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【サッカー少年】キャプテンEDIT【奮闘記】
[364]森崎名無しさん:2010/02/23(火) 19:19:46 ID:7AsGyAYo B
[365]森崎名無しさん:2010/02/23(火) 19:23:58 ID:GXBs7F6Y B
[366]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/23(火) 19:29:31 ID:y45qANKQ >>B.他に行ける場所が無いか探してみよう! ------------------------------------------ 大前「よし、他に何か行けるところがないか、探索しよう。それにしても、素寒貧で街歩きか……。 なんだか、子どもの頃の探検ごっこを思い出すな。さて、何が見つかるかな?」 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★探検、ぼくの街→ !card=★ 3〜K→路地裏に佇む胡散臭い店 2→変ったグッズを扱うスポーツショップ A→腕の良さそうな開業医 JOKER→「ハーイ、ミスター!」頭のハゲた外人っぽい医者に声を掛けられた。 ※ 幻想ポイントが20を超えているため、対応する施設が出現しやすくなっています ※
[367]森崎名無しさん:2010/02/23(火) 19:29:56 ID:??? ★探検、ぼくの街→ ハート5 =★
[368]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/23(火) 20:42:11 ID:y45qANKQ ★探検、ぼくの街→ ハート5 =★ 3〜K→路地裏に佇む胡散臭い店 --------------------------------------------------------------- 大前「……あれ? また迷ったかな?」 気がつくと、そこは繁華街の路地裏だった。 食堂裏のごみ箱が放つ生ごみの臭い。散乱する割れたビール瓶。 雰囲気も景観も最悪。間違っても近づきたくない場所である。 大前「何でこんな所に来たんだ、俺。……練習のし過ぎで疲れてるのかな。 ふと意識が無くなって、足が勝手に動いていたような――」 そんなことを呟きながら、奥へと足を進める。 大前「――いや、待て。何で進んでるんだよ。ここは引き返すべき所じゃないのか?」 だが、大前の意思を裏切るように、彼の足は路地裏の奥へ奥へと進んでいく。 まるで、誰かに呼ばれているようだった。 いや、引き寄せられていると言った方がよいだろうか。 とにかく、そうして奥へ入り込むうちに、雑居ビルの壁に裏口のようなドアを見つけた。 大前「……行き止まり? いや、ここは店の入り口か? なんか裏口みたいなのに、横に看板が立てかけてあるぞ」 ドアの横に立てかけられている看板には、『マジックショップ・ふしぎ屋』と書いてある。 大前「マジックショップ? 手品用品でも扱ってるのかな。それとも、女の子好みのおまじないアイテムとか? パワーストーンとかピラミッドパワーがどうのとかいう――」 ???「いいえ、そのどちらでもありませんわ」 大前「!?」
[369]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/23(火) 20:43:56 ID:y45qANKQ 唐突に、背後から声を掛けられた。 ???「この店で扱う商品は、そのものずばり『幻想』ですの。人知の及ばない『幻想』の力。 空を飛ぶ秘術や魔法の教本――ふふふ。貴方の認識からすれば、後者の方。おまじないに近いものですけどね?」 振り向くとそこには、女が立っていた。 豪奢な金髪に、向こう側が透けて見えそうなほど白い肌。 日本人離れした容貌なのに、どこか外国人と言い切るのを躊躇わせる、不思議な顔立ち。 大前(どこかで、会った、ような……) ???「うふふ……どうしました? 何かバケモノでも見たような目付きでしてよ?」 大前「あ、いえ。すいません……後ろに人がいるとは思わなかったので、つい」 ???「後ろに人がいるとは、ね。ふふふ」 女はおかしくて堪らないとでも言うように笑った。 まるで童女の様に無邪気な笑い声。けれども、唇を釣り上げる様は、童話に出てくる年を経た意地悪な魔女を思わせる。 どうにも、年齢不詳な印象の女だった。物凄く年上にも、同い年くらいにも見える。 正体がまるで分らなかった。 国籍も年齢も、……ひょっとしたら人間かどうかさえも。 ???「ま、立ち話もなんですし、中へお入りくださいな。たまのお客ですし、お茶とお菓子くらいは出させていただきますわ」 大前「は、はあ……けど、今はあんまりお金を持って無くて、」 ???「お金は結構。この店の商いに金銭は用いません。 むしろ、貴方が私の望む物をお持ちなら、こちらから支払いたいくらいですの」 大前「貴重品の類も、持ってないです」
