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【防弾ガラスの】キャプテン三杉2【貴公子達】
[443]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 16:59:13 ID:??? ルーベン「クックック。イスラスぅ…テメェ、ビビッてやがんのか?」 イスラス「少なくとも…お前達を相手にするよりは厄介だ…」 ルーベン「ハン!落ちこぼれがオレ達よりも厄介だと!」 マンチーニ「やめろイスラス!どうしたんだ!?」 ヘルナンデス「ルーベンもよすんだ!」 ディッテンベルガ「だが事実だ、お前達ではオレ達から点は取れない。」 ルーベン「なんだと?」 マッテオ「言いたいこと言わせておけば…」 葵「もームカついた!」 マンチーニ「クッ、お前達!…すまないヘルナンデス、先に行かせて貰う。」 ヘルナンデス「ああ、気にするな。試合が始まれば分かる事だ。」 ルーベン「負けねーぞ…(ギンッ!!)」 イスラス「……ク…(ニヤ)」 試合の前からこのような舌戦が始まっているとは露知らず、フィオレンティーナのバスはまだ サンシーロ・スタジアムに向かう街道の只中にいた。
[444]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 17:00:21 ID:??? 〜フィオレンティーナ専用大型バス〜 アンザーニ「さて皆さん、心の準備は出来ていますか?遂に今日この日がやってきました。 キミ達は今日、イタリア全土にその実力を見せ付ける。いまだ誰もキミ達の事を知らない、 だが明日になればキミ達の名を知らぬ者は居なくなる…ワクワクして来ませんか?」 選手達「「(なんだかすっごく高揚してきた…!)」」 アンザーニ「緒戦の相手はインテルです。黄金の右腕の名で知られるジノ・ヘルナンデスくん、 彼から如何にゴールを奪うかが課題になる。そして、彼からゴールを奪うことが困難であると いう事は、転じて相手から絶対に点を奪われてはいけない、という事になる。それを念頭に 入れて試合に臨んで下さい。それではフォーメーションを発表します。」 アンザーニ「それではフォーメーションを発表します。FWは右にブンナークくん。 左のニッタくんは若干下がり気味に…トップ脇に入ってもらう。MFは左サイドに バンビーノくん、右にマルコくん、中央はミスギくん、後ろにレントゥルスくん。 DFは左がスペルマンくん、右にダラピッコラくん、中央はミュラーくん、ナカヤマくん。」 −−−H− Hブンナーク −J−−− J新田 −−I−− I三杉 F−−−G Fバンビーノ Gマルコ −−E−− Eレントゥルス A−−−B Aスペルマン Bダラピッコラ −D−C− D中山 Cミュラー −−@−− @ラムカーネ
[445]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 17:01:36 ID:??? 新田「トップ脇…?」 アンザーニ「そうです、敵の最終ラインよりも5mほど手前…トップでもない、まして トップ下でもないスペース。そこがキミの戦場です。」 新田「そこに位置取る目的を教えて下さい。」 三杉「敵はカテナチオで知られるイタリアプリマヴェーラのディフェンス陣、最終ラインは 厳しいチェックに見舞われるだろう。FWはそこで敵DFを背に、パスを貰うべくポジションを 争う事になる。それを真正面から受けてフルタイム続けるのは新田、君では割に合わない。 だからと言ってトップ下も中盤の争いは厳しい。だが…。」 アンザーニ「そう、トップ脇は比較的自由。何故ならば基本的に敵ディフェンスは一定のラインを 保たなければならない。それはいざという時にオフサイドトラップを狙うためだ。ゆえに、 キミのケアの為にラインを崩すべきか否かで迷うことになる。」 三杉「それを突いて、君は下がり目に陣取る。それだけのスペースがあれば君のドリブルは トップスピードに乗るに十分、スルーパスや浮き玉も君の足ならば追いつく。そういう算段だ。」 新田「な…なるほど!(敵わねえな…。)」 新田がお手上げといった表情で三杉とアンザーニの顔を見比べる。 さらにアンザーニは各選手達に細かい指示を与えていく。
