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【サッカー少年】キャプテンEDIT【奮闘記】
[825]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/02(火) 22:28:43 ID:UqPbtwhE 大前「……一石二鳥を狙うのもいいですけどね。それって下手すれば虻蜂取らずになりません?」 早瀬「まあ、こっちは出来ればの話だよ。んで、次。これはまあ、大したことじゃねえ。いつも通りに特訓して、強くなること」 大前「チームを強くするのに、そのチームの中にお荷物がいたら話になりませんもんね」 早瀬「それもある。だが、お前が特訓を重ねることにはもう一つ効果があるんだよ」 大前「? なんです?」 早瀬「分からねえか? 今、お前を敵視しているチームメイトはわんさかいる。 チームメイトとの関係を修復するにしても、後に尾を引く連中は何人かいるだろうさ。国岡みてえに何があっても敵でいるのもな。 そういう連中はよ、大前が強くなって活躍しだしたりしたら……どうすると思う?」 大前「よっぽど根性が腐ってなければ……自分も鍛えて対抗してくる、ということですか?」 早瀬「ようやく呑み込みが早くなってきたじゃねーか。ま、そーいうこった。んで、最後の一つ。 ……さっきまでの二つは、お前なら二つ返事で聞いてくれそうなモンばっかだったけど、こればっかは、な」 途端に顔を伏せて声をひそめる早瀬。 ただならぬ様子に、大前もやや慌てる。 大前「な、なんですか?」 早瀬「この夏の大会が終わると、3年の先輩方は部活を引退する。当然、キャプテンの小豆沢さんもな。 その後、何回かの練習試合や秋季地区大会を挟んで、春に新キャプテンの選挙がある」 大前「……」
[826]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/02(火) 22:30:46 ID:UqPbtwhE 早瀬「俺は、その時にキャプテンとして立候補するつもりだ。大前、お前にはそれに備えて今から動いて欲しい」 重々しくそう告げる。 チームを抜本的に作り変えようというのである。早瀬にとってはキャプテンになるという選択は、規定の事だったろう。 そして、その為に何人かの1年生を取りこむというのも。 早瀬「コイツはな、大前。お前にとってはメリットもあればデメリットもある。 メリットの方は、俺の派閥に入ったことによって何人かが態度を軟化させて、和解しやすく出来ることがあるな。 瀬川とかその辺か。長池もそうだが……そっちの方は、既に充分仲良くなってるみてェだな」 大前(長池先輩が一方的に近寄ってきたような気もするけどなあ……) 早瀬「デメリットの方は……俺の派閥の連中と関係を強化したり、派閥活動をしたりするのに時間を取られることか。 お前にとっちゃ先輩に当たる2年連中と付き合って、結構出費がかさんだりとかする場合もある。 今回の件で仲違いした連中の中で、優先的に仲直りしたいヤツと話しあうのにも、この頼みが邪魔になるかもしれねえ。 それに、こーいうゴチャゴチャしたのが嫌いなヤツとは、一層疎遠になる可能性もあるな」 大前「それは例えば、チームがごたつくのを嫌がる本多とか――」 ――サッカーを楽しむことが最優先の雪村とか。 そう続くはずの言葉は、途中でピタリと止まった。 大前の心のどこかで、あの日の決別が未だにジクジクと痛みを放っている。 それが、この場で雪村の名を上げさせることを躊躇わせていた。 早瀬「(……やっぱ、立ち直った後も、それは引きずっちまうか)もしかしたら、絶交より悪い関係になるって恐れもある」 大前「そうですね……そういうこともありえますか」 しばらく、二人の間に沈黙が流れる。 それを先に破ったのは早瀬だった。
[827]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/02(火) 22:33:31 ID:UqPbtwhE 早瀬「これまでの話をまとめるとだ、俺が大前に期待している理由は四つ。 一、優秀な選手に育つ可能性のある新人として 二、チームメイトに意識向上を促す声を届けるスピーカーとして 三、チーム内の競争力を高める起爆剤として 四、俺の派閥の構成員として こんな感じだな。このうち一と三は、俺が言うまでもなく黙っていても達成できると思うし、出来なきゃ自動的にお先真っ暗だ。 二は……まあ、優先度は一番低いな。無視できる範囲だ。問題は四だな……お前にとってデメリットも抱えている要素だ。 こんなもんで大体理解したか? 俺がお前に肩入れする理由はよ」 大前「ええ。大まかなところは」 早瀬「で、だ。ここまで俺の話を聞いてどう思った? 素直に言ってくれねえか。 別に、答え次第でお前の敵になる、ってわけじゃねえ。とりあえず率直な意見を聞きてえんだ」 先に『4票』入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.「いいと思います。俺も強いチームを求めて、この鳴紋に入りましたから」 協力する意思を示す B.「チームを強くするのはいいことだと思いますが、俺は自分のことで手一杯です」 中立の意思を示す C.「個人の意思でチームを染め変えるのは、良くないと思います」 反対の意思を示す
[828]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 22:36:39 ID:epaWM/SE A 早瀬△!
