※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【防弾ガラスの】キャプテン三杉2【貴公子達】
[436]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 13:00:52 ID:??? 一旦ここまでです。
[437]森崎名無しさん:2010/03/01(月) 13:18:53 ID:??? 乙です〜。 ここのミューラーはブンデスリーガに居るのかな?
[438]南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2010/03/01(月) 13:24:07 ID:??? 岬「ひぎいぃぃぃっ、中山ぁァっ!?」 撃たず終いの岬さんの必殺シュートと被った^q^ キニシナイヨウニシヨウカ
[439]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 14:43:12 ID:??? >>437 そうですね。ブンデスリーガーにいるのか師匠といるのか判断できませんが、 少なくともインテルのGKではないのです。同様にマウリシオもサンプドリアに居ません。 >>438 それでいいと思いますよwテンプレにもありますように、本スレと異なる独自色がこのスレには あります。同様に各外伝にもある筈です。サッカー…特にキャプテン翼を元々の題材にしている 以上、似たような発想があって然るべきです。正直、キャプテンEDITさんが外伝を始めた事もあり、 トルネードをどうするか迷いました。けれど、被るのを気にして以前からの構想をフイにして、 それが作品の魅力ややる気を損なうのは逆に損失だと思い、使用しました。けれど私はこの作品の キャラ設定や技設定を絶対と思っていませんし、他のスレの話題に持ち出したいと思いません。 このスレはこのスレ、他のスレは他のスレという事で、被る事を気にしすぎず共存していけたら 嬉しいと思っています。作品のシナリオ的な部分の独自色が最も大事だと思っていますしね。
[440]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 16:52:49 ID:??? 【フィオレンティーナ修行編 3年目8月 メインイベント】 199X年8月某日 ここイタリア・ロンバルディア州・ミラノにあるサッカー専用スタジアム“スタディオ・ジュゼッペ・ メアッツァ”、通称サンシーロ・スタジアムには大きな熱気が集まっていた。イタリアサッカー界の 次世代の雄が一同に集まり鎬を削る一大カップ戦―――― その名もコッパ・イタリア・プリマヴェーラが遂に開催されるのである。 このカップ戦の優勝チームはセリエAのスクデットと同様に、翌シーズン、ユニフォームに イタリア国旗色のラウンデルを付ける栄誉が与えられる。また、この大会における各自の活躍が、 トップチームに上がれるかどうかの大きな判断にもなっていると付け加えておこう。 地元を、チームを愛する者…上に伸し上がりたいと思う者…更に異なる思惑を抱く者… 様々な選手達の様々なる思いがここミラノの地へと集う。
[441]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 16:54:22 ID:??? 観客「おい、遂にこの日が来たぞ!」「コッパ・イタリア・プリマヴェーラだな!!」 「いやー、ずっと楽しみにしてたんだよ。今年の優勝はインテルの物だぜ!」 「甘いな、ミラクルパルマが勝つね」「何を!復活したジノから点を取れるわけがないだろ!」 「ユヴェントスが優勝候補筆頭だってば、ジェンティーレ嘗めんなw」「黙ってろ!」 開催地ミラノには各地からのサポーターが詰め掛けており、スタジアム周りでは既に舌戦が始まっている。 観客以外にも、スカウトや視察の任を帯びた者が世界中から駆け付けており、イタリアサッカーへの注目が この喧騒から窺える、そんな光景であった。 前評判においてはいずれもB組に入っているユヴェントスとパルマが優勝候補筆頭。続いて、C組に 入っている地元のインテルが有力とされていた。他にもローマ、レッチェ、サンプドリアといった 名門チームが優勝を狙う力を十分持っていると噂されていた。もう一つの地元チームであるACミランは、 有力選手が長く不在な事もあり、残念ながらこの大会ではとても優勝候補に数えられていない。 三杉達、フィオレンティーナについては話題に上がる事すらなかった。 だが―――観客達の評価がどうであれ、フィオレンティーナに警戒を払っている者が数人いた。 優勝候補に挙げられるチームに一人か二人だけ…限られた者だけが彼らに注目を注いでいた。 と、ここで…
[442]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 16:56:16 ID:??? ブロロロロ…ガロロロロロ… 観客「おおっ、インテルだ!インテルのバスだぞ!」「頑張れよ、絶対優勝だ!」 ブロロロロ…ガロロロロロ… 観客「あ、レッチェだ!予選でインテルと当たるレッチェのバスだ!」「ぶーぶー!」 地元インテルと同時にレッチェのバスが会場入りする。観客達から声援とブーイングが巻き起こり、 その場は一時騒然となる。それを気にせず、各チームの選手達はバスから降りて…そしてライバル チーム同士がここに顔を合わせた。インテルのキャプテンを務めるジノ・ヘルナンデスの方から、 レッチェのキャプテン マンチーニに向かって挨拶の声がかかる。 ヘルナンデス「マンチーニ、久し振りだな。チームの調子はどうだ?」 マンチーニ「ベストだよ、インテルには悪いけれどA組1位通過は貰うよ。」 ヘルナンデス「ふふ、そうはいくか。ま、どちらにしても決勝トーナメントに進むのは オレ達とインテルとお前達レッチェで決まっているような物だけどな。」 イスラス「フッ…」 ヘルナンデス「お前は確かイスラス…何がおかしいんだ?」 イスラス「いや…そう簡単にいくかな…と、思ってな。」
