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【防弾ガラスの】キャプテン三杉2【貴公子達】
[807]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/09(火) 17:25:35 ID:??? >>806 これはもう「ブンナークは馴れ合わせない」というカード神の意志なんでしょうねw >クラブ4→(ギリッ)またこのパターンかよ・・・ ブンナーク「(ギリッ)またこのパターンかよ・・・。」 ブンナークは今こそ自分で決めたかった。全力をぶつけるに足る鉄壁のGKを前に、 中山が三杉に託し、三杉が自分に上げてくれたボールをゴールに入れたかった。 だが、誰よりも先に点を取って祝福を受けているのは新田であり自分ではない。 ボルドー戦でもそうだった。自分よりも先に報われるのは新田なのである。 こんなのは下らない嫉妬、チームの勝利に比べれば小さな事、そんな事は 分かっているのである。だが、どうしても負の感情を消す事ができない。 チームメイトが新田への祝福に駆け寄る中、ブンナークは素直に祝福出来なかった。 かと言って、新田の喜びように水を差すような真似をする気にもなれず、ただ唇を噛んでいた。 そんなブンナークの様子に三杉は気付く。 三杉「(ブンナーク・・・これは、ハーフタイムは彼のために使わなければならないな・・・)」 ※ハーフタイム中の選択イベントが、自動的にブンナークとの会話になります。
[808]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/09(火) 17:42:27 ID:??? ヘルナンデス「クソッ、こんな最悪のタイミングで失点を許すなんて!」 葵「気にするなよジノ、後半2点取ればいいだけだ・・・!」 マッテオ「ああ、このままじゃ済ませねえ!」 ルーベン「(クソッ、最悪だ!こんな所で負けるわけにはいかねえんだ!予選敗退だけは・・・!)」 レントゥルス「やったね新田ー、すっげーシュートだったよー。」 新田「サンキュー!こんなに嬉しいのは久々だぜ!」 マルコ「バンビーノ、久々のサンシーロはどうだい?」 バンビーノ「最高だ。この熱気も、この大歓声も、ブーイングでさえ心を躍らせる。」 インテルにとっては最悪の、フィオレンティーナにとっては最高の状態でハーフタイムとなった。 両軍共にその状態を如実に示した雰囲気ではあったが、闘志に翳りは見えない。 そんな彼らの戦いを目にしたライバル達は、その対策について口々に話合っていた。 特に同じA組であるレッチェにとっては切実であり、議論にも熱が籠もる。 だが、その中でイスラスとディッテンベルガだけは淡々と二人で言葉を交わしていた。
[809]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/09(火) 17:46:10 ID:??? ディッテンベルガ「いいGKだな?」 イスラス「ああ、どちらもな・・・だが点は取れる、奴らが示した通りだ・・・」 ディッテンベルガ「そうだな、精神的・肉体的にプレッシャーを受け続ければ、どんなGKでも崩れる。」 イスラス「お前の方はどうだ・・・?奴ら中々良いシュートを撃ってたみたいじゃないか・・・」 ディッテンベルガ「インテルの方は問題じゃない。特にルーベンの道化っぷりは酷いものだ。」 イスラス「確かにな・・・あのテトラヒドロンシュートはコーチの意図を全く理解していない証拠だ・・・」 ディッテンベルガ「奴も必死なんだろうが、ああも阿呆ではな。」 イスラス「あまり言ってやるな・・・で、フィオレンティーナの方は・・・?」 ディッテンベルガ「厄介だな、小さいほうも大きいほうも。」 イスラス「そうか・・・余裕か・・・」 ディッテンベルガ「茶化すな、本当にどちらも良い選手だ。」
[810]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/09(火) 17:53:06 ID:??? イスラス「対策は立っているのだろ・・・?」 ディッテンベルガ「まあな・・・小さい方をオレが抑えれば何とかなるだろう。」 イスラス「ふう・・・オーバーラップは期待できそうもない・・・」 敵の力を観察し、それを高く評価しつつも余裕を崩さないイスラスとディッテンベルガ。 彼らの会話内容はレッチェというチームの中でも特別異彩を放っていた。 そして―― この男は日本人の活躍に一人で大興奮していた。 賀茂「いける!!いけるぞ、次のワールドトーナメント! 森崎有三、大空翼に加えて三杉、葵、赤井、そして中山と新田! この7人だけで日本にいる奴ら11人相手にして勝てるくらいだぜ!!」 何だかとても良い夢を見ているようで、周囲の観客はやっぱりドン引きだった。
[811]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/09(火) 18:04:38 ID:??? 〜フィオレンティーナ ベンチ〜 アンザーニ「皆さんお疲れ様でした、最高の雰囲気で前半を終えたと思います。 さて、攻撃陣については指示する事はありません。前半と同じように試合を運べば あと1点は取れるでしょう。ヘルナンデスくんは鉄壁を体現したGKですが、 それでも消耗させ、畳み掛ければ、ゴールできないGKなどこの世にいません。 さて、続いて守備ですが・・・これは皆さんが感じている通りでしょう。 前半のままでは確実に厳しい戦いになる。下手をすれば逆転を許すでしょう。」 中山「(確かに・・・前半はほとんどラムカーネ頼りだった。)」 アンザーニ「そこで私から指示を与えます。」 先着で ★遂に動いたホワイトヘアード・・・ゲフ、ゲフン→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。 ダイヤ、ハート→では、言いますよ。 スペード→では、言いますよ。(少しだけ) クラブ→・・・と、思いましたがやめておきましょう。 JOKER→後半開始から最初の30分は中山くんとブンナークくんのポジションをチェンジします。