[446]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 17:03:07 ID:??? アンザーニ「ブンナークくんは敵DFと正面からぶつかって、叩きのめしてやって下さい。」 ブンナーク「分かってるぜ、誰が相手だろうか吹き飛ばしてやる…!」 アンザーニ「バンビーノくん、キミはこのチームのもう一人のチャンスメイカーだ。 サイドアタック、敵陣突破、スルーパス…思う通りに敵をかき回して下さい。」 バンビーノ「了解しました。」 アンザーニ「オジオくん、キミにはパスだけでなくディフェンスも期待している。 特に後半は下がり気味、中央よりで構わない。場合によってはレントゥルスくんと ポジションチェンジを指示します。」 マルコ「はい!」 アンザーニ「レントゥルスくん、キミは守備から攻撃の移行をスムーズに行なう役目を担う。 敵の配置を考え、左右中央隙のある方へバランスよく配給して下さい。迷った時はミスギ君です。 それからイザという時のダラピッコラくんとのパスワークは大きな力になるでしょう。」 レントゥルス「ほいほーい。」
[447]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 17:05:03 ID:??? アンザーニ「そしてDFの皆さん、キミ達の守備が試合を分ける…分かっているね?」 フィオDF陣「「はい!」」 アンザーニ「ラムカーネくん…」 ラムカーネ「…」 アンザーニ「無事に戻ってきて下さい。」 ラムカーネ「任務了解…」 アンザーニ「ミスギくん、グラウンドの中の事は任せますよ。」 三杉「…はい。」 全ての指示を終えて一息つくアンザーニ。 フィオレンティーナ選手達はすでに戦闘態勢にあった。 開会式のすぐ後、オープニングゲームはフィオレンティーナとインテルの一戦である。 選手達の心は、今か今かと逸っていた。
[448]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 17:06:05 ID:HVX7XR2g 一旦ここまでです。
[449]森崎名無しさん:2010/03/01(月) 18:30:54 ID:??? アンザーニ監督… どこかの出歯眼鏡と取り替えて欲しいぜ
[450]森崎名無しさん:2010/03/01(月) 19:40:12 ID:??? 三杉の成長は出遅れた感があるが チームメイトは十分に強化できたはず。 これで戦えると信じて、頑張れフィオレンティーナ!
[451]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 19:41:51 ID:??? >>449 いや、アンザーニ監督は現状、判定がありませんので…wメンバー入れ替えもチーム的に無いですし、 今後トラブルがあった場合に真価が問われるかもしれませんw それから数分後…三杉達を乗せたバスは無事、サンシーロ・スタジアムに到着した。 三杉達は一旦控え室に篭り、着替えや心の準備を済ませて時が過ぎるのを待った。 そして…コッパ・イタリア・プリマヴェーラ開会の時が来た。 放送「さあご覧下さい、この超満員のサンシーロスタジアムを。収容人数85000人を誇るサンシーロに つめ掛けた人、人、人!皆が楽しみにしていました、モチロン私も楽しみにしていました。大変長らく お待たせしましたが、まもなく本年度のコッパ・イタリア・プリマヴェーラ開会式が始まります! まずは選手達の入場!これがイタリア全土から集められた、次代のイタリアサッカーを担う雄達です!」 熟練された放送の声はタイミングバッチリで、その声に導かれるように選手達が行進で入場してくる。 先頭を切るのは地元の雄、インテルである。耳をつんざくような歓声が一帯から巻き起こる。
[452]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/01(月) 19:46:01 ID:??? >>450 ありがとうございます!出遅れたといってもかなり高レベルですから安心して下さい。 ぶっちゃけ三杉はかなり強いです、最強とはいかないですが… 放送「まずはインテル!今大会…いや、イタリアNo.1GKと誉れ高いジノ・ヘルナンデスが率いる このチーム!間違いなく優勝候補として決勝トーナメントまで勝ちあがってくるでしょう!さあ、 果たして彼からゴールを奪えるチームは出てくるのか!それとも彼の黄金の右腕が全チームの攻撃を シャットアウトしてしまうのか!!」 ヘルナンデス「(フランス国際Jrユースの恥辱から3年…ここまで這い上がってきたぞ! オレはこの大会を優勝する!そしてワールドトーナメントに殴りこむ!)」 放送「続いては若いチームです!トップチームがセリエAに昇格されて3年目のレッチェが登場です! キャプテンのマンチーニが纏めるチームワークが武器と言われているが?!イタリア人だけで構成され ていたレッチェが、この世代からはオランダ人とドイツ人を仲間として受け入れています、彼らの活躍 も要チェックですね〜!」 イスラス「(チームワーク…か。)」
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0ch BBS 2007-01-24