18:43:11 ID:mac1Gfis G.黙って梓が話すのを待つ 小(………) これから起きる事をまったく想像できないほど朴念仁ではないが、だからといって下手な助け舟は 逆効果だと悟ったジュニアはあえて何もいわずに黙っている。 梓「あ、えっと。その…こ、これ!!」 それから僅か数分後、意を決したのか両手で背中に隠していた物体を手渡してくる。 小「あ、ありがとう。これってバレンタインって思っていいのかな?」 ジュニアのバッグの中には亜沙里他2個のチョコが入っているのだが、そんな事はおくびにも出さずに 僅かに照れながら話しかける。 梓「う、うん。…はじめ作ったからあんまり美味しくないかもしれないけど、良かったら食べて…じゃ!」 そういうが早いか、ジュニアがそれを手にした瞬間に猛スピードで駆け出す霧島梓。バスケットじこみの 俊足でジュニアが止める暇もなく姿を隠すのだが、それがなんとなく恥ずかしいジュニアだった。 〜〜〜
[119]小田ジュニアの野望:2010/02/10(水) 18:44:21 ID:mac1Gfis 小(って事で4つか。俺って結構もてもて…って、どうせほとんど義理だろうケドな…) そんな事を思いながら小田家に戻るジュニア。しかし、ここからが本番だった。家に帰った瞬間 匂うのは甘い甘いカカオの豆。その大元にいるのは2人のちびっ子とメイドさん。 えりる「あ!お帰りなさいませご主人様。今日のおやつは豪華ですよ」 そのメイドさんはところどころをチョコレート色に染めたエプロンドレスでジュニアを迎え入れる。 小「ただいま。それより豪華って…もしかして?」 えりる「はいその通りですよ。今紫乃ちゃんとドラミちゃんがご主人様の為にチョコレートケーキを 作っておられるのですよ。胃腸薬を後でお渡しするので全部食べてあげてくださいね」 そういうとアンドロイドである彼女はとてもそうは思えない人間臭い笑顔でジュニアのバッグを 無理やり引き剥がすと2階へ逃げる事を許さずにリビングのほうへと引っ張っていく。 小(…このにおいの量からすると…俺、鼻血ぶーで死ぬかもしれないな…) 嫌な予感というものは的中するもの。ジュニアの目の前に置かれたケーキはまるでウェディングケーキの ように豪華な3段作りになっており、これを一人で食えというのは罰ゲーム以外のないものでもない。
[120]小田ジュニアの野望:2010/02/10(水) 18:45:31 ID:mac1Gfis 紫乃「昨日からこっそりがんばってたの…」 ドラミ「おいしいよ!おいしいよ!」 えりる「どうですか?ほんのちょっとだけお手伝いしましたがほとんど紫乃ちゃんとドラミちゃんの 合作ですよ!」 えりる(ドラミちゃんのお仕事は主に試食でしたが…) 小「……こ、これは…全部食ったら間違いなくやばいな…」 どうする? A.これも愛情だ!色々な危険も顧みず全部食う!! B.俺だけじゃ無理!家族の愛は平等に。みんなで分け合って食べる。 C.数日に分けて少しずつたべよう。 D.夕食後にママンや父強も交えてみんなでたべよう。 E.よし。売ろう! F.その他 先に1票入ったものを選択します。 ※女の子からのバレンタインはホワイトデーの時にまとめて友好値などの変更をします。
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0ch BBS 2007-01-24