[829]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 22:37:24 ID:5kCpxcHc B
[830]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 22:38:31 ID:NrGWM4Kk A 大前以外で前線でボール捌こうっていう意識のある選手が1年に居ないのね
[831]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 22:40:10 ID:GLgaj3GY A
[832]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 22:47:10 ID:jf9Sv+Ls A
[833]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 22:48:37 ID:zI0uPUFs A
[834]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/02(火) 23:08:04 ID:UqPbtwhE A.「いいと思います。俺も強いチームを求めて、この鳴紋に入りましたから」 協力する意思を示す --------------------------------------------------------------------------------------------- 全国大会で優勝できるチーム。なんとも果てしない目標なのだろうか。 今現在語り聞かされたサッカー部の現状からすると、無理難題にすら聞こえる言葉である。 だが、不思議と大前の心は弾んでいた。 大前「俺は……それでいいと思います。俺も強いチームを求めて、この鳴紋に入りましたから」 早瀬「大前……! それじゃあ――」 大前「俺も協力しますよ、早瀬さん。今はベンチに入れるかどうかも分からないですけど、来年には全国の大舞台に立ちたい。 それも出来るだけ長く。叶うなら最後の最後、決勝戦まで」 早瀬「は、ははっ! 馬っ鹿野郎、そう言う時はな、優勝するまでって言うもんだぜ!」 憎まれ口を叩きながら頬を拳でグリグリとされる。早瀬なりの照れ隠し、なのだろう。 大前「へへっ……そうですね」 顔を合わせて笑いあう。 それから二人は、しばらく語りあった。 話題は様々だった。大会の展望や気になる選手など、今後に関わることもあれば、関係ないようなこともあった。 好きなサッカー選手のこと。最近学校であったこと。大前の小学校時代や早瀬の1年生時代のこと。流行りの歌やアイドルの話。 中学生なら誰でもするような話をしばらく続けて――二人はいつしか気を許しあっていた。 ※ (羊羹の分も含めて)早瀬の好感度が凄く上がりました ※ ※ 大前と早瀬の関係が『大前→(信頼)←早瀬』になりました ※ ※ 部内の勢力で早瀬の派閥に所属することになりました ※ ※ 同じ派閥に属することで、瀬川の好感度がマイナス状態を解消しました ※ ※ そのかわり、仲良くなりにくくなる人も何人かいます ※
[835]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/02(火) 23:09:11 ID:UqPbtwhE そうしてしばらく語りあった後、ふと早瀬が話題を変えた。 早瀬「ところで、何か質問とかはあるか? 一応、これからの生活についてとか、相談に乗るくらいはするぜ?」 大前「質問ですか。うーん、そうですね――」 ※ あと3回選べます ※ 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.人間関係について B.必殺技の習得について C.アルバイトについて D.チーム内にステータスを知りたい人がいる(チームメイト名を併記してください) E.その他(自由選択です。早瀬に聞きたいことを併記してください)
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0ch BBS 2007-01-24