[443]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 16:59:13 ID:??? ルーベン「クックック。イスラスぅ…テメェ、ビビッてやがんのか?」 イスラス「少なくとも…お前達を相手にするよりは厄介だ…」 ルーベン「ハン!落ちこぼれがオレ達よりも厄介だと!」 マンチーニ「やめろイスラス!どうしたんだ!?」 ヘルナンデス「ルーベンもよすんだ!」 ディッテンベルガ「だが事実だ、お前達ではオレ達から点は取れない。」 ルーベン「なんだと?」 マッテオ「言いたいこと言わせておけば…」 葵「もームカついた!」 マンチーニ「クッ、お前達!…すまないヘルナンデス、先に行かせて貰う。」 ヘルナンデス「ああ、気にするな。試合が始まれば分かる事だ。」 ルーベン「負けねーぞ…(ギンッ!!)」 イスラス「……ク…(ニヤ)」 試合の前からこのような舌戦が始まっているとは露知らず、フィオレンティーナのバスはまだ サンシーロ・スタジアムに向かう街道の只中にいた。
[444]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 17:00:21 ID:??? 〜フィオレンティーナ専用大型バス〜 アンザーニ「さて皆さん、心の準備は出来ていますか?遂に今日この日がやってきました。 キミ達は今日、イタリア全土にその実力を見せ付ける。いまだ誰もキミ達の事を知らない、 だが明日になればキミ達の名を知らぬ者は居なくなる…ワクワクして来ませんか?」 選手達「「(なんだかすっごく高揚してきた…!)」」 アンザーニ「緒戦の相手はインテルです。黄金の右腕の名で知られるジノ・ヘルナンデスくん、 彼から如何にゴールを奪うかが課題になる。そして、彼からゴールを奪うことが困難であると いう事は、転じて相手から絶対に点を奪われてはいけない、という事になる。それを念頭に 入れて試合に臨んで下さい。それではフォーメーションを発表します。」 アンザーニ「それではフォーメーションを発表します。FWは右にブンナークくん。 左のニッタくんは若干下がり気味に…トップ脇に入ってもらう。MFは左サイドに バンビーノくん、右にマルコくん、中央はミスギくん、後ろにレントゥルスくん。 DFは左がスペルマンくん、右にダラピッコラくん、中央はミュラーくん、ナカヤマくん。」 −−−H− Hブンナーク −J−−− J新田 −−I−− I三杉 F−−−G Fバンビーノ Gマルコ −−E−− Eレントゥルス A−−−B Aスペルマン Bダラピッコラ −D−C− D中山 Cミュラー −−@−− @ラムカーネ
[445]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 17:01:36 ID:??? 新田「トップ脇…?」 アンザーニ「そうです、敵の最終ラインよりも5mほど手前…トップでもない、まして トップ下でもないスペース。そこがキミの戦場です。」 新田「そこに位置取る目的を教えて下さい。」 三杉「敵はカテナチオで知られるイタリアプリマヴェーラのディフェンス陣、最終ラインは 厳しいチェックに見舞われるだろう。FWはそこで敵DFを背に、パスを貰うべくポジションを 争う事になる。それを真正面から受けてフルタイム続けるのは新田、君では割に合わない。 だからと言ってトップ下も中盤の争いは厳しい。だが…。」 アンザーニ「そう、トップ脇は比較的自由。何故ならば基本的に敵ディフェンスは一定のラインを 保たなければならない。それはいざという時にオフサイドトラップを狙うためだ。ゆえに、 キミのケアの為にラインを崩すべきか否かで迷うことになる。」 三杉「それを突いて、君は下がり目に陣取る。それだけのスペースがあれば君のドリブルは トップスピードに乗るに十分、スルーパスや浮き玉も君の足ならば追いつく。そういう算段だ。」 新田「な…なるほど!(敵わねえな…。)」 新田がお手上げといった表情で三杉とアンザーニの顔を見比べる。 さらにアンザーニは各選手達に細かい指示を与えていく。
[446]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 17:03:07 ID:??? アンザーニ「ブンナークくんは敵DFと正面からぶつかって、叩きのめしてやって下さい。」 ブンナーク「分かってるぜ、誰が相手だろうか吹き飛ばしてやる…!」 アンザーニ「バンビーノくん、キミはこのチームのもう一人のチャンスメイカーだ。 サイドアタック、敵陣突破、スルーパス…思う通りに敵をかき回して下さい。」 バンビーノ「了解しました。」 アンザーニ「オジオくん、キミにはパスだけでなくディフェンスも期待している。 特に後半は下がり気味、中央よりで構わない。場合によってはレントゥルスくんと ポジションチェンジを指示します。」 マルコ「はい!」 アンザーニ「レントゥルスくん、キミは守備から攻撃の移行をスムーズに行なう役目を担う。 敵の配置を考え、左右中央隙のある方へバランスよく配給して下さい。迷った時はミスギ君です。 それからイザという時のダラピッコラくんとのパスワークは大きな力になるでしょう。」 レントゥルス「ほいほーい。」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24