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【サッカー少年】キャプテンEDIT【奮闘記】
[372]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/02/23(火) 20:47:11 ID:y45qANKQ 大前「はぁ……」 ？？？「それは普通の人間が持っているだけでは特に役に立たない。 いえ、善くないものに惹かれやすくなるだけ、害とも言えるでしょう。 けど、普通じゃないものには、必要不可欠なものなのです」 大前「つまり、俺に厄払いみたいなものをしたいって言うんですか？」 ？？？「それは違う方の専門ですが……まあ、貴方にとってはその様な効果がありますわね」 言いながら、女は扇子で口元を隠す。 ……胡散臭い。 言ってることが一から十まで胡散臭い。 だが、その裏に奇妙な説得力を感じさせもする。 ？？？「先ほど言いました通り、お代は結構。むしろ、こちらから支払わせていただきます。 幻想の力を貴方から仕入れて、必要とする方々に融通するのですからね。いかがです？ 貴方の持つ幻想の力、私に譲っていただきませんか？」 女の持ちかけた話に、大前は答えた。 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 Ａ．「わかりました。取引しましょう」幻想ポイントをお金に変えます Ｂ．「少し考えさせて下さい」今回のイベントが終了します Ｃ．「お金以外に交換できるものは無いんですか？」とりあえず聞いてみる Ｄ．自由選択肢です。言ってみたいこと、したいことを書いてください
[373]森崎名無しさん：2010/02/23(火) 20:48:05 ID:CyNOymNQ C
[374]森崎名無しさん：2010/02/23(火) 20:52:02 ID:6jAMMrUs C
[375]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/02/23(火) 21:05:32 ID:y45qANKQ >>Ｃ．「お金以外に交換できるものは無いんですか？」とりあえず聞いてみる ---------------------------------------------------------------------- ？？？「そうね……」 大前の問いに、女は少し考え込む。 ？？？「ご覧の通り、この店で扱う商品はおおよそ普通とは掛け離れていますわ。 普通の方にお譲りしても、使いこなすことはかなわないでしょう」 大前「俺には使えないから無意味、と？」 ？？？「それは判りませんわ。もしかしたら、貴方は『こちら側』に適した人間なのかもしれないですし。 けど、現段階では明らかに『ＮＯ』ですわね」 大前「『現段階では』？」 含みを持たせた言い方をする女に、更に問いを重ねる。 ？？？「うふふ……私と貴方は今日初めて出会ったんですよ？ それなのに貴方の適性が分かるわけは無いじゃないですか」 ……言外の意味を考えると、『今後も通うなら、更なる取引に応じるのにも吝かではない』といったところだろうか。
[376]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/02/23(火) 21:06:32 ID:y45qANKQ 大前「今日のところは、お金との取引しかできないと？」 ？？？「今日のところは、お金との取引しかできませんわ」 大前（……煙に巻くような答え方だが、ようするに『ＹＥＳ』だな。まだっるこしい） ？？？「さて、取引の方はどうします？」 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 Ａ．「わかりました。取引しましょう」幻想ポイントをお金に変えます Ｂ．「少し考えさせて下さい」今回のイベントが終了します Ｃ．自由選択肢です。言ってみたいこと、したいことを書いてください
[377]森崎名無しさん：2010/02/23(火) 21:07:00 ID:CyNOymNQ A
[378]森崎名無しさん：2010/02/23(火) 21:07:36 ID:FIPB3EJo Ａ とりあえず、今は確かお金足りなかったよな？
[379]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/02/23(火) 21:19:50 ID:y45qANKQ >>Ａ．「わかりました。取引しましょう」幻想ポイントをお金に変えます ------------------------------------------------------------------- 大前「（胡散臭いが、ここは乗ってみるか）わかりました。取引しましょう」 ？？？「ご英断ですわ」 女は大袈裟な言い方をすると、にっこりと微笑む。 ？？？「では、右手をお出しください。貴方の持つ幻想の力を、ちょっとした宝石に変えます。 出来たものに応じて、私の方から金銭を支払わせていただきますわ」 大前「はあ……」 馬鹿げたことを言っている。何も無いところから宝石が出来るわけはない。 そう考えるのが筋なのだろう。 だが、今の大前の常識は眠りこけているようだ。 さっきの、女の欠伸にでもつられてしまったのだろうか。 大前はなんとなく、この女の言う通りに、幻想の力とやらが宝石に変わるだろうと確信していた。 ？？？「いきますわよ……」 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★夢想錬金！→ !card=★ カードの絵柄で結果が変わります ダイヤ→幻想ポイント×1000円 ハート→幻想ポイント×700円 スペード→幻想ポイント×500円 クラブ→幻想ポイント×300円 JOKER→「あら？ 妙なものが出来たわ」 高杉を殴る の書が出来た！
[380]森崎名無しさん：2010/02/23(火) 21:23:34 ID:??? ★夢想錬金！→ ダイヤQ =★ JOKER出たらどうなるんだｗ
[381]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/02/23(火) 21:46:06 ID:y45qANKQ >>380 高杉限定で吹っ飛び係数0が付くんじゃないんでしょうかｗ ★夢想錬金！→ ダイヤQ =★ ダイヤ→幻想ポイント×1000円 20×1000＝20000円を獲得 ----------------------------------------------------------------- 大前「うぐ……！？」 手のひらが熱くなった、と思った次の瞬間、コロンと粒の様な宝石が転がり出た。 女はそれを拾い上げ、まじまじと見つめる。 ？？？「あらあら。中々の上物ね……二万円、といったところかしら」 大前「ええ！？ そんなに！？」 ？？？「……宝石に二万は安い方だと思うけど、まあ、中学生の貴方には大金かもしれませんわね」 女から諭吉の顔を印刷した紙幣を二枚受け取る。大前の心境は、少し複雑だった。 大前「なんというか、こんな簡単に二万円も貰っちゃっていいんだろうか……」 小市民的なつぶやきが漏れる。 ？？？「よろしいのではなくて？ それに、私と取引を持つことは簡単ではなくってよ」 大前「そういうものなのかな」 ？？？「そういうものなのです。……では、今後ともマジックショップ『ふしぎ屋』をご贔屓に。 ――あ、そうそう」
[382]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk ：2010/02/23(火) 21:47:08 ID:y45qANKQ 大前「？ まだ何かあるんですか？」 ？？？「一応、前もって告知しておきますけど……この店は、冬の間は閉まっているので悪しからず」 大前「……まだ6月なんだけど、少し気が早くない？」 ？？？「備えあれば憂いなし、ですわ。よく憶えておいてくださいな。 もう一度言いますが、冬の間にご入り用があって、今回の様な取引を持ちたいと思っても、応じることが出来ません。 『12月から3月まで、この店は閉めてしまう』のです。再びの開店は、4月からになります」 大前「まるでクマの冬眠だなぁ……」 ？？？「はい、冬眠ですわ」 大前「……」 普通に返された。どうやら本当に冬眠するらしい。 大前「一応、肝に銘じておきます。それじゃあ、また」 ？？？「ええ。また会いましょう大前くん」 軽く挨拶を交わして、店の外に出る。 ドアを抜けた先は、猥雑な路地裏に過ぎない。 大前「何だかよく分からないが、収入の当てが増えたな。深入りすると危険な気もするけど」 言いながら、表通りへ向けて足を動かす。
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0ch BBS 2007-01-24