[370]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/23(火) 20:44:58 ID:y45qANKQ 答えながら、口の中が渇いてカラカラなのを感じる。 手にはぐっしょりと汗をかいていた。 緊張している。 だが、その原因は大前自身にも分からなかった。 目の前の女が美人だから、というのは多分違う。 美人ならマネージャーの菱野を知っているし、彼女に対して感じる緊張感は、目の前の女に抱くものとは別の気がするからだ。 ギギィィィ…… 耳障りな音を立てて、ドアが開く。 ???「いいえ。貴方はとても貴重なものをお持ちです。それについても、中でお話ししますわ」 大前「そう、ですか」 緊張が高まって、何が何だかよく分からない。 大前は、女に誘われるがままに店の中に入って行った。 ――まるで、夢の中みたいな気分だ。そんなことを思いながら。
[371]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/23(火) 20:46:04 ID:y45qANKQ 〜店内〜 店は雑居ビルの一室を改装したものらしかった。 床には分厚い絨毯が敷かれていたが、そこが途切れると打ちっぱなしのコンクリートが覗く。 壁には年代物の壁掛け時計や、大きな角を生やした山羊のドクロ、魔方陣を描いたタペストリーなど、 趣味の悪いアンティークが並ぶ。 だが、それを留める壁は、やはり何の変哲もない鉄筋コンクリートなのだ。 大前(普通なら安っぽい、って感じるものなんだろうけど) 大前にとっては、かえって気味が悪い。自分のよく知る現実が、それ以外の何かに食い荒らされているような気分だ。 絨毯とコンクリートの床の境目は、今の大前にとっては『こちら』と『あちら』の境界線の様に感じられる。 ???「良い感性ね、貴方。ふぁ……」 言いながら、女は軽く欠伸をする。 ???「……どうも、昼間に起きていると眠くて眠くて。ああ、どうぞ。お茶とお菓子よ。クッキーでいいかしら?」 大前「あ、いえ、お構いなく――あれ?」 いつの間にか、目の前にテーブルと椅子があり、卓上には湯気を立てるカップと菓子を盛った皿がある。 困惑しながらも大前は椅子に腰かけ、女はその対面に座る。 大前は茶に口を付けた。苦い、けれど癖になりそうな味だ。 一口飲み終わるのを見計らってか、出し抜けに女が口を開く。 ???「さて、早速ですけど、商談に入りますわ。私が所望するのは、貴方の持つ幻想的な力です」 大前「はい? ……俺、普通の中学生ですよ? そんな力なんて持ってるはずが――」 ???「いいえ、お持ちでいらっしゃいます。例えばそう、日常の生活の中で、少しだけあり得ない言動を行う。 スポーツで常識を少しだけ外れた結果を残す。その度に、幻想は貴方の内に溜まっていくのです」
[372]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/02/23(火) 20:47:11 ID:y45qANKQ 大前「はぁ……」 ???「それは普通の人間が持っているだけでは特に役に立たない。 いえ、善くないものに惹かれやすくなるだけ、害とも言えるでしょう。 けど、普通じゃないものには、必要不可欠なものなのです」 大前「つまり、俺に厄払いみたいなものをしたいって言うんですか?」 ???「それは違う方の専門ですが……まあ、貴方にとってはその様な効果がありますわね」 言いながら、女は扇子で口元を隠す。 ……胡散臭い。 言ってることが一から十まで胡散臭い。 だが、その裏に奇妙な説得力を感じさせもする。 ???「先ほど言いました通り、お代は結構。むしろ、こちらから支払わせていただきます。 幻想の力を貴方から仕入れて、必要とする方々に融通するのですからね。いかがです? 貴方の持つ幻想の力、私に譲っていただきませんか?」 女の持ちかけた話に、大前は答えた。 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.「わかりました。取引しましょう」幻想ポイントをお金に変えます B.「少し考えさせて下さい」今回のイベントが終了します C.「お金以外に交換できるものは無いんですか?」とりあえず聞いてみる D.自由選択肢です。言ってみたいこと、したいことを書いてください
[373]森崎名無しさん:2010/02/23(火) 20:48:05 ID:CyNOymNQ C
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