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【防弾ガラスの】キャプテン三杉2【貴公子達】
[210]森崎名無しさん:2010/02/23(火) 20:03:39 ID:91R9/ph+ D
[211]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/24(水) 01:02:04 ID:??? >D→いや、特に言うことはない。新田はこれで問題ない。 三杉「(いや、特に言うことはない。新田はこれで問題ない。) 話は分かったよ、君が迷いを振り切れたようで僕は安心した。 君の成長を期待しているよ。それではおいとましようかな。」 新田「そうですか、ありがとうございます。俺が言うのは生意気かも知れませんが、 最近の三杉さんのプレイはキレが凄まじいですよね。今ならあの時のピエールとも 互角に戦えるんじゃないでしょうか?」 三杉「そうかい?ふふ、そうであって欲しいものだよ。ではね。」 それだけ言って三杉は新田の部屋を後にしたが… 自分の心に戸惑いが生じている事を三杉は新田に気付かせなかった。 ※新田の成長やプレイスタイルに変化が生じます。 隼タックルは封印され、また覚える可能性のあった守備技のフラグは破棄されました。 ごういんなドリブルが芸術的なドリブルに進化するフラグが立ちました。 ファルコンダイブを覚えるフラグが立ちました。 GKとの1対1技を覚えました。(これはさらに進化の可能性を持っています)
[212]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/24(水) 01:33:18 ID:??? 廊下に出て、三杉は軽く唸り声を上げた。その眉間にシワを寄せ、理解できない事に対し 大きなストレスを受けている事実を把握したのである。 三杉の考えにおいて、新田へのコーチングの方向性は完全に的を射ていた。“フォローの ために動くな”というジョアンの言葉は三杉を始めとしてMFに対してとFWに対してでは、 大きく異なる側面を示していた。FWの最大の仕事はゴールを奪う事にあるが、その為に 確実さを追求し、ラストパスやフォローに主眼を置いてしまうと、FWにとって最も大事な 影響力を失ってしまう危険性がある。それは“どんな時でも自分がゴールを決める”という 意志から発せられ、それこそが敵DFの恐怖心や警戒心を呼び起こさせる影響力となる。 だからこそ新田には常に自分がパスを貰い点を奪うつもりで動く事が必要であり、その 行動によってゴールまでの選択肢が増えていくという事を知らなければいけなかったのだ。 同様の理由で、新田については現時点における守備意識は不要であると言えた。 将来、トータルフットボールやムービングサッカーのようなスタイルを望んだ時には、 彼のフォアチェックは非常に重要な意味を持つ事になるだろう。だが、現在はチームとして そんなレベルに到達していない。やはり新田の成長は攻撃に偏るべきなのである。
[213]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/24(水) 01:52:32 ID:??? 話の最後に出た繊細なボールタッチ…これについては三杉の想定の外にある考えであった。 彼は自分で口にした通り、新田がそれを得る為には時間が不足していると踏んでいたのだ。 三杉は他の案として、新田に左足の鍛錬をさせる事を考えていた。新田には両ききとなる 素養があると見ていたし、応用幅の拾いプレイが期待された。だが新田のプレイスタイル を考えれば、ボールタッチの向上がより高い効果を持つことは分かりきっていた。そして ジョアンならば新田にそれを身に付けさせられるだろうと、三杉は自然に信じられたのだ。 ジョアンに対して既に疑いの心を抱いていた三杉は、ここで自然に生じた思いに戸惑った。 ジョアンを疑うべきか、信じるべきか、三杉は分からなくなってしまっていた。 新田が迷いを振り切った出来事が、三杉を迷わせる原因になったのは皮肉としか言えなかった。 三杉は壁にもたれかかり、暫し目を閉じた。 と、そこで三杉は意外な人物の声を耳にした。 ラムカーネ「迷った人間の顔をしているな…」 三杉「(!!!)ラムカーネ!?」 心臓が飛び出すような驚きがあった。あの邂逅の日以来、碌に会話もしていないラムカーネが、 いま自分に対して不意打ちのように話しかけてきたのである。
[214]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/24(水) 01:54:35 ID:??? 中途半端ですが本日の更新は以上になります。 夜遅くの更新となり申し訳ないですが、お付き合い下さった事に感謝です。 また明日も宜しくお付き合い下さいね、それではお休みなさい。
[215]森崎名無しさん:2010/02/24(水) 01:58:58 ID:??? 乙でした!