[812]森崎名無しさん:2010/03/09(火) 18:05:40 ID:??? ★遂に動いたホワイトヘアード・・・ゲフ、ゲフン→ ハート5
[813]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/09(火) 18:34:00 ID:??? >ハート→では、言いますよ。 アンザーニ「では、言いますよ。まずDF陣、後半は私が 指示するまでルーベンくん以外は基本的に無視しなさい。」 フィオDF陣「な・・・なんですとーっ!!?」 アンザーニの極端な指示に驚嘆するフィオレンティーナDF陣。 DF陣だけでなく他の者達も意図が解らず首を傾げる。 アンザーニ「MF陣、レントゥルスくんとマルコくんはポジションチェンジです。ただし レントゥルスくんはなるべく低い位置でプレイすること、サイドアタックする場合は ダラピッコラくんとのパスワークでいきなさい。」 レントゥルス「ら、ラジャー。」 アンザーニ「マルコくんはアオイくんを徹底マークだ。君の解析力を持ってすれば、 後半はマンマークで十分に戦えるはずだ。万が一抜かれても気にしない。 DF陣も私の指示があるまでフォローの必要はない。」
[814]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/09(火) 18:37:52 ID:??? マルコ「わ、わかりましたが・・・GKの1対1の場面にフォローしないのは・・・」 アンザーニ「もちろんDF陣はフォローに動く素振りは見せて下さい、 ただし意識はあくまでルーベンくんです。」 中山「相手がもうルーベンでしか勝負して来ないと・・・?」 アンザーニ「ほっほっほ、おそらくね。そして、もし点を取られるならば1対1が望ましい。」 三杉「(ふむ・・・)」 アンザーニ「以上です。それでは各自、後半に向けて準備をして下さい。」 監督からの指示も終わり、選手達は各々水分補給したり身体を休めたりデータ確認などをしていた。 三杉は一人座って身体を休めているブンナークに近付いていった。
[815]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/09(火) 19:05:03 ID:??? 近寄ってくるの三杉の姿を確認し、ブンナークは予め拒否の声を挙げた。 ブンナーク「んだよ・・・話相手が欲しけりゃ他を当たりな。オレはパスだ。」 釣れないブンナークの言葉を無視し三杉はブンナークの隣に腰掛けた。 そして、ブンナークにしか聞こえないよう小声で話す。 三杉「ふむ、イイ表情だねブンナーク。新田が先にゴールをしたのがそんなに悔しいのかい?」 ブンナーク「んな・・・!」 三杉「図星かい?」 ブンナーク「て、テメェ・・・分かってて敢えて言ってやがるな!?」 三杉「ちょっと外に行こうか、それともここでいいかな?」 ブンナーク「クソが・・・!外に出んぞ。」 三杉「(ふむ、ブンナーク相手だとS気質がつい顔を出してしまうな・・・)」 2人は控え室の外に出て、少し離れた場所で会話を始めた。
[816]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/09(火) 19:26:59 ID:??? ブンナーク「はぁあ・・・ったく、、、、んで、何のお節介だテメェは?」 三杉「別に。僕が言いたい事は大した事じゃないよ。」 ブンナーク「クソがっ・・・言いてぇ事は分かってんだよ。 オレだって下らねえ事でヘソ曲げてんと思ってるよ。 チームが勝つ為に点が取れた事は喜ぶべきだよ、 ニッタの野郎がどんだけ頑張ってきたかなんて分かってんだよ、 アイツが自分だけの手柄なんて思うようなタマじゃねえ事は分かってんだよ! ムカつくのは、そんだけ分かってても嫉妬が抑えられねぇ自分に対してだよ!!!」 三杉「(まあ・・・そういう事だろうね。)」 この2年・・・いや、1年で誰よりもサッカー選手として成長したのはブンナークである。 ジェラート屋でのやり取りで、三杉はその事を知っていた。 そのブンナークが、こうも嫉妬を抑えられないのは彼が戦士だからである。 本能的に持っている戦士としての猛りが、たとえ仲間であっても遅れを取る事を許さないのである。 ブンナーク「クソ・・・大丈夫だ、後半にゃシッカリ切り替えてやる。お前が心配する事はねぇ。」 三杉「(ふむ、言葉に出して話した事で自分の中の整理がついたようだな。 このままでも大丈夫だと思うが・・・さて。)」 A それでも君は戦士かい? B 話してくれてありがとう、後半は頼りにさせてもらうよ。 C (ま、特に言う事はないか) D その他(なんかあれば) 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[817]森崎名無しさん:2010/03/09(火) 19:31:45 ID:4/nq2j4Q D 後半は、あの黄金の右腕を粉砕する勢いで頼むよ。 (そうなった時のヘルナンデスの表情が見たいからね)
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0ch BBS 2007-01-24