[216]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/24(水) 12:01:47 ID:??? >>215 乙感謝なのです! 三杉はいつになく無防備になっていた。それは、自分がある程度の段階(実力)まで 戻ってこれたがゆえに余裕が生まれ、これまで考えるのをストップしていた部分に 思考を踏み込んでしまったせいである。ジョアンを取り巻く不可思議な現状と、 イタリアサッカー界に起こっている事件。利己の為に動いているようで、そうとも 思い難くなるあの日のジョアンの様子。そして、目の前のラムカーネという少年・・・。 彼と出会った時に受けた衝撃は三杉の心に深く刻み込まれている。(詳しくは前スレ>>-) 現時点において、三杉の思考はパンドラの箱を開けてしまったような状態に陥っていた。 言葉をかけてきたラムカーネに対して発すべき言葉も思い当たらず動揺を見せたのだった。 三杉「あ・・・(なんだ?言葉が出てこない、こんな事は初めてだ・・・)」 ラムカーネはそんな三杉の様子を意に介すことなく言葉を付け加える。 ラムカーネ「お前が迷えば、お前を信じている人間も迷う。」 三杉「(・・・・!)」 三杉はその言葉でハッと己を取り戻した。 ラムカーネの言葉を聞いた瞬間、あの日の中山の姿と・・・そして語り合った事を思い出した。 そして、ラムカーネはそれだけ言うと踵を返してその場を去ろうとする。 三杉「(言葉が出る・・・何か言わなくては。)」 A 「忠告・・・感謝するよ。」 B 「もしも君が僕だったら・・・こうまで迷った時、どうするんだい?」 C 「君は一体何者なんだ?」 D 「君はジョアンコーチの事をどう思っているんだい?」 2票選ばれた選択肢で続行します、投票の際はメル欄空白でお願い致します。
[217]森崎名無しさん:2010/02/24(水) 12:04:59 ID:kQ4iw/So A
[218]森崎名無しさん:2010/02/24(水) 12:07:04 ID:ANNfqaCE A
[219]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/24(水) 12:35:04 ID:??? >A 「忠告・・・感謝するよ。」 三杉「忠告・・・感謝するよ。」 三杉は、立ち去る少年の背中にそう呼びかけた。 だが、ラムカーネはその言葉が聞こえないかのように無反応に歩き続けた。 三杉は彼の姿が見えなくなるまで、それ以上声をかける事が出来ずにつっ立っていたのだった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 弥生「こんにちは、青葉弥生です。皆さんとは半年振りですね(スレ内時間経過で。) さて、よく分からない少年ラムカーネ君。先ほどは中の人が書き忘れましたが、 淳との出会いは前スレの>>552-574に描かれています。 彼は最強と最弱を併せ持つGKですが、その人物はどのような物なのか・・・。 彼の内面のルーツを知っている方ならお解かりかと思いますが、基本的に“無口で無愛想で無鉄砲”です。 しかし優しさも本質的に持ち合わせており、それが顔を出す時もあるのです。 ただ、彼は正義感があるわけでもなく、礼を言われたい訳でもありません。 言ってしまえば、右脳だけで人と接していると言えるかも知れません。 今後、彼と二言以上の会話を望むのであれば、他の人と接するような常識的な言動では反応がないと思って下さい。 以上、青葉弥生のワンポイントアドバイスでした。」
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0ch BBS 2007